拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

転太郎/ユーバーレーベン

2021-05-02 11:12:40 | 日記
弦子は大丈夫だったが、転太郎はパンクした。多分、背負わせた斤量のせいである(斤量=競馬で馬が背負う重量。ハンデ戦では強い馬は重い斤量を背負わさられる)。昨日、駅に向かうとき転太郎が背負った荷物は、O子とB子と楽譜が入ったバッグと弦子を背負った私。これはかなりの重量。転太郎から降りて、転太郎が背負っていた重量を私が一身に受けたとき、私が馬で、今レースをしたら負けると思ったもん。やはり競馬で斤量は馬鹿にできない。転太郎のパンクに気づいたのは、帰りに、駅近くの駐輪場から引き出したとき。さて、ここで、私は二択を迫られた。選択肢その1。転太郎を駐輪場に戻して、雨もちびりちびり降ってるし、荷物も重いからタクシーで帰って、明日とりに来て、駅近くの自転車屋で修理して乗って帰る。その2。そのまま転太郎を40分押して家まで帰る。私は2を選択した。雨も小降りだし(ドイツでは、このくらいの雨だったら傘などささない)、がんばって家まで持って帰れば、明日、家の近くのホームセンターで修理ができる。その結果は?途中から雨が本降りになった(私は水もしたたるいい男になった)。そして、一夜明けて家の近くのホームセンターに行ったら、連休明けまで修理担当者がいないので「お預かり」になった。今回の選択は失敗。こういうこともある。それに失敗とは限らない。もし、1を選んで、今日とりに行ったら、雹に当たって死ぬかもしれない。因みに、パンクした自転車に乗ってはいけないのと同様、骨折した馬(自転車同様パンクした、という表現を使う)に乗ってはいけない。騎手は馬の様子がおかしいと思ったらすぐ下馬する。それだけ、サラブレッドは繊細である。「ユーバーレーベン」という馬がいる。ドイツ語なので、応援しているのだが、「生き残り」という馬名から受ける感じは複雑である。ということで、今日は天皇賞。まずは、全馬無事に回ってきてほしい、というのが一番である。