前回の記事の「ルソーが『むすんでひらいて』を作曲した」って話は余談のつもりだった。だが、「歌詞を知りたい」「このメロディーは日本で軍歌にも使われた」等のコメントをいただき、私の雑学魂に火がついた。原曲を詳しく知りたい。で、調べた。この曲は、「村の占い師」というオペラの中の一節。それまでオペラでの成功作のなかったルソーがリブレットも自分で書いたこのオペラはパリで初演され、ルイ15世のお気に入りとなった。つまり、結構有名曲。そのためか、楽譜は容易に手に入った。問題の「むすんでひらいて」の元曲は第8場のパントマイムに付けられた曲だという情報を手に楽譜内を捜索。あった。これだ。パントマイム用の弦楽合奏曲で、歌詞は付いていない。「むすんでひらいて」とは似てるっていやあ似てるが、違うところもある。ミュズスコアで楽譜を作って再生したので、お聞き下さいまし。ね?やはり、オペラの中の曲だから、童謡とは異なり、それなりに荘厳だよね。因みに、このオペラは、若いカップルの男が浮気をしてるんではないかと疑った女が村の占い師に相談し、なんだかんだの末に仲直りしてめでたしめでたしという物語。登場人物はその三人だけである。再生用に作った楽譜を下に貼り付けたので、詳しく見たい方はどうぞ。
前回の記事の「ルソーが『むすんでひらいて』を作曲した」って話は余談のつもりだった。だが、「歌詞を知りたい」「このメロディーは日本で軍歌にも使われた」等のコメントをいただき、私の雑学魂に火がついた。原曲を詳しく知りたい。で、調べた。この曲は、「村の占い師」というオペラの中の一節。それまでオペラでの成功作のなかったルソーがリブレットも自分で書いたこのオペラはパリで初演され、ルイ15世のお気に入りとなった。つまり、結構有名曲。そのためか、楽譜は容易に手に入った。問題の「むすんでひらいて」の元曲は第8場のパントマイムに付けられた曲だという情報を手に楽譜内を捜索。あった。これだ。パントマイム用の弦楽合奏曲で、歌詞は付いていない。「むすんでひらいて」とは似てるっていやあ似てるが、違うところもある。ミュズスコアで楽譜を作って再生したので、お聞き下さいまし。ね?やはり、オペラの中の曲だから、童謡とは異なり、それなりに荘厳だよね。因みに、このオペラは、若いカップルの男が浮気をしてるんではないかと疑った女が村の占い師に相談し、なんだかんだの末に仲直りしてめでたしめでたしという物語。登場人物はその三人だけである。再生用に作った楽譜を下に貼り付けたので、詳しく見たい方はどうぞ。