拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

クライバーはルメール、ベルリン・フィルはアーモンドアイ

2021-05-19 22:34:39 | 音楽
大人しく寝て、明日、猫のことを書こうと思っていた。あーそれなのに。クライバーが指揮するベルリン・フィルのブラームスの4番を聴いて超興奮して、寝てたパソコンをたたき起こして今キーボードを打っている。それは、クライバーがベルリン・フィルを2回目に指揮したコンサートであった。この超大物同士の組合せは2回だけ。その2回目の顔合わせの際、クライバーは、ベルリン・フィルのメンブラに対して、「私は、まず皆さんの『乗り方』から勉強しなければなりません」などとしおらしい態度(似合わない?)で挑んだんだそうだ(当時、FM雑誌が報じていた)。その録音を今聴くことができる。これはもう圧倒的な、超弩級な演奏である。乗る方も乗られる方も超一流。言って見れば、ルメールが乗るアーモンドアイである(私的には、グランアレグリアと言いたいところだが、GⅠの勝利数ではまだアーモンドアイがグランアレグリアを凌駕しているのでアーモンドアイにしておく。因みに、私が愛してやまないジェンティルドンナにもルメールは一度乗ったことがある)。かくして、血がたぎっている真っ最中に、お友達のN嬢のFBのコメントが目に入った。N&K(敬称略)で、バッハのドッペル・コンツェルトをコンサートで演奏するというお話である。ますますたぎるわが血潮。よしっ、私もドッペル・コンツェルトを人前で弾くっ。既にI美女との「春」のセッションは公約であるが、それに続く公約を今ここにしよう……い、いかん、酒が切れてきた。たぎっていた血がおさまってきた。とっととこの記事を投稿しなければ二つ目の公約は一晩の幻に終わるやもしれぬ。今、投稿ボタンを押すっ

♪あなたごのみのおとこになりたい

2021-05-19 08:49:32 | 音楽

久しぶりに餃子を作った。パクチー一束丸々使った。と書けば、昨日の朝、どの番組を見ていたか分かる人には分かるというもの。待てよ。パクチーには好き嫌いがある。私は婿入り前である。まだ見ぬ将来の妻がパクチー嫌いでこの記事を読んだらおおごとだ。ちょっとあなた(結婚した後は「あんた」になる)!あたしとパクチーとどっちが大事なのっ?そりゃ君に決まってるとも。もう二度とパクチーは買わない、作らない。♪あなたごのみの、おーとーこーにー、なりーたーいー(元の楽譜は多分「なりーたいー」なんだろうが、演歌歌手はえてして音をずらすものである)。しかし、もし、あたしと競馬とどっちが大事なのっ?と来られたら、これは困る。うぐっ、と答えに詰まる。さらに相手が嵩にきて、あたしとお酒とどっちが大事なのっ?この問いに対しては答えに詰まらない。即答である。私は天国で美女とお茶するよりも地獄で鬼と飲む方を選ぶ人間である。もし、相手方が駆け引きのつもりでこの問いを発したとすればそれは失敗であった。外交交渉もかように難しいものだ。婿入りと言えば、徹子の部屋で(朝だけじゃなく昼もテレビを見てるのかって?一言もございません)、上野さんっていう社会学者が面白いことを言っていた。観光地でカップルを見かけても、「ご夫婦ですか?」と聞いてはいけないのだそうだ。だが、見れば分かるという。楽しそうにしゃべっていればノン夫婦。黙ってれば夫婦だという。そこに私の見解を乗せよう。ノン夫婦にもいろいろある。観光地を取材するテレビカメラに映らないように避けて歩くのが不倫カップル。自ら映り込んで見せびらかすのが合法カップルである。そう言えば、文中の替え歌の元歌(あなたごのみの女になりたい)って誰の何て歌だっけ。そうか、奥村チヨの「恋の奴隷」か。ということで、今回のジャンルは「音楽」。だって、歌ったし。