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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

知人の第二の人生・・・『グレゴリアン聖歌』 そして 聖ヨセフの人生・・・『聖ヨセフ 祭日』

2019-03-19 22:10:46 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月19日。火曜日。

 午後の時間・・・     『グレゴリアン聖歌』
 
 聖モーリス及び聖モール修道院ベネディクト派修道士聖歌隊』

   間接的に存じ上げている方が、今月をもって退官なさるそうです。
          第二の人生の始まりです。
     
       好きなバイオリンを思い切り弾きたい。
       若かりし頃に歌っていた『グレゴリアン聖歌』
  ゆっくりと流れるラテン語の『聖歌』に身をゆだねて癒されたい。

これまでの半生の営みに区切りをつけて始められる『新たな人生』が、豊かでありますように!
                            お祈り申し上げます。

     
    私も今日の午後。
       自前の『グレゴリアン聖歌』に耳を傾けながら・・・

        これまでの第二の人生を振り返えってみました。
         豊かな午後の時間に感謝!感謝! 

 

そして。

今日は3月19日。
         『聖ヨセフ 祭日』
 
 『聖ヨセフと幼子イエズス』     グイド・レーニ作品

処女マリアの夫ヨセフは、聖家族の長としてイエスを守る務めをゆだねられていた。
1870年。カトリック教会では、教皇ピウス9世により、全教会の普遍的な『守護聖人』であると宣言。
     教会は、ナザレの聖家族の保護者であったヨセフを、
     キリストのからだである教会の保護者として崇敬している。 
                    『毎日の読書』より。

  カトリック教会では、聖ヨセフ様を、『義人で忠実な人である聖ヨセフ』と呼びます。
   私たち夫婦は、崇敬する『ヨセフ』を、我が息子の『洗礼名』に頂きました。

 

  今日は、神にささげた『ヨセフの人生』、をたどってまいりましょう。
                よろしくお願いいたします


まずは。
ヨハネの人生の始まりから。
ヨセフの人生の第一弾:『ヨセフの出生』

 『今日の第一朗読 主の御言葉

『わたしの僕ダビデが生涯を終え、先祖と共に眠るとき、
    あなたの身から出る子孫に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。
   
この者がわたしの名のために家を建て、わたしは彼の王国の王座をとこしえに堅く据える。    

       わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となる。

あなたの家、あなたの王国は、あなたの行く手にとこしえに続き、あなたの王座はとこしえに堅く据えられる。』
                   サムエル記下 7章4-5a、12-14a、16節

 
 『主の約束』は実現し、ダビデの後27代目、イエスの養父・ヨセフが生まれるのです。

   
   『ダビデはウリアの妻によってソロモンをもうけ・・・・・十四代。

その後。 バビロンへ移住させられた後・・・・・十三代。
   
   ダビデから26代目のヤコブはマリアの夫ヨセフをもうけた。

     このマリアからイエスがお生まれになった。
   こうして全部合わせると、
ダビデからバビロンの移住まで十四代、バビロンへ移されてからキリストまでが十四代である。』
                       マタイ福音書1章8-17節

     ヨセフは・・・
     アブラハムから41代目、ユダ族の子孫として、誕生したのです。

 
次に。
ヨセフの人生の第二弾:『天使のヨセフ訪問』

    大工として生業を立てていた『義人で忠実な人である聖ヨセフ』の人生は、
    『天使ガブリエルのヨセフ訪問』から、一変します。
   
   『ヨセフの夢に現れる天使』

     『マリアはヨセフと婚約していたが、
二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。
夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことが表ざたにするのを望まず、
     ひそかに縁を切ろうと決心した。

    このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。
  「ダビデの子ヨセフ、恐れずに妻マリアを迎え入れなさい。
マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。
その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を救うからである。」

ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れた。』
          マタイ福音書 1章18-24節

 
   ヨセフは、神に選ばれ、”神に協力してほしい!” と神に依頼されました。
マリアに生まれる子を・・・
 ”我が子として…受け入れ、『イエス=神は救うの意味』と名づけ、育ててほしい。” 
       ・・・と、神に頼まれるのです。

     
  この『神の依頼』は、普通の人に、受け入れ可能な依頼でしょうか?
ヨセフは、神を信じて…受け入れたのです。ヨセフの信仰が、不可能を可能としたのです。

 
つまり。
こういうことです。

 『今日の第二朗読 使徒パウロの言葉』

 『彼は希望するすべもなかったときに、なおも望みを抱いて、信じた。

    従って、信仰によってこそ世界を受け継ぐ者となるのです。
 つまり、彼の信仰に従う者も、確実に約束にあずかれるのです。』
          ローマの教会への手紙 4・13、16-18、22

 
   使徒パウロは、アブラハムの信仰について書いたのです。
    そして。
ヨセフは、アブラハムの信仰に従い…神を信じ、『神の約束』を受け継ぐ者となりました。
    同様に。
私たちも、アブラハム、ダビデ、ヨセフの信仰に従い…神を信じ、『神の約束』を受け継ぐ者となれるのです。

 
次に。
ヨセフの人生の第三弾:『マリアと結婚とイエスの誕生』

『今日の福音 イエスの誕生次第

 『ヤコブはマリアの夫ヨセフをもうけた。
   このマリアからメシアと呼ばれるイエスがお生まれになった。
 
 『キリストの誕生』
  
    ヨセフは、主の天使が命じた通りにした。』
           マタイ福音書 1章6-17節

 ヨセフの信仰は、神の試練に出会い、益々、研ぎ澄まされていくのです。

 
次に。
ヨセフの人生の第四弾:『エジプト逃亡』

  『イエスの誕生を拝みに来た占星術の学者たちが帰っていくと、
        主の天使が夢でヨセフに現れて言った。

「起きて、子どもとその母親を連れて、エジプトに逃げ、私が告げるまで、そこにとどまっていなさい。
   ヘロデが、この子を探し出して、殺そうとしている。」

 ヨセフは起きて、
     夜のうちに幼子とその母親を連れてエジプトに去り、
 
        ヘロデが死ぬまでそこにいた。』
           
マタイ福音書 2章13-15節

ヨセフは、『旧約聖書』に精通していたことでしょう。
 そこに書かれている、
エジプト王の『イスラエルの男児殺害』の命令と、ヘロデの『イスラエルの男児殺害』の命令が重なり、
  更に、
『エジプトの男児・モーセ』『我が子・イエス』の、奇跡的助かりを、重ねたことでしょう。

 ヨセフは、その人生の間、実感なさっていたことでしょう。

    『神の計らいは限りなく、生涯わたしはそのなかに生きる。』
             
詩編 90章1-17節

更に。
エジプトから帰国後。
ヨセフの人生の第五弾:『少年イエスとの日々』
 
  『聖家族』
 

もう一つ。
『今日の福音 イエスとの日々

イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。
     
祭りの期間が終わって帰路についたとき、
 少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親はそれに気づかなかった。

  
イエスが道連れの中にいるものと思い、一日分の道のりを行ってしまい、

   見つからなかったので、捜しながらエルサレムに引き返した。

  三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、
 
     話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。

     
聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。
両親はイエスを見て驚き、すると、イエスは言われた。

     「どうしてわたしを捜したのですか。
わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」
   しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。

 それから、イエスは一緒に下って行き、ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。』
  
  『父ヨセフの仕事を、光を照らし、手伝う少年イエス』 
                ルカ福音書 2章41-51節

 
      
ヨセフの人生は、理解できない、わからないことだらけです。
     それでも、ヨセフは、信仰心を失うことはありませんでした。


そして。
最後には。
ヨセフの人生の第六弾:『イエスの磔刑』
  
   
   『十字架を運ぶイエス』

           ヨセフは、この時はすでに、亡くなっていたのでしょう。
    神の世界から、わが子・イエスの姿を見守っていたのでしょう。

    
          聖ヨセフの生涯は、

   『神のみ旨』のままに、神に従う人生でした。
   それは、沈黙の中で神と出会い、神を確信する人生でした。

幼子イエスとその母を守り、イエスに背中を見せながらイエスを教え、神を証しする人生でした。

 
『今日の叙唱』

    『聖なる父よ、聖ヨセフの祝日に、感謝の祈りをささげます。
    義人ヨセフは神の母おとめマリアの夫に選ばれ、
      誠実賢明なしもべとして聖家族を守り、
聖霊によって人となられた御ひとり子、主イエス・キリストを養い育てました。』


               以上。聖ヨセフ様の人生をたどり、聖ヨセフ様への畏敬と感謝を表しました。
                長々とおつきあいくださいまして、ありがとうございました

 皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
お人の人生いろいろ。そして、皆様は『人生のお手本』をお持ちのことでしょう。
   聖ヨセフに倣えれば、きっと、聖人になること間違いなしですね。 お元気で!


最後の仕事・・・『椿』 そして 『憐れみと赦しは主である神のもの。』

2019-03-18 17:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月18日。月曜日。

 感動のスケッチ・・・   『薄桃色の椿』
 
       夕方の陽を浴びて輝き…薄桃色が白色に!

   夕方の自主トレの帰路。
   歩道に咲く『薄桃色の椿』が、太陽の光を浴びて、白く輝いている。
   その美しさに感動して、大急ぎ、脳裏に焼き付いた姿を再現・スケッチしてみました。

こんな『一輪』に感動したのは・・・
今朝の新聞の『高橋源一郎の人生相談』の『答』に大いなる感動を覚えたせいかもしれない。
   
    障害のあるお子様を持つ母への『答』
『あなたは、子どものために全力を尽くされたでしょう。それでいいではありませんか。それ以上のことは誰にもできないのだから。
わたしたちの最後の仕事は、世界に別れを告げる自分自身を励ますことです。心安らかにお過ごしください。』

  
   私も、『一輪の花』に感動する自分を励ましながら、心安らかに過ごしたいものです。

    私に起こるすべてのことは、一つとして無駄になることなく、『神の計らい』です。
      ・・・今日も、その『事実』を実感した一日でした。 神に感謝!

 

そして。

今日は3月18日。四旬節第二月曜日。

『今日の第一朗読 ダニエルの預言

『主よ、あなたは正しくいます。

    憐れみと赦しは主である神のもの。

わたしたちは神に背きました。

    あなたの僕である預言者たちを通して与えられた、
    律法に従って歩むようにという主なる神の声に聞き従いませんでした。』

                        ダニエル書 9章4b-10節


2019年四旬節。『教皇メッセージ』です。

   『被造物は、神の子たちの現れるのを切に待ち望んでいます。』
                 ローマの信徒への手紙 8章19節


メッセージは続きます。

  『罪は、自分のことを被造物の神、絶対的な君主であるという考えを抱かせ、
たとえ他者や被造物を傷つけても、創造主のみ旨のためでなく自分の利益のために被造物を利用するように人間を仕向けます。

    神の掟、愛の掟を捨てるなら、弱肉強食の法則を肯定するようになります。

四旬節は、とりわけ断食と祈り、施しを通して、個人、家庭、社会生活の中で、
更なる熱心さと具体性をもって過ぎ越しの神秘を体現するようにキリスト者を招いています。』

 

イエス・キリストも言われます。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『イエスは弟子たちに言われた。

 あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。 
        人を裁くな。赦しなさい。与えなさい。」』
                                              ルカ福音書 6章36-38節

 

教皇のメッセージの最後。

  『親愛なる兄弟姉妹の皆さん、
この四旬節の有益な時間を無駄に過ごしてはなりません。
自分だけを見つめる利己主義を捨て、イエスの過ぎ越しに目を向けましょう。
困窮している兄弟姉妹に寄り添い、霊的、物的な財を彼らと分かち合いましょう。
罪と死に対するキリストの勝利をこのように実生活で具体的に受け止め、
    その変革の力を被造物にも届けましょう。』


神の子となったキリスト者は、
  御父・神に似て、『慈悲深い者』とならなければなりません。
    お人を裁かず、赦し、更に お人に与えなければなりません。
    そして、初めて、
  私たちも、一人前の、『神の子』となれるのです。とイエスは言われます。

   難しいことですが・・・
    四旬節中。

  せめて、真心から、お人の幸せを祈ってまいりましょう! 頑張りましょう!

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
四旬節も9日が過ぎました。残りは、4月14日・受難の主日まで、27日間です。 お元気で!


息子の花・・・『カスミソウ』 そして 『神はわたしの光、わたしのすくい、わたしはだれもおそれない。』

2019-03-17 09:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月17日。日曜日。

朝7時。

 息子の一番好きな花・・・    『カスミソウ』
 
 今年も、我が家のフェンスで満開を迎えた。

今の在所には、夫は東京に単身赴任中&娘は米国留学中、息子と二人で引っ越しをした。
   中学生の息子と私の二人で、あれこれと、引っ越し作業をした。

新しい庭を作成するにあたり・・・
息子が『カスミソウが一番好き』と言ったので、息子と一緒に、家の周りのフェンスにカスミソウを植えた。

  毎年、清楚で美しい花を咲かせてくれるカスミソウを見るたびに・・・
     
あの二人で過ごした『貴重な時間』がよみがえってきて、なぜかが流れる。
   懐かしく、嬉しく、忘れられない『二人の時間』です。

それから年月が流れ・・・
息子は、自分の結婚式の最後に、『感謝の気持ちです!』と『カスミソウの花束』をくれた。

   私には、母と子の『永遠のつながり』を象徴する、『カスミソウ』です。

 

そして。

朝9時半。御ミサ。

今日は3月17日。四旬節第二主日。

『今日の答唱詩編』

  『神はわたしの光、わたしのすくい、わたしはだれもおそれない。
   神はわたしのいのちのとりで、わたしは誰の前におののくことがあろう。

      一つのことを主に願い、それだけを求めよう。
 
命ある限り主の家に宿り、主を仰ぎ望んで喜びを得、その宮で朝を迎えることを。

   神よ、呼び求めるわたしの声を聞き、憐れんで、わたしに答えてください。
      心よ、主はお前に言われる「私の顔を尋ね求めよ」と。
       神よ、わたしは御顔を尋ね求めます。
              詩編 27章1、4、7、8節


  今日は主日ミサ。
私は聖体奉仕者として、祭壇上で、朗読台の真横の椅子で、ミサに預かった。

  今日の『先唱奉仕者』は、若い女性、私の大好きな声の持ち主のお方です。
 
  神はわたしの光、わたしのすくい、わたしはだれもおそれない。

先唱者の女性は、朗読台の前で、両足を踏ん張って力強く、穏やかで深い声で美しく、歌い始めた。
    女性の真横で、そのお姿を見、その歌声を聴く私の目からが溢れた。

      心に染み入る『歌詞』と『歌声』は、
     最初から最後まで、私の涙を呼び覚ました。

 

不思議でした。
  なぜ私は、人の歌声を聴くことで感動し、これほどまでに涙を流してしまうのか。
  なぜ私は、息子の好きなカスミソウの開花に感動し、毎年涙を流すのか。

    
    それらが、『本物』だからでしょう。心に訴えかける『真実』だからでしょう。

    『御言葉』も 『つながり』も 『歌声』も、私の心の奥深くに働きかけるのです。


     『御聖体』をお手渡しする今日の私の心は、神に占領されていました。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様はお歌がお好きですか?お人を感動させることができるほどに歌えたら素敵ですね。 お元気で! 


健康の元・・・『市民特定健診』 そして 『あなたをあなたの神、主の聖なる民にする。』

2019-03-16 08:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月16日。土曜日。

   年に一回・・・     『市民特定健診』
 
市民特定健診は、
私にとって、年一回の、血液・尿・体の各部分の検査となる。
年一回、強制的に、自分の体の調子を知ることになる。
 有り難い『人間ドック』であり、大切な『健康の元』となっています。感謝!感謝!

     今日は、グッドアイディアー を思いついた。

 どの検査も前日からの絶食なので、”一回の絶食を有効利用しよう!” と思いついた。

    朝8時半~12時までに、スニーカーで大移動、3医療機関を回った。
     問診と血液と尿の採取、胃がん検診、婦人系がん検査を終了!

 結果は神に任せて、今年も『健康の元・市民特定健診』の終了です。感謝!感謝!


 

そして。

今日は3月15日。四旬節第一土曜日。

『今日の集会祈願』

『永遠の父よ、罪深い民をあなたに立ち帰らせてください。
私たちが、ただ一つの必要なものを絶えず求め、愛のわざを通して、ひたすらあなたに仕える者となりますように。』

 
そして。

『今日の第一朗読 モーセの言葉

『モーセは民に言った。
  
     
今日、あなたの神、主はあなたに命じられる。

『あなたは心を尽くし、魂を尽くして、それを忠実に守りなさい。』 と。

     今日、あなたは誓約した。
『主を自分の神とし、その道に従って歩み、掟と戒めと法を守り、御声に聞き従います』 と。

     今日、主もまた、あなたに誓約された。
『既に約束したとおり、あなたをあなたの神、主の聖なる民にする』 と。』
                   申命記 26章 16-19節



    モーセは、神の命令に忠実に、
   イスラエルの民(成人男子で60万人。全員で120万人以上?)をエジプトから連れ出し、
  
      40年間かけて、カナンの地まで誘導しました。


  神は、イスラエルの民をエジプトから連れ出す『理由』を仰せになりました。
      それは、モーセの『使命』でもありました。
   
    『わたしは主である。
私は、アブラハム、イサク、ヤコブに『契約』を立て、彼らが寄留していたカナンの地を与えると約束をした。
    
    『信仰の父・アブラハム』

それゆえ、わたしはエジプトの重労働の下からあなたたちを導き出し、奴隷の身分から救い出す。  
そして、わたしはあなたたちを私の民とし、わたしはあなたの神となる。

                      出エジプト記 6章2-7節


      神は、もう一つ、『理由』を仰せになりました。

    『わたしは主である。
   私の民を去らせ、荒れ野でわたしに仕えさせよう。
 
 荒野に建設した『幕屋』           砂漠で、主の臨在に仕えたイスラエルの民

 このことによって、人々は、わたしが主であることを知る。
                     出エジプト記 7章16&17節


       神は、『約束』を必ず守る方です。 
   イスラエルの民は、神の約束通りに、カナンの地に入国しました。
   人々は、神と民の姿を見て、”主こそ神である” と知りました。

そんな時。

    モーセは、イスラエルの民に、教え諭します。
 『神から選ばれた民として、シナイ山で神と結んだ『律法』を忠実に守りなさい。
   神から選ばれた民として、主なる神を愛しなさい。』 と。


    私たちキリスト者も、
『カナンの地』=『神の国』への入国を、イエスを信じることにより、許されたものです。

イスラエルの民と同様に、
  私たちの生き方によって、人々に『神を証しする使命』が与えられているのです。

      『愛神愛隣』の姿で、証ししてまいりましょう! ファイト!

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様の健康の元は何ですか?快眠快食が大切ですね。 お元気で!    


山がそこのあるから登る・・・『夏山縦走訓練』 そして 『新しい心と霊を身につけよ。』

2019-03-15 16:30:00 | 登山・ハイキング

3月15日。金曜日。

午後4時半。

  今年も開始・・・     『夏山縦走自主訓練』
 
       『男子部員を背負ってお寺の階段の昇り降り』     高校の山岳部の訓練でした。

主婦の私は、今では背負う負荷はなく、近くのSOGO5階建てデパートの階段を20往復です。
       今年も、いよいよ、『夏山縦走登山自主トレ』の開始です。

 
              なぜ? 私は山登りをするのか?

大自然の『神の領域』に入り、神の造りたもうたものだけ、『美しい』の中に身を置くのが好き。
 
 『奥穂高岳ジャンダルムと西穂高』                奥穂高岳から縦走した。何年前だっけ?
       人間のちっぽけさを思い知る登山。それがいとよし。

長い月日の、しんどく・疲れる・面倒な、訓練を繰り返した後に迎える『達成感』が好き。
  苦労が報われる瞬間の『達成感』は、苦労した者だけが味わえる喜び。それがいとよし。

        
        今年も山が私を呼んでいる!


午後2時。

  今日も・・・  『聖書100週間』(聖書通読会)
 
      私が13回目を繰り返す『聖書100週間』は、共に学ぶ仲間が『宝物』です。
      カトリック信者。プロテスタント信者。信者でない仲間。『宝者』もいろいろです。

『聖書100週間』を終えると、信者でないお仲間は、大体に、洗礼をお受けになる。
    終了後に洗礼を受けなかったお仲間は、2人だけ。
      その2人の中のお一人が・・・
 今年の復活祭で『洗礼のお恵み』を頂くことになった。大いなる喜びです。 感謝!感謝!
      もうお一人はいつ? 
『神の計らい』は人の知る由ではない。計り知れない。奇跡です。 感謝!感謝!

 

そして。

今日は3月15日。四旬節第一金曜日。

『今日の集会祈願』

『恵みあふれる神よ、
   主の過越の記念をふさわしい心で行うことができるよう導いてください。
   四旬節に、ともに行う節制が、すべての人に恵みをもたらすものになりますように。』


『今日の第一朗読 主の御言葉』

『彼の行ったすべての背きは思い起こされることなく、行った正義のゆえに生きる。
   わたしは悪人の死を喜ぶだろうか。
 彼がその道から立ち帰ることによって、生きることを喜ばないだろうか。

彼は悔い改めて、自分の行ったすべての背きから離れたのだから、必ず生きる。死ぬことはない。』
          エゼキエル書 18章21-28節


      『行いの責任』は、その人にある。 ・・・と常に問う神です。
    『救い』も、その人にある。   ・・・と常に呼びかける神です。

 

『今日の詠唱』

  『お前たちが犯したあらゆる背きを投げ捨てて、新しい心と新しい霊を身につけよ。』
                       エゼキエル書 18章31節


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
週末はお天気には恵まれないようです。それでも穏やかな週末をお祈り申し上げます。 お元気で! 


台風にも負けず、命の開花・・・『桃の花』 そして 『あなたのほかに助け手を持たないわたしを助けてください。』

2019-03-14 05:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月14日。木曜日。

早朝。
昨年の夏の台風で
 大木がぽっきり折れてしまった・・・  『桃』
  
     残った小木が、台風にも負けず、力強く、命を咲かせた。
           満開。すばらしい。


午前。
『聖書通読会(聖書100週間)』

先週金曜日の聖書100週間の、旧約聖書で学んだ
       モーセが完成した『幕屋』
 

  今日の木曜日の聖書100週間の、新約聖書では、
     『地上の聖所』ヘブライ人への手紙9章 と呼んで、詳しく書かれている。
        旧約と新約のコラボが面白い。すばらしい。

 

そして。

今日は3月14日。四旬節第一木曜日。

  『永遠の神に近づく四旬節』 
      今日は、教皇フランシスコの『メッセージ』です。


『今日の第一朗読 エステルの祈り』

    『エステルは死の苦悩に襲われて、主に寄りすがった。
       そして、イスラエルの神である主に祈った。
   
   『イスラエルの国を救ったエステル』

     「主よ、わたしたちの王よ、あなたは唯一なるお方、
 あなたのほかに助け手を持たない、ただひとりでいるわたしを助けてください。
         危険が身近に迫っています。

      この悩みの時、あなた御自身をお示しください。
  神々を支配し、すべての主権を握る王よ、わたしに勇気をお与えください。
      御手をもってわたしたちを救ってください。

 主よ、あなたのほかに頼るもののない、ただひとりでいるわたしを助けてください。
      あなたはすべてをご存じです。」』
             エステル記(ギリシャ語)C章・12、14-16、23-25節

    
      死を迎えた王妃エステル・・・
  『神々を支配し、すべての主権を握る王』エステル記C-23 と信じる主なる神に、何を祈るのか?



教皇フランシスコの『メッセージ』は続きます。


 
 『灰の水曜日のミサで、頭に灰を受ける教皇フランシスコ』  (CNS)

   『富、権力、財産。地上の現実は風に舞う塵のように消え去ります。
神、兄弟姉妹、私のいのち。消え去ることのない実在で、だからこそ心を注ぐ必要があるのです。
  
      四旬節は恵みの時で、虚栄から心を解放します。
     それは私たちをそそのかす依存からの癒しの時です。
   私たちのまなざしを変わらずに残ることへ向ける時なのです。』


  四旬節を迎えた教皇フランシスコ・・・
  世界中に呼びかけ、そして 世界中の人のために祈ります。

 

そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。

 「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。
      門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。

  だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」』
                 マタイ福音書 7章7-12節

  
      人は、何を求めて・・・
  探すのか。ドアをたたくのか。 富か?財産か?権力か? あるいは 神か?

 

教皇の『メッセージ』は続きます。

    『四旬節は、「私に立ち帰れ」という主の呼びかけです。
 いつも忙しく、行き先も定まらない私たちの生活の歩みを緩めさせようとしているのです。
             立ち止まるようにとの呼びかけなのです。
  本当に必要なことに向かって進み、気をまぎらわすだけの余計なことを慎むのです。
       魂に向けた目覚めへの呼びかけなのです。』

 

『今日の叙唱』

『聖なる父よ、あなたは悪い習慣を節制によって改めさせ、
        精神を高めて、霊の力とたまものをお与えになります。』

 

教皇は続けました。

 『祈りは私たちを神と一致させます。慈善を隣人に。断食は私たち自身に。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
水仙、梅。かすみそう。桃。と、我が家でも春は進みます。嬉しいですね。 お元気で! 


母の命日・・・『鮫小紋』 そして 『ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。』

2019-03-13 10:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月13日。水曜日。寒さが少し戻ってきた一日。


  母の愛した・・・  『鮫小紋』
  
 『母のしるし』の着物。

     母が亡くなって・・・もう11年も過ぎた命日
     母の供養のため・・・母の愛した『鮫小紋』を出して、着た。
身にまとってみると、不思議なしなやかさと暖かさに包まれ、亡き母がいっそうに偲ばれた。
   
     母の貫禄と美しさには、まだまだほど遠い私だが、
     母が遺した着物を、これから着ていくことにしました。
  母は喜んでくれることでしょう。 私は母の姿に少しづつ近づけるかもしれない。

   あちらの国から、母と父が私を見守ってくれているのがよくわかります。


そして。

今日は3月13日。四旬節第一水曜日。

   今日は、唯一の『しるし』、『ヨナのしるし』です。


『今日の第一朗読 ヨナの預言』

『主の言葉が再びヨナに臨んだ。
  「さあ、大いなる都ニネベに行って、わたしがお前に語る言葉を告げよ。」

ヨナは主の命令どおり、直ちにニネベに行った。
  ニネベは非常に大きな都で、一回りするのに三日かかった。
  
ヨナはまず都に入り、一日分の距離を歩きながら叫び、そして言った。

 

     「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。」

すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。
このことがニネベの王に伝えられると、王は王座から立ち上がって王衣を脱ぎ捨て、粗布をまとって灰の上に座し、
    王と大臣たちの名によって布告を出し、ニネベに断食を命じた。

  「人も家畜も、牛、羊に至るまで、何一つ食物を口にしてはならない。
       食べることも、水を飲むことも禁ずる。
人も家畜も粗布をまとい、ひたすら神に祈願せよ。おのおの悪の道を離れ、その手から不法を捨てよ。

 そうすれば神が思い直されて激しい怒りを静め、我々は滅びを免れるかもしれない。」

  神は彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直され、
      宣告した災いをくだすのをやめられた。』
            ヨナ書 3章1-10節

 

 ニネベの人々は・・・
ヨナの預言と悔い改めを勧めるヨナの説教を聞いただけで、何のしるしを見なくても、改心をしました。

   ヨナの、『信仰の姿』が、ニネベの人々には、『しるし』となったのではないでしょうか。    
       ニネべの人々にも、神を求める気持ちがあったのでしょう。  

      神は、ニネべの人々の素早い改心をご覧になり・・・
  ニネべの人々が望んだように宣告した災いをくだすのをやめられました。
      神は、いつも、人の心と信仰を見ておいでなのです。 


『今日の詠唱』

『心からわたしに立ちもどりなさい。わたしはいつくしみと恵みにあふれる神。』
                     
 ヨエル書 2章12&13節
              

そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』

イエスは話し始められた。
「今の時代の者たちはよこしまだ。しるしを欲しがるが、
     ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。
    ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。」』
          ルカ福音書 11章29-32節


  人は、「奇跡を見せてくれたら・・・」と、『しるし』をほしくなるのです。
      そして、唯一の『しるし』は『信仰者の姿』なのです。

  私たち・キリスト者は、人々の『しるし』となるほどに、信仰に喜びあふれているでしょうか?
           信仰に輝いているでしょうか?
      四旬節の今、まずは、真の回心が求められているキリスト者です。

 

 

『今日の拝領唱』

『神よ、あなたにより頼む人は喜び、あなたの名を慕う人はいつでも喜び歌う。』
                  
  詩編 5章12節

 


 皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
親の命日は、両親の在りし日を偲ぶ、天と地に離れて住む親子の特別な時間ですね。 お元気で!


壁の崩壊と壁の建設・・・『グリーン・ノート』 そして 『あなたは代々にわたってわたしたちの逃れ場。』

2019-03-12 13:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月12日。火曜日。

数日前の日曜日。
テレビから、大好きな『句会』の様子、が流れてくる。拝聴した。

その中で・・・感動して、心に残った、句がありました。
テレビに一瞬のうちに流れる『句』を、頭の中に記憶した。正確ではありません

  
  『ベルリンの壁崩壊で平成明け トランプの壁建設で平成終わり』

    
   
”なるほどね” 時代を敏感にとらえている句だな。

平成は、ベルリンの壁が崩壊した頃に幕が開けて、トランプ大統領が壁を作ろうとしている頃に幕が閉じる。終わるのね。

   ”解放されたり・・・閉じようとしたり・・・” 人の心を敏感にとらえている句だな。
人の心も政治の駆け引きも、簡単に割り切れるものではなく、複雑なのよね。



そんなこんなを、あれこれと考えていて・・・

”観に行かねば!”と、突然に思いつき、観に行きました。

  
  複雑で難しい人の心・・・   『グリーン ブック』

  
  『2019年 第91回アカデミー賞の栄えある作品賞映画』

  心と心が、その難しさを克服して、理解しあうには・・・
大きな大きな世界を構成する、小さな小さな『一人一人の心の交流』で、相手の考えを知ることから始まる。
                ・・・ということですね。

 

そして。

今日は3月12日。四旬節第一火曜日。

『今日の入祭唱』

   『主よ、あなたは代々にわたってわたしたちの逃れ場。
   山々が生まれる前から、大地が、人の世が、生み出される前から、
 
          世々とこしえに、あなたは神。』
               詩編 90章1-2節

詩篇90章は、さらに続きます。  

   『あなたは人を塵(ちり)に返し、「人の子よ、帰れ」と仰せになります。
   
千年といえども御目には、昨日が今日へと移る世の一時にすぎません。

   あなたは眠りの中に人を漂わせ、朝が来れば、人は草のように移ろいます。
   朝が来れば花を咲かせ、やがて移ろい、夕べにしおれて枯れていきます。』
                     詩編 90章3-6節


『詩編 90章』。
    それは、『祈り。神の人モーセの詩。』 となっています。
    モーセは、神に忠実な生涯の中で、神と人の心の大きな違い、を実感したのでしょう。
                     


四旬節中の今日。

『詩編90章』は、そして 句も映画も、『人は塵に返る』存在、と私たちを回心へと促します。

  
  人は・・・心も体も移ろいやすく、日々変わり、やがては枯れて消えていきます。
   一方。
  神は・・・永遠にとこしえに変わることなく、『代々にわたってわたしたちの逃れ場』です。

     

  今日の午後は、友人宅で、月一回の、『聖書を読む会』 でした。
    お仲間の一人は、
「私は、この変化の多い世の中で、揺るぎのない『人生の指針』を求めて、参加しているの。」とおっしゃった。


   正に・・・神こそが、唯一、『揺るぎのない人生の指針』 です。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
短歌も俳句も、限られた字数の中に、広い世界を表します。いいものですね。大好きです。 お元気で! 


お嫁さんの快挙・・・『3時間58分20秒』 そして 旧約と新約のそれぞれの信仰告白。

2019-03-10 09:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月10日。日曜日。

今日は。
  恒例の・・・   『名古屋ウイメンズ・マラソン』
 
 
息子嫁さんが、6回目の挑戦者『3時間58分20秒』、4時間切りの快挙を成し遂げた。
                  お見事です!  素晴らしい! 美しい!


   恒例の・・・ 『2019年 完走賞品』
  
         名古屋ウイメンズ恒例の名誉の品々
     『タオル。Tシャツ。ティファーニー・ネックレス。』すべて6個目。
    

快挙の喜びの『祝いの言葉』を送りながら、思った。考えた。
    
   人は、年を取るのではなく、成長するのである。
   人の生涯には、年齢特有の『段階』があり、その『階段』を上っていくのである。


  恒例のティファニー・・・『今年の絵柄』
  

私は、三つの『ティファニー』獲得で、名古屋ウイメンズマラソンに、3年前に終止符を打った。
 華やかで美しかった『マラソン時代』『生涯の階段』がよみがえる。
      楽しく、輝いていた私が懐かしい。


 人は、それぞれの階段を懐かしみながら終え、次の階段の『使命』に向かう。
 それぞれの『年代の使命』輝きを加えながら、成長し続けるのであろう。
 それぞれの『独自の個性』の完成に到達するまで、成熟していかねばならない。

  
 人には、それぞれの年代の持つ特有の『品位』を輝かせていく、楽しみがある。

         

 そして。

今日は3月10日。四旬節第一主日。

 今日は、二つの段階の輝き:『旧約の信仰告白』と『新約の信仰告白』 についてです。

 

まずは。
旧約の『神の救い』です。


『今日の第一朗読 イスラエルの民の信仰告白』

  『あなたはあなたの神、主の前で次のように告白しなさい。

       「わたしの先祖は、滅びゆく一アラム人であり、
   
   『75歳のアブラハムは、主の言葉に従って、故郷・ハランを旅立った。』 創世記12-4

       
      わずかな人を伴ってエジプトに下り、そこに寄留しました。

しかし
     そこで、強くて数の多い、大いなる国民になりました。
   エジプト人はこのわたしたちを虐げ、苦しめ、重労働を課しました。
  
  『同胞・イスラエル人に重労働を課し苦しめる役人を打ち殺すモーセ』


わたしたちが先祖の神、主に助けを求めると、

  主はわたしたちの声を聞き、わたしたちの受けた苦しみと労苦と虐げを御覧になり、
  
 『モーセとともにエジプト脱出のイスラエル人』

      力ある御手と御腕を伸ばし、

  大いなる恐るべきこととしるしと奇跡をもってわたしたちをエジプトから導き出し、
 
     この所に導き入れて乳と蜜の流れるこの土地を与えられました。

   
   『神が与えた乳と蜜の流れるカナンの地へ入植するイスラエル人』

   わたしは、主が与えられた地の実りの初物を、今、ここに持って参りました。』
                          申命記26・4-10

 

  アブラハムは、75歳の安泰の生活から一変して・・・
     『神の召し出し』を信じて、忠実に、
  見知らぬ国・カナンの地に向かって、故郷・ハランを旅立ちました。
   その結果・・・
アブラハムは『信仰の祖』となり、
   神の約束通りに、『イエス・キリストの系図』の『第一人者・42代の先頭者』
となったのです。
  
同様に。
  
   モーセも、75歳の安泰の生活から一変して・・・

     『神の召し出し』を信じて、忠実に、
見知らぬ国・カナンの地に向かって、成人男子60万人(総数・約120万人?)の民と、故郷・エジプトを旅立ちました。
   その結果・・・
  モーセはは、神と顔と顔を合わせて、『神の代理者』となり、
   神の約束通りに、『神の御心』の『民の開放』、を成し遂げたのです。

 

  75歳で『信仰の挑戦者』となったアブラハムは、美しく『人生の階段』を上りました。

   同様に。

  75歳で『信仰の挑戦者』となったモーセも、美しく『人生の階段』を駆け上ったのです。

 

次に。
新約の『神の救い』です。

『第二朗読 キリスト者の信仰告白』 

『皆さん、聖書には何と言われているのだろうか。

「御言葉はあなたのごく近くにあり、あなたの口、あなたの心にある。」申命記 30章14節
  
                    

       口でイエスは主であると公に言い表し、
     心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、
 
           あなたは救われるからです。
実に、

     人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。

 
聖書には、

  「主を信じる者は、だれも失望することがない」詩編 19章2-7節 と書いてあります。
            

    ユダヤ人とギリシア人の区別はなく、すべての人に同じ主がおられ、
     御自分を呼び求めるすべての人を豊かにお恵みになるからです。

      
   
「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」 のです。』

 
          ローマの信徒への手紙 10章8-13節

 

 
 33歳で『信仰の成就者』となったイエス・キリストは、
       美しくも短い『人生の階段』を一気に駆け上りました。

 

   信仰にも、『段階』があります。
 『旧約時代』があり、旧約がイエスによって成就して『新約時代』が来ました。
     そして今は、
 『神の約束』が成就し『聖霊の時代』となり、『世の完成』の時を待っているのです。

 

『今日の詠唱』

  『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。』
                 マタイ福音書 4章4節

 

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
人が元気に生きるには、パンだけでなく、達成感が伴う楽しみもいりますよね。何に挑戦しましょうか? お元気で!


神のみ前に身を置く・・・『登山月例会』 そして 『飢えている人に心を配り、主の聖日を尊ぶべき日と呼ぶなら・・・。』

2019-03-09 09:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月9日。土曜日。登山・さくら会・月例会。

 満開・・・   『桜』
 
 山々に挟まれた山中で、風がさえぎられているためか・・・
     すでに葉も出て、満開でした。 山桜は清楚で美しい。

    
四旬節は、

わたしたちに、隠れたことを見ておっれる神のみ前に身を置いて過ごすようにと、促します。

 私は、今日、静寂の山中、楽しいけども苦しい登山で、神のみ前に身を置けただろうか?

       今日の登山は、3山を制覇し、歩数は28138歩。


そして。

今日は3月9日。灰の式後の土曜日。

 『私が来たのは正しい人を招くためではなく、罪びとを招くためである。』マタイ9-13
     ・・・と。 今日も四旬節中の私たちを励ます主です。


『今日の集会祈願』

『全農永遠の神よ、
わたしたちの弱さを顧み、あなたの力強い右の手を伸ばしてわたしたちをお守りください。』


そして。

『今日の第一朗読 イザヤの預言』

『主の口がこう宣言される。

軛を負わすこと、指をさすこと、呪いの言葉をはくことを、あなたの中から取り去るなら、
        

      飢えている人に心を配り、苦しめられている人の願いを満たすなら、

  
   あなたの光は、闇の中に輝き出で、あなたを包む闇は、真昼のようになる。
 主は常にあなたを導き、焼けつく地であなたの渇きをいやし、骨に力を与えてくださる。


 安息日に歩き回ることをやめ、わたしの聖なる日にしたい事をするのをやめ、
 

  安息日を喜びの日と呼び、主の聖日を尊ぶべき日と呼び、これを尊び、
     旅をするのをやめ、したいことをし続けず、取り引きを慎むなら


 わたしはあなたに地の聖なる高台を支配させ、父祖ヤコブの嗣業を享受させる。」』
                          イザヤ書 58章9b-14節

 

四旬節。
主の右の手に頼ってばかりもいられない・・・
   私も、飢えている人に心を配り、聖なる日にしたい事をするのをやめ、
        心のおごりを捨てなければなりませんね。

 

『今日の叙唱』

『あなたは信じる人の回心を望み、この恵みのときをお与えになり、
過ぎ行くこの世にあるわたしたちが心のおごりを捨て、永遠に変わることがないものを求めるよう導かれます。』



四旬節。

信仰者の永遠に変わることのない『希望』が何であるかを、再確認しなければなりませんね。

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
梅の花と桜の花が混在する暖かさになってきました。待ちに待った春を楽しみましょう。 お元気で!