マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

徹底的刷新仕分け作業

2011-06-30 13:28:04 | 家のこと DIY

ひどいことになった。
私の部屋の押入れの襖紙。ぺろりとはげた。 23年目の氾濫。

どうしよう?
家具屋さんに襖紙を張り替えてもらう? この際・・襖を洋風引き戸に作り変える?

思い出した・・
元行政刷新担当大臣・蓮舫氏
彼女なら・・なんと言うかしら? 「2番でいいんじゃございません」。かしら?

考えて・・
”そおね。2番でいいわ。新品で1番にするのではなく・・手作りで2番を目指そう!”
まずは、早速、はがれた襖。使わなくなったテーブルクロスを貼ってみました。布は部屋全体が重くなる。色合いのせいか?失敗。でも面白い。

さらに考えて・・
襖紙を買ってきて・・自分で貼り直す。と決めた。昔・・我が家では父が張り替えていた。 器用な父。外国土産の布で私のプリーツスカートまで作っていた。技術屋の設計士。スカートも設計図を描いて・・。
今。自粛。倹約。ムード。売る物はあふれてはいる。豊満の時代。 昔。娘におしゃれさせたくとも物がなかった。外国出張で見かけた可愛いスカートを娘のために自作するしかなかった。自給の時代。

想像するだけで・・
ワクワクする ”自分でやるぞ~!”と考えるだけで。メラメラと闘志がわく すぐその気になる私。夢中になる私。
手作業が好き。庭すら自分でするのが好き。作業が好き。出来栄えにこだわらない。 お金払って・・庭士さんに楽しみを取られるなんて・・考えられない。狭い庭だから出来るてことだけど。

思いついた・・
今年の夏休み計画
”家中の徹底的刷新作業をしてみよう!” 古きを直し・・新しくする。汚れた壁を塗り直す。障子と襖紙の張替え。庭の植え替え。・・・。、
”家中の押入れの中の仕分け作業をしてみよう!” 在庫品の徹底利用。不用品の処理。一部屋づつ。まずは私の部屋から。

歯止めがきかない・・
始めだした
私の部屋から・・押入れの中身を全部出した。

どれを仕分けしましょうか? どれを捨てましょうか?



*******

☆4時半START
一日にして断念。自分に甘い。その通り。起きてはいたけど・・”行くな!”と心が叫んだ。心の声に従った。
☆5時START
いつもの通りの出発。”Let's go!Let's run!”と心が叫んだ。従った。日焼け止めクリームを塗って。

今日のラン距離:14km  6月のラン合計距離:153km 6月は水泳と自転車練習もありで・・こんなもの。

☆4時半START ☆70歳START

2011-06-29 04:30:00 | 休日(GW。夏休み。冬休み。休暇。)

玄関先 2cmくらいの小花  ピンクの好きな孫娘のようで・・可愛い


    「いやだな~」 こぼす私。

朝ラン・・5時には、すでに、陽が上がっている
「暑いのはいいんだけど・・。陽にやけちゃうよ~。」


「簡単じゃない! 4時半にスタートしたら!」と爺さん。
 
「そおいうことね! 陽が上がる前にスタートしたらいいんだ!」と私。

  4時半START・・問題解決 今朝も快適ランでした



    「いやだな~」 こぼす爺さん。

「いよいよ来ちゃたよ! 『敬老パス』申請書が。」11月に70歳になる爺さん。


「嬉しいじゃないですか!元気なんですもの・・有り難く頂戴して・・あっちこっち遊びに行きましょうよ!」
「まずは・・明石の寿司屋に、最初に、行きましょうね! 
運転心配ない。寿司食べて・・酒飲んで・・フリーバスでご帰還。いいじゃないですか!楽しみ!」と私。


「まあね。そおいう風に考えよう!」と爺さん。
 
  70歳START・・問題解決 花の70台突入です


***************

今日か? 明日か?
いよいよ! 第一回神戸マラソンのエントリー結果が送られてくる。

走れるのか? チャンスなしか? 走れないか?
エントリー申し込み者・・婿さん。息子。私。 三人一緒に走りたい

日本発祥の地・・沼島・おのごろじま

2011-06-28 17:46:35 | 旅行。海外旅行。

日本の国土創世:国産み(くにうみ)。 を果たした、イザナギ(夫)とイザナミ(妻)の2人の神像。
夫さんのイザナギはたくましい。妻のイザナミは娘のよう。美しい。美人。


淡路島から10分。
小さな船で・・揺れにゆれて・・
淡路島の隣島。沼島(ぬしま)に立つ。おのごろ島。別名。


天地開闢において・・
神世七代の最後に、伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の2人の神が、ともに生まれる。

二柱の神:イザナギとイザナミ・・
○愛し合い夫婦となる
○大地完成の命を受ける。
○神たちに、天沼矛(ほこ。像の夫が手に持つほこ)を、与えられる。

2人は・・
天浮橋(あめのうきはし)に立って、ほこで、混沌としている大地をかき混ぜる。
このとき、矛から滴り落ちたものが積もって、島となった。 この島を、淤能碁呂島(おのごろじま)という。

『先に神有り。地は混沌で・・。』と聖書。 日本発祥も人類発祥も・・同じようなのが面白い。


神体山:二柱の神の宿るおのころ山。 心正して登った爺さんと私。

深い緑の樹林。聖なる雰囲気。人っ子一人いない。私達2人だけ。結構厳しい勾配。照りつける太陽の下で汗汗


御神山と仰ぐ島の人々。おのころ神社。 

爺さんと私。 礼拝の参拝でした。イザナギとイザナミの2人の御神像は神社の横に立つ。



天地創造の神を信じる私達夫婦。国産みのイザナギとイザナミを信じる島の人々。
・・自分を超える神がいることを信じる姿勢は同じ。共感する。 嬉しい

事実は・・・
イザナギとイザナミのための、大規模な、 伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)は、兵庫県淡路市多賀にある神社という。
正月は初詣客で賑わい、歩けなくなるほどになる。とのこと。
そんなことは、どうでもいい。 
二神のために、沼島の中に小さな神社を奉納し、長年、二神のために祈る行為。すばらしい。 尊敬と畏敬の念を島に人々に抱きます


素朴な「おのころ神社」
神事を守り続け・・執り行うのは女性たち。と書いてある。面白い。
町に見かける・・男性たち。漁を重ね・・陽にやけ。たくましい体。頼もしい。
「男は海に出る。女は土地を守る。それが沼島の海に生きる人たちの姿。ということかね~?」と爺さんと私。想像する。


国生み二神は、『大八島』(日本)を構成する島々、を生み出していった。
産んだ島の順を知るのが・・面白い。

二神が、創った、日本国土の順。 知ると面白い。 

順番・・
1:淡路島
2:四国 小豆島
3:隠岐島
4:九州
5:五島列島。壱岐島
6:対馬
7:佐渡島
8:本州   なぜこの順? なんて思ってみたり。
以上の八島が最初に生成された。日本のことを『大八島国』(おおやしまのくに)というゆえん。とか。面白い。こおいう話大好き


島を、北→南に20分位、縦断すると・・島の反対に出る。穏やかな播磨灘→波たける太平洋。に変わる。

上立神岩  太平洋の荒波により自然に形成された30mの巨岩 

小さな沼島  二神が最初に創った島  穏やかさと荒々しさ。2面を持つ。 分かる気がする。


町全体をめぐらす細い路地。あっちもこっちも路地。その道をたどると・・先に海。海に出る。

情緒豊かな・・昔からの路地。 人々の生活が漂ってくる。大好き


そんな路地の奥深く.ひっそりと料亭。猟師さんの店。

『鱧づくし』 鱧を一匹〆て・・『鱧鍋』。 爺さんと2人楽しみました。


日本人の起源。日本人のルーツ。日本人の歴史。。『古事記』と『日本書紀』の神話。
こおいうのが・・大好き どんな風にまつられているのか、長年、見たかった。実現した。満足

爺さんが・・
「トライアスロン頑張ったね! 慰安旅行招待だよ!」 1泊2日の旅。大塚世界美術館と沼島の旅。
息子が・・
「いいな~。」ですって。息子35歳。
「この年になったら出来るわよ。 それしかする事ないもんね。」私。爺さんもうすぐ70歳。暇してます。

そんなことない! 優しい夫を持つ妻だけが味わう幸せ。おのろけでした。
そうでした! この年でトライアスロン練習に励んだごほうびでした。 感謝感謝

空間

2011-06-26 10:30:00 | 旅行。海外旅行。

『食前の祈り』  日常を切り取った絵が好き。  『大工の聖ヨセフ』
優しい母の様子が想像できたり・・。父とキリストの生活が想像できたり・・。日常の切り取り。


『モナリザ』  『青いターバンの少女』 モデルさんを描くのが好き。 『読書する女』
お人の姿は・・その人ならではの味がある。その人ならではの人生を感じる。顔にも味と人生が出る。



『ゴッホの部屋』  こおいう画題が好き。 日常が切り取られて。
部屋は・・人の好みが表れる。こんなシンプルな部屋にあこがれる。程遠い現実。憧れは進歩に通ずる。と願う。


『黄色いキリスト』 こおいう色合いと描き方が大好き。  『叫び』
心がとらえる色合いと描き方。私の作風。 対象物の細かい描写は向かない。私の気風。


大塚国際美術館
朝10時半~閉館の夕方5時まで。見るだけに約6時間。爺さんと私。楽しみました。爺さんは初めて。私は4回目。今回が一番楽しかった。

初めての爺さん・・iPodの110点ほどの絵画説明を聞きながら・・全館制覇。1万歩ははるかに越えたのでは?大塚製薬の着想にも大いに感動。
付き合って私・・・実物を見たことのある絵&好きな画家の絵とその説明文を沢山カメラに収めた 自作画集を作り・・絵を描く参考に


本物の絵を見るのが好き・・1枚でも2枚でも。素人の絵でも好き
本物の絵の鑑賞は・・心に感動が渦巻く・・心を使う。沢山の作品の鑑賞は無理。 心が持たない。
大塚国際美術館は・・心は持つ。大丈夫。本物の持つ迫力はない。いくらでも見れる。 が・・1万歩・・体力がいる。


大塚国際美術館・対・MY private 美術館(私の絵を所狭しとかけてある我が家)←比較が奇抜。面白い
どちらの美術館も・・その『人間の空間』が好き。 体を癒す。 明日への力を作る。

モネの睡蓮の庭園  『自然の空間』・・心が癒されます。

2つ『空間』に身を置いた今日の爺さんと私。 「楽しかったね~」てね。

再挑戦♪

2011-06-25 22:00:00 | スポーツ・ランニング・自転車・水泳・ゴルフ・散歩・・・

お粗末様 再度のトライアスロン写真です。息子 と 


人様が撮って下さった写真が送られてきた。

顔をひん曲げて・・苦しみながら・・頑張る写真

見ていると・・
よみがえる・・あの時の・・感動が!達成感が!喜びが!湧き出る自信が!

”え~~~い! もう一度!” てな気になってしまう
”よっしゃ! 再挑戦だ♪” と決心です

9月 4日 赤穂市 第22回 赤穂トライアスロン
スイム1Km。 バイク 30km。 ラン5km。
  はんぱな距離ではない。

 ”覚悟を決めて! 又又! やっるきゃないか!!”

月例登山会・・耐暑訓練

2011-06-25 09:00:00 | 登山・ハイキング

月例登山会 『暗峠』 生駒山登山の入り口 10時40分 33度

『暗峠』
歩く俳人・松雄芭蕉の歩いた道。日本の道百選。その道を私も今日歩く。
芭蕉・・『暗峠』を、奈良から入り歩かれ・・体調を崩し・・大阪に宿。その宿でそのまま没。51歳。
没3日前に読んだ句:「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」 祈冥福。道は歴史を知る。道は歴史を積む。実感でした。


月例登山会
メンバーの男性2人は欠席。「ひざがガクガクで登山は無理です。」ですって。6日前の19日隠岐の島100kmウルトラマラソン終えたばかり。初挑戦。当然です。
メンバーの女性1人は出席。「私は大丈夫よ。」13日前の12日『岩手100kmウルトラマラソン」終えたばかり。鉄人です。鉄より硬いのは金?とすれば『金人』です。年5回以上100kウルトラ挑戦。写真1番前。可愛い女性。でも芯が通ってる。さすが! 小柄でちょっぴりふくよかなお姿から鉄人のイメージは沸かない。でも足は見事。鉄人の足
メンバーの女性1人も出席。「私も大丈夫よ。」 私。6日前の19日隠岐の島100kmウルトラマラソン挑戦をトライアスロン挑戦に今年は変更。初挑戦。銅人程度。写真真ん中。紹介必要ない。でしたね

気温33度・・ジワジワと気温がうなぎ上り。 恐ろしい。汗がふきだす。。汗が流れる

快晴・・ジリジリと顔が焼ける。恐い。今日は大雨の予報。どおなってるの? 雨傘&雨カッパもリックの中。


登山口前。 地物野菜の出店。 おいしそう。新鮮。

竹の子。きゅうり。レタス。糠漬物。 買ってしまう。 重い重い・・で・・汗汗


森林樹林 木陰。 ほっ


鉄人。いや! 『金人さん』。 炎天下の山道を走り出した 
上り坂をどんどん走る ”体も鍛えればあそこまで!!” いえいえ。金人だからこそ出来るんです。
ちなみに・・金人さん・・「第1回 北オホーツク100kmマラソン 」第1回大会。8月21日。「記念大会は参加しなくちゃあ。それに暑い夏は北海道を走るに限るはね!」ですと。日本中のウルトラを制覇する勢いです。60歳。2人の子の母。おばあちゃん。今も仕事を続けるキャリアウーマン。4年前から未亡人。純粋な素敵な人。

生駒山は・・
トレイルランのメッカ? 沢山の雄男、雄女が、走る走る
頂上の遊園地で遊ぶ家族連れ。沢山。ケーブルで登ってきてる。 子供達の何人かも将来のアスリートの卵?なんて思ってみたり。


下山は4時半。 
1時間の昼食。 5時間の、『耐暑訓練』の一日でした


下山後は・・・
温泉とビール。 汗で乾ききった体にビールが浸み込む。生き返る


焼肉とキムチの鶴橋。 豚肉とホタテのチヂミ。

”ビールに合うね~~” 

飲みながら・・来月の月例登山計画も出来上がり。
  なお暑いのかしら? 『耐暑訓練』第二弾なのかしら?

長期滞在型SummerVacation

2011-06-24 17:53:14 | 娘と娘家族

マダムの・・長期滞在型SummerVacation

長期滞在といえば・・優雅に・・ハワイで。 な~んてイメージ湧きません?

ワイキキビーチで孫と水泳   ダイアモンドヘッドを眺めながら・・ なんてね。

いかがでしょうか? 3年前の孫(8ヶ月)と私。ハワイにて。マダムに程遠い。 お粗末様


いよいよ夏到来!
梅雨明け前の今から・・今日は・・各地で40度を越すところが出てきた。 暑い暑い

いよいよ夏休み計画時期到来です!

今朝のNHKニュース。
今年の夏休暇・・省エネ対策で・・多数の会社が夏季休暇期間の大幅延長を宣言。
三菱重工と三菱マテリアル・・両社・・20日間の休暇宣言。すごい!

続けて・・NHKニュース。
会社の長期休暇に合わせ・・旅行会社黙っていない。 長期滞在超安値旅行プラン合戦開始宣言。とのこと。

"Good idea ね!” すぐに乗っかる私。 ”今年は!省エネ対策長期滞在夏休みにしよう!” てな具合です。

早速。 娘に電話
「どお? 今年の夏休み。どこかへ長期滞在しない?」私。
「お金がない。今年に家を建てたばかりですもの。」娘。
「そうよね。」私。浅はかな私でした。失礼申し上げました。計画撃沈

そこで・・究極の・・長安値長期滞在夏休み計画。 思いついた
   『娘宅20日間長期滞在夏休みプラン』

2家族が、一所に集まれば・・
 冷房や家事消費電力は1軒分。車消費燃料も1軒分。家事と育児担当消費エネルギーは半分。等々。
究極の省エネ対策になりませんかしら?

  どんなもんでしょうか Good idea と思いませんか

夏休みの計画は楽しい 計画は未来に続きますからね
  今年はどんな夏休みの思い出を作れるのかしら

創世記22章の決着

2011-06-23 14:29:18 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。

『アブラハムとイサク』 レンブラント28歳作品:1634年
  
『御使いは言った。
「その子に手を下すな。何もしてはならない。」』
            (創世記22章12節)


神:『アブラハムよ。あなたの愛する独り子イサクを、焼き尽くす捧げ物として捧げなさい。』
アブラハム:「息子イサクを縛って祭壇の薪の上に載せた。そして、アブラハムは、手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとした。」(レンブラントの絵
御使い:『その子に手を下すな。何もしてはならない。』
       (創世記22章)


『疑問』が残る
○アブラハムが、神の命令に応じ、独り子イサクを殺すことが、できるだろうか? 許されるのだろうか?人の父親として。
○イサクは、自分を殺そうとした父親を、これから、信頼していけるのだろうか?
○神は、隣人を愛せと命じながら、『イサクを捧げなさい』と命じるのはなぜ?これが最大疑問。私の場合。
○信仰とは何?


聖書22章の決着。『疑問』に答を出さなければならない。今日の授業でした。
聖書通読クラスでも。同じ創世記22章を考察した。両者の決着は同じでした。


決着。
『聖書の真髄』、と云われる、『アブラハム物語』に決着をつける。
それは・・
何よりもまず・・・
信仰を語る時・・「信仰的実存と倫理との関係を極限まで考察する必要がある。」ということ。

キルケゴールの考察
『息子・独り子を全焼の犠牲として捧げよ。』を黙想する。
イサクを犠牲とするアブラハムの行為は殺人であり・・
倫理的レベルでは理解できない。それは神との関係。信仰のレベルでしか理解できない。 当然。私でも分かる。
では・・
「倫理と信仰はどのように異なるのか?」
「神に対する絶対的義務が存在するのか?」
考察を重ねて・・
キルケゴールの結論。まとめてしまえば。
「倫理とは、普遍的であって、個別者はその中に自己放棄してこそ幸福になれる。」
「信仰は、普遍的なもの(倫理)に対する彼の関係によって、絶対的な彼の関係を規定しない。」
言い換えれば・・
「神に対する絶対的義務が存在する。」
「信仰とは、人があくまで個別者として、神という絶対者とだけ、他の一切の関係から独立して関係することである。」
だから・・
「倫理は相対化され、
信仰する個別者は、普遍的な倫理より高いという逆説が生じる。」


とか・・なんとか・・何人かの哲学者の考察を重ねました・・。授業で。


最終的に・・
アブラハムの信仰。 22章への決着。です。

アブラハムの信仰とその心は・・
アブラハムの『一言』、が証明する。
=『わたしの子よ、焼き尽くす捧げ物の子羊はきっと神が備えてくださる。』(22章8節)←『一言』

アブラハムは、
倫理的言説や人間関係にいない。ということ。
絶対者の前にだけ立っている。←『一言』がそれを証している。ということ。
アブラハムの信仰は、
絶対者の前で・・
無限に、自分の大切な人ないし事物を諦めて、絶対者にゆだねる。逆説である。
自らの自同的在り方、をはるかに離脱する。
いかなる時にも。神への絶対なる信仰。に生きてゆく。

絶対なる信仰
絶対なる信仰を持つには、自分の考えや倫理を超越しなければならない。自己脱自。自己無化。ケノーシス。


『疑問』の解決には・・
『自同』的生き方の留まっている限り・・解決はない。自己の中に留まるに過ぎない。
『自己離脱』を、自分の内に、構築しなければならない。限りない広がりに自己を置く。そこから『解決』が見えてくる。



イサクを捧げることは、
アブラハムの自己脱自。同時に、アブラハムの死をも意味した。
一身同体の関係のアブラハムとイサクの分離。二身二体。へ。二人の変化。
神は・・
イサクの殺害を要求。それは、アブラハムの死の要求。をも意味した。
図式の確立。成立。
イサクとの霊的離別=アブラハムの自己放棄神とアブラハムの対等な関係の成立イサクの父親から信仰の父=人類の父への脱皮。
  『図式の成立』。こそが! 神が、、創世記22章で、意図したことであった。と私は考えた。


アブラハムは、どのようにして、自己無化。自己脱自にまで信仰を育だてたか? 大いなる疑問。が又沸く。
それは・・
全ての前の事実=神の脱自。があったから。 天地創造において。
神の脱自を習うアブラハム。 アブラハムに習う次世代。
キリストも、神の身でありながら・・
人類のために身を捧げた。自己脱自を図られた。私も習う。信者が習う。


自己脱自の連鎖が起こる。脱自を起こさせるのが『聖書』である。
自己否定。自死。自己脱自。は、他者との共生の場である。 
        以上二つが授業の結論。でした。


***********
旧訳聖書学クラス風景。二つ。

先生は、すぐ、「ヘブライ語の聖書では・・」と、ヘブライ語をひも解く。一語一語。ヘブライ語の説明と相成る。
クラスで、必要に迫られて、ヘブライ語の別クラスも始まった。 

 学問に終わりはない。学問の泉は汲みつくせない。益々深くなっていく泉。

旧約聖書学
5つのテーマに要約されます。
①「族長を呼び出す」②「エジプト脱出」③「律法の授与」④「荒野の40年の放浪」⑤「土地取得」

やっと、4月~6月、3ヶ月近くかけて。
①「族長を呼び出す」=アブラハムを、今日、終了

来週から。
②「エジプト脱出」に入る。
夏休み前・・1ヶ月ちょいしかない。 ⑤まで・・ほど遠い。はるか先。

  学問に終わりはない。学問の泉は汲みつくせない。好き者の集まるクラス。気にしない。気にしない。。ドンマイ。ドンマイ。どうにかなるさ!

家庭崩壊?

2011-06-22 10:17:21 | スポーツ・ランニング・自転車・水泳・ゴルフ・散歩・・・

  オーソドックな我が家の紫陽花
色が少しずつ変わる紫陽花。 白色に少しづつ青みが出てきた。頑張ってる。かわいい。


村上春樹の第Ⅱ弾。 (第Ⅰ弾は先日に。)

以前・・
どこかの本にか? どこかの記事にか? 書いていた。
印象深い言葉。忘れられない言葉。良~く覚えている。

『トライアスロンの練習を続けるってことは・・時間と体力が要求され・・家庭崩壊になりかねない・・。』とか何とか。

19日・・初トライアスロン。 私も経験。
3日後の今日。22日になって・・考える。振り返っている。

春樹の「家庭崩壊になりかねない・・。」の言葉を思い出している。納得している。実感している。


大会前。一ヶ月の間。
○3種=走り&自転車&水泳=の技術を、自分が納得するレベルまで持ち上げていくのは、並大抵のことではなかった。
○怪我の後遺症でランニングを4ヶ月ほど休んでいる体を、眠りから覚めさせることは、並大抵のことではなかった。

○朝4時起床。料理作り。手紙書き。アイロン。・・。等々。 家事を朝一番にこなした。さぼりたくなかった。最低限ぎりぎりの家事だけだけど。
○夜9時半頃には就寝。 夕食後・・爺さんと楽しむビデオ=往年の映画=鑑賞がなくなった。 後ろ髪引かれながらも・・就寝

○午前中にランニングに1時間半。午後は水泳とジャグジー風呂(全身マッサージ)で2時間半。夕方から自転車で1時間半。
○ゆっくり・・たわいなく・・爺さんとしゃべる時間が制限された。これも後ろ髪引かれながら・・次なるメニューに進んだ。

○爺さん・・
私のハードな日々を見て、繰り返した。
「誰も頼んでいないんだよ。やめてもいいんだよ。」 私の体力を気遣って・・冗談交じりで言う。その通り。


誰にも頼まれていない。あほな練習。一ヶ月続けて。
『トライアスロンの練習を続けるってことは・・時間と体力が要求され・・家庭崩壊になりかねない・・。』と実感した。時間に追われ過ぎた。


『家庭円満』は、ちっちゃなことで、保たれると思っています。経験から。
「亭主の好きな赤烏帽子」 亭主の言いなりになるってことではなく。亭主とか家族の好みを分かってあげる。程度のこと。

私の場合・・
爺さんと楽しむビデオ=往年の映画=鑑賞←苦労はない。私も好きだから。時間不足の私の生活なので,ちょっと苦労がある。
爺さんの熱狂する野球チームの結果を聞いてあげる。翌朝に。←負けたときは言葉に注意!!
爺さんとゆっくり・・たわいない・・おしゃべり。おいしいご飯←一杯付なら・・なおグー。程度のこと。



初トライアスロンを振り返りながら・・

読み返している
私のランニング・バイブル。 村上春樹:『走ることについて語るときに僕の語ること』 ”その通り!”な~んて納得している。


「僕が僕であって、誰か別の人間でないことは、僕にとっての一つの重要な資産なのだ」

「一日に一時間ばかり走り、そこに自分だけの沈黙の世界を確保することは、僕の精神衛生上にとって重要な意味を持つ作業になった。ただ周りの風景を眺め、自分自身を見つめていればいいのだ。それはなにものにも換えがたい貴重なひとときだった。」

「本当に若い時期を別にすれば、人生にはどうしても優先順位というものが必要になってくる。時間とエネルギーをどのようにふりわけていくかという順番作りだ。」

「そのようにして走るという行為が、三度の食事や、睡眠や、家事や、仕事と同じように、生活のサイクルの中に組み込まれていった。走るのはごく当たり前の習慣になり、気恥ずかしさのようなものも薄れていった。」



自らも考えている。 振り返っている。

「トライアスロンは・・一瞬一瞬を争って・・競う。 鉄人勝負の世界。」 ではなかろうか? 超新参者の私の結論。間違っているかもしれない。単に、楽しむ余裕がなかっただけかもしれない。

『他人との勝負の世界』
私には向かない。
長年、重ねてきたフルマラソン試合。100kmウルトラも。 勝敗とか記録に、全く、目がむかない。気持ちも向かない。

『自分との勝負の世界』
これが・・私に向いている。
目標を定め・・そこに向かって・・一糸乱れず、生活を律していく(←大げさです)。そんな・・自分との勝負の世界が好き
目標当日に・・気持ちを頂点に持っていく生活。 その道中が楽しい 自分との勝負の日々。
目標当日・・『完走するだけで良し』 としちゃう私。 当日は自分に甘い。 意気地なし。です。



幸いにも・・
我が家は、村上春樹家同様、『家庭崩壊』を迎えることはなかった。
反対に・・
爺さん。「ご苦労さんだったね。慰安旅行をしよう! 沼島の絶品、『鱧づくし』旅行に行こう!」ですって。やったね
そして今・・
”楽しかったな~” 充実感と満足感と自身が、じわじわと、心に沸いてきています。 この感覚!←この感覚が、又なる挑戦に向かわせます。 
”又、挑戦してみたいな~!”  家庭崩壊の爆弾を抱えながらも! 次回も、無事、乗り切って見せよう。なんてね。



  無事セーフ!! 
    『家庭円満』に終わった初トライアスロンでした。 安堵

父の日プレゼント三つ☆☆☆

2011-06-19 21:00:00 | 夫のこと

父の日の花プレゼント ガーベラ 

爺さん。高校の同窓会出席。
父の日ということで、出席パパ全員に、ガーベラのプレゼント。

健在の父には赤いバラ&亡くなった父には白いバラではなかったかな? 硬いことは言わない。N!NO!


娘と息子からの、父の日プレゼント

『Especially for you with Thanks & Love 』 だと。に鳩が飛ぶ。

娘と息子には・・
爺さんは、自分達が爺さん婆さんになっても、父親。
爺さんは、『放蕩息子』の父のように、永遠に、子供達を愛する、父親。
爺さんは、いつでも、『子供の帰りを喜ぶ』、父親。 



私からの、父の日プレゼント 『I love PAPA!』です。

母の日のように・・店に連れていかれ・・ねだられた。やられたね

私には・・
爺さんは、私がいくつになっても、夫。
爺さんは、私に母親を求めても、残念ながら・・夫。「お母さん!」とは呼ばせない。
爺さんは、母親である私と二人三脚で、父親。 でもあるのね。仕事上ね。 


爺さん・・
嬉しくなって。喜んで。上機嫌で。
二つのプレゼントを開けた!  


子供達から・・ゴルフキャップ

「ありがとね! これで、益々、スコアUP。間違いなし!」ですって。


私から・・サマージャケット

「ありがとね! これで、益々、男前UP。間違いなし!」ですとよ。