マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

11月最後の朝練・・・『13588歩』 そして 『聖アンデレ使徒 祝日』

2018-11-30 20:51:22 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

11月30日。金曜日。11月最後の日。

朝6時。
空気が冷たい。     

      ”ネックウォーマーをつけてくればよかった。”
     
             『黄葉』

     一人で1本で、凛と、寒さに耐えながら・・・
        ”寒さに負けないで~” と、私を励ましてくれる。


  そして。
                『紅黄葉』
 
    ほとんどの木々が葉を落としている中で・・・

   ”私たちも最後のひと頑張りで~す” とつぶやきながら…私を励ます。


20分後。
                  『日の出』
 
  あまりの美しさに、見とれながら・・・
       思わず、”神に感謝!” と賛美し、勇気がわいてきた。


ここまでくると。

体がすっかり暖まって・・・

   歩いているのを忘れるほどに、歩きの中にのめりこんでいく。
       走ってみたりして・・・『13588歩』 
    
    11月最後の日の朝練を無事終えました。 感謝!感謝!


そして。

今日は11月30日。金曜日。

        『聖アンデレ使徒 祝日』
       
       ガリラヤのベトサイダの出身。
       ペトロの兄弟。
初めペトロと共に洗礼者ヨハネの弟子であったが、後にキリストに従い、ペトロをキリストのもとに連れて行った。
イエスにお目にかかりたいと申し出た異邦人・ギリシャ人の願いを、フィリッポと共に、イエスに取り次いだ。
イエスが五千人に食べ物を与えた奇跡の前に、わずかなパンと魚を持っている少年がそこにいることを、イエスに告げた。
聖霊降臨の後、多くの地方に福音を宣教した。
ギリシア南部ののアカイア地方で『X字型の十字架』で処刑され、殉教した。
 
                     以上。『毎日の読書』より。

『今日の入祭唱』

      『イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられた。
 二人の兄弟ペトロとアンデレが、湖で魚を捕っているをご覧になって言われた。
  
 『ガリラヤ湖のほとり』                    今夏の巡礼地
    仲間と共に、「私たちにも声をかけてくださ~い!」ってね。


  「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう。」
        二人はすぐに網を捨てて従った。』
                  マタイ福音書 4章18-21節


     『イエスに従う』という、
   アンデレとペトロの決断は、二人の『意思=理性』によってなされました。


私たちの信仰も、

神の恵みではありますが、『その時』を感じたら、私たちの理性に基づいて、ジャンプすることです。
日々、神を信頼して、自分のすべてを”安心してゆだねます”と、意思をはっきりさせる必要があるのです。


    『今日の第一朗読 使徒パウロの言葉』
 
 『使徒ペトロ』

  「ところで、信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。
    聞いたことのない方を、どうして信じられよう。
   また、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。
     
遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。

実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。」』 
                使徒パウロのローマの教会への手紙  10章9-18節


    『宣教の声は全地に響き渡り、その言葉は世界の果てにまで及ぶ』

  アンデレの時代にも、今の時代にも、
  『イエスの呼びかけ』は、世界中の人々に、毎日、響き渡っています。

  イエスを信じるキリスト者も、キリスト者でない人も、
日々『御言葉』を聞いて、改心をしながら、日々『新しい自分=復活の命』に生きるのです。
       それこそが、人生であり、人生の醍醐味なのです。
              頑張りましょう! ファイト!


『今日の拝領祈願』

『救いの源である神よ、
聖アンデレの模範に励まされて、日々キリストの死を身に受け、復活のいのちに生きることができますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
明日から師走。忙しくなりますね。それでも平安の日々でありますように。 お元気で!


待降節まじか・・・『LEONARDO CHICANTI』 そして 『子羊の婚宴に招かれている者たちは幸い。』

2018-11-29 19:00:10 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

11月29日。明後日は師走。2018年の終わりの月です。

 待降節もまじか・・・  『主の降誕・クリスマス』
  
 『美しいXmasTree』                  近所のショッピングモール       
          夜空にくっきり。今宵点灯された。
           クリスマスもまじかですね。


  昼過ぎ。 ”今宵はキャンティを飲みましょう!”と、ひらめいた。
  夕方。  散歩がてら、ショッピングモールに出向いた。


  見つけました・・・ 


  一目ぼれ・・・   『LEONARDO』
  
    『CHIANTI RISERVA ITALIA 2013』
                    ローストビーフと、なぜか?赤飯。
 
    
     『レオナルド・ダ・ヴィンチ/人体図イラスト』 
  
 

     キャンティー・ワインのラベルの絵柄になっていた。

      私のひらめきに、間違いはなかった!
  さすがのキャンティー。まったりと口中に広まる重厚感。 超うま!


そして。


    重厚感あふれる・・・『自画像』
    
    成熟のダビンチ。             憧れます。
       
       漂う…『静寂。成熟。品格。高貴。』 

      成熟者には、静寂と熟成ワインが似合います。


そして。

今日は11月29日。年間第三十四木曜日。

『今日の第一朗読 ヨハネの黙示』

  『わたしヨハネは、大きな権威を持っている別の天使が、天から降って来るのを見た。
 
           地上はその栄光によって輝いた。
            
天使は力強い声で叫んだ。

          「倒れた。大バビロンが倒れた。」

それから天使はわたしに、「書き記せ。小羊の婚宴に招かれている者たちは幸いだ」と言った。』
                             ヨハネの黙示録 18章-19章9節

      
私たちは、今週中・・・
幻によって神の言葉を受け取った『ヨハネの黙示』のお陰で、『神の国』のイメージを膨らませました。

          今日も、ヨハネは黙示しました。

     『大バビロン=神の民が遭遇する困難』が終わる時が来る。
  『神の民』は、存続し続け、神に従う人が勝利を収め、報いられる日が必ず来る。
         『主の日=子羊の宴会』は実現する。 と。


『今日の拝領唱』

      『見よ、わたしはすべてを新しくする。
    
      わたしはアルファであり、オメガである。
      渇く者にはいのちの泉から飲ませる。』
                  ヨハネ黙示録 21-5

   『主の日』には、
    復活した主キリストは、裁き主として、神の裁きを完成させ、
    新しい天と地が成就、万物は新しくなるのです。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
明け方の温度がグッと下がってきました。早朝ウォークに気合が入ります。 お元気で!


知識より愛は強し・・・『仏教学者』 そして 『神の竪琴を手にして、モーセと子羊との歌をうたった。』

2018-11-28 07:36:40 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

11月28日。水曜日。

  未亡人・・・    『仏教学者』
 
 昨日の瞑想の同伴者 大事なMy友』
 
  12年前にご主人様を亡くされた友は、その後、仏教の勉強にのめりこみました。
  夫の死を受け入れられなかったためだろうか? 聞くのは野暮、はばかれる。
        いつのまにか『仏教学者』になった友です。

  私は、友人と共に、仏教好き&歴史好きで、年に4度、季節ごとに京都を訪ねる。
        いつのまにか、友は『京都学』をも収めた。

  そんな友は・・・
  12年来。
  「今は、土の中に収めることはできない」と、ご主人様の『お骨』を家に置かれる。

  友は、私と共にキリスト教の勉強を始めたのは、40年ほども前です。
    『キリスト教入門式』も終えたが、「最期にね」と受洗はまだしない。

  そんな友は・・・
  戒名を持つ『お骨の夫』と共に住み、御自分の『洗礼名』はすでに決めている。


    昨日の瞑想後のおやつ・・・  あぶり餅
    
      一和』 長保2年の創業以来、1000年以上の営業。
利休が茶菓子として使用 又 応仁の乱の際に飢餓で苦しむ人々に振る舞った。という餅菓子。


   友にとって、”遺骨はこう扱うべき” ”ああだ” ”こうだ” の『知識』は問題外。

    仏教学者の『知識』を超える『夫への愛』のみが、友の心で優先する。

 
  肝心なのは・・・

  いつも亡き人を思い出し、いつも亡き人が心の中に生きている。そのことが肝心です。 
   ・・・『亡き人はいつまでも生きている』という事実こそが肝心なのですよね。


そして。

今日は11月28日。年間第三十四水曜日。

『今日の第一朗読 ヨハネの黙示』

『わたしヨハネは、天にもう一つの大きな驚くべきしるしを見た。
     火が混じったガラスの海のようなものを見た。

  更に、獣に勝ち、その像に勝ち、またその名の数字に勝った者たちを見た。
   彼らは神の竪琴を手にして、このガラスの海の岸に立っていた。
    
     彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とをうたった。

   「全能者である神、主よ、あなたの業は偉大で、驚くべきもの。
    諸国の民の王よ、あなたの道は正しく、また、真実なもの。
   主よ、だれがあなたの名を畏れず、たたえずにおられましょうか。
聖なる方は、あなただけ。すべての国民が、来て、あなたの前にひれ伏すでしょう。
     あなたの正しい裁きが、明らかになったからです。」』
                 ヨハネの黙示録 15章1-4節


まず。
      『三つ』をイメージいたしましょう!

『火が混じったガラスの海のようなもの』=『天国』のイメージです。  
そこにいる。
『救われた者』=『獣に勝ち、その像に勝ち、またその名の数字に勝った者たち』のイメージです。
その方たちが。
『ガラスの海の岸』=『天国』に立って、『神の僕モーセの歌と小羊の歌』
            歌っている人々のイメージです。
   
       幸せな『三つのイメージ』ですよね。うれしいですね。


次に。

     『神の僕モーセの歌と小羊の歌』 とは、どんな歌?

一曲目:『神の僕モーセの歌』     

    『全能者である神、主よ、あなたの業は偉大で、驚くべきもの。
     諸国の民の王よ、あなたの道は正しく、また、真実なもの。』
  
    民の中に蔓延した病気は『モーセが上げた蛇』を見上げると治りました。
これら沢山の神の起こす『奇跡』に守られた民は、エジプト脱出に成功、『カナンの地=救い』に到着しました。

 そんな偉大な『全能者である神』に賛美と感謝を捧げる『神の僕モーセの歌』なのです。
 

二曲目:『小羊の歌』

   『主よ、だれがあなたの名を畏れず、たたえずにおられましょうか。
聖なる方は、あなただけ。すべての国民が、来て、あなたの前にひれ伏すでしょう。
     あなたの正しい裁きが、明らかになったからです。』
 
    『モーセが上げた蛇』が前表となった『イエスの十字架』
     信じて見上げると、罪のゆるしが与えられるのです。

  
  そんな 『神の独り子・イエス』、『ダビデの若枝』、『ほふられた小羊』。
   救い主・小羊イエス・キリスト・『諸国の民の王』の流された血に、
      賛美と感謝を捧げる『小羊の歌』なのです。
 


  私も、天国で、皆様と、『神の僕モーセの歌と小羊の歌』を合唱するのでしょうね!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
4日目に始まる待降節はイエス様と私達の生まれと別れを考える時期でもありますね。 お元気で! 


悟りを開く・・・『大徳寺』 そして 『刈り入れの時が来ました。』

2018-11-27 08:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

 11月27日。火曜日。

  瞑想の一日・・・   『大徳寺』
  
  『臨済宗大徳寺派大本山』        紅葉の真っ盛り

5日後に迫った『待降節』に向けて・・・
一日、日常から離れて、瞑想が一番よかろうと。 仏教学者の友と二人で、大徳寺に出向いた。

    今日の日のために選んだ『大徳寺』は、禅寺
禅宗は、知識ではなく、『悟り』『生きるもの全てが本来持っている本性に気付くこと』を開く事が目的です。

 
 善行・修行中の・・・   『托鉢中の僧侶』
 
 『悟りのため修業中』

  
  私も、托鉢しつつ、広い大徳寺を散策しながら、修業の一日です。

  『言葉による理解を超えた範囲のことを認知』するための内観の一日です。


修業方法も、僧侶も、人生も、いろいろです。

   僧侶・千利休が増築した・・・大徳寺内:『大徳寺三門』
   
   千利休は、『三門』二階部分を『金毛閣』と称し、自分の像を設置した。
大正19年(1591年)。そんな利休は、主君・秀吉の逆鱗に触れ、堺に蟄居を命じられ、自決の原因を招いた。

 
    私も、大徳寺内の寺々を巡りながら、修業の一日です。

       『言葉と行動による罪』を内観の一日です。


  内観の後・・・   『精進鉄鉢料理』
   
  『前菜』               於。泉仙・大寺院店。

  私が托鉢しながら頂戴した料理ではなく…托鉢に盛られた料理。
1963年より55年続く、臨済宗大徳寺派の大本山「大徳寺」内の精進鉄鉢料理店です。

     
     観でを清め、精進料理でも清めました。

  
     おいしく頂戴した後・・・『重ねた托鉢』
     
     『7段』

        『気心腹他己』
      大仙院に『掛け軸』がかけてあった。
 『気は長~く。丸い心で。腹立てず。他者を立て。自己は小さく。』

  
待降節前に、良い自主『黙想会』ができた一日でした。 感謝!感謝!

                朝8時~夜7時。11時間。16575歩。

 

そして。

今日は11月27日。年間第三十四火曜日。

『今日の第一朗読 ヨハネの黙示』

『わたしヨハネが見ていると、見よ、
白い雲が現れて、人の子のような方がその雲の上に座っており、頭には金の冠をかぶり、手には鋭い鎌を持っておられた。
すると、

別の天使が神殿から出て来て、雲の上に座っておられる方に向かって大声で叫んだ。

   「鎌を入れて、刈り取ってください。刈り入れの時が来ました。
          地上の穀物は実っています。」
 
 『刈りいれをする人の麦畑』                   ゴッホ作品
      ゴッホは、『農夫=キリスト』の手によって刈られている、
『黄金色に輝く麦畑=地上に実った穀物』で、『神の国の完成の時=裁きの時』を喩えました。 

 


『ヨハネの黙示』は続きます

『そこで、雲の上に座っておられる方が、地に鎌を投げると、地上では刈り入れが行われた。』
                              ヨハネの黙示録 14章14-19節


      この世に勝利したイエス・キリストは、
            天に上げられ、
 頭には『王冠=金の冠』をかぶり、雲の上に座って、手には鋭い鎌を持っておられます。
 
        最後に勝利を収めた『神の子羊』です。

     『地上の穀物は実っています。』『裁きの時が来ました。』
     主キリストは、天使に、『裁きの時の到来』を知らされます。

          いよいよ『穀物の刈り入れ』です。
       キリストによる『裁きの鎌』が入れられるのです。

      ある穀物は、『神の怒りの絞り桶』に投げ入れられるのです。

       私たちにも、『そのとき=裁きの時』、がすぐに来ます。
 私は、『神の怒りの絞り桶』に入れられる? イエスと共に『雲の上』の座るのかしら?


ゴッホの『刈り入れ』は、『地上の穀物』は金色にか輝き悲しいイメージはありません。 
 この世で生きていくことは、『希望』を持つことですね。 ゴッホに教えられます。



     私たちも、キリストへの信仰を深め、金色に輝きながら、

    『その時』のために、怠ることなく準備してまいりましょう!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様は、いよいよ年の瀬を迎えます準備は、何から始めますか?
     心を清めることから…はいかがですか? お元気で!


赤黄緑 紅葉の秋・・・『真っ赤のモミジ』 そして 『金持ちたちと貧しいやもめの献金』

2018-11-26 23:07:07 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

 11月26日。月曜日。

今日も、深秋のしるし二つ。

『深秋の俳句』
             『赤黄緑 紅葉の秋 絵葉書に』
 

 『我が家バックヤードのモミジ』                只今、真っ盛り。

     小5の孫娘の『学校の宿題の俳句5句の1句』
     あまりに落ち葉が美しいので、拾って葉書に張り付けて『絵葉書』を作り、
     お友達に手紙した時の『俳句』だそうです。

         良い 友情ですね!

『今日の入祭唱』

   『神よ、あなた御自分の息を送って彼らを創造し、地の面を新たにされる。』
                              詩編 104-30

     毎年、必ず、巡りくる紅葉。
 秋が来て、神の息吹で赤くなって…散って、又美しく咲いて、地の面を新たにされる神。
      今日も、神の『新たな創造の息吹』を感じ、神を賛美!神に感謝!     


もう一つ。      

『深秋の俳句』
             『晩秋の モミジの赤で 紅を指す』
 
 『我が家フロントヤードのモミジ』                只今、真っ盛り。

     小5の孫娘に負けじと、私も一句。
     モミジの真っ赤色に誘われて、
     友からもらった深紅のシャネルの口紅をつけてみました。

         良い 友情でしょ?

       孫娘と私。 お粗末様でございました

 
そして。

今日は11月26日。年間第三十四月曜日。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『イエスは目を上げて、金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。
 そして、ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、言われた。

 
 『やもめの献金とイエス』

   「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。
      
あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、

   この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」』
                             ルカ福音書 21章1-4節

 
 イエスは、お人が差し出す『愛』の大きさを、問題視されるのではないでしょうか?
    ”差し出す献金は、愛がこもっているだろうか?” ”大きな愛だろうか?”

   やもめの献金額は小さいが、
      愛の大きさは、『持ち金全部を差し出す』大きさです。
        自分より、お人を最優先する『愛』です。

   金持ちたちの献金額は大きいのですが、
      自分たちの気前の良さを見せびらかしたい心が大きいのかもしれません、
       愛の大きさは、『有り余る中から差し出す』大きさです。
         お人への慈悲より、自分を最優先する『愛』です。

    
  イエス様は、その人の行動を決める一人一人の『心』を、見ておられる方なのです。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
自然好きの私。紅葉を求めて…明日もハイキングです。 お元気で!


『わたしはアルファであり、オメガである。』・・・『王であるキリスト 祭日』

2018-11-25 16:19:33 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

今日は11月25日。日曜日。主日。

             『王であるキリスト 祭日』
 
 『王であるキリスト』

4日前・21日は、聖マリア様がその生涯を神にささげたことを記念する、『聖マリアの奉献記念日』でした。
そして。

今日・25日は『キリストの十字架という形で表された愛の奉仕の勝利を記念する日』であり、
     『世の終わりに王として来られるキリストを祝う日』『王であるキリストの祭日』です。

 
    『王であるキリストの祭日』は、
 典礼暦で最後の日曜日に当たり、いよいよ、次の日曜日から『待降節』が始まります。 
                          『神の子羊』の誕生を待ち望むのです。


『今日の入祭唱』

『ほふられた神の子羊は、力、富、知恵、威力、誉れ、栄光、そして賛美を受けるにふさわしい方です。』
                           ヨハネ黙示録 5-12


今日。

私たちは『キリスト様のお姿』を振り返ってみることで、イエス様を記念することにいたしましょう。
  ・・・イエス様を通して示された神の恵みをたたえ、来週から始まる『待降節』の準備といたしましょう。


まずは。

  『十字架という形で表された愛の奉仕の勝利を得たイエス様のお姿』

 

『今日の第一朗読』

『夜の幻をなお見ていると、
     見よ、「人の子」のような者が天の雲に乗り
 
                                『天の雲』は天国のことです。
     
      「日の老いたる者」の前に来て、そのもとに進み

          権威、威光、王権を受けた。
諸国、諸族、諸言語の民は皆、彼に仕え、彼の支配はとこしえに続きその統治は滅びることがない。』
                          ダニエル書 7章13-14節

人の子・イエスは、
十字架の磔刑により死に勝利し『天の雲』に乗り、『日の老いたる者・神』の前に来て、神のもとに進み、
        『神の国』に属する者となり、
    国々を支配する権限:『権威、威光、王権』を与えられるのです。

  
諸国、諸族、諸言語の民も皆、
世に勝利し、『神の国』に属する者となり、『神の国の国王:イエス』にすべてをゆだね、
       主なるイエスの支配は、永遠に終わりなく続くのです。     


更に。

    『復活し、世の終わりに王として来られるキリスト様のお姿』


『今日の第二朗読 ヨハネの黙示』

          証人であり、誠実な方、
         死者の中から最初に復活した方
    
    『復活のイエスと婦人』
復活したイエスが、一番先に声をかけた人・婦人の行く手に立って、『おはよう』と言われたので、
    婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。』マタイ福音書 28-9
     

   『わたしたちを愛し、御自分の血によって罪から解放してくださった方、
 
わたしたちを王とし、御自身の父である神に仕える祭司としてくださった方、

神である主、今おられ、かつておられ、やがて来られる方、全能者がこう言われる。
    
    「わたしはアルファであり、オメガである。」始めであり終わりである
           ヨハネ黙示録 1章5-8節 

   

 サタンとも言われるローマ帝国に、最後の勝利をおさめた『神の子羊・キリスト』。
    
 勝利のキリストは、「わたしはアルファであり、オメガである。」と宣言し、
  すべてを新しくし、『エデンの園・神の国』の調和を回復されます。

 

最後に。

  『十字架という形で表された愛の奉仕の勝利で、
       『神の国の国王』を宣言されたキリスト様のお姿』


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『ピラトはイエスに、「お前がユダヤ人の王なのか」と言った。
イエスはお答えになった。
      「わたしの国は、この世には属していない。」
  
 『INRI』と書かれた紙が十字架に張ってある『磔刑像』   米国シンシナティのカトリック教会

 『NRI 』は、ラテン語のIESUS NAZARENUS REX IUDAEORUMの頭字語。
       日本語では『ユダヤ人の王、ナザレのイエス』 
   『キリストの磔刑』において、十字架の上に掲げられた『罪状書き』。

(イエスが自らを神の子でありユダヤ人の王であると称し、神を冒涜したとの罪状)


更に。
イエスは、ローマのユダヤ総督・ピラトに、お答えになります。

     「わたしが王だとは、あなたが言っていることです。
 わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来た。」』
                       ヨハネ福音書 18章33-37節

 

  イエスは、『私の国は、この世のものではない。』 と宣言します。
     
私たちは・・・
 『イエスの王国』と聞けば、イエスを、この世の支配者と同じように考えてしまいます。
つまり。
私たちは・・・
キリストが、その力で悪を打ち負かしてくださる。そして、私たちも勝利者として君臨することができる。
     ・・・キリストを、この世の支配者と同じように考えるのです。

しかし。
実際には、

     イエスは、
  御自分の身分、ご自分の降臨の目的も明かさずに・・・
  逮捕され、尋問され、蔑まれ、十字架刑を宣告され、苦しみと罵倒のうちに死んでいくのです。
       ・・・『無惨な敗北者の姿』をお見せになるイエスです。


しかしながら、
『無惨な敗北者のイエスの御姿』は、
  
『イエスの勝利と栄光の出来事・イエスが王として上げられた出来事』
なのです。
              
   毅然とした態度で、『自ら十字架』へと向かう者の姿です。
     
   この『受難・磔刑像のイエスのお姿』こそが、

『キリストの王としての姿』であること『この世には属さない国の王の姿』であること、の啓示なのです。
   
   人の目には『究極の敗北の姿』としか映らない十字架の出来事こそが、
  『神のみ旨に、十字架の死に至るまで従順でしたイエスの姿』フィリピの信徒への手紙2-8  なのです。
 
 イエスの『王としての最高の姿』であり、『王としての勝利の姿』を意味するのです。


『神の国』とは、
 力で支配することではなく、愛をもって互いに奉仕すること、自分の命までも捧げ尽くすこと。
        それらを勝利であるとするのが、『神の国』なのです。


私たちもキリスト者も
このキリストの国に属する者として、王国の一員として、『神の国』の完成に尽力してまいりましょう。
                  まずは…出来る小さなことから頑張りましょう! ファイト!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
3連休はいかがでしたか?『勤労感謝の日』にはターキーで、何を食卓に載せましたか? お元気で!


イスラエル巡礼映写会・・・『絆』 そして 『神は、生きている者の神なのだ。』

2018-11-24 15:30:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

11月24日。土曜日。 『イスラエル巡礼 映写報告会』
 
    準備完了
    
      『大型スクリーン&70枚のパワーポイント』

この日を迎えるために、協力援助してくださる方々、初めての出会いと、深い『絆』がありました。

 スタートは、
東京に出向き、コンピューター専門家の我が娘に、パワーポイント作成の『極意』を、習った。
   彼女に、『極意』は『映像の作成者が何を伝えたいかをはっきりさせることが一番』、と教えられた。

 次に、
ナレーターとなる神父様とお話ししながら、神父様の 映像会への『意向』を、探った。
  私の沢山の写真の中から『話されたい内容にふさわしい写真』、を選んで頂いた。

 いよいよ、
パワーポイント作成の要は『センス』だよと言い切る夫の『センス』を、極めていった。
  私の作る一枚一枚の『パワーポイントのセンス』のチェックを、助監督にしてもらった。

 その間に、
大型スクリーン拝借のために、『100週間』の仲間に仲立ちの尽力を、願った。
大型スクリーンを持っておられる教会の『教会議長』と、受け渡しの方法を決めるために、初体面をした。数回の電話でも、親しくなった。

 あとは、
パワーポイントの完成、プロジェクターとの接続、ナレーター神父様との2回のリハーサル、となった。
  それらのすべては、助監督の我が夫が、一手に引き受けてくれた。


 スタートから、協力者のご尽力のお陰様で迎えた今日の『準備完了』までに1か月半がかかった。
     一つの事業事柄が出来上がっていくまでには、
 沢山の話し合いと絆が必要なのだと、改めて学ばせていただいた
楽しい学びの期間でした。


そして。
今日。

        迎えた・・・   『映写会』
  
         『我が教会信徒館』

”見においでいただけるだろうか?” ”おいでいただいたお方にご満足いただけますでしょうか?”
      ”ナレーターの神父様の思いを皆様がくみ取って下さるだろうか?”

                  等々。 始まるまで心配した夫婦 監督と助監督でした。

      観覧くださいましたお方は、42人でした。
 『聖書100週間』の仲間が、大量の差し入れ:『手作り・ サーターアンダギー』を差し入れてくれました。
              とてもおいしく、観席の方々の心が一気に和みました。感謝!感謝!

   
    ご観覧くださいました方々と、映像制作中に協力してくださった方々と、
    強い『絆』を味合わせていただいた、『映写会』の貴重な経験でした。 
          皆様、有難うございました
                   皆様に感謝! 神に感謝! 


そして。

今日は11月24日。年間第三十三土曜日。

『今日の福音 イエスの御言葉』

 『そのとき、復活があることを否定するサドカイ派の人々が何人か近寄って来て、イエスに尋ねた。

イエスは言われた。
     「亡くなった人たちは、もはや死ぬことがない。
  天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だからである。
     死者が復活することは、モーセも『柴』の個所で、
 
 『モーセと燃える柴』                    マルク・シャガール作品
   『そのとき、柴の間に燃え上がっている炎の中に主のみ使いが現れた。
       神は柴の間からモーセに声をかけられ、言われた。
「わたしはあなたの父である神である。アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。
   わたしは必ずあなたと共にいる。このことこそあなたのためのしるしである。」』
                              出エジプト記 3章1-12節

イエスは、続けて、話します。

    「神は、主をアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神と呼んで、示している。
       
神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。

       すべての人は、神によって生きているからである。」
                                         ルカ福音書 20章27-40節


       神様は、生きている者たち』の神なのです。
  人は、肉体で生きていても、肉体で死んでからも、神によって生きているのです。

この世にまだ在る人たちは、肉体をもって、生きています。
この世に肉体では亡くなリ死んだ人たちも、
  
肉体では死んでも、復活に預かる者として、もはや死ぬことなく、死んでも生きています。

  神が、『亡くなった方たち・アブラハムやイサクやヤコブの神』、と呼んで示している通りです。

 
 私たちは、この世で生きていても、あの世で生きていても、同様に、神様に愛されるのです。
  
     私たちは、『この世の命』にいつまでも生きてはいられませんが・・・
     死後には、『新しい命』が与えられて、『新しい命』に生きるるのです。

 
   私たちは、『死後の素晴らしい命』を信じて、全力で、この世を走り抜けるのです。
           
・・・この世は、神様の時間の長さの中では、『一瞬』ですね。

                         頑張りましょう! ファイト!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
お人との絆。神様との絆。両者の支えで楽しく生きていけますね。 お元気で!   


山茶花赤い 真っ盛り・・・『夜明けの月』 そして 『神は息を送ってすべてを創造される。』

2018-11-23 05:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

11月23日。金曜日。

 深秋の朝のしるし・・・    『夜明けの月』
 
 『漆黒の世界に輝く満月』               空気の澄み切った朝5時。

          正に。深い秋の月です。
           あまりの美しさに…涙がポロリ。感動の涙でした。

    今日は金曜日。いつもなら『聖書100週間・聖書通読会』
集会が祭日のため休みの今日、『神の天地創造の御言葉』を思い出しながらの、朝明けでした。

『神は言われた。
「天の天空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。
     天の大空に光る物があって、地を照らせ。」』
                      創世記 1章14&15節
  

  なるほどね。 季節のしるしとしての輝く満月なのだと…月から教えられた。                


もう一つ。

深秋のしるし。

『深秋の俳句』
          『落ち葉落ち 山茶花赤い 真っ盛り』
 
 『我が家の垣根の山茶花』                  只今、真っ盛り。

  小5の孫娘が、「学校の宿題の俳句5句の1句だけど、いかが?」 とメールしてきた。
      俳句の良し悪しより、
   孫の季節を感じる感性に感動して…涙がポロリ。成長を喜んだ。

又。思い出した。

 『神は御自分にかたどって人を想像された。神にかたどって創造された。』
                           創世記 1章27節

なるほどね。人は、生まれながらに神の霊的能力:『知恵』を持っている のだと…孫娘から学んだ。


そして。

今日は11月23日。年間第三十三金曜日。

『今日の入祭唱』

  『主は御自分の息を送って彼らを創造し、地の面を新たにされる。』
                                  詩編 104章30節

        人は、神の創造を感謝し、賛美します。
人は、花々が咲いて散って、又美しく咲く姿から、神の『新たな創造の息吹』を感じ、神を賛美し、感謝するのです。 
                        神に感謝!感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様は今日から3連休ですか? 素晴らしい連休でありますように。 お元気で!


鯖寿司土産・・・『いい夫婦の日』 そして 『イエスはその都のために泣いた。』

2018-11-22 21:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

11月22日。木曜日。『いい夫婦の日』

 夫の土産・・・   『焼鯖寿し』
 
 『志賀歴史の旅』
       朝7時に私が駅に送り 夜9時に徒歩 千鳥足で帰宅 

     
      私は・・・    『自画像』 

     
     仕上げ作業
      夕食は、一人ワインで、『にぎり寿司』を買ってきて食べた。

 『いい夫婦の日』
 我が夫婦は別々の行動の一日でした。
 互いの尊敬と信頼が、一番の『いい夫婦』なのかな?な~んて、考えてみたりでした。


そして。

今日は11月22日。年間第三十三木曜日。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『エルサレムに近づき、都が見えたとき、
   イエスはその都のために泣いて、言われた。
          
     『イエス嘆きたもう教会』     今夏に巡礼で訪ねました。
  
オリーブ山に建つ教会祭壇後の窓から『エルサレム旧市街地:その都が見渡せます。
                                       

 「もしこの日に、お前も平和への道をわきまえていたなら……。
   しかし今は、それがお前には見えない。」』
               ルカ福音書 19章41-44節


   イエスは、
  エルサレムの街に入ろうとなさった時に、
  オリーブ山の上から、エルサレムの街を眺めて、泣いておられました。

  イエスは、
 何回も、エルサレムに住む人々に、改心を呼びかけましたが、彼らは答えませんでした。
 今回も、ご自分がエルサレムに来たこの日に、もう一度、呼びかけました。
  
    『もしこの日に、お前も平和への道をわきまえていたなら……。
       私こそが平和への道なのである。』 と。

  エルサレム・都の人々は、
自分は神に選ばれた者で、神の律法を守ることで救われると、律法に忠実であろうとしました。

    『律法を全うするイエスこそが救い主』であることが、見えないのです。

  私たちキリスト者も、
いつも目を覚ましていて、イエスの呼びかけに答えて・・・
    イエス様に涙を流させることがないように、神を見つめていましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日は語呂合わせで『11月22日:いいふうふの日』でした。
明日はれっきとした国民の祝日:『勤労感謝の日』。
勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう祝日ですね。いい祝日になりますように。 お元気で!


『なんと幸いなことでしょう、イエスを宿した胎は。』・・・『聖マリアの奉献 記念日』

2018-11-21 04:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

11月21日。水曜日。
        『聖マリアの奉献 記念日』
  
543年11月21日。エルサレムで新しいマリア聖堂の献堂式が行われた。
それ以来、毎年。
1475年目の今日の11月21日。無原罪の御宿りのときから恵みに満たされたマリアが、
         聖霊の働きによって、
 子どものときから自分自身を神にささげたことを祝うのである。
                   『毎日の読書』より。


 今日は、聖マリア様がその生涯を神にささげたことを、記念する日です。
  
今日。
私たちは『聖マリアの生涯』を振り返ってみることで、聖マリア様を記念することにいたしましょう。
  ・・・聖マリアを通して示された神の恵みをたたえ、神に感謝をささげることにいたしましょう。


まずは。

マリア様の誕生

旧約の時代。『聖マリアの使命』は、旧約時代の聖女たちの使命によって、準備されていました。
  ①『イブ』:『悪魔に打ち勝つ子孫の約束』と『生きとし生けるものの母となる約束』とを受けます。
  ②『サラ』:高齢にもかかわらず、『永遠に続く子孫』となる一人の息子を宿します。
  ③~サムエルの母ハンナ。デボラ。ルツ。ユディト。エステル。他多くの女性が選ばれます。

   あらゆる人間的な期待に反して、神はご自分の約束に対する忠実さを示すために、
      無力で、弱者とみなされていた女性を選ばれたのです。


新約の時代。 ついに、聖マリア・すなわち卓越したシオンの娘と共に、

         旧約の『約束に対する長い希望の時期』が終わり、
       時が満ちて、『新しい計営:救いの営み』が始まったのです。    

 

『アレルヤ、アレルヤ。
 あなたがたを世から選んだのは、あなたがたは行って実を結び、その実が残るためである。
                             アレルヤ、アレルヤ。』
                             ヨハネ福音書15-16

次に。
マリアの無原罪の御宿り

神は、マリアに、救い主の母となるために、『これほどの任務にふさわしい賜物』を与えました。
 
  天使ガブリエルはお告げの時に、『恵まれた方』 とあいさつをします。
 
 『受胎告知』                   ミケランジェロ作品

  マリアは、使命を告げられて、これに信仰によって自由に同意できるには、
     『神の恵み』に満たされていなければなりませんでした。

神の『恵みに満たされた』マリアが、その母の胎内に懐妊された瞬間からあがなわれていたのです。
 
 聖マリアは、ご自分の母の胎内に誕生の瞬間から、『無原罪の存在』であられたのです。

     
     『人類の救い主キリスト・イエスの功績を考慮して、

     処女マリアは、全能の神の特別な恩恵と特典によって、
その懐胎の最初の瞬間において、原罪のすべての汚れから、前もって保護されていました。』
                   1854年。教皇ピオ6世の『無原罪の宿り』の教義より。

  
次に。
マリアの懐妊と出産 

   神のお告げを信じ、御言葉を受け入れたおとめマリアは、救い主の母となりました。
  
      『神の計画の中で、おとめのままで母となられたマリア』

  『恵みあふれるおとめマリアから、永遠の父のひとり子がお生まれになった。
  なんと幸いなことでしょうあなたを宿した胎あなたが吸った乳房は。』
                               ルカ福音書11-27



 神は、なぜ? 救いの計画の中で、御子がおとめから生まれるように定められたのでしょう?

  マリアの処女性は、『神のみが御子を受肉させてくださった』、そのことを示すのです。

        イエスの父は神だけです。
 イエスは、人性を取ったからといって、決して御父から離れることはありませんでした。
 神性においては本性上御父の御子であり、人性においては本性上その母の子ですが、
      二つの本姓においてまさしく神の御子なのです。

    イエスが、聖霊によっておとめマリアの胎内に宿られたのは、
      新しい創造を始める『新しいアダム』だからです。
『最初の人は土ででき、地に属する者であり、第二の人は天に属する者です。』コリントⅠ 15-47

 
新しいアダムであるイエスは、

処女懐胎で生まれることによって、信仰により聖霊において神の子とされる人々の新しい誕生の発端となられます。
マリアは、
処女性のしるしである少しも疑いも曇りもない信仰と神のみ旨への純粋な奉献を備えている、
        ・・・という意味で、処女です。


そして。
御子の十字架の下での母マリア 

 マリアは、十字架の下で、『イエスの最後の言葉』を受けます。
     
キリストは、ご自分の生涯を自らのためではなく、わしたちのために生きられました。
キリストは、その死の後「御父のもと」で、わたしたちの弁護者であり、
      「常に生きていて」、わたしたちのために「執り成して」おられます。

    
     マリアは、『キリストの最後の言葉』を受け、
   キリストによって新しく生まれる『すべての人の母』となりました。
   


そして。
イエスの死後。
マリアは教会の母となる 

   マリアは、イエスの約束された聖霊を待つ間、使徒たちと祈り、
      『祈る教会』を示しました。
     
     『聖霊降臨』  エル・グレコ作品

     マリアは、『教会の象徴』であり、
それを完璧に実現しているという意味で、処女でもあり、母でもあります。

  教会は、信仰をもって受け入れた神の言葉を通して、自らもまた母となります。
教会は、宣教と洗礼をもって、聖霊によって懐胎させらて神から生まれた子供たちを、『新しい不死の生命』に生むからです。


最後に。
我が子イエス同様に。イエスの元に。
 マリアの被昇天 

     天の栄光に上げられたマリアは、
    旅する教会を、母の愛をもって見守り、
 
     神の国の完成まで、私たちを導かれます。

しあわせな方、聖マリア、代々、天地を支配される王が、あなたからお生まれになった。


『今日の拝領祈願』

『喜びの源である神よ、救いの秘跡に強められて祈ります。
御ひとり子の母マリアを祝ったわたしたちが恵みに満たされ、救いの喜びを祝うことができますように。』

       以上。『聖マリア様の生涯』の振り返りでした。
              マリア様に感謝! 神に感謝!

                        以上。『カトリック教会のカテキズム』より一部より抜粋。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様の母上様はお元気ですか?
ご健全でも、もうすでにお別れしていても、母の記念日を祝って、母への感謝を表したいものですね。 お元気で!