マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

真夏日登山・・・『湖南アルプス・神体山・太神山』・・・関西100名山 

2022-06-26 10:00:00 | 登山・ハイキング
6月26日。日曜日。快晴。

今日は、
真夏日の予報の中、
私としては『今夏最後の登山』として、
『太神山(たなかみやま)』:関西100名山・600m
に登りました。


6時45分。
家を出発。
遠路はるばる2時間半も電車の乗って・・・

9時15分。
滋賀県・石山駅着。

今日の参加者11人で、
入念な準備体操をして・・・

10時発
1時間に一本のバスに
25分間乗って・・・
『アルプス登山口』まで。

いよいよ。

  10時25分。
  登山開始。

         『アルプス登山口』
 

     巨大な高速道路の工事中の下を通って・・・

  

      天神川添いのアスファルト道をしばらくのぼる。

10時50分。
         『登山道 開始』
  
      『東海自然道』  太い神山不動寺まで12㎞

   今日は、
   総歩行距離は14㎞。 総歩行時間は5時間半。の予定です。
   体力度は、『★★★★』。最高レベルです。
   低山とはいえ、より高度な登山技術と体力が要求されるコースです。

   山頂標高は599m。
   山頂下にある『不動寺』は、田上不動(たなかみふどう)として知られており、
   山頂付近にある『本堂』は、室町時代に 建てられた舞台造りで、
       巨石によりかかるように建てられており、

         ”よくこんな建造物が・・”
       との強烈な印象を持つと云われています。
      山全体が、信仰の対象となる『神体山』です。

       喧騒から逃れて、静寂の世界に入ります。

       しかし、その昔、
       大和の藤原宮や東大寺造営に大木が刈り出され、
       一時は、ハゲ山となってしまったらしいです。

       
期待に胸膨らませて・・・
登山開始です。

       地元の人々の手入れも 行き届いていて、 
    
  
       気持ちのよい、登山開始です。

  

     渓流・清流のせせらぎを聞きながら・・・
     早くも流れる汗の仲間たち💦💦 癒されます。

 40分ほど歩くと・・・

        『迎え不動』
  

    仲間が元気で再会できたこと、感謝しました。
    無事の登山、祈りました。


山道に入り、
すぐに『不動橋』を渡って、
渓流を眺めていると・・・


      『粗く削られた 花崗岩の岩道』
    

  一方。
  木漏れ日を浴びながら・・・
       『気持ちの良い道』もあり
    

    それほど厳しい登りはないままに・・・
    黙々と、汗を流しながら、進みます。
    低山だからこそ、高山の涼しさもないままに、真夏日の登山は厳しい。

       『泣不動』
  

    名前の由来は知りませんが・・・
    『悩む人』、『泣く人』、『汗する人』 と共に、泣いてくれるのでしょうか。
                         優しいお顔です。

    この道は、
    不動寺の『参道』であったので、
    途中に社や石仏が多く、気持ちが癒されます。


そして。
いよいよ・・・
太神不動の入り口に到着。

           『二尊門』
  
     
     不動明王の脇侍の
     衿伽羅(こんがら) と 制叱迦(せいたか)                
   
            

      2童子の石像の顔。お顔も姿も清らかで そして 愛らしい。

       いよいよ不動寺の領域に入りました。心が引き締まる。
           深々と頭を垂れて、進みます。 


少し登りもある境内を行くと・・・

           『不動寺の庫裏』
       
              


         ”ここがピーク!”
          かと思いきや、勘違い。
         ここには、ハイカーの休憩所となる広場があり、
         広場には護摩焚場があり、
         周囲には色々な神様が祀られています。

  
  更に。 
  広場の奥の石段を登る。
 
  『183段』のぼると・・・
 
  右手に、大きい、  『舞台造り 本堂』 ☟ 
  正に期待通り・・・  ”よくこんな建造物が・・”  本堂到着です。 感動しました。
 
       本堂は、巨大な『舞台造り』お寺です。
       本堂には、不動明王が祀られています。


更に。
この石段を登っていく。
   
突き当りに・・・  
 本堂がよりかかるように建てられておる  『巨岩』
 

      本堂がもたれかかる『巨石』です。 
 
        『胎内くぐり』の巨岩です。
  
                  くぐりました。

     くぐると御利益があるのでしょうか?!

山頂手前に・・・
          『三角点』の看板
  


いままでで、
登山開始から2時間。

12時25分。

           『昼食』
  
               仲間の『阪神タイガースのマット』の上で、

      汗で枯渇したのどに水分補給・・・『ビール』がのどにしみわたります。
      汗で枯渇した体に塩分補給・・・いつもの『塩昆布たっぷりおにぎり』で息つきます。
      昨夜の残りもので・・・『お稲荷』と『ポテトサラダ』でビールのつまみです♡♡
    
      
13時。
下山開始です。
下山は、往路と同じ道を下ります。
2時間で登った道を、1時間50分で下ります。
大急ぎで下ります。

1時間50分後! 下山大成功!

14時55分。
1時間に一本のバスに、
14時55分に無事乗車しました。

       関西100名山。『太神山』。600m。

    その名が示すとおり、信仰の対象となる神体山の登山でした。
       沢山の人たちの祈りがしみ込んだ山でした。
       猛暑の中でも、豊かな緑の中の静かな山道の登山で、
        心洗われる思いがいたしました。
         ありがたい登山でした。


        お陰様で、今日は、15,6㎞。22576歩。
        家出発から、家帰宅まで、約12時間。
        やはり登山はいいな。大自然はいいな。仲間はいいな。
                 感謝!感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
私の登山にお付き合いくださり、ありがとうございました。
真夏日の続く毎日です。
それでも、熱中対策を十分に、いろいろの方法で人生を謳歌したいものです。 お元気で!

歩け!歩け!・・・『かぢ歩会』6月例会 

2022-06-12 09:00:00 | 登山・ハイキング
6月12日。日曜日。快晴。


今日は、
私が属する二つの登山会
その一つの『かぢ歩会』の
6月例会でした。
今日は11人の参加でした。


  午前9時。
  新神戸駅出発。

    
  
        今日も、歩け!歩け! 12㎞のウォークの予定です。


         私の属する『関西支部 かぢ歩会』

        その『かぢ歩会』の始まりは昭和53年  
        関東で始まった『日本スリーデーマーチ』です。
        44年間、今まで続いています。

        自分の好きなペースで、全国・世界のウォーカーが一堂に会し、
          秋の比企丘陵を、三日間歩き続けるのです。

        一日のウォーキング距離が、50㎞、40㎞、30㎞、20㎞、10㎞、5㎞、
             6コースがあります。
        自分の体力にあわせて、自由に『Myコース』を選び、
            3日間歩きます。
        途中にチェックポイントがあり、チェックを受けて、
        三日後の午後5時までにゴールすれば完歩になります。
        一年ぶりに再開を喜び合う人たち、新しく生まれる友情、
        親と子の語らいもあります。

           全国版『日本スリーデーマーチ かぢ歩会』
           その関西支部が、
           私の属する『関西支部 かぢ歩会』です。


 ともかく歩く!歩く!

   

     豊かな自然の中のウォーキング、楽しいのです。
     それでも、
     山を登ったり下りたり、厳しいのです💦💦

     山歩きの好きな仲間と、
     大ベテランの80歳と83歳と85歳の男性は、私たちの『ロールモデル』で、リーダーです。
       共に苦労し、交流し、友情がますます深まります。
     『日本スリーデーマーチ』の基本のウォーキングで、三日間ウォーキングを目指して、
       体力と気力のUpです。体力と気力の持続です。


     今日のコースは、
     新神戸駅→城山→再度山→再度公園(昼食)→
     外人墓地→山田道を登り→神戸市立森林公園(アジサイ祭)→
     山田道を下って→谷上駅
             12kmウォーキングです。


ひたすら歩く!歩く!

  11時15分 
  再度公園着

  歩き始めて2時間半後・・・     『昼食』
  

     乾ききったのどに、冷えたビール、しみとおります。
     汗の流れる体に、塩分たっぷりのおにぎり、体力回復となります。


  12時半
  ウォーキング再開
  2時
  神戸市森林公園到着

             『アジサイ祭』   
  
      兵庫県神戸市の花は 『アジサイ』

      アジサイは神戸市内で自生しているところが多く、
      特に六甲山地一帯に多くのアジサイが自生していると云われています。
 

 午後2時半
 森林公園を出て
 山田道を下ります。

    
 
     六甲山の表面・南側から登った『山田道』で、
      六甲山のちょうど半分くらいの、神戸市立森林公園(約450m)に到着。
     その『山田道』を、
     六甲山の裏面・北側の『谷上駅』 に向かって下ります。

     
        ともかく歩く。ひたすら歩く。黙々と歩く。
         無心になって歩くとき、
         心が解放されて、頭がさえてくるのです。
         自分と向き合うことになるのです。
        この無心の感覚が、私は大好きなのです。


 3時半
 谷上駅到着。

        今日のウォーキング終了です。
        6時間30分。13㎞。27353歩。
        今日は、コロナ感染予防緩和で、
        久しぶりの🍺『打ち上げ会』🍺の再開もありました。
                   感謝!感謝!
    

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
夏の暑さまでにはまだ少しある、美しい季節の6月を楽しみたいですね。
家の中で切り花のアジサイを楽しむのも、公園の満開のアジサイを楽しむのも、
心が満たされます。  お元気で!

KIS会・月例登山会・・・『丹生山』と『銀山跡』・・・『歴史ロマン登山』 そして 『わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。』

2022-05-17 09:40:00 | 登山・ハイキング
5月17日。火曜日。曇りのち晴れ。

今日は登山です。

7時半に家を出て、
8時50分に谷上駅に着き、
谷上駅で、一日に数本のバス、バス50分待ち。

やっと乗車したバスで20分・・・

10時20分。
家を出てから約3時間後、
今日の『登山口』:バス停の『丹生神社前』に到着です。


          『丹生神社 鳥居』
 

   丹生神社は、
   はるか先に見える小山・丹生山の頂上に鎮座します。
   奈良時代には、寺または修行場として存在しました。
   その後、
   平安時代末期に、平清盛がこの寺に寄進して、
      参道を整備し、丹生神社を復興させて、
        『福原京の鎮護』とし、
     丹生神社はとても発展していたそうです。
   平清盛は、自分が樹立した福原京から、毎月、『月詣り』をしていました。
   その後、
   『鎌倉殿の13人』の時代となり、
    源義経が、丹生山から降る『義経道』を馬で下り・・・
      『鵯越の山下り・逆落とし』を成功させて
        平清盛軍を落とした、その山です。


10時40分。
登り始めます・・・

  
  
   低い山といえども・・・

   まずは、スタート時間が遅かったうえに、
   そこは、高い木々が生い茂り、11時ころといえども、暗い。

     登山の原則の『3時には下山』を実行しなくては・・・
         危険があるかもしれない
      日が落ちる前までの下山が急がれます。

   更には、この気候の良い5月といえども、登山者は皆無です。

  

  道が、結構の坂道で、厳しいのです。

    登山ベテランのつもりの三人が、”年かしら?” なんて、
      さびしい、ありえない言葉を発して、笑いあいます。
  
  
  

    今日のルートは・・・  
    

 平清盛と源義経の『道』をめぐる、『歴史ロマン』の登山です。

   丹生神社鳥居丹生神社宝物殿(清盛の秘物もあるらしい)
   →『裏参道』を登って・・・丹生山と丹生神社
   ひと休み後、
   →『表参道』から・・・『義経道』を降って、
   →『箱木千年家』を観て、終点・つくはら湖 です。

   往復、10時40分~15時半、約4時間半ほどの予定です。

   

                      私の背の何十倍もあるだろう、巨木の森です。

  
  
   途中の『山つつじ』の美しさに癒されて・・・
   葉に埋もれる、柔らかい道を歩くのは心地よく・・・
                   楽しい。

  

  一方、
  『林道』が続きます。
  
    
   林道には、
   伐採された樹木が横たわります。
   道路も少し広めで・・・木々を運ぶ『トロッコ車』が通るのだろうか?
   清盛の頃にも・・・『福原京』建設のため、木々が運こばれたのでしょうか?
   一方、
   落ちたら危険そうな『細い道』もありで、手間取ります。


          このように厳しい道を・・・
   平清盛は、自分が樹立した福原京から、毎月、『月詣り』をしていたそうです。
   平清盛は、その生涯において政治的にも人間的にも、良し悪しは別問題としても、大変な人生だったことでしょう。
   そんな清盛は、その信仰を通じて、神というただ一つの存在を見つめて詣る・・・
       それだけが必要だった。 ということではないでしょうか。
   その信仰心には、頭が下がります。


丹生山近くになると・・・

           『延命地蔵』
  
  
   『延命地蔵』と、石にも書かれています。
    いつの時代も、『延命』は、人類の願いなのですね。
 

11時40分。
到着。
         『丹生神社 鳥居』
 

少し登ると・・・

 
    
 目指した・・・   『丹生神社』
 
    奥に御座す神様を参拝して・・・
    しばし、
    平清盛 や 源頼朝、が遺してくれた『歴史』を偲びました。感謝しました。

    そこは、住職様も不在、訪れる人も皆無、の今日。
    ちょっと寂しい。それも時代の流れだろうか? 

    私は、
    平清盛のように、丹生神社に、お詣りしたかったのです。
    源義経のように、丹生山から一気に、『義経道』を走り下ってみたかったのです。

  

 そこは・・・

      『丹生山 頂上』  
    
       美しい山々と里村を眺める・・・      515m。
   

12時。
頂上で20分ほど楽しんだ後、出発です。
下山です。
いよいよ、楽しみな『表参道』、『義経道』の下りです。 


  『裏参道』は、平清盛が、直し、毎月の『月詣り』に使用した道です。
  『表参道』:『義経道』は、
   名の通り、源義経が『一の谷合戦』に向かうときに、
   『裏参道』を避けて通った、いわゆる『抜け道ルート』であり、
     裏参道に比べ、急峻なゴツゴツとした道です。
   
        両「道」の比較が楽しみです。
  
  

   険しい坂道を、
    珍しい『虫取り草』や、 可愛い『花』に癒されながら・・・

    ”源義経の時代に馬で降るのは大変だったでしょうね。
    舗装された現代でも、四駆の自動車でなければ決してむりね!” 
        と話しながら、
           私たちはストックで身を守りながら降りました。


   そんな厳しい『義経道』を・・・
   源義経が、馬で一気に降ったのです。
   そして、その先の『鵯越の山下り・逆落とし』を成功させた事実には、
        驚かされます。
   危険を知っていても・・・
   義経の成功を信じる『心の強さ』が、何事も成功を導いたのでしょうか。
        教えられます。考えさせられました。


  すると・・・
  なんと!
  この厳しい道を、
  一人のアメリカ人?さんが、必死の様子で、登ってくるではないですか!

    助けてください。
    『銀山の跡地』に行くのはどちらを行くのですか?
    車で登って来たのですが、私の車がUターンできなくなりました。

 
  「確かに、『鉱山跡』はありますよ。 でも、それは昔の話ですよ。」
『銀探知機』            迷った方に『道の案内図』で教える我らのリーダーです。☝

     「それに鉱山跡に潜り込むのは、危険ですよ。
      まして単独行動は、さらに危険です。」

  と・・・
  説得後、
  細い道を前進してきて、前にも進めない、後ろにバックも無理・・・な車。
     そこで、
     車を動かしUターンさせるために
     我がチームの運転ベテランの先輩と私で、運転の先導をしました。
       1cm間違えば・・・断崖絶壁、車も命も危ない!
     
     5㎝づつほど動かしつつ、車の向きを少しずつ変えていき、
       Uタ-ン成功まで、30分を要しました💦💦💦


山中は、
うっそうと茂る大木に覆われて
既に暗い。

  それなのに、
   私たちの説得もむなしく・・・
      ”「鉱山跡」に行ってみます” と外人さん。
  
                    車をそこに置いたまま・・・。
   心配で、
    私たちも途中まで、ご一緒しました。

     「私は日本に住んで20年。外人のツワーコンダクターをしています。
      コロナ後、外人観光客日本入国禁止となり、
        職が全くなく、収入が途絶えました。
      国からの援助もなく、
      一日1万円ほどの『日雇い肉体労働』をしていますが、
       きつい仕事で、働ける日数が限られます。
      先日、NHKテレビで『鉱山跡』の番組を見ました。
        私も銀を探せるかもしれないと思って、
         探知機を担いできたのです」
        と話された、人のよさそうなお方。

        事実であったら悲しい話です。


  私は、心の中で、ひたすら祈ります。

     『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』
   『慈しみ深い神よ、
    新型コロナウイルスの感染症によって、
     今、大きな苦しみの中にある世界を顧みてください。

    病に苦しむ人に必要な医療が施され、
    感染の終息に向けて取り組むすべての人、
    医療従事者、描写に寄り添う人の健康が守られますように。

      不安と混乱に直面しているすべての人に、
      支援の手が差し伸べられますように。』
        日本カトリック教会祈りより
  
           祈る気持ちで・・・
   『God bless you !』 とお声がけして、お別れしました。
      無事に帰宅されますように。 祈ります。

1時50分。
いろいろありまして、
やっと
下界におりてきました。



   しばらく歩いて・・・

        『箱木千年家』
  
   
    現存する日本最古の民家「箱木千年家」(国指定重要文化財)

    高さ約8メートルの入り母屋造りと重厚な茅葺き屋根。
      平安初期の「806年上棟」。千年続く家。
    兵庫県、神戸市と三木市との市境に広がる『つくはら湖』の湖畔に存在します。
      今の当主は、第51代当主の箱木眞人さん。

         ただいま休館中で、
      5月21日(土)から土日祝のみ公開再開予定。 

       残念ですが、家の外観のみの拝見でした。

3時。
やっと最終目的地に到着。

            『つくはら湖』
  

   穏やかな景色を眺めながら・・・
  
  遅まきながらの・・・    『昼食』
          すいたお腹に、おいしい手作り弁当とビール、しみわたります。
            あの外人さんは、昼食を召し上がっただろうか?   
            あきらめて、無事おかえりになっただろうか?

   今日の登山は、
   嬉しく山を登るだけでなく、
   いろいろと、それが真実か否かは別として、考えさせられる時間でした。

         11,5㎞  20301歩

      登山は、今日も、
      自然にも、歴史にも、生きている人々にも、
      謙虚に、教えられることがいっぱいでした。
             感謝!感謝!


そして。

今日は5月17日。復活節第五火曜日。

『今日の入祭唱』
  
 『天使たちは大声でこう言った。
  「屠られた子羊は、力、富、知恵、権力、誉れ、栄光、そして賛美、
      を受けるにふさわしい方です。」  アレルヤ。』
        ヨハネの黙示録 5章12節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
   『次のように書かれている。
   「メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。」』
       ルカによる福音書24章46節         アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

     『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
 
  『最後の晩餐』     ルーベンス作品  ユダ?一人だけが、イエスでなくこちらを見てますね。

  「わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。

    わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。
       心を騒がせるな。おびえるな。

         『わたしは去って行くが、
      また、あなたがたのところへ戻って来る』
             と言ったのをあなたがたは聞いた。

         わたしを愛しているなら、
     わたしが父のもとに行くのを喜んでくれるはずだ。
       父はわたしよりも偉大な方だからである。

         事が起こったときに、
   あなたがたが信じるようにと、今、その事の起こる前に話しておく。

      もはや、あなたがたと多くを語るまい。
       世の支配者が来るからである。
     だが、彼はわたしをどうすることもできない。

   わたしが父を愛し、父がお命じになったとおりに行っていることを、
         世は知るべきである。」』
         ヨハネによる福音書 14章27-31節

    今日のイエス様は、
    『最後の晩餐』の席で、 
    弟子たちとの別れに際し、弟子たちにしっかりと話されました。
    ※イエスは、御父・神から派遣され、『神の使命』を果たしているのです。
    ※イエスは、父に対して、いつも、従順を果たしているのです。
    ※イエスは、必ず、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与えるのです。
    ※イエスは、世の支配者が来て、この世を去る。
     しかし、彼らは、
       『神の御心』のままに働くイエスをどうすることもできない。
        だから、心を騒がせるな。おびえるな。と言われます。


   私たちも、
   何があっても、心騒がせることなく、おびえることのないような
        信仰を持ちたいものです。
   お人の喜びのために働けるものとなりたいものです。
         祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
人には、一人一人、いろいろの苦労があります。
お人の苦労の内容はわからなくても、いつもお人を思いやれる心を養いたいですね。 お元気で!      

登山会『4月月例会』・・・『義経道』 そして 『復活の聖なる徹夜祭』・・・『死者の中から復活されたキリストはもはや死ぬことがない』&『なぜ、生きておらる方を死者の中に捜すのか』

2022-04-16 09:30:00 | 登山・ハイキング
4月16日。土曜日。晴れ。

今日は、
大好きなNHK大河ドラマ
現在放映中の『鎌倉殿の13人』、
ゆかりの道の散策です。

目指すは・・・
源平合戦の時、
源義経が
鎌倉から出て神戸の途中で一気に降った
『丹生山』からの下り道の『義経道』


           『丹生山』
 

    『丹生神社』の鳥居の先に見える『丹生山』
     丹生山系が連なる中の『515mの低山』
      
    丹生山から一気に山里まで下る道が『義経道』
     その道は細く
    『源平合戦』に向かう義経の騎馬隊の大軍がどのように降ったのか?
        謎の一つです。

       『鎌倉殿の13人』の脚本家・三谷幸喜氏が
          『義経道』をどのように脚本するのか楽しみで楽しみで・・・
             『本番』を観る前に、
         自分の足で歩いてみてこなくてはと、今日の散策になった次第です。


朝9時半。
箕谷駅出発。

まずは、
『丹生山田の里文化財』巡りです。


      『新兵衛石』

    そこは、
    晴天の青空の下、
    北側に丹生山系が連なる、美しい 田園地帯でした。

    徳川10代将軍家治の時代(1770年頃)
    このあたりの領主・下総古河藩主土井炊頭が、領内巡見のついでに福地に立ち寄った。
    そのとき、この石の陰から庄屋の子・村上新兵衛が突然飛び出して、
    年貢の軽減を訴えた。
    村の田畑は、日照りの害が多いのにもかかわらず租税が高く、
    かねてから代官に訴えて続けていたがその効果がなかった。
    直訴は大罪である。
    15歳の若年の親兵衛は捕らえられ、尋問され、その言い分を訴えた。
    大炊頭は、少年の勇気を賞して、罪を問うことなく許した上、
    年貢の軽減も聞きとどけた。
    村人の喜びの記念として、ここにこの石を据え、後世に残したのです。


正義の領主・土井炊頭
そして 正義の15歳青年
二人の話が250年続いて、
記念の『石』が語り継がれる。
美しい里山の美しい話です。


続けて・・・

        『六條八幡宮』 
           『三十塔』は国指定重要文化財         
           旧山田13ヶ村の『氏神六條八幡』


     丹生山系の山すその農道あたりは自然がいっぱい残っている。
        ※平清盛の明要寺の月参り。
        ※源平の戦いに深い関わりを持つ地。
     古くから大坂への交通の要路であり、文化の流入に恵まれ    
        ※古跡や文化財を多く残した地。

美しいながらも、
陽を遮るものがない中で
フウフウと
2時間歩く。

11時半。

   一休憩・・・      『昼食』  
   イカナゴ巻き寿司(いかなごも巻きずしも手作り)。 果物とデザート。 生ビール。

   今日は『KIS会』の月例会。三人の登山会を楽しむ。
   今日の登山会は平坦な里山歩きで、いつもの険しい登山とは少し勝手が違います。

      これでは登山の満足感がないかもと・・・
     『丹生山』登山は来月の月例会に残すことにしまして、

 昼食後・・・    『藍那古道』約4,6km      
               予定を変更して、『険しい山歩き』をすることにしました。

      険しいこの道は、
      ※義経軍勢も歩いたはずです。
      道途中で・・・
      イノシシの大群が出たのでしょうか、
      ふもとにある小学校の生徒を襲っては大変ということでしょうか、
      ※神戸市の『猟銃隊』のおおぜいの人たちに出会いました。


      やはり、険しい山々!
      こうこなくちゃ、私たちの『登山会』が始まらない。

      今日も、”山がそこにあるから登る!”
        大満足の登山会でした。
         23838歩 14,5km
          感謝!感謝!


そして。

今日は4月16日。復活の主日。

  
      『復活の主日・復活の聖なる徹夜祭』
 
   
         『主の徹夜祭 祭壇』

『光の祭儀』

      『御子を世の光として私たちに与えた神よ、
         『新しい光』 を祝福してください。
     
       『2022年 復活のロウソク』

    この過越の祭りによってわたしたちが新しい希望に燃え、
    清い心での永遠の光を受けることができますように。』


『使徒書の朗読』

   『皆さん、あなたがたは知らないのですか。

  キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆、
    またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。

    わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、
     その死にあずかるものとなりました。
    それは、
    キリストが御父の栄光によって
     死者の中から復活させられたように、
     
        『復活されたイエス』

    わたしたちも新しい命に生きるためなのです。

  もし、
  わたしたちがキリストと一体になってその死の姿にあやかるならば、
     その復活の姿にもあやかれるでしょう。

  わたしたちの古い自分がキリストと共に十字架につけられたのは、
     罪に支配された体が滅ぼされ、
    もはや罪の奴隷にならないためであると知っています。

     死んだ者は、罪から解放されています。
     わたしたちは、
      キリストと共に死んだのなら、
    キリストと共に生きることにもなると信じます

  そして、
  死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない、
                   と知っています。
     死は、もはやキリストを支配しません。

  キリストが死なれたのは、
     ただ一度罪に対して死なれたのであり、
  生きておられるのは、
     神に対して生きておられるのです。

  このように、
   あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、
   キリスト・イエスに結ばれて、
   神に対して生きているのだと考えなさい。」
      ローマの教会への手紙 6章3-11節


    使徒パウロは、
    洗礼によってキリストと強く結ばれた者は、
    洗礼によってキリストとともに死に、葬られ、
    ともに『新しい命』に生まれる。
          と、述べます。


    洗礼は、
    イエス・キリストが死に、葬られ、墓から立ち上がること、
        を象徴的に表しているのです。
    
    キリスト者は、
    信仰によって心からキリストと結ばれ、
        洗礼を受けることによって、
    💗キリストと共に復活し、『新しい命』を与えられ、
    💗キリストを頭とする『新しい人類』に属する者となり、
    💗『復活のキリスト』を身に着けるのです。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『週の初めの日の明け方早く、
 婦人たちは、準備しておいた香料を持って墓に行った。
    見ると、石が墓のわきに転がしてあり、
 中に入っても、主イエスの遺体が見当たらなかった。

    そのため途方に暮れていると、
   輝く衣を着た二人の人がそばに現れた。
 

  婦人たちが恐れて地に顔を伏せると、二人は言った。
  「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。
     あの方は、ここにはおられない。
      復活なさったのだ。
     まだガリラヤにおられたころ、
    お話しになったことを思い出しなさい。

  人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、
    三日目に復活することになっている、
      と言われたではないか。」

   そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。
   そして、
   墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた。
   それは、
     マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、
      そして一緒にいた他の婦人たちであった。

   婦人たちはこれらのことを使徒たちに話したが、
   使徒たちは、
    この話がたわ言のように思われたので、
      婦人たちを信じなかった。
   しかし、
    ペトロは立ち上がって墓へ走り、
     身をかがめて中をのぞくと、
     亜麻布しかなかったので、
   この出来事に驚きながら家に帰った。』
      ルカによる福音書 24章1-12節


   死んで葬られたイエス様は、復活なさいました。

       復活なさったイエス様は、
       人の目には見えなくても、
       共同体の中に共にいて、
       力強く働いておいでなのです。

使徒パウロは語ります。

   『死者の復活もこれと同じです。
    蒔かれるときは朽ちるものでも、朽ちないものに復活し、
    蒔かれるときは卑しいものでも、輝かしいものに復活し、
    蒔かれるときには弱いものでも、力強いものに復活するのです。』
          コリントの信徒への手紙 15章42&43節

    私たちの今のこの体は、朽ちるもの、卑しいもの、弱いものです。
    しかし、
    復活において与えられる体は、
    朽ちないもの、輝かしいもの、力強いものなのです。

   『自然の命の体が蒔かれて、霊の体が復活するのです』15章44節

    私たちのこの世での体は「自然の命の体」であり、
      復活の体は「霊の体」なのです。
  私たちは、世の終わり、キリストの再臨の時に、霊の体へと復活するのです。

 
   弟子たちは、
   婦人たちからイエスが生きていることを聞いても、
            信じなかったのです。
   弟子たちにとって、
   復活を信じることは、
            簡単なことではなったのです。


   私たちも、
   信仰は簡単にできるものではありません。
   しかし、神は今もいつでも、人の心の中で働いて、
       信仰を勧めてくださっています。
   そして、信仰を生きている人を見て、又 神の働きを見て、
       キリストに出会う人がいるのです。
   キリスト者として、
   毎日キリストに出会い、キリストを証してまいりましょう。
        祈りましょう。

『今日の奉納祈願』

   『いつくしみ深い父よ、
   あなたの民の祈りを聞き、
 過越の神秘によって始められた救いのわざをわたしたちのうちに完成させ、
   永遠の喜びに導いてください。』


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
キリストの復活の時期は、新緑の候でもあります。
美しい新緑で心癒され、穏やかな日々をお過ごしください。 お元気で!

『KIS会』例会・・・六甲全山縦走路・修験道・・・『観梅登山』 

2022-02-28 10:00:00 | 登山・ハイキング
2月28日。月曜日。快晴。

梅の開花時期。
今日は
今月二回目の登山です。

 鉢伏山山頂。

  眼下に・・・『明石海峡大橋』     山頂に・・・『梅』
  
    世界最長のつり橋  と  満開の梅の木   美しい。


   15年間続いた、三人の登山会:『櫻会』が、
   今年から、残念にも一人の脱会で、三人の登山会:『KIS会』に変更です。
     会の最若年のリーダーの名前を取っての『櫻会』でした。
     これからは、
     会の三人の名前の頭文字を取っての『KIS会』に変更しました。


   名前は『使命』を表すとも言われますよね。
   今まで、リーダーに頼り切っていた『櫻会』は、
   これからは、メンバー一人一人が、名前:『KIS会』にふさわしく、責任感を持つことになります。
      これからの登山は、自覚を持って、緊張感を伴って、
        楽しい登山になることでしょう。


私たちの登山会。
原則は、月一回の登山です。
ところが
今日は原則違反で、
3月2回目の登山です。
今日は『鑑梅登山』です。


   今日のコースは、
   スタートは、塩谷駅:『六甲全山縦走路』のスタート地点から、
    その後、
    『六甲全山縦走路』の7つの小さな山を登ったり降りたり
       超体力を必要とします。
   ゴールは、須磨アルプスの手前の路を『離宮公園』まで降りる。
          約10kmコースです。


9時。
JR塩谷駅出発。

  ①須磨浦山上遊園内の遊歩道を登る。
 

     出発時から、階段を、坂を、上る上る。
      息が切れる。 マスクが苦しい。

    今日の3人ともう一人の4人の『櫻会』メンバーで
     『六甲全山縦走路・56km』を完走したのは
        2010年、12年前のことです。
    あの時は息の切れることもなく、走りながら完走できました。
       年を重ねた12年間の差は大きいものですね。


  ②『鉢伏山』 246m          頂上からの絶景
 
  それでも、
  年を重ねた12年間は、
  美しさを感じる感性だけは、育ったはずです・・・。


 ③旗振山  253m   頂上から見る『須磨海岸』
 
    『旗振山』は、摂津(須磨区)と播磨(垂水区)の国境の山です。
     歴史の場所に立ち、心動かされます。感動します。

   コロナ禍のために2年間も遊泳禁止の続く、美しい『須磨・砂浜の海岸』
   砂浜の奥の『黒い棒状のもの』は、『海苔養殖のための棚』です。
     
 
  『旗振山茶屋』
 
 六甲山系最西端の『茶店』。 1931年(昭和6年)創業です。

 私たちは、
 『六甲全山縦走路』のを見ながら、給水後、前進あるのみです。
  一山登って降りて、次の山に登って降りて、と繰り返しです。


 ④鉄拐山  234m
 
   雲一つない『大青空』 と 大空の青色を写す『大海原』

   その神戸の大海原の奥に、東西に広がる全長56kmの、『六甲山』
       美しい神戸です。


 『おらが茶屋』あたりで・・・ 『コーヒー・ブレイク』
 
    持ち寄りのお菓子で、『一休み』

    『お茶タイム』で英気を養って・・・
    いったん、『下界・住宅街・高倉台 』まで降ります。
     高倉台は、
     人工島ポートアイランド造成のために
     必要な土のために山を削った跡に造成された市街地です。
    高倉台から、
    いよいよ本番:『本番・400階段』に向かいます。
      またもや登山開始です。


11時半。
 
    ⑤『400階段』
    
      通称『400階段』は、実際は349段だそうです。
       
      一気に登り切って後に、
      更にしばらく行くと・・・


     ⑥栂尾(とがお)山 274m
    
         
           『三角地点』

      

       スタート地点から6,7km
       今日の『登り』の終了です。

 最後に。

    登った高さを、
    違う路・須磨アルプスの下の路を通って、
         離宮公園まで降りました。

午後12時半。

 ⑦離宮公園   『梅園』         最終目的地です。
 
       『紅梅』
  
       『白梅』
 
  
        『蝋梅』
 

     満開の梅の、美しさと香りに癒やされて、登山終了です。

3時。
須磨の『天満宮』まで歩いて・・・
参拝。
ホトトギスの初音も聞いて♡♡
今日の『日程』の終了です。
遅い会食、昼食です。

    今日は、足の筋肉をフル回転、大変な道程でした。
    登山道は階段が多く、大変な登山になりました。

     なぜ山に登るのか?
     私は、山を登る この苦しい課程、修験道のような厳しさ、
         これが好きなのです。


    4月の例会は、『観櫻登山』と決めて解散でした。
      『計画』は人生が楽しくなります♡♡


     今日は、お陰様で、10km。6時間。27280歩。
                感謝!感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日は、私の登山ブログにお付き合いくださりありがとうございました。
登山は、出会う人は少なく、山の中なので、コロナ禍時の息抜きになります。
皆様も、コロナ対策十分に、楽しく穏やかな日をお過ごしください。 お元気で!

六甲山半横断・・・『雪山登山』 そして 『盲人は見えるようになって、何でもはっきり見えるようになった。』

2022-02-16 09:00:00 | 登山・ハイキング
2月16日。水曜日。晴れ&雪。

今日は
三ヶ月ぶりの登山。

そこは・・・

          『雪山』
  
                   期待の『木洩れ日 』とは違う魅力です。

     今日は、高く上に登るのでなく、横へ横断登山です。

     六甲山山頂は、931mといえども、冬は積雪します。
      今日は、アイゼンを必要とする登頂ではなく、
     東西30km以上の六甲山の、半分弱の横断縦走です。

     金星台→ヴィーナスブリッシ→諏訪山→錨山→市章山→
     堂徳山→城山(滝山城跡)→猿のかずら橋→布引の滝
         全長約13kmの予定です。

 9時半。
 9時出発の予定が
  久しぶりの再会の喜びで
  出発前にお話しが弾み・・・30分遅れです♡♡
 神戸地下鉄
 県庁前駅を出発。
  
    40分ほどで・・・   『錨山』
    
      368個の灯が設置された山頂付近の山肌。  標高約292m

        山と海にはさまれた神戸。
     その港町神戸の『ランドマーク・マーク』
       海側・市街地から、山を見上げると
           368灯の輝く
      美しい『錨』を見ることができるのです。


       錨山頂上までの登山道は階段が多く、     
    段の高さも意外とあるので良い運動になりました。
     やはり
    山道は、毎朝のウォーキング中の小山上り下り、
       日頃の訓練がものをいいますね♡♡


更に30分後・・・

         『市章山』
  
  こちらは、
  大量の灯が『神戸市の市章』型に設置された山頂付近の山肌。  標高約275m        
     

      錨山~市章山は緩やかで歩き易いです。
      ところが
      到着後一瞬で、
      天気が急変 雪景色』 視界ゼロに一変です。
  

      神戸は、『日本三大夜景』の『第二位の街』です。
         ちなみに、一位は函館。三位は長崎。です。
      
  夜景に輝く山の上に二つの・・・

   神戸のシンボル・・・  『錨 と 神戸市章』
  

   11時。
   雪の降る中で・・・  『コーヒー・ブレイク』
  

      延々と続く、新雪の残る階段と坂道です。
         なかなかスリル満点、
         最上の用心で、
      ひたすら『山道ウォーク』を続けました。楽しみました。


     『城山(滝山城跡)
  
   ハイキングコースに沿って次々と現れる小さな平地:『郭くるわ跡』

     木の棚や塀、矢倉などの建物を作って、
        城を守ったそうです。

      『滝山城』は、
   標高約300mの屋根を使った典型的な『山城』であり、
   東西約600m、南北約400mの広い城壁を持ちます。
   また谷部を切って堀切を設けており、
      非常に堅固な城であったそうです。

     『城跡』が、ロマンを生み出します♡♡

    そのように六甲山は、神戸市が大切に守り続ける、
     『我が誇り』です。 『我が故郷』です。


午後12時半。
降りてきて見えてきました。

            『神戸の町並』
  

    最後に、  
         『猿のかずら橋』   を渡れば・・・
   
         今日のハイキングも終了まじかです。


   子育てを終えた30代後半頃から15年間以上。
   『女二人』で登り続けた、北アルプスや中央アルプスや南アルプスなどのアルプス連山。
   その後の15年ほどは、
   新グループ『四人』で登った、大山、大峯山、富士山などの百名山。
   そして今年からは、
   『四人』の一人が残念にも脱会となって、『三人』の新グループに生まれ変わりました。


登山終了。
1時半。

   水のない・・・   『布引の滝』
  
   
     『夏山登山』の相談でした。
      又、
      コロナ禍もあり、仲間三人の高齢化もあり、
   これからの新しい『登山の楽しみ方』について語った次第でした。


      今日は、お陰様で、12km。4時間。21791歩。
                感謝!感謝!


そして。

今日は2月16日。年間第六水曜日。

『今日の入祭唱』

   『主はわたしの光、私の救い、
    わたしは誰を恐れよう。
    主はわたしの命の砦、
  わたしは誰の前におののくことがあろう。』
        詩編 27章1節


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスと弟子たちは ベトサイダに着いた。
     人々が一人の盲人をイエスのところに連れて来て、
       触れていただきたいと願った。

      イエスは盲人の手を取って、
    村の外に連れ出し、その目に唾をつけ、
    
      両手をその人の上に置いて、
    「何か見えるか」とお尋ねになった。

   すると、盲人は見えるようになって、言った。
 「人が見えます。木のようですが、歩いているのが分かります。」

   そこで、イエスがもう一度両手をその目に当てられると、
       よく見えてきていやされ、
     何でもはっきり見えるようになった。

   イエスは、「この村に入ってはいけない」と言って、
        その人を家に帰された。』
      マルコによる福音書 8章22-26節


  今日のイエス様は、
  ベトサイダで、目の見えない人の視力を、
  徐々に回復させます。


  盲人は、
  イエスの『癒やしのしるし:つばをつける』ことにより、
  徐々に見えるようになっていきました。

 
     聖書の中で、『見える』とは、
     肉体の目で見えるということではなく、
     心で見える。信仰の目で見える。 という意味があります。

    
  盲人の信仰は、
  すぐに見えるようになったのではなく、徐々に見えるようになりました。


     信仰は、最初は浅いものです。弱いものです。
     深く強い信仰は、すぐにできるものではなく、時間がかかるのです。


  私たちも、
  自分の信仰が弱いものだと、時々感じます。
  突然の不幸、理不尽と思える不幸に出会うと、
  神への信頼が足りないことを経験したりします。
  ※私たちはキリストとともに生活することによって、
     信仰は強められていきます。
  ※私たちは、毎日の生活の中で神の働きを見ることができるように、目が開く時、
     信仰は深められていくのです。  
       祈りましょう。

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『主イエス・キリストの神、御父が、
      あなたがたに智恵と啓示との霊を与え、私たちの心の目を開いてくださるように。
   そして、わたしたちがどんな希望に召されているかを示してくださる。』
    エフェソの信徒への手紙 1章17&18節  アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
日々の生活の中に、時々『非日常』を組み入れて、
時々の『楽しみ』を見つけたいものですね。 お元気で!

息抜きでリセット・・・『木洩れ日』

2022-02-16 05:46:34 | 登山・ハイキング
2月16日。水曜日。晴れ。

今日の天気。
強風注意報
でも雨は降りそうもない。


          『木洩れ日』
   
        長年登ってきた山の美しい景色

      人はあれこれ考えて、自分の姿を正していく。
      一方、
      自然には、すべてを神に任せているが故の、
       その姿には『智恵』が満ちています。

     
        コロナ禍でままにならない登山です。
       自分の頭の中で考える日々が続いています。

         自然の中で息抜きをして・・・
          自然に教えられて・・・
      頭の中をリセットしてくることに致しましょう。
          大自然に包まれて・・・
    身も心もリセット、癒やされてくることに致しましょう。
       

     今日は、昨年の11月11日以来、3ヶ月ぶり登山です。
     雪もあるかもしれないので、暖かくしていきましょう。
           感謝!感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様も、素敵な一日をお過ごしください。 お元気で!   

歴史探訪・・・『泉南の道・紀州(熊野)街道ウォーク』 そして 待降節第二主日・・・『人は皆、神の救いを仰ぎ見る。』

2021-12-05 05:10:00 | 登山・ハイキング
12月5日。日曜日。快晴。

今日は、
山仲間と、
景勝地の登山ではなく、
『歴史探訪』でした。


10時。
阪和線長滝駅から出発。


      
      今日は、登山ベテランの山仲間の13人。
        歴史の道ウォークの出発です。

      人生のベテランでもあるお仲間たちと・・・
        歴史を学ぶのは、人生を考えること。
      思いっきり、自分の考えを述べながら・・・
   今日は、歴史を学ぶことによって、自分の生き方を新たに考えるのです。


  まずは、
          『蟻通神社 ありとおし神社
  

      紀貫之の歌集や「枕草子」に記載があり、
      多くの故事があることで知られているそうです。


   『温故知新』
    歴史には、未来がありますよね。
    未来は、過去から現代への延長線上にあります。
    過去から、歴史から学び、未来に生かしたいものです。


熊野街道に入って・・・
本格的ウォークの始まりです。

熊野街道は、
歴史を刻む、泉南の史跡・名所をたどる街道です。
平安時代から中世にかけての熊野詣」といわれたほど、
『信仰の道』として、
大勢の人が往来した道だそうです。

渡辺津から熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)への参詣時に
利用された街道の総称です。
当初は渡辺津から熊野までが一体として扱われていましたが、
近世以後は、紀伊田辺を境に、
紀伊路・中辺路と区分されるようになりました。
中辺路は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部です。

熊野三山参拝・・・
初の参拝者は、907年の宇多上皇。
1081年には藤原為房、1201年には後鳥羽上皇、1254年には藤原経俊が参詣。
他にも、のように沢山の人たちでした。
2010年には私たち夫婦が参詣でした♡♡



      『塙 団右衛門の五輪塔』
    
                    
 慶長20年(1615年)
     豊臣方と徳川方が戦った『大坂夏の陣』の櫻井合戦で、この地で討死した
     『璠 団右衛門の五輪塔』 です。 ときに48歳でした。
          
 

  歴史を学ぶことは、
  過去の過ちを学び、過去の誇りを学び、未来に対する洞察力を磨くことです。
  今現在の世の中の現状を正しく把握するためにも、歴史を知る必要があるのです。
 
   
      先人たちが歩いたであろう歴史の地を歩きながら・・・
        私も、先人たちに恥じないように・・・
        人としての生き様を修得するために、
          かの地を踏みしめます。


古い町並みやたくさんの史跡
の道です。

          『古い街並』
 

 古い遺跡・・・

       『熊野街道信達宿本陣跡』
 

   平安から室町時代は・・・熊野詣での人々に、
   江戸時代からは・・・  参勤交代の宿泊所として、利用されました。

      現代は・・・   個人宅となっていて、見学は不可でした。


更に、
熊野街道は、
『信仰の道』とも呼ばれました。


        『親鸞聖人 お立ち寄りの寺』
 

   入り口辺りに・・・
          『親鸞聖人 御像』
    

    入り口掲示板には・・・
      
    ☺『この心地良さはあなたの笑顔がくれたんだ』☺


ここまで歩んできて・・・
現代の聖人・ヨハネ・パウロ二世の
『言葉』を思い出しました。

 
   『戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命を奪います。
         戦争は死そのものです。
   過去を振り返ることは、将来に対する責任をになうことです。
     ヒロシマを考えることは、核戦争を拒否することです。
   ヒロシマを考えることは、平和に対して責任を取ることです。』

       1981(昭和56)年2月25日、
  ローマ法王ヨハネ・パウロ二世が、広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑前において、
      核兵器廃絶を訴えた『平和アピール』です。


更に進めば・・・

         『往生院』
 

  679年。  天武天皇の勅願寺として創建されました。
  中世以前は、七堂伽藍を有する大寺院でしたが、
  豊臣秀吉の根来寺攻め、の兵火によって、堂塔すべてを焼失しました。

  創建者である道昭は、
  遣唐使のひとりとして留学した際、唐の僧侶玄奘三蔵の教えを受けたことや、
  行基の師としても知られる名僧です。 


更には・・・
            『樫井古戦場』
   

   1615年。徳川方の浅野長晟率いる5千の軍勢が、大坂を目指して北上。
       対する豊臣方は、大野治房の大軍2万が出撃。
         大坂夏の陣の『前哨戦の地』でした。


15時半。
南海電鉄・尾崎駅着。

  今日も楽しく・・・
  
    気心知れた山仲間たちと、歴史大好きな私は大嬉しの、
    『熊野街道』・『遺跡』・『古寺』など、歴史探訪でした。
    歩いた距離は 17、3km。30122歩。5時間半。でした。
              感謝!感謝!


そして。

今日は12月5日。待降節第二主日。

コロナ対策のための人数制限で、
私は、今日はミサには出ることができません。


   自宅で・・・    『二本目ロウソクに点火』
 

『今日の入祭唱』

  『シオンの民、エルサレムに住む者よ、主は、必ず恵みを与えられる。
   主は威厳ある声を聞かせ、御腕を振り下ろし、それを示される。』
        イザヤ書 30章19&30節


『今日の福音 イエスの御言葉』

     『皇帝ティベリウスの治世の第十五年、
      ポンティオ・ピラトがユダヤの総督、
  ヘロデがガリラヤの領主、その兄弟フィリポがイトラヤとトラコン地方の領主、
  リサニアがアビレネの領主、アンナスとカイアファとが大祭司であったとき、
    神の言葉が荒れ野でザカリアの子ヨハネに降った。 
    
    『洗礼者ヨハネ』     ボッティチェッリ 作品

    そこで、
     ヨハネはヨルダン川沿いの地方一帯に行って、
   罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。

    これは、預言者イザヤの書に書いてあるとおりである。
    
       「荒れ野で叫ぶ者の声がする。
       『主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ。
     谷はすべて埋められ、山と丘はみな低くされる。
    曲がった道はまっすぐに、でこぼこの道は平らになり、
        人は皆、 神の救いを仰ぎ見る。』」
              ルカによる福音書 3章1-6節


   今日のイエス様は、
   ガリラヤで宣教をして、ユダヤ人に『神の言葉』を述べました。


   洗礼者ヨハネは、
   皇帝ティベリウスの治世の第十五年、紀元26年、
   ユダヤの荒野、又 ヨルダン川畔で、宣教をはじめました。
   その宣教内容は、
   『メシア王国の到来』と『悔い改めによる準備の必要性』でした。
   『悔い改めのしるし』としての『洗礼』を授けていました。

   これらは、『イザヤ書』40章3-5節 に書かれている『神の言葉』です。
   ヨハネは、自分たちの弟子に、
     『私はイエスの到来を準備する者』であると宣言し、
     イエスを紹介し、イエスについていくようにと勧めたのです。


    イエス・キリスト様は、いつも、近くにいてくださる方です。
    羊飼いたちは、イエスの誕生のときにイエスを見いだし、喜びました。
    私たちも、近々のクリスマスで、イエス様を見つけて、喜びたいですね。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
『あなたはわたしを正しく裁き、掟を与え、我らの王となって、我らを救われる。』
       イザヤ書 33章22節    アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
”快晴の青空です。大空を眺めながら深呼吸し、生きている喜びを感じました!”
と、NHKラジオのアナウンサーの言葉でした。私も真似してみました♡♡ お元気で!

今年の登山納め・・・『12月・予定表』 そして 『イエスは、群衆が牧者のいない羊のよう打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。』

2021-12-04 11:49:11 | 登山・ハイキング
12月4日。土曜日。晴れ。

12月・師走・・・
今日は、
自家製カレンダーを作り、
『12月・予定表』の作成です。


   我が家のロウソクも・・・  『一本の点火』
 

     クリスマス前、4本のローソク点火まで、あと15日です。

 
     師走は、
     大掃除、年賀状書き、クリスマス、正月準備、買い物・・・等々、
        こなさなければならない仕事が多く、
        考えるだけでも、師走、忙しいですね。 


       年を重ねるほどに・・・時間が加速する
           といわれます。
    時間の加速は、自然の成り行きで、仕方がないこととしても、
        忙しい時間は、いけません。
        『忙』=『心を亡くす』
     忙しい時間は、心にゆとりがなくなりますよね。
        心がひからびいきます。

   
     年を重ねるほどに、My時間は自由になるのですから、
        『忙』を高めるのではなく、
       『時間の質』を高めたいものです。

         充実感。幸福感。使命感。
      を感じる時間の過ごし方をしたいものです。


       今日は、私は、心の余裕を生むために、
        『12月・予定表』を作りました。
        最初のマス目・明日・日曜日に、
      『今年の登山納め 』 と、書き込みました。

  明日は、忙殺の暮れの日々を迎える前の、『充実&充電の登山納め の予定です。
                     感謝!感謝!


そして。

今日は12月4日。待降節第一土曜日。 

『今日の入祭唱』

   『主よ、ケルビムの上に座し、顕現してください。
 神よ、わたしたちを連れ帰り、御顔の光を輝かせ、わたしたちをお救いください。』
      詩編 80章2&4節


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは 町や村を残らず回って、
      会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、
   
     
     ありとあらゆる病気や患いをいやされた。
   

   また、
     群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、
    打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。

      そこで、弟子たちに言われた。
     「収穫は多いが、働き手が少ない。
  だから、
  収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」


       イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、
      汚れた霊に対する権能をお授けになった。
  汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすためであった。

      イエスはこの十二人を派遣するにあたり、
         次のように命じられた。
     

   「イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい。
    行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。
 病人をいやし、死者を生き返らせ、重い皮膚病を患ってる人を清くし、
         悪霊を追い払いなさい。    

     ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」』
        マタイによる福音書 9章35節ー10章1&5&6-8節


   今日のイエス様は、
   町や村を残らず回って、
   群衆が、飼い主のいない羊のように弱り果て、
    打ちひしがれているのを見て、 深く憐れまれました。
 

   イエス様は、
   『神の言葉』を聞く機会の少ない人たちを大切に思い、
      あちこち、町から村まで残らず回り、
   多くの人々に話をし、多くの病人を癒やしました。
   それでも、
   イエスが、すべての人に話をできるわけではありません。
   更に、
      群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、
    打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれました。


   イエスは、多くの群衆の、うちひしがれている姿を御覧になられ、
   『神の言葉』と『神の愛』を伝える必要を、より感じたのです。
    そこで、
      イエスは、12人の弟子を選び、権能を与え、
       宣教に派遣することを決めたのです。


    神様は、御自分の最上の『愛』をお示しくださり、 
      クリスマスに、『御独り子・イエス』を、
       全世界の人々に与えてくださいます。

    私たちも、クリスマスには、周りの人たちに、
   心を込めた『プレゼント』を、贈りたいものですね♡♡


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
     『主は我らを正しく裁かれる方。
  主は我らに法を与え、我らの王となって、我らを救われる。』
     イザヤ書 33章32節    アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
師走の毎日、考えるだけでも忙しくなりそうですね。 
一つ一つ丁寧にこなしてまいりましょう。 お元気で!

歴史探訪・・・『日本最古の菅道:竹内街道』 そして 『イエスは、貧しいやもめが、乏しい中から持っている生活費全部を賽銭箱に入れるのを見た。』

2021-11-21 10:00:00 | 登山・ハイキング
11月21日。日曜日。快晴。


今日は、
奈良での『先月の例会』の歴史探訪に続き、
大阪での歴史探訪の『例会』です。


10時。
近鉄南大阪線・上の太子駅前を出発。
歴史探訪の始まりです。


  奈良と大阪を結ぶ・・・ 『日本最古の菅道:竹内街道』
   

      卒業校校友会関西支部の何十年と続く『喜歩会』の例会です。 
           季節の変化を楽しみながら、
        名所巡り、低山登山、歴史探訪を楽しんでいます。


 二人のリーダー、入念な下見と丁寧な案内、で『喜歩会』が成り立っています。
 仲間は、年を重ねて持病を持ちながらもパワフルなシニアたち、面倒見の良い若者たちです。
         和気あいあいとウォーキング。
       年齢を忘れて、同窓生の友好を深めています。


今日もスタートです。

      『竹内街道』の多くの・・・
          『マンホール・カバー』
      
        『和を以って 貴しと為す』 
      聖徳太子が制定した『十七条憲法』の第一条『言葉』

    
竹内街道』といえば・・・

      1400年に渡る悠久の歴史を伝える『日本最古の国道』
  
       『竹内街道』に沿って『花道』が続きます。


   推古天皇21年(613年)
   「日本書紀」に『難波より京に至る大道を置く』と記録された
     東西の直線で敷設された、幅 20m を越える、『大道』を建設しました。

  『竹内街道』は、
   ※我が国最古の国道:『大道』と、その大部分が重なっているのです。
   ※当時の聖徳太子や推古天皇、孝徳天皇の御陵、遣隋使の小野妹子、大臣の蘇我馬子、など、
      名を伝える『古墳』が、街道周辺に多くあります。
   ※建道当時は、飛鳥の都で活躍した人々の『埋葬の道』でもあったのです。


仲間の皆で今日は、
『埋葬の道』をひたすら歩き、
太古の時代の名士の『古墳』を訪ねます。


   街道沿いの山の中に・・・  『孝徳天皇 大阪磯長陵』
 

       日本の『第36代天皇:孝徳天皇の墓がありました。   
         (誕生:596年 崩御:654年 58歳)

 宮内庁により、「大阪磯長陵(おおさかのしながのみささぎ)として陵に治定されていました。 
     見逃しそうになるかのように、山の中にひっそりと、
          静かなたたずまいでした。


当時の政治家。
    『聖徳太子』

         菊池容斎『前賢故実』より

 誕生:574年 死去:622年 48歳 
  飛鳥時代の皇族・政治家。
用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。
 「聖徳太子」は後世の尊称ないし諡号。
叔母の推古天皇のもと、
※蘇我馬子と協調して政治を行った。
国際的緊張のなかで遣隋使を派遣するなど
※大陸の進んだ文化や制度をとりいれた。
又、冠位十二階や十七条憲法を定めるなど
※天皇を中心とした『中央集権国家体制の確立』を図った。
他、※仏教を厚く信仰し、『仏教興隆』につとめた。



今日の歴史探訪の最終地点の
『聖徳太子陵』に到着。
       

      『竹内街道』辺りが『聖地』として注目されるにつれ・・・
      『竹内街道』は、『聖徳太子信仰の道』 となりました。
   巡礼など『庶民信仰の道』としての意味を持つようになりました。
   平安時代には、松尾芭蕉や吉田松陰、等も竹内街道を通ったことが知られています。


   最終の歴史探訪地点・・・  『聖徳皇太子磯長御陵』  入り口
 
         『聖徳太子1400年御遠忌』

 『2021年は、日本の礎を築かれた聖徳太子が622年にお亡くなりになられてから
       『1400年忌』をお迎えいたし、
     『聖徳太子1400年の祈り』 ぜひ御参拝ください。』 
          『大垂れ幕』がかかっていました。  
 
  階段を上ると

         『聖徳皇太子 磯長御陵
 

  裏手まで回ると

          『聖徳太子 御陵』
 
   
      心からの拝礼をし、
     『聖徳太子1400年の祈り』を御参拝いたしました。


『道』は、『歴史の証人』でもあるのです。
   
   『日本最古の官道』の『竹内街道』は、
    時代に応じて※『役割』※を変えてきたのです。
  
   ※飛鳥と大陸との行き来を担う・・・「外交の道」
   ※聖徳太子信仰を支える・・・   「信仰の道」
   ※物資を運ぶ・・・        「経済の道」
   ※現在もなお国道166号として・・・「大阪と奈良を結ぶ道」
   ※平成29年に認定されて・・・   「日本遺産の道」


      今日も、私は、
      老若男女、『和を以って 貴しと為す』、
      同窓の友たちと、和を以って、親交を温め、
      歴史が大好きな私は、歴史探訪に大満足して、
      心と体のリセットタイム、体力Up、リフレッシュしてきました。
      気心知れた長年の仲間は、いいなあ♡♡ 楽しいのです。
      今日仲間と歩いた距離は、11,7km、19922歩でした。
   道ばたで売っていた『1kg 100円』の『無農薬ミカン』のおいしかったこと!♡♡
                感謝!感謝!


そして。

今日は11月22日。年間第三十四月曜日。

   『聖セシリアおとめ殉教者 記念日』
   
     『聖セシリア』ラファエロ・サンティ作品 

    セシリアは、ローマの殉教者であり、
 五世紀に、ローマで、彼女に献げられた聖堂が建てられた。


2-3世紀頃。 セシリアは、ローマの裕福な貴族の家にまれた。

    父の意志により、異教徒の青年バレリアノ結婚したが、
     彼女は、神のために生涯処女であることを選んだ。

 バレリアノは、彼女の熱心な信仰態度に心を打たれ、弟ティブルツィオとももに洗礼を受けた。
 そして二人は、迫害されて殉教した人びとの遺体を引き取り、手厚く葬った。
 このことがローマ総督の耳に入り、バレリアノと弟は捕えられ、
 信仰を捨てるように命じられたが拒んだため、2人は斬首の刑を受けた。

 セシリアは、彼らの遺体を引き取り埋葬した。
 その後、捕えられ、首を切りつけられて、3日間の苦しみののち殉教した。 

    彼女は、キリストへの愛のために殉教した者として描かれ、
    キリスト者の女性の優れた『模範』として示されている。
  「心のうちで神に音楽を奏でていた」といわれる伝承があることから、
     『音楽家の保護の聖人』として人びとから親しまれている。
          『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』
   
 『信じる者の力である神よ、あなたに呼び求めるわたしたちを顧みてください。
       聖女セシリアの取り次ぎに支えられて、
   ふさわしい賛美の歌をささげるることができますように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、 イエスは目を上げて、
   金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。
   そして、
   ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、
 
           言われた。

      「確かに言っておくが、
    この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。
    あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、
   この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」』 
        ルカによる福音書 21章1-4節


  
   今日のイエス様は、
   『誰よりも沢山の献金』をしたやもめを、ほめたたえます。


   金持ちたちは、
   多額の資産の中のほんの一部、余るものの中から、献金をします。
   それは、『犠牲』を伴うことなく、人々の称賛を得られるものです。

   一方。

   やもめは、
   乏しい持ち金の全額、生活費の全額を献金しました。
   それは、大きな『犠牲』をともなうものです。
   人々の称賛を得られる額ではないのですが、
   それは、なんでもご存じの神様の称賛を得ることが出来るものです。


   『献金』は、『犠牲』を伴うものか? 『犠牲』を伴わないのか?
        献金者の『心』が問われるのです。

  
     私たちも、日々、問われているのです。
 イエス様は
『私の兄弟である最も小さい者の一人にしたのは、私にしてくれたことなのである』
       マタイによる福音書 25章40節  と言われます。
 使徒パウロは、
 『あなた方のすべては神から頂いたものです。品位ある生活をしなさい。』
       コロントの信徒への手紙 7章35節  と言われます。

    私たちも、やもめの献金に倣って、
    神から頂いた恵みを、お人と分かち合えるようになりたいですね。
        祈りましょう。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『だから、目覚ましていなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。』
     マタイによる福音書 24章42&44節  アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日の歴史探訪仲間の84歳の友人は、
月に2~3回の麻雀、レッスンを受けているピアノのリサイタルが近々、絵画教室で今は『慰霊写真』ではなく自筆『慰霊油絵』を描いているそうです。
”自分で主体的に動く!”、美しい友人から今日も学びます。 お元気で!「