マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

室内楽四重奏・・・『クラリネット四重奏曲』 そして『聖カタリナおとめ教会博士 記念日』・・・『座っている人々に欲しいだけ分け与えられた。』

2022-04-29 14:00:00 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。
4月29日。金曜日。雨。

今日は、
友人の『室内楽』コンサート。

         『四重奏』 
  

         ヘルメルの♭『クラリネット四重奏曲』♭


           私の友人のクラリネットの管楽器
       一族の皆様のバイオリン、ヴィオラ、チェロの弦楽器
            4人による『室内楽』でした。


私の大学時代の友人。
大学時代の『オーケストラ部』以来・・・
社会人時代を経て
70歳を迎えた今まで、
吹き続けるクラリネットです。
今は『神戸市民交響楽団』
のメンバーとして吹いておられます。

昨年12月の『第九』
又、あちこちの老人ホームへの『慰問演奏』
等々、頑張っておられます。


       今日の『室内楽』は、
       弦楽器を何代にもわたって続ける老舗:『呉服屋』さん一族と
         
           我が友人の管楽器のコラボです。
              紳士三人のネクタイと淑女のブラウスは
                呉服屋さんの製品の『楽器柄』のおしゃれです。
                                         
       呉服屋さんの二階のギャラリー:『コンサート・ホール』
          で、友人も一緒に、長年続く室内楽です。


         ♭シューベルト『弦楽三重奏曲題意一番
         ♭我が友人が編曲したエルガー『愛の挨拶』

         4人の見事に共鳴する『音楽』を聞きながら・・・
             涙がこみ上げた私でした。
          ”すばらしい自分たちのアイデンティテーを
           どのように育んでいらしたのかしら?”
            うらやましさいっぱいの疑問が湧きました。

         きっと・・・
         沢山の人々が楽しんでくださる『音楽』を背負うという
          『任務』を果たしてきたのでしょう。
          社会に『音楽』で貢献してきたのです。
            感服します。尊敬します。


     5月6日には
     我が友人の神戸市民交響楽団の『定期演奏会』です。
     今日は、我が友人の『室内楽』でした。
       心動かされる『音楽会』が続きます。
          感謝!感謝!


そして。

今日は4月29日。復活節第二金曜日。

  『聖カタリナ(シエナ)おとめ教会博士 記念日』    
       

 1347年。イタリアのシエナにまれる。
    小さい頃から完徳の道を志し、ドミニコ会の会員になった。

    神と隣人に対する愛に燃え、
    イタリアの諸都市の平和と一致のために努力した。
    また、
    ローマ教皇の権利と自由を擁護し、
    修道生活の刷新を推し進め、
    聖霊による熱い信仰心とすぐれた教えに満ちた著作を残した。

 1380年。36歳。 死去。
           『毎日の読書』より

『今日の入祭唱』

   『賢い思慮深いおとめよ、
    あなたは、燃える灯を手にして、キリストを迎えに行った。
                      アレルヤ。』

『今日のアレルヤ唱』

  アレルヤ、アレルヤ。
   『人はパンだけでなく、神の言葉によって生きている。』
       マタイによる福音書 4章4節    アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスはガリラヤ湖、
   すなわちティベリアス湖の向こう岸に渡られた。
   
      大勢の群衆が後を追った。
  イエスが病人たちになさったしるしを見たからである。

  イエスは山に登り、弟子たちと一緒にそこにお座りになった。

    ユダヤ人の祭りである過越祭が近づいていた。
  イエスは目を上げ、
    大勢の群衆が御自分の方へ来るのを見て、
  フィリポに、
   「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」
                          と言われたが、
      こう言ったのはフィリポを試みるためであって、
   御自分では何をしようとしているか知っておられたのである。

  フィリポは、
      「めいめいが少しずつ食べるためにも、
     二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう」 と答えた。

  弟子の一人で、シモン・ペトロの兄弟アンデレが、
    イエスに言った。
  「ここに大麦のパン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。
      
    けれども、
    こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。」

    イエスは、「人々を座らせなさい」と言われた。
     そこには草がたくさん生えていた。
    男たちはそこに座ったが、その数はおよそ五千人であった。

    さて、
    イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、
   
      座っている人々に分け与えられた。
      また、魚も同じようにして、
       欲しいだけ分け与えられた。
   
        人々が満腹したとき、
    イエスは弟子たちに、
   「少しも無駄にならないように、残ったパンの屑を集めなさい」
                     と言われた。

     集めると、人々が五つの大麦パンを食べて、
    なお残ったパンの屑で、十二の籠がいっぱいになった。

     そこで、人々はイエスのなさったしるしを見て、
   「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」 と言った。

  イエスは、
  人々が来て、自分を王にするために連れて行こうとしているのを知り、
       ひとりでまた山に退かれた。 』
         ヨハネによる福音書 6章1-15節


    今日のイエス様は、
    モーセがしたように、
    荒れ野で民を養いました。


  イエス様は、
  人間の生活に※『欠かせないもの』※をくださるのです。
  ※お腹を満たす『パン』です。
  同時に、
  お金で買うことができない、
  ※心を満たす、イエスご自身である『パン・聖体』です。
  ※『神の御言葉』である『イエス様ご自身』です。


    今日のイエス様は、
    少年が持っていたパンと魚のお陰で、
    皆に足りる以上の『パン』を準備なさいました。
    更に、
    余った『パン』:『12籠分』は、他の人を満足させるので、
    大切にするようにと、すべての人々に配るようにと、
       12人の弟子たちに命じたのです。


    12人の弟子たちは、
    人々に『パン』を与えてイエスの仕事』を続ける
        『任命』を受けたのです。


   私たちは、
   今も、キリスト様から有り余るほどの『恵み』を頂いています。
   そして、
   お人に、イエスから頂いた『恵み』を渡す『使命』を受けているのです。
   私たちも、人々に、イエスを紹介できると嬉しいですね。
            祈りましょう。
    
   
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日からの皆様のGWが、楽しく幸せな日々となりますように・・・
     お祈り申し上げます。 お元気で!

夏休み客人・・・『布団準備』 そして 『御父は御子を愛して、その手にすべてをゆだねられた。』

2022-04-28 21:47:32 | 娘と娘家族
4月28日。水曜日。晴れ。

天気が良いので、
毛布等の大洗濯でした。

子どもの日の節句も間近となり
咲き出しました。

               『菖蒲』
  

    今年も、『子供の日』の前に、
    元気に菖蒲が咲いてくれるのを見ると・・・
    ”今年も子供たちも孫たちも元気でいてくれますように”
    と、思わず祈りの言葉が出てきます。


    天気が良いので、
    冬物の寝具の大洗濯と大片付けをしました。


    中学三年になってクラス変えがあった孫娘。
    「新しい友だちと、夏休みになったら、何泊か泊まりで、
     大阪に遊びに行こうということになったの。
     ホテルに泊まろうと計画したのだけど、
     倹約して、おばあちゃんの所に泊まろうという話になったの。
     何人まで泊まれるかな?」
         と、GWが始まる前に、早くも夏休みの計画です。

     「ママが学生だった頃、クラブ活動の打ち上げ会で20人ほどが
      泊まったことがあるわね。 雑魚寝だったのよ。」
     「そうなのね。じゃあ、私たちもよろしくね。ごちそうもしてね。」
         と、私の返事に、その気になっている孫娘です。


         ”若いっていいなぁ!”
       冬物の寝具の片付けのついでに、
       夏用の寝具を全部を出して、
       早くも・・・
       かわいい夏休み客人準備の今日でした。
       穏やかで、楽しい一日でした。
           感謝!感謝!
  

そして。

今日は4月28日。復活節第二木曜日。

『今日の入祭唱』

   『神よ、あなたが民を導き出し、荒れ野を行進された時、
      地は震え、天は雨を滴らせた。』
         詩編 68章8-9節

『今日のハレルヤ唱』

  アレルヤ、アレルヤ。
   『トマスよ、あなたはわたしを見たので信じた。
     見ないのに信じる人は、幸いである。』
      ヨハネによる福音書 20章29節 アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 キリスト論』

      『上から来られる方は、
    
           『神の御子・イエスキリスト』

     すべてのものの上におられる。

 地から出る者は地に属し、地に属する者として語る。
 天から来られる方は、  すべてのものの上におられる。

   この方は、見たこと、聞いたことを証しされるが、
      だれもその証しを受け入れない。

      その証しを受け入れる者は、
    神が真実であることを確認したことになる。

   神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。
   神が〝霊〟を限りなくお与えになるからである。

  御父は御子を愛して、その手にすべてをゆだねられた。

   御子を信じる人は 永遠の命を得ているが、
   御子に従わない者は、
    命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる。』
        ヨハネによる福音書 3章31-36節


  ※イエスは、天から来られる方、すべてのものの上におられる方である。
  ※イエスは、私たち人間に対して、
      上で見たこと、聞いたことを証しされる方である。
  ※イエスは、神が霊を限りなく与え、『神の言葉』を話される方である。
  ※イエスは、御父・神に愛され、その手にすべてをゆだねられた方である。 

  又、
  ※『御子・イエス』を信じる人は、『永遠の命』を得る。
  ※『御子・イエス』に従わない者は、
   『永遠の命』にあずかることがなく、『神の怒り』がその上にとどまる。
           と、ヨハネは宣べました。


   イエスの宣教の始めの頃。
   イエス様は、洗礼を授け始めたのです。
   すると、
   洗礼者ヨハネの弟子たちは、それを見て、嫉妬して? ヨハネに言いました。
     『ヨルダン川であなたと一緒にいた人が、洗礼を授けています。』
   洗礼者ヨハネは、自分の弟子たちに答えました。
     『あの方は私の弟子ではない。私はメシアではない。
      あの方の道を準備するために遣わされた者である。』と。


    イエス様だけが『神のこと』を教えることができるのです。
    イエス様は、
     ※上から来られた方、※神からこの世に遣わされた方、
                   だからです。


            『イエスの言葉』を受け入れる人は、
                  イエス様は、
                  ※神が一緒に働いておられる方、※聖霊が一緒に働いている方、
        ※『永遠の命』を下さる方、
        であると認める方たちです。


 私たちも、
 聖霊の導きにより、イエスが神から遣わされた御方である、
      と信じることができるといいですね。
 又、洗礼者ヨハネのように、
 聖霊に導かれて、人々をキリストのもとへご案内できるといいですね。
         祈りましょう。
     

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
いよいよ明日から大型連休・GWの始まりです。
お体に十分にご自愛下さり、楽しく穏やかなGWをお過ごし下さい。 お元気で!

息子夫婦の結婚記念日 そして 『神が御子を世に遣わされたのは、御子によって世が救われるためである。』

2022-04-27 17:30:00 | 息子と息子家族
4月28日。水曜日。曇り。

今晩は、
息子夫婦と会食。
息子夫婦の結婚記念日の
『祝膳』でした。


   息子夫婦の・・・ 『結婚記念日』
  
           🌹『50本のバラ』🌹

   息子が結婚式を迎える時・・・
       🌹結婚一周年記念日には、一本のバラの花
       🌹結婚二周年記念日には、二本のバラの花
        そして
       🌹結婚十周年記念日には、十本のバラの花

          という風に・・・
   結婚記念日に、奥様に🌹『バラの花束』🌹を贈ってあげてね♡♡
                 と、私は息子に話しました。


        息子は『母の願い』を実行してくれていることでしょう。

          息子夫婦が仲良いことが、嬉しい!
          息子夫婦が健康であることが、嬉しい!

           息子夫婦が共白髪となるまで、
          幸せでありますようにと祈ります。

         『いつくしみに満ちた神よ、
            若い二人を祝福してください。
          惜しみなく与えあう夫婦の愛の証しを通して、
          互いを高めあい、深めあいながら、
          二人が力を合わせて、愛の命を全うすることができますように。
          順境にあっても逆境にあっても、病気の時も健康の時も、
            互いに愛と忠実を尽くしあい、
          この世の命を生き抜くことができますように。』


          今日は、午後5時半~9時半までの4時間、
           息子夫婦と共に楽しい時間でした。
         『祝膳』を息子夫婦と共にでき幸せでした。
               感謝!感謝!
          

そして。

今日は4月28日。復活節第二水曜日。

『今日の入祭唱』

、  『神よ、あなたが民を導き出し、荒れ果てた土地を行進させたとき、
      地は震え、天は雨を滴らせた。』
         詩編 68章8-9節

『今日のアレルヤ唱』

  アレルヤ、アレルヤ。
     『神はひとり子をお与えになるほど世を愛された。
    神を信じるすべての人が永遠のいのちを得るために。』
        ヨハネによる福音書 3章16節   アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 御子による救い』

   『神は、その独り子をお与えになったほどに、
    
              『神の独り子の誕生』

         世を愛された。

    独り子を信じる者が一人も滅びないで、
       永遠の命を得るためである。

      神が御子を世に遣わされたのは、
    
             『神の独り子・イエスキリスト』

        世を裁くためではなく、
     御子によって世が救われるためである。

       御子を信じる者は裁かれない。
       信じない者は既に裁かれている。
     神の独り子の名を信じていないからである。

         光が世に来たのに、
       人々はその行いが悪いので、
        光よりも闇の方を好んだ。
      それが、もう裁きになっている。

       悪を行う者は皆、光を憎み、
   その行いが明るみに出されるのを恐れて、
       光の方に来ないからである。

    しかし、真理を行う者は光の方に来る。
 その行いが神に導かれてなされたということが、明らかになるために。』
        ヨハネによる福音書 3章16-21節

     
  ※イエスは、私たち人間に対して『見えない神』を現し示される方である。
  ※イエスは、『真の命』をもたらす『神の言葉』である。
  ※イエスは、世を裁くためではなく、世を救うために来られた方である。
  ※イエスは、『光』であり、『人間となった神』である。 
  又、
  ※『光』を受け入れて信じる者は、生きる。
  ※『光』を拒否する者は、滅びる。
           と、ヨハネは宣べました。


        救われるためには、
        『神の愛』を信じなくてはなりません。
        神は慈悲深い方、赦して下さる方、と信じて、
                             私たちは、イエス様の示して下さる
         『新しい道』を歩みますと、
           決心するのです。


         私たちは、
         イエスがなさった『犠牲=十字架』ヲ信じる時、
         神が私たちの救いを望んでおられる喜びに満たされて、
         光と希望で輝くのです。
         新しい力、終わりのない本当の命をいただくのです。
          祈りましょう。


  
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
家族のお祝い日は嬉しい日です。家族の幸せを祈る日です。
そんな日に、世界中の幸せも共に祈りたいものですね。 お元気で!

孫娘の瞑想授業・・・『マインドフルネス』 そして 『天から降って来た者、 すなわち人の子のほかには、天に上った者はだれもいない。』

2022-04-26 09:00:00 | 娘と娘家族
4月26日。火曜日。曇り。時々雨。


中学三年生の孫娘
今日は特別授業です。

   一日中・・・  『瞑想  Meditation』
 

      年に一度、中学生も高校生も、全校一斉の、
          授業もなしで、
        『黙想』の一日です。
        4時間の『沈黙』です。

        毎年、『テーマ』があります。
      今年は、『マインドフルネス』だそうです。

  昨日の先生の説明では・・・

      『心の声』に耳を傾けて、
         『マインドフルネス』、
         『瞑想』をしながら、
              一日を過ごす。
      ※途中で、神父様の『話』があります。
      ※途中で、『ミサ』があります。
   

      『マインドフルネス』とは、
    『今この瞬間の体験に意図的に意識を向け、
          ただ座る。』
      というような説明があったそうです。   


        ただし、
        どこで『瞑想』しても結構です。
          芝生の上でも・・・
       

          校庭でも・・・
       

        教室でも・・・聖堂でも・・・
           どこでもいいですよ。
   
     朝9時~昼1時までの4時間。
     ①心に耳を傾ける ②気づく ③分析する ④共感する

        頭の中に浮かんでくることを考える。
      その内容を分析して、今の自分と共感してみる。

中学入学時から
孫娘は毎年一回の
『瞑想Day』授業です。

今年は、
三度目の経験で、
孫娘は『瞑想』の※『質』※をあげたようです。
ゆっくりと、徐々に、
※自分を見つめる力が養われていくのでしょう。
自分のことだけでなく、
回りのこと、世界で起きていることなどにも、
※物事に気がつく力が養われていくのでしょう。
何よりも、
聞こえてくる『心の声=神の声』
意見をはさむこともなく、
4時間も黙って聞き続けることにより、
※どんな相手の話をも、謙遜に『聞く耳』が育てられるのでしょう。


         一回目の、中学一年生の時は、
      孫娘は、『瞑想の経験』を私に語ってくれました。

      黙想が始まり、しばらくすると・・・
      ①心がゆったりと『落ち着いて』きて・・・ 
      ②自分が何を考えようかと『気がついた』。
      更に、
      聖堂で、皆と、『十字架の道行き』をすませて、
      芝生のグランドに戻り、再び『瞑想』を続けると、
      ③『テーマ』の『分析』ができ、 
      ④『自分と友達になる』ように、
         自分自身と『共感』が生まれてきた。
           と、話してくれました。

       孫娘は、一年生の『黙想授業』の後に・・・
         自分でも何かをしたいと考え
       
        『髪のドーネーション・献上』

        同じ年頃の癌病に苦しむ女の子に
         カツラ作成のための
        『髪の毛の寄付』を考えました♡♡
        今まで髪の毛を必要な長さまで伸ばしてきて
        やっと今年の夏に献髪できるそうです♡♡
   
    
       今日は、
       帰宅後の孫からの『報告』は、
       どんな『言葉』が聞けることでしょう?
       若者は、いろいろの環境の中で育っていくものです。


        私は、今日も、孫から学びます。
     日常を忙しく過ごすだけでは、『魂の成長』はないのだと。
      静かな時間、自分そして神と対峙する時間、を持ち、
       『自分と友達になる』ことが大切なのです。
         正に、『沈黙は金なり』ですね。
             感謝!感謝!


そして。

今日は4月26日。復活節第二火曜日。

『今日の入祭唱』

 『ハレルヤ、全能者であり、あたしたちの主である主が王になられた。
   わたしたちは喜び、大いに喜び、神の栄光をたたえよう。』
        ヨハネの黙示録 19章6-7節


『今日のアレルヤ章唱』

  アレルヤ、
      『人の子は上げられなければならない。
       信じる者が永遠の命を得るために。』
         ヨハネによる福音書 8章15節  アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』


   『そのとき、イエスはニコデモに言われた。
  
     
    「あなたがたは新たに生まれねばならない。

        風は思いのままに吹く。
       あなたはその音を聞いても、
     それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。
   

     霊から生まれた者も皆そのとおりである。」

  するとニコデモは、
   「どうして、そんなことがありえましょうか」と言った。   

    イエスは答えて言われた。
    「あなたはイスラエルの教師でありながら、
       こんなことが分からないのか。

        はっきり言っておく。
     わたしたちは知っていることを語り、
      見たことを証ししているのに、
    あなたがたはわたしたちの証しを受け入れない。

    わたしが地上のことを話しても信じないとすれば、
   天上のことを話したところで、どうして信じるだろう。

         天から降って来た者、
   すなわち人の子のほかには、天に上った者はだれもいない。

      そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、
      

        人の子も上げられねばならない。
      

  それ、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。」』
        ヨハネによる福音書 3章7-15節


    今日のイエス様は、
    夜中にこっそり訪ねてきた、
    ファリサイ派に属する、ユダヤ人の議員・ニコデモに、
    『信じる人が聖霊によって生まれ変わること』を教えました。


  ニコデモは、
  イエスと話がしたくて、仲間に気づかれないように、
  夜中にイエス様を訪ねました。
  ニコデモは、イエスがなさったことを見て・・・
  神がイエスと共におられることに気づいたのでしょうか。
  ニコデモは・・・
  本当に信じることができれば、
  神がイエスにおいて、『救いの業』をなさっていることを
  見分けることができるのでしょう。


      イエス様は、
      『新しい考え方』、『新しい生き方』を語るのです。
       それは、
      『神の働き』を信じて、『新しい命』に入ることなのです。
      聖霊は、
      風が私たちに見えないように、
      聖霊の働きも見えません。
      しかし
      聖霊の働きによって、『信仰』ができるのです。
      聖霊の働きによって、
      『新しい考え方』、『新しい生き方』
         を私たちは学ぶのです。
          

旧約時代。
バアルの偶像崇拝が盛んでした。
この偶像崇拝には『癒やし』があると信じたのです。
ところが、
人々は、バアルの『シンボル』である『蛇』にかまれて、
多くの人は命を失いました。
そこで、
モーセは、荒れ野で、この『蛇』を上げて、
この上げた蛇を見る者が癒やされるようにしました。


        新約時代。
        イエス様は『御自分の命』を十字架上で献げて、
        イエスの十字架を信じる者たちに、
          『本当の命』をくださったのです。
         『本当の癒やし』をくださったのです。


  私たちも、
  イエス様によって救われ、
  聖霊の導きによって、『信仰』ができるのです。
  聖霊の『働き』は見えませんが、聖霊の働きの『結果』は見えるのです。
  私たちは、神の力によって、新たに生きるようになるのです。
  聖霊の働きをいっそう深く信じることができますように。
       祈りましょう。
 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
『老いては子に従え』とはよく聞く言葉です。
それどころか『老いては孫に従え』ですね。
いくつになっても謙虚に、学びの機会を大切にしたいものです。 お元気で!

天真爛漫に・・・心と体のダイエット。 そして 『全世界に行って、すべての人に福音を宣べ伝えなさい。』

2022-04-25 20:14:11 | 私のこと
4月25日。月曜日。晴れ。

今日は、
思い切っての
家中の大掃除です。

満開になりました。  
           『つつじ』
  
        天真爛漫に、思いっきり自分を楽しむ、つつじ。

    今住んでいる我が家は、
    まずは、夫は単身赴任中で娘は留学中で、息子と二人で住み始めたのです。
    次に、家族四人で共に住んだのですが、つかの間でした。
    すぐに、大学院生と大学生になった子供たちは下宿を初めて、
          夫婦二人だけになってしまいました。

       そんな我が家も、
       老朽化してきまして・・・
       同時に、
       私も高齢化してきまして・・・、
       広くなった我が家で、
       天真爛漫に、思いっきり自由を楽しんでいる私です。


  家の中を、思いっきり整理整頓しました。
  ※好きなものだけを目に見えるように、又使いやすく整頓しました。
  ※残りのものは、断捨離か、見えないところに整理整頓しました。


      持ち物すべてを簡単に管理できる状態にすることは、
        心と体のダイエットになりました。
        身軽な心と、動きやすい体で、
       本当に幸せになるものなのですね。
       年を重ねた者に与えられる特権です。 


        今日も、季候も良く・・・
        心の開放感を求めて、
        成熟した日々を求めて、
       家の中と外を大掃除しました。
          感謝!感謝!
      

そして。

今日は4月25日。復活節第二月曜日。

『今日の入祭唱』

  『全世界に行って、すべての人に福音を宣べ伝えなさい。』
       マルコによる福音書 16章15節  アレルヤ。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『私たちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。
    神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです。』
       コリントの信徒への手紙Ⅰ 1章23-24節    アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは十一人の弟子に現れて、言われた。
 
   
 「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。

      信じて洗礼を受ける者は救われるが、
      信じない者は滅びの宣告を受ける。

      信じる者には次のようなしるしが伴う。

     彼らはわたしの名によって悪霊を追い出し、
         新しい言葉を語る。
   手で蛇をつかみ、また、毒を飲んでも決して害を受けず、
        病人に手を置けば治る。」

    主イエスは、弟子たちに話した後、天に上げられ、
  
        神の右の座に着かれた。
    一方、
        弟子たちは出かけて行って、
      
         至るところで宣教した。

         主は彼らと共に働き、
      彼らの語る言葉が真実であることを、
   それに伴うしるしによってはっきりとお示しになった。』
        マルコによる福音書 16章15-20節


      復活なさったイエス様は、
      弟子たちに現われ、
      『全世界に行って、「良い便り」を告げ知らせ、
       信じる者に洗礼を授けなさい』と命じました。
      その後、
      天に昇られ、御父・神の右の座に着かれました。


復活なさったイエスは、
イエスがどういう方かを
なかなか分かることができなかった弟子たちに現われ、
『使命』を与えたのです。
『福音を伝えること。人を癒やすこと。人を救うこと。』
の使命でした。
その上で、
イエス様は、
自信のない弟子たちに、
弟子たちの仕事を助け、
弟子たちと共に働く、という『約束』も与えたのです。
 

      弟子たちは、
      イエス様の御昇天後・・・
      ※生前にイエスが行われた『不思議な業』を行い続け、
      ※イエスが開いてくださった『新しい道』を人々に示し、
      ※人々が立ち上がって『新しい道』を歩むようにと呼びかけ、
          全世界で活躍をするのです。
          与えられた『使命』を果たしたのです。


        イエス様と共に働くには、
        『信仰』が大切なのです。

         イエス様は、
      ※『私を信じる人は、「私の業」を行うでしょう。
     ※『信仰のある人は、「不思議な業」を行う事ができます。』
                     と言われました。


        本当の信仰があるところでは
        『神の国』が実現するのです。


   私たちも、
   私たちの行動や生活を通して、
   キリストの助けを頂きながら、『神の国』を発展させましょう。
           祈りましょう。
   
  
      
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
人には、年相応の『使命』があるものです。
若者の『活動』と、年を重ねた者の『静観』。
それぞれの生涯の段階を、大いに楽しみましょう。 お元気で!

時計草・・・『キリストの受難』 そして 『八日の後、イエスが来られた。トマスも一緒にいた。』

2022-04-24 21:49:47 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
4月24日。日曜日。雨のち曇り。

今日は、
キリストの死と復活を記念する、
『キリストの受難の一週間』 そして
『キリストの復活の一週間』が終わり、
『復活節第二主日』です。


今年も咲きました。

    我が家の・・・    『時計草』
  
                 
       英語名は、『Passion flower』
       キリストの『受難の花』を意味する『パッション・フラワー』は、
       花の形が『キリストの受難』を象徴しているとして、
       イエズス会の宣教士たちが命名したそうです。

       ラテン語名は、『Caerulea』
       花の青紫色に由来し、ブルーを意味するそうです。


その昔・・・
教会の大先輩から、
『花』を賜った時、
『時計草だよ』と言われました。
それ以来、大切に、我が家で育てています。

その大先輩は、
戦時下のフィリッピンで、
食べるものが何もないまま何日も過ごし、
『最後はなんでも食べた』のだそうです。
その『時』のことが忘れられず、
無事に帰還したときにプロテスタント教会の信者になられ、
それ以来・・・
自宅の屋根の上に、大きな『十字架』を掲げられました。

私がお出会いしたときは、
それから何十年もたってカトリック信者に改宗なさった後でした。
戦争の『語り部さん』のような98歳の立派な人生
を、大先輩が終えたのは、
もう十年以上の前のことです。

       
    ご近所の・・・   『時計草』
  

     『時計草』の花言葉は、『聖なる愛』、『信仰』
         キリスト教にまつわり、
    花の形が『キリストの受難』を象徴することに由来します。


ご近所さんの『時計草』は
ツル状で、
ご自宅の垣根に、いっぱい咲いています。
私が大先輩から賜った『時計草』は
ツル状態ではなく、
ひとつづつ咲く花です。
ひょっとして『時計草』ではないのかしら?


       今年も、大先輩と大先輩の過酷な人生を偲びながら、
       そして、
       キリストの『受難と復活』の過酷な人生を偲びながら、
        我が家の『時計草』を愛でています。
            感謝!感謝!


そして。

今日は4月24日。復活節第二主日。
       『神のいつくしみの主日』

『今日の入祭唱』

     『生まれたばかりの乳飲み子のように、
     混じりけのない礼の乳を慕い求めなさい。
  これを飲んで成長し、救われるようになるためです。』
        ペトロの手紙Ⅰ 2章2節     アレルヤ

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『トマスよ、あなたはわたしを見たので信じた。見ないで信じる人は幸い。』
        ヨハネによる福音書 20章29節   アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

    『その日、すなわち週の初めの日の夕方、
  弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。
  そこへ、
         イエスが来て真ん中に立ち、
  
       「あなたがたに平和があるように」
                     と言われた。
   そう言って、
       手とわき腹とをお見せになった。
       弟子たちは、主を見て喜んだ。

        イエスは重ねて言われた。
      「あなたがたに平和があるように。
     父がわたしをお遣わしになったように、
       わたしもあなたがたを遣わす。」

  そう言ってから、
      彼らに息を吹きかけて言われた。
       「聖霊を受けなさい。
    だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。
  だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」

     十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、
     イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。  

  そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、
  トマスは言った。
   「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、
     また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、
         わたしは決して信じない。」

  さて八日の後、
     弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。
       戸にはみな鍵がかけてあったのに、
        イエスが来て真ん中に立ち、
     
      「あなたがたに平和があるように」
            と言われた。

       それから、トマスに言われた。
   「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。
  また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。
  
   『キリストとトマス』  ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ作品  
           トマスがそっと触る中、他の使徒達が心配そうに見つめています。

    信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」

    トマスは答えて、
    「わたしの主、わたしの神よ」と言った。
      
      『キリストとトマス』マルティン・ショーンガウアー作品
             キリストが持つ旗は「復活の旗」、
           死に打ち勝って復活したキリストを象徴しています。
           二本指で触れるトマスの表情は敬虔に満ちています。
       
       イエスはトマスに言われた。
     「わたしを見たから信じたのか。
    見ないのに信じる人は、幸いである。」

    このほかにも、イエスは弟子たちの前で、
      多くのしるしをなさったが、
     それはこの書物に書かれていない。

      これらのことが書かれたのは、
  あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、
    また、信じてイエスの名により命を受けるためである。』
         ヨハネによる福音書 20章19-31節


   復活されたイエス様は、
   今日、集まっていた弟子たちに現われ、
      『平和があるように』と言ってから、
   彼らに息を吹きかけ、聖霊を与えました。
   そして、八日の後、
   イエスは、疑うトマスに現われ、
      『見ないで信じる者は幸い』と言いました。
   

   使徒トマスは、
   復活なさったイエスに会わなかったのです。
   そこで、
   復活したイエスに出会った仲間の弟子たちに、
   「あなた方は復活なさったイエスを見たから、信仰ができましたが、
   私は、復活なさったイエスに出会ってないから、信じにくいのです」   
                     と言いました。
   実際、
   弟子たちも、
   復活なさったイエスに出会なくては、信じにくいことだったでしょう。


      弟子たちも、トマスと同様です。
      復活したイエスに出会った婦人たちから復活の話を聞いても、
      聞くだけでは・・・
      弟子たちは、すぐには信じられなかったのです。
      復活なさったイエス様に出会って、初めて信じたのです。


   トマスも、他の弟子たちと同様です。
   他の弟子たちより信仰が浅いのではなかったのです。
   現われたイエスが、受難を受けたイエスと同一人物であると、
       信じたくなかったのです。

      そんなトマスの気持ちを知って・・・
      イエスはトマスに現われたとき、
      『苦しみの傷跡』をトマスに見せたのでしょう。


      イエス様の『傷跡』は、
      イエスの『愛のしるし』です。
      すべての人のためになさった『愛のしるし』です。
      すべての人たちのために、命を献げた『神の愛のしるし』です。
      それを見て信じたトマスの『しるし』です。
      トマスがすばらしい『信仰宣言』をした『しるし』です。
       

          『私の主、私の神』
       と、トマスは『信仰宣言』をしました。 
       それに対して、
          『見ないで信じる人は幸い』 
         とイエス様はおっしゃったのです。
   
   
  私たちも、
  これからイエズス様にお会いすることはできなくても、
  弟子たちの『証し』を信じる人は幸いです。
  イエスの姿は見えなくても信仰はできるという約束です。
  今も、神は働いておられます。
  社会の中で、すべての出来事の中で働いておられます。
  そこで『神の業』を見ることができることができると幸せです。
        祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
週末の土曜日を有意義にお過ごしになられたことでしょう。
今日から又新しい一週間が始まります。
穏やかで有意義な一週間をお祈り申し上げます。 お元気で!        

聖書100週間・聖書通読会・・・『御子は、神の栄光の反映であり、 神の本質の完全な現われである。』 そして 『イエスは来て、 パンを取って弟子たちに与えられた。 魚も同じようにされた。』

2022-04-22 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
4月22日。金曜日。晴れ。

今日は金曜日
聖書100週間・聖書通読会、
オンラインクラスです。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』 
  

     主の復活の喜びを黙想の中で味わうことを大切にして、
        聖書100週間は2週間お休みでした。

       今日は、3週間ぶりの『聖書100週間』です。
        待ちに待った『聖書通読会』の再開は、
       その時間の嬉しさを改めて確認することとなり、
          仲間と喜び合いました。


     今日も、
     仲間と共に、
     ※聖書に書かれた歴史に隠れたものを掘り起こすだけではなく、
         現代を生きている者として、
      ※正しく生きるには、どうすればよいのか?
      ※今現在世界で起きている事柄を、どう考えればよいのか?
      ※悩みや苦しみを どう解決すればよいのか?
            等々・・・
        聖書の中に『答』を見いだしていくのです。
      


   今日の通読範囲は、『ヘブライ人への手紙 1章~7章』です。
   
  この手紙は、
  ユダヤ教からの改宗者、特にレビ人や祭司に向けて書かれた手紙だそうですが、
      イエス・キリストの立場:『キリスト論』
       を読む者すべてに教えてくれます。

 『キリスト論』・・・

            『御子は、
     
         神の栄光の反映であり、
        神の本質の完全な現われであって、
     万物を自分の力ある言葉によって支えておられますが、
         人々の罪を清められた後、
    天の高いところにおられる方の右の座にお着きになりました。』
             ヘブライ人への手紙 1章3節

      三位一体の神、御父と御子と聖霊、御三人様。
      本質的には全く同じ、一体で、平等なのです。
      ただ、
      位各的には違っており、差異があるのです。

    
    御子・イエスは、
    『神の恵みによって、
     すべての人のために死んでくださったのです。』2章9節
    そこで、
    御父・神は、
    イエスに『栄光と栄誉の冠を授け、
     すべてのものを、その足の下に従わせられました。』2章7&8節
    そして、
    聖霊は、
    『大いなる救いを、
     聖霊の賜物を御心に従って分け与えて、
       証しておられます。』2章4節


    今日も、心に響く、『ヘブライ人への手紙』を読んで、
   仲間の皆様と、『イエスを知る喜び』を分かち合うことができました。
            感謝!感謝!


そして。

今日は4月22日。 復活の金曜日。

『今日の入祭唱』

   『彼らは信頼して導かれ、恐れることはなかった。
     海が彼らの敵を飲み込まれた。』
         詩編 78章53節      アレルヤ。

『今日のアレルヤ唱』

  アレルヤ、アレルヤ。
   『今日こそ主の御業の日。神が造られた日。
     今日を喜び祝い、喜び踊ろう。』
        詩編 118章24節  アレルヤ、アレルヤ。

『今日の福音 イエスの御言葉』

    『その後、イエスはティベリアス湖畔で、
      また弟子たちに御自身を現された。
  
       その次第はこうである。
  シモン・ペトロ、ディディモと呼ばれるトマス、
  ガリラヤのカナ出身のナタナエル、ゼベダイの子たち、
  それに、ほかの二人の弟子が一緒にいた。

   シモン・ペトロが、「わたしは漁に行く」と言うと、
   彼らは、「わたしたちも一緒に行こう」と言った。
     彼らは出て行って、舟に乗り込んだ。
     しかし、その夜は何もとれなかった。

  既に夜が明けたころ、
    イエスが岸に立っておられた。
  
 だが、
 弟子たちは、それがイエスだとは分からなかった。

 イエスが、「子たちよ、何か食べる物があるか」 と言われると、
    彼らは、「ありません」 と答えた。
 イエスは言われた。
   「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」
 そこで、
      網を打ってみると、魚があまり多くて、
    
     もはや網を引き上げることができなかった。

イエスの愛しておられたあの弟子がペトロに、「主だ」と言った。
    シモン・ペトロは「主だ」と聞くと、
   裸同然だったので、上着をまとって湖に飛び込んだ。
   

  ほかの弟子たちは魚のかかった網を引いて、舟で戻って来た。
   陸から二百ペキスばかりしか離れていなかったのである。

  さて、陸に上がってみると、
  炭火がおこしてあった。その上に魚がのせてあり、パンもあった。

  イエスが、
     「今とった魚を何匹か持って来なさい」と言われた。

  シモン・ペトロが舟に乗り込んで網を陸に引き上げると、
       
    百五十三匹もの大きな魚でいっぱいであった。
   それほど多くとれたのに、網は破れていなかった。

  イエスは、「さあ、来て、朝の食事をしなさい」 と言われた。
 
  弟子たちはだれも、
   「あなたはどなたですか」と問いただそうとはしなかった。
     主であることを知っていたからである。
  イエスは来て、
      パンを取って弟子たちに与えられた。
        魚も同じようにされた。

     イエスが死者の中から復活した後、
    弟子たちに現れたのは、これでもう三度目である。』
         ヨハネによる福音書 21章1-14節


     今日のイエス様は、
     ガリラヤの海辺で、弟子たちに現われました。
     『主の命令に従って網を下ろすならば、不思議な漁ができる』
         と、弟子たちは学ぶのです。 


   イエス様は、
   復活後、
   弟子たちが日常生活に戻って、仕事をしている所・ガリラヤ湖に、
   現われました。
   そして、弟子たちに、『食べ物』を頼まれました。

   弟子たちは、
   その夜は何も捕れなかったので、
   イエスに何も差し上げることができませんでした。 

   そんな時、

   イエス様は、
   ご自身が、弟子たちに、
      ※豊かにお与えになったのです※

     イエスの命令に従って漁に出かけたとき、
   弟子たち‎たちは、魚を大量に捕ることができたのです。

   弟子たちは、
   大量の魚を見たとき、
   ※弟子たちに声をかけてきた人は『イエス様』だと気づいたのです。
   まずは、
   イエスの愛された弟子・ヨハネが、『主だ!』と気づきました。
   次に、
   シモン・ペトロが、ヨハネの『主だ!』との言葉を聞くと、
     上着をまとって、湖に飛び込んだのです。

 その後・・・
 
   イエス様は、
   御自分で、弟子たちが捕った魚を焼いて、『食事』の用意をして、
       『さあ、来て、朝の食事をしなさい』と
        ※『食事』に招かれました。

        イエス様は、弟子たちに、
        命の糧の『パンと魚』を与えました。
      それは、イエスの『御聖体』を思い出させます。
      又、
      三回目に弟子たちに現われたイエス様。
      それは、『私はいつまでも共にいる』と言われた、
        イエス様の『約束』を思い出させます。


   私たちも、
   イエス様が『約束』なさってくださったとおりに、
   いつも、共にいてくださることを見分けることができるといいですね。
         祈りましょう。
      
      
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今週も世界中でさまざまなことが起こった一週間でした。
皆様は、ご自愛の日々で、穏やかで良い週末をお過ごしください。 お元気で!

ボルボとの別れ・・・『都忘れ』 そして 『次のように書いてある。 「メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する」』

2022-04-21 12:00:00 | 
4月21日。木曜日。雨。

今日は
久しぶりの雨。

   庭に咲き出した・・・  『都忘れ』
  

      『別れ』の花言葉を持つ『都忘れ』
   
         『ボルボと別れの朝 都忘れの咲きにけり』

      息子家族からあずかっていたボルボ車
      ”車庫ができたので、引き取るね。
        今までありがとう。”
      との息子に、今日ボルボを引き渡しました。

       ボルボには2年間ほど
     乗っていたのだろうか? 預かっていたのだろうか?
     My『愛車』となった車との別れは、いつもつらい。


      私は、超シンプルな車、
      動くための機能だけを備える車を、
      自分の運転能力を最大限に使って、
      重厚なエンジン音を聞きながら運転するのが好きです。
      一方、
      息子のボルボ車は、超ハイテク車、
      数々のボタンを押せば車が勝手に動いてくれるような車で、
      エンジン音もないほどの静かな運転でした。


      18歳から始まった『My自動車人生』
       My『愛車』履歴は10台になります。
      愛したMy愛車との別れに、その度に涙する。


      高齢者となった今・・・
      今までのような馬力のある自動車ではなく、
      年相応のおとなしい自動車にしましょうか!?
      いやいや、
      『My自動車人生』に終止符を打ちましょうか!?

         To be, or not to be, that is the question.


その昔・・・
「女の子が自動車運転は危険が多い
  せめて成人になってから」
   と言った私の父親。
「女の子が・・・。とは心外ですね。
 女と男の差があるのですか?」
   と言った私の母親。
結果は・・・
母親の勝利で始まった私の自動車人生です。

         私の年になったら・・・
         「危機感を持って、
         自動車運転は終わりにしたら?」      
         と、父だけでなく母にも言われそうですね。


     今日、
     私と同じ年のアスリート仲間から・・・
     『私は心身共におばあちゃんになってきましたが、
     あきらめが悪く、もう暫く走れたらと思っています。』
      と、昨年12月のマラソン大会の『勇姿』の写真が
          送られてきました。                       
         

         今日もいろいろと迷って・・・
                          To be, or not to be, that is the question.                           
           自分の結論を出す。
       それが生きている感じが強くて、楽しいのです。
             感謝!感謝!


そして。

今日は4月21日。復活の木曜日。

『今日の入祭唱』

   『主よ、死の国から救われた人々は、
   力強い御手を、心を合わせてほめたたえた。
    知恵が、口の利けない者の口を開き、
     幼児にもはっきり語らせた。 アレルヤ。』
      知恵の書 10章20-21節参照


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『きょうこそ神が造られた日、喜び歌え、この日をともに。』
        詩編 118章24節    アレルヤ、アレルヤ。

『今日の福音 イエスの御言葉』
   
   『そのとき、エルサレムに戻った二人の弟子は、
  
    道で起こったことや、
    パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。

    こういうことを話していると、
    イエス御自身が彼らの真ん中に立ち、
   
     「あなたがたに平和があるように」
                と言われた。

   彼らは恐れおののき、亡霊を見ているのだと思った。
   そこで、イエスは言われた。
      「なぜ、うろたえているのか。
      どうして心に疑いを起こすのか。

       わたしの手や足を見なさい。
        まさしくわたしだ。
        触ってよく見なさい。

       亡霊には肉も骨もないが、
   あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある。」
    こう言って、
       イエスは手と足をお見せになった。

   彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、
   イエスは、
     「ここに何か食べ物があるか」と言われた。
   そこで、
        焼いた魚を一切れ差し出すと、
  
  
    イエスはそれを取って、彼らの前で食べられた。

   イエスは言われた。
 「わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、
      必ずすべて実現する。
 これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。」

   そしてイエスは、
   聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、言われた。
      「次のように書いてある。
   『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。
      また、罪の赦しを得させる悔い改めが、
    その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。

         エルサレムから始めて、
     あなたがたはこれらのことの証人となる。」』
       ルカによる福音書 24章35-48節
   

    復活されたイエス様は、
    二人の弟子たちと共に、エマオまで歩きました。
    その後、
    今日のイエス様は、
    他の弟子たちの前に現われ、復活を確認させました。


    二人の弟子は、
    イエスの受難後、自分の村・エマオへ帰って行きました。
    その道中で、イエス様が現われ、共に食事をしました。
    その時に、イエスの復活に気づき、『信仰』ができたのです。

    他の弟子たちは、
    戻って来た二人の弟子の『信仰の証』を聞きました。
    しかし、その時はまだ『信仰』ができませんでした。
    そんな所に、イエス様が現われたのです。
    イエス様は、
    『あなた方に平和があるように』と言われました。
     それでもイエスの復活を疑う弟子たちの前で、
      焼いた魚を食べました。
    その上で、『聖書の言葉』を思い出させた時、
      イエスの復活を確信して、『信仰』ができたのです。


       復活なさったイエス様は
     いつも私たちと共にいてくださいます。
     しかし、
     そのお姿を見ることも、感じることはできません。

      イエス様がご自身を現すことがあります。
     その時は、イエス様が分かり、見えるのです。

     イエス様は、弟子たちの前に現われました。
     弟子たちは、
     ※その時から、『イエスの復活の証人』となったのです。
     復活されたイエスから、
     ※その時に、その事実を人に伝える『使命』を受けたのです。


     私たちも、
     イエスの御姿が見えなくても、
     ※イエスは、いつも、誰とも、一緒にいてくださること。
     ※私たちの生活の中で、一緒にいてくださること。
       を信じたいものです。
        祈りましょう。        
     
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
これからはしばらく『菜種雨』と云われる、雨模様が続くようです。
雨模様の中での美しい花々の開花を楽しみましょう。 お元気で!

『神の恵みと真実は出会い、正義と平穏は口づけを交わす。』・・・『バベットの晩餐』・・・『真の我が家が見つかるだろう。』

2022-04-19 13:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は4月19日。 『復活の火曜日』

    今日は、この一週間:『復活の八日間』にふさわしく、
        映画:『バベットの晩餐』
       皆様とご一緒したいと思います。
        よろしくお願いいたします。
         私がBS映画を撮った写真です。


     『バベットの晩餐』 
 
      
      『牧師の生誕100年』を祝っての『晩餐』です。

 来賓の将軍は語ります。
    「我が国の王妃のお気に入りの本は
        『牧師様の説教集』なのです」 と。

      将軍の亡き牧師への『最高の賛辞の言葉』で、
       『晩餐』は始まります。
       『晩餐』は神聖なものとなっていきます。

 
    晩餐の会場は、生誕100周年の牧師が父であった、姉妹の家です。
     姉妹は『牧師・父の生誕100年』のための
        父の宗派の信者さんたちと
    ささやかな『夕食会』を開くことを計画しました。

    それを知った(訳あってフランスから亡命して姉妹宅で家政婦をしていた)バベットは、
      宝くじで当った全額:1万フラン全額を使って、
         『晩餐』を開くことにしました。     
    
                晩餐の準備をするバベット

宴も始まり・・・
   
    将軍の・・・  『感謝の祈り』   

   今日のこの善き日・・・

       『神の恵みと真実は出会い
       正義と平穏は口づけを交わす』
   

    『我々の選択は重要ではない。
     我々はいずれ目覚める。そして悟るのだ。
        神の恵みは無限なものだと。

         我々はただ恵みを待ち

     感謝の心で受け入れるのだ。

     神の恵みに条件などない。
     その証拠に選択したものは手に入れた。
     拒否したものさえ与えられたのだ。

       神の恵みと真実は出会い、
      正義と平穏は口づけを交わす。』

『晩餐』は
最高のおいしい食事をもって終わります。

牧師の教えを守り、
頑なに食事を味わうことを避けていた信者さんたちは、
料理のおいしさに、魔術にかかったように、心を解きほぐし、
いがみ合っていた者同士も、同様に、打ち解け合います。

居間に移って・・・

   食後のリキュールとコーヒーを楽しみます。

 姉妹の妹・・・
 『神の賜物』:『すばらしい歌声』で、
  出席者・皆を楽しませます。

       ♭♭『ピアノと歌』♭♭ 
  
      ♭♭『また一日が去ろうとしている
         太陽が地平線に消えていく。
         私たちの休息の時間は近づく。

         我らの神は天国の光におわす。
          天国を統べる我らの神よ、
         夜の谷で我らの光となりたまえ。

        限られた時間は終わろうとしている   
                         将軍の母御様も招待されていました。

       夜も終わろうとしている。

       栄光の世界が終わりを迎え
       残りの光は素早く過ぎ去る。

       神の光が永遠に輝くように
       我らを神の国に導きたまえ。』♭♭
   

終わりの時、別れの時、
近づいてきました。

その昔・・・
姉のマーチーネには、
地元で謹慎中の若い士官ローレンス(今日のお客様の将軍です)が、
また
妹のフリッパロには、
地元で休暇中のフランス人バリトン歌手アシュール・ババロンが、
求愛をします。

しかし・・・
姉妹は、
『父に仕える道』を選び
結婚することなく、清廉な人生を過ごしながら、
年を重ねていました。


そんな姉マーチーネに、
将軍は、マーチーネの手を握りながら、語ります。


    ♡♡『今までずっとあなたと共にいた。

     ご存じでしょう。  ええ存じています。
     私はこれからも毎日 あなたのそばにいる。
     毎日あなたと食事の席に着く、
     体は離れ離れだが 肉体は大事ではない。
         魂は一緒だ。

     今夜 私は知ったのです。
     この美しい世界ではすべてが可能だと。』♡♡

将軍の愛情によって、
”これで良かったのだろうか?”と迷うこともあったであろう
自分が選んだ人生を、
肯定された姉のマーチーネは、
喜びと平穏に満たされたのです。

そして、

仲間の皆も、
自分たちが生きてきた人生を肯定して、
互いの人生を認め合い、
喜びと平穏に満たされて、
歌います。

    ♭♭『過ぎゆく時を時計が告げる。
       今こそ、永遠の存在に近づいた。 

    『神の恵みと真実は出会い 正義と平穏は口づけを交わす』


     神の恵みと12人の生きてきた人生は合い重なり、
     神の正義と人間の平穏が重なった『時』が来たのです。


     愛する12人とバベットと共に・・・
     『父・牧師の100年祭』を無事に終えた姉妹は、
      『神の恵み』:『平穏』に満たされました。
     
      
      この『時』を神にささげよう。
  
 
              満天の星空の下で、手を取り合って、神に賛美をささげます。

         星が近づいて来ているわ。 毎晩近づいているのね。

     心を込めて神に仕えよう。

     真の我が家が見つかるだろう。
     真の我が家が見つかるだろう。』♭♭


一人残った紳士は、
『真の我が家』を見つけて、
声高らかに、神を賛美します。


       『ハレルヤ! ハレルヤ!』
   


無事に晩餐会を終えたバベット。

お客様方の召し上がり具合に耳を傾けながら・・・
次のお料理をお出しする。
次のワインをお出しする。
いっときも気の休まることがありませんでした。

美しい『妹の歌声』を聴きながら・・・
心が満たされていきます。

   ホッとして・・・   『一口のワイン』
   
                    最高級品ワインの味を確かめるバベットさん

       実は・・・  
       バベットは、
       パリの有名レストラン:『カフェ・アングレ』の
            女シェフだったのです。
  
       客の将軍は、
       バベットの料理のおいしさと食材の良さに気づき、
       また、それは以前に『カフェ・アングレ』で食べた味だと、
            気づいたのでした。


   ホッとして・・・   『一杯のコーヒー』
   
                         『晩餐会』の成功に、ホッとして初めて座るバベットさん

    バベットは、
    フランスからの亡命以来・・・
    故郷・フランスとの唯一のつながりとして、
    フランスの『宝くじ』を買い、
    その結果を楽しみにしていたのです。

    その宝くじが、『1万フラン 』(100万or120万円? )が当りました♡♡
    フランスから亡命してきたときに流れ着いた海辺に行き、
       バベットは考えます。


     彼女は、御自分の神に与えられた『腕』を使って、
    『大事なこの時を捧げよう、力の限り神に仕えるために。』
                 と決めたのです。

    十数年前に亡命してきた何も持たないバベットを受け入れてくれた
    姉妹のために、
    姉妹のお父上の牧師様の『生誕100年祭』のために、
    大切な12人のお客様のために、
    『晩餐会』開催費用に、一万フラン全額を使う、
                 と決めたのでした。

      
 結果は・・・
        その『極上の料理』が、
    晩餐会出席者の12人のかたくなな心を溶かしたのです。
    信仰者として、
    互いを許しあい、認めあい、
    神の恵みと真実・人生が出会い、正義と平穏に満たされたのです。


     バベットは、
       「私は相変わらずの無一文なしです。
        フランスに私を待つ者も全くいなくなりました。
        姉妹と共に、ここにいます。」
         と決心したのでした。


『バベットの決心』を聞いた姉マーキーネは、
バベットを抱きしめます。
  
    「私たちのためにお金を全部使うなんて・・・」
    「一万フランは、『カフェ・アングレ』では、
      ちょうど12人分が一万フランです。」

    「私たちのためにお金を全部使うなんて・・・。」
    「私のためでもあります。
     芸術家は貧しくありません。
      『世界中で芸術家の心の叫びがする』
    と音楽家パパン氏が私の料理を食べておっしゃいました。」
         

    これが最後ではないわ。
    まだ終わりじゃないのよ。
    天国であなたは偉大な芸術家になる。
    神の思し召しのとおりのね。
 
     きっと天使たちも(あなたの作る料理に)とりこになるわ。』

    こうして・・・
      『バベットの晩餐』が無事に終わりました。


     今日は、主の復活後の三日目の『復活の火曜日』です。

   将軍は・・・
   『神の恵みは無限なものだ。
    神の恵みに条件などない。
    神の恵みと真実が出会い、正義と平穏は口づけを交わす。』
                と、述べました。

   12人の仲間は・・・
   『我らの神は天国の光におわす。
    夜の谷で我らの光となりたまえ。
    神の光が永遠に輝くように、我らを神の国へ導きたまえ。

     過ぎゆく時を時計が告げる。
     今夜こそ、永遠の存在に気づいた。
    真の我が家が見つかるだろう。永遠の我が家が見つかるだろう。』
                と、賛歌を歌います。


    愛するお方に・・・
    『私たちは、体は離れ離れだが、肉体は大事ではない。
      魂は一緒だ。
     今夜、私は知ったのです。
     この美しい世界ではすべてが可能だと。』
               と、将軍は『愛の賛歌』を告げます。

   
       私は、今日映画を観て思いました。
       『バベットの晩餐』は『神の国の宴会』であったのです。
       『将軍』は、人の心を真の神に向かわせる『言葉』を語る
           『預言者』だったのです。
        そして、
       『バベット』は、
           人に追われて命かながら亡命し、
           その後に、
           持つものすべてをお人に与える、
            『キリスト様』であると。
             そう思いました。
              感謝!感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
バベットの晩餐の仲間たちのように、『死の時』を受け入れるとき、
お人に優しく、自分に固執することなく、『美しい生き方』ができるのかもしれませんね。
皆様の毎日が穏やかでありますように。 お元気で!
 

 DIY・・・『台所タイル張り』 そして 『わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。 そこでわたしに会うことになる。』

2022-04-18 10:00:00 | 家のこと DIY
4月18日。月曜日。曇り。

今日も、
家のシンプル化、
家を美しくと、
家のDIYに精を出しています。

   娘の新居・・・     『台所』
          

   薄いベージュ色タイルを全体に、2種類の茶色のタイルをポイントにと、
         3種類のタイルを張り詰めて、
         シンプルに、そして 美しい。

       「なかなか素敵ね!」 とほめたら・・・

       「お母さんもDIYでやってみて!」   

     娘が、今日、新居建築の台所のタイルの残りを送ってくれました。

     只今、
     私は、DIYで、居間の壁紙の一部の張り替え中です。
     娘は、新居が完成したところです。
     息子は、自宅を大々的にリフォーム中です。


     娘家族と息子家族の家が美しくなっていくのを見ていると、
     親の私まで、我が家を美しくしたいと、DIYに励む次第です。


   世の中の人たちも、
   コロナ禍で、
   外出もままならなくて、自宅を改造している方が多いとか・・・。


      私も、今日も、
      楽しみと実益を兼ねて、世の皆様と一緒です。
      DIYを励みます。
         感謝!感謝!


そして。

今日は4月16日。復活の月曜日。

『今日の入祭唱』

   『主は、仰せのとおり使者のうちから復活された。アレルヤ。
     喜び歌え、主はとこしえに治められる。アレルヤ。』


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『きょうこそ神が造られた日、喜び歌え、この日をともに。』
        詩編 118章24節      アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、
        急いで墓を立ち去り、
     弟子たちに知らせるために走って行った。
   
  すると、イエスが行く手に立っていて、
     「おはよう」 と言われたので、
  婦人たちは近寄り、
     イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。
  イエスは言われた。
     「恐れることはない。
    行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。
      そこでわたしに会うことになる。」

  婦人たちが行き着かないうちに、
  数人の番兵は都に帰り、
     この出来事をすべて祭司長たちに報告した。
  そこで、
     祭司長たちは長老たちと集まって相談し、
     兵士たちに多額の金を与えて、言った。

    「『弟子たちが夜中にやって来て、
   我々の寝ている間に死体を盗んで行った』 
         と言いなさい。
     もしこのことが総督の耳に入っても、
       うまく総督を説得して、
    あなたがたには心配をかけないようにしよう。」

   兵士たちは金を受け取って、教えられたとおりにした。

   この話は、今日に至るまでユダヤ人の間に広まっている。』
         マタイによる福音書 28章8-15節

 
      今日のイエス様は、
      死者の中から立ち上がり、復活なさいました。
   
   
  墓に来た婦人たちは、
  イエスが復活なさった『嬉しい出来事』を弟子たちに知らせるために、
  走って行く途中で、
      ご自身を現されたイエス様に出会ったのです。

      イエス様は、
      復活されて後に、ご自身を婦人たちに現されて、
   『私の兄弟たちに、ガリラヤに行くようにと伝えてください』
                    と話されたのです。

     イエス様がご自身の御姿を人に現することは、
       その人に
『使命』を与えるためです。


  ※婦人たちは、復活なさったイエス様に一番先に出会った人たちです。
     一番先に『イエスの復活』を伝えたのは婦人たちでした。
      『イエスの使命=宣教』を最初に果たしたのは
           婦人たちでした。

   又、

     ※イエス様は、弟子たちを『兄弟』と呼びました。
        復活なさったイエス様は、
      弟子たちの不信仰だったことは許されて
        これからは『兄弟』として
     イエスの『仕事=宣教』を続けることを望まれたのでしょう。


  ※イエス様は、ガリラヤで、弟子たちに最初に会うことを計画なさいました。
    そこは、イエス様が『宣教活動』を始めた最初の場所でした。
    生前のイエス様は、特にガリラヤで、『御言葉』を伝えられました。


  私たちキリスト者も、
  イエスの仕事を続けておられる『イエスの弟子=イエスの兄弟』から
  『神の御言葉』を伝えられ、信じる者となりました。
  そして、私たちも『イエスの兄弟』となったのです。
    『神の御言葉』を伝える『使命』を頂いたのです。
  私たちも、復活なさったイエス様が共においでくださることを信じて、
      イエス・キリスト様に支えながら、
       自分が置かれている場所で、
    『良い知らせ』を伝えてまいりましょう。
         祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様は、すべてが新しい始まりであるような4月をいかがお過ごしですか?
学校にお仕事に新入生としてお始めの皆様のすばらしい日々をお祈り申し上げます。
STAY HOMEの毎日の皆様も穏やかな日々でありますように。 お元気で!