マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

2019年12月31日・・・『何を生きる目的としていたか』 『何を為そうとしていたのか』 そして 『 恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたのである。』

2019-12-31 23:37:44 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

   2019年12月31日。火曜日。曇り。

      2019年最終日。

 
 31日恒例・・・   『紅白歌合戦』
 

    
      紅白を横目で見ながら・・・
  今年の年頭に頂いた年賀状を読み直しました。
   
    私は、葉書ホルダーの各ページに、
 それぞれの方の年賀状を5枚まとめて、収納しています。

葉書ホルダーの中の一人分は5枚、
    5年間の年賀状が重なっている。

それぞれのお方の5年分の歴史が一目で分かったりする。

   ある方のある年には ”今年初孫が生まれます!” 
それが 3年後の葉書は、”年少組の孫が・・・!” となる。 
    
   それぞれの年賀状に個性があって面白い。  


今夜は、
 
  お一人の学者さんからの年賀状が特別に心に残った。
こんな風に書かれています。

『関西学院の初代院長ランバス先生の言葉に出会いました。
   「どれだけ長く生きたではなく、
                 何を生きる目的としていたかが重要です。
   その人が何を為したかではなく、
        何を為そうとしていたかが問われるのです。」

『何を生きる目的としていたか』 『何を為そうとしていたのか』
  私は始めるには、まだ遅くはないと思っています。』
       ・・・と。 書かれていた一部です。


さてさて。
私はどうだろうか?

  年賀状が私に問いかけてきます。

  あなたは人生で何を目的に生きているのですか?
  あなたは人生で何を為そうとしているのですか?



そして。

今日は12月31日。主の降誕第七日。

『今日の集会祈願』

  『永遠の父よ、
あなたは人となられた御子を通して、
神に向かって歩む人の真の姿を示してくださいました。
救い主キリストの命に、すべての人があずかることができますように。』


そして。

『今日の福音 イエスの本質の紹介』

『初めにがあった。は神と共にあった。は神であった。
       
       『三位一体』

            この言は、初めに神と共にあった。
             
万物は言によって成った。

成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。

                  言の内に命があった。
          命は人間を照らす光であった。
         
光は暗闇の中で輝いている。

     言は世にあった。
言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には
   神の子となる資格を与えた。
  
この人々は、神によって生まれたのである。

   言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。
   
     わたしたちはその栄光を見た。
それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。

 恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたのである。』
           ヨハネ福音書 1章1-18節


  ヨハネは、イエスがどんな方なのかを紹介します。

         『神の言葉』であるイエスの姿が紹介されます。

旧約聖書にも『神の言葉』が紹介されています。
  天地創造の時に、『神の言葉』によって、すべてが造られます。
  預言者たちは、『神の言葉』を紹介しました。

そして。

新約聖書で、ヨハネは
   イエスご自身が『神の言葉』であると紹介します。

イエスは、『神の救い』を告げるために、この世に派遣されたのです。
イエスは、人間に伝えられた『神の言葉』といわれるのです。
イエスは、すべての人に『神の救い』を告げて、御父神の元へ帰られました。

 人は、『神の言葉』であるイエスを信じる時、本当に生きるのです。
   人は、神と一緒に生きる、神の子と言われるのです。


ということは・・・

私はイエスキリストを目的に人生を生きているのです。
私は人生で神の子として生きようととしているのです。


  私も始めるには、まだ遅くはないと信じます。
      来年こそは頑張りましょう!


皆様!
私のつたないブログを訪問くださいました皆様!

    心より感謝申し上げます。
皆様の応援のお陰様で続けることができました。
    ありがとうございました。

皆様の新年が幸多い年となりますようにお祈り申し上げます。

    来年もよろしくお願い申し上げます。


2019年も後2日。  『イエスの名によってあなたがたの罪が赦されている。』 そして 『神の御心を行う人は永遠に生き続けます。』

2019-12-30 17:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

12月30日。月曜日。時々雨。


たった3つ・・・   『手作り 干し柿』

     2019年の仕事をすべて終了しました。

  
  正月用餅を、5臼、30個づつ5軒分、150個ついた。

        『暮れの年中行事』

 子どもたち家族、嫁や婿の実家、我が家分、各家50個ずつを作り、
        それぞれに渡した。

   年賀状を書き終え、掃除を済ませ、買い物をして、
      2019年の仕事をすべて終了。 

       
        ご褒美の『干し柿』
      甘くおいしく、素朴さが感慨深く、
      頂きながら今年一年を振り返った。

        今年も残すところ後2日。
     家族、友人 そして 神に感謝しました。


そして。

今日は12月30日。主の降誕第六日。


『2019年残り二日の朝の集会祈願』

『全能の神よ、
   に縛られ、その重荷を担う私たちを顧み、
 人となられた御ひとり子によって解放してください。』  


そして。

『今日の第一朗読 長老ヨハネの励ましの言葉

イエスの生前に、イエスから愛されたヨハネは
    長老となった今、
信徒たちが正しく判断し、落ち着いて生活できるように、
    手紙を書きました。


  『子たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、
イエスの名によってあなたがたの罪が赦されているからである。

  父たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、

 あなたがたが、初めから存在なさる方を知っているからである。

子供たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、

    あなたがたが御父を知っているからである。

 若者たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、
あなたがたが強く、神の言葉があなたがたの内にいつもあり、
   あなたがたが悪い者に打ち勝ったからである。

   世も世にあるものも、愛してはいけません

 世を愛する人がいれば、御父への愛はその人の内にありません。
なぜなら、すべて世にあるもの、肉の欲、目の欲、生活のおごりは、

    御父から出ないで、世から出るからです。

   世も世にある欲も、過ぎ去って行きます。
しかし、神の御心を行う人は永遠に生き続けます。』
             ヨハネの手紙Ⅰ 2章12-17節


生前からイエスキリストと親しい交わりを持ったヨハネは、
 その経験から学んだことを書き、信徒を励ましました。

     つまりは、こういうことです。

  キリスト者は、
  イエスキリストにおいて、イエスキリストを通して、

       父なる神に近づき、神を知り、
    神との親しい交わりを保つことができるのです。
  これこそが、キリスト者が第一に心がけ、望むことなのです。

    キリスト者は神との親しい交わりのうちに、
 神と共に生き、神から『永遠の命』をいただくのです。


『今日の拝領唱』

『わたしたちは皆、
この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。』
                   ヨハネ福音書 1章16節

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今年の行事の、真っ最中ですか?すべて終了でほっとしておいでですか?
  残す二日間が豊かな日々でありますように。 お元気で!


年越しそば・・・『聖家族 祝日』・・・『父を敬う者は、長寿に恵まれる。』

2019-12-29 22:18:38 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

12月29日。日曜日。快晴。

息子家族が、帰省して三日間親元で過ごして、帰った。
 
        『年越しそば』
 

    今年の一年間に感謝し、来年の健康を願い、
       早めの年越しそばを食して、
     嫁の実家へと帰省する息子を見送った。


  年末の『年越し蕎麦』は、一年の締めくくりにふさわしく、好き。
年末に子ども家族が親元に集まる『帰省』は、家族愛の最高表現で、好き。
                 日本の奥ゆかしい伝統がいと良い。

    
   『年越し蕎麦』は、
       細く長いことから
延命・長寿を願い、『長寿延命』の意味があると言われる。
                


 私は、この一年を、『神の意』に沿って過ごせただろうか?
  神から与えられた恵みに応えることができただろうか?
         一年の締めくくりに考える。

 

そして。

今日は12月29日。主日。

     『聖家族 祝日』
  
     『仔羊のいる聖家族』    ラファエロ・サンティ作品


フランシスコ教皇の『言葉』

 『神はこの世に来られるにあたり、
ご自分がお造りになった人間の家族の中に来ることをお選びになりました。

神は、その家庭をローマ帝国の外れの人里離れた村にお造りになりました。
  帝国の中心地であったローマでもなく、大都会でもなく
  ほとんど目立たない、むしろあまり評判のよくない場所でした。

     大帝国の外れにあるこの土地から、
  最も聖なる極めてすばらしい物語が始まったのです。
     そこにあの家庭がありました。

マリアは「これらの出来事をすべて心に納めて」ルカ19ー51 おられました。

    その時から、この神秘、神の子の神秘、
わたしたちを救うために来られたイエスを守る家庭があるところにはいつも、
 たとえそれが辺境の地にあっても、その神秘は実現しています。

   主はこの世を救うために来られます。
ですからイエスが来られる場を設け、
家庭の中に、そして子どもたち、夫、妻、祖父母の一人一人の中に
  イエスを迎えることが、家庭の大きな使命です。』
          教皇フランシスコの『家庭』より


『今日の集会祈願』

『恵み豊かな神よ、
あなたは、聖家族を模範として与えてくださいました。
  私たちが聖家族にならい、愛の絆に結ばれて、
あなたの家の永遠の喜びにあずかることができますように。』

 

 私は、この一年を、『神の意』に沿って過ごせただろうか?
 神から私に任された『My聖家族』を守ることができただろうか?
         一年の締めくくりに考える。

 

そして。
『今日の第一朗読 シラ書

  厳しく、あるべき『家族の姿』を教え諭します。

    『主は、子に対する権威を父に授け、
   子が母の判断に従う義務を定めておられる。

  父を尊べば、お前の罪は償われ、

  同じく、母を敬えば、富を蓄える。

父を尊べば、いつの日か、子供たちがお前を幸せにしてくれる。

     主は、必ず祈りを聞き入れてくださる。

父を敬う者は、長寿に恵まれ、主に従う者は、母を安心させる。


     子よ、年老いた父親の面倒を見よ。

   生きている間、彼を悲しませてはならない。
 たとえ彼の物覚えが鈍くなっても、思いやりの気持を持て。
自分が活力にあふれているからといって、彼を軽蔑してはならない。

    
主は、父親に対するお前の心遣いを忘れず、

    罪を取り消し、お前を更に高めてくださる。』
       シラ書 3章2-6節&12-14節

   
同様に。
十戒の言葉。教え。

   『あなたの父母を敬え。
そうすればあなたは、あなたの神、主が与える地に長く生きることができる。』
                 『十戒 第五の掟』 出エジプト記20章12節


     年末にふさわしく、『聖家族』を祝う今日、
  『正しく生きる道』、『長寿の道』 を教えられました。
      新年の決心・祈願としたいものですね。


新年今日の祈願』

『いつくしみ深い父よ、
   いつも聖家族にならい、生活の労苦を乗り越えて、
    主に従う喜びを世界に力強く証ししながら、  
   ともに永遠の喜びに入ることができますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様も家族全員集合で、帰省でしょうか?御家族をお迎えになる方でしょうか?
    穏やかで平安な年末をお祈り申し上げます。 お元気で!


長兄の見舞い そして 『主イエスよ、わたしの霊をお受けください』・・・『聖ステファノ』

2019-12-26 12:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

12月26日。木曜日。曇り。時々雨。


 最寄り駅始発便で・・・   『長兄の見舞い』

      今朝一番で、兄の待つ東京に駆けつけた。
  昨日、長兄息子より電話で、「父が入院しました」との連絡。


 長兄が好きだった・・・  『富士山』

   今朝は上半分は雲の中。 それでも美しい! 堂々とすばらしい!    車中で

    長兄は、ドイツと日本を半々で、猛烈に働いた後・・・
  大好きな富士山の裾野に『終の棲家』を建てて、潔く隠棲した。
      富士を見ながらゴルフを思う存分に楽しんだ。


   私は、兄3人の下の、末っ子の唯一の女の子、4人兄弟。
  兄たちは、それぞれの得意分野で、妹の私を可愛がってくれた。
 長兄は、初任給で『可愛い洋服』を買ってくれて以来、『猫可愛がり屋』
   次兄は、小学生の算数を指導してくれて以来、『人生道案内屋』
   末兄は、自分の男仲間の中に私を連れて行って、『遊び友だち』


   2時間ほど。
   長兄と私の二人で。
      生まれてから現在に至るまでのおさらいで
      楽しかった時間や家族のエピソードを語り合った。
    
    『主の祈り』と『アベマリア』と『詠唱』 を唱えて
       新年の再会を約束して、お別れした。


    東京発。最寄り駅到着最終新幹線で帰宅した。
    車中。 長兄の顔を思い浮かべて 泣いた。
     『主イエスよ、長兄の霊をお受けください』 と祈った。


そして。

今日は12月26日。主の降誕第二日。

    『聖ステファノ殉教者 祝日』
  
              ジャコ・カヴェドーネ作品

      最初の殉教者。
その『殉教の証し』は教会の模範として、常に大切にされてきた。

 
  ギリシャ語を話すユダヤ人(ユダヤ系ギリシア人)であり、

    初代教会で、彼はヘレニストの代表であった。
初代教会において、
ユダヤ語を話すユダヤ人(ヘブライスト)とユダヤ語を話すギリシャ人(ヘレニスト)の間に
       摩擦が生じたため、
    問題解決のために選ばれた7人助祭職とみなされた)の一人。
      やがて『福音宣教』にも携わった

ステファノは、『不思議な業としるし』によって人々をひきつけたため、
    これをよく思わない人々によって訴えられ、
        最高院に引き立てられた。

      主・キリストの受難に倣い、
  自分を迫害する人々に最期まで愛を示して殉教した。
              『毎日の読書』より。


『今日の入祭唱』

       『天の門は聖ステファノのために開かれ、
 
     殉教者の初穂に「勝利の冠」が与えられた。』


そして。

『今日の第一朗読 ステファノの殉教

『そのころ、
   ステファノは恵みと力に満ち、
    すばらしい不思議な業としるしを民衆の間で行っていた。

ところが、
   キレネとアレクサンドリアの出身者で、
   いわゆる「解放された奴隷の会堂」に属する人々、
   また
   キリキア州とアジア州出身の人々などのある者たちが立ち上がり、
      ステファノと議論した。

しかし、
   彼が知恵と〝霊〟とによって語るので、歯が立たなかった。
   人々は激しく怒り、ステファノに向かって歯ぎしりした。

ステファノは聖霊に満たされ、
  天を見つめ、神の栄光と神の右に立っておられるイエスとを見て、
 「天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」と言った。

   人々は大声で叫びながら耳を手でふさぎ、
   ステファノ目がけて一斉に襲いかかり、
   
都の外に引きずり出して石を投げ始めた。
  

    聖ステファノの殉教』  ケルン大聖堂ステンドグラス

人々が石を投げつけている間、ステファノは主に呼びかけて、
 「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」 と言った。
それから、ひざまずいて、

「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と大声で叫んだ。
    ステファノはこう言って、眠りについた。』
       使徒言行録 6章8-10節 7章54-60節


ここで。
教皇ベネディクト十六世教皇の『講話』です。

聖ステファノは、なによりも私たちにキリストについて語ります。
     十字架につけられて復活したキリストは、
      歴史と私たちの人生の中心です。

   十字架は、常に教会生活の中心であると同時に、
  私たち個人の生活の中心でもあり続けることを、
      私たちは知ることができます。

   ステファノは、私たちが十字架を愛するように教えます。
十字架は、キリストが常に新たに私たちの間に来るための道だからです。
       教皇ベネディクト十六世『使徒ー教会の起源』より。

 

      イスラエル全土で宣教するようになった使徒たちは、
    協力者が必要になり、共同体の中から選出します。
     選出された協力者7人の一人がステファノです。

    聖霊が、共同体の一人一人に働きかけ、力を与え、
      共同体を一致させ、成長させるのです。

     聖霊に満たされたステファノは、
イスラエルの歴史に沿って、主イエスがメシアである説教をします。 
   結果・・・ステファノは、迫害を受け、殉教します。

   それでも。

   エルサレムで迫害を受ける共同体の人々は、
    心を一つにして、あきらめることなく、
   種が散るがごとくに、異邦人の間にも移り住み、
       そこで福音が伝えられ、
  方々にキリスト者の集まりができて広まっていきました。 


ここで。
『イエスの御言葉』
を思い出します。

 『一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。
      だが、死ねば、多くの実を結ぶ。
    自分の命を愛する者は、それを失うが、
 この世で自分の命を憎む者は、それを保って永遠のいのちに至る。』
           ヨハネ福音書 12章24&25節


  長兄とも話したものです。
私たちの終わりが来ても心配ないですね。安心ですね。
     次世代がしっかりと育っていますね。 と。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今年も残すところ6日間。皆様はすっかり年末準備は終えましたか?
私は今年のやり残しがないようにと走り回るのですが・・・。 お元気で!


『ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。』・・・『主の降誕』・・・『御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れである。』

2019-12-25 09:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

12月25日。水曜日。快晴。
         主の降誕の日中ミサ。


イエス様が御降誕なさって・・・  『祝賀会』

  喜び祝って・・・
   お赤飯。サンドイッチ。ミネストローネ。菓子。

   久しぶりにお会いする方。いつも会っている方々。
    主の降誕の喜びで、2時間ほど、話も弾みます。

 赤ちゃんの誕生は、いつも『希望』に満ちて、嬉しいものです。
   神の独り子イエス様の誕生は、
   すべての人の『希望の光』、神様からの『愛の印』
       終わることのない喜びです。

  笑顔がいっぱい。おしゃべりがいっぱい。愛がいっぱい。
      
   誕生したイエス様は、皆の心に、『灯』をつけました。


『今日の入祭唱』

     『ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
    ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
         権威が彼の肩にある。

その名は、
   「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」 と唱えられる。』
                   イザヤ書 9章5節


『今日の集会祈願』

『永遠の父よ、
 あなたは人間を優れたものとして造り、
   救いのわざを通して、さらに優れたものにしてくださいました。
 神の独り子が人となられたことによって、
   わたしたちに神の命が与えられますように。』
  

そして。
 

『今日の第一朗読 ヘブライ人への手紙』

『神は、
かつて、
預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られた。
この終わりの時代には、
御子によってわたしたちに語られました。

神は、
この御子を万物の相続者と定め、
また、御子によって世界を創造されました。
 
   『御子による世界の創造』


御子は、
神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、
  
      『父と子と聖霊:三位一体』

万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、   
人々の罪を清められた後、
天の高い所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。

御子は、

天使たちより優れた者となられました。
   天使たちの名より優れた名を受け継がれたからです。』  
          ヘブライ人への手紙 1章1-6節


  神は、キリストを通して、自己を啓示されたのです。
    私たちはキリストを通して、神を知るのです。
   具体的には、
      聖書に示された主の言葉を通して、
  
    またキリストに生かされた人々の言動を通して、
   
      

       神の御心を知っていくのです。


『今日の祈願』

『いつくしみふかい父よ、
今日お生まれになった救い主が、
わたしたちを神の子どもとし、不滅の命にあずからせて下さいますように。』

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様のクリスマスは、お幸せな時間であったことと存じます。

私は、静かに、深いシンプルなミサで主の降誕を祝いました。
いよいよ教会暦で新年の活動の始まりです。頑張ります。 お元気で!


『今日、あなたがたのために救い主がお生まれになった』・・・『主の降誕』

2019-12-25 00:25:35 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

12月25日。水曜日。快晴。
         夜半 そして 早朝ミサ。


     主の御降誕おめでとうございます!


         『神はわたしに告げられた。
    「お前はわたしの子、今日、わたしはお前を生んだ。」
  
            『神の子・主の御降誕』      詩編1章7節  我が教会祭壇     


先ずは。

旧約より。
『夜半の旧約聖書 イザヤの預言

    『闇の中を歩む民は、大いなる光を見、
    死の陰の地に住む者の上に、が輝いた。
  あなたは深い喜びと大きな楽しみをお与えになり、
     人々は御前に喜び祝った。』
           イザヤ書 9章1-6節


   紀元前8世紀。ガリラヤ地方・イスラエルは
    アッシリア帝国の属州となり、連れ去られた。
  エルサレムから遠く離れ、同胞から切り離されてしまった
    ガリラヤの人々は暗黒の中にいた。
預言者イザヤは、この民に、忍耐せよ! 信じて待ち望めよ! と、
  『神の救い:大いなる光:希望の灯』を告げ知らせたのです。



『夜半の詩編』

     『遠く地の果てまで すべての者が神の救いを見た。
     
    
       新しい歌を主に向かって歌え。     
     主に向かって歌い、御名をたたえよ。
      天よ、喜び祝え、地よ、喜び躍れ。』
          詩編 96章1&11節

 

『夜半の集会祈願』

           『聖なる父よ、
         あなたはこの神聖な夜を、
      真の光キリストによって照らして下さいました。
闇に輝く光を見た私たちが、その喜びを永遠に歌うことができますように。』 


そして。

新約より。

『早朝の福音』

    『天使たちが(羊飼いたちを)離れて天に去ったとき、
羊飼いたちは、
      「さあ、ベツレヘムヘ行こう。
主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」
                   と話し合った。
そして急いで行って、

 マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。

      『馬小屋で誕生した神の子・イエス』      我が教会の馬小屋

   その光景を見て、
羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。
   
聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。
しかし、

 マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。

羊飼いたちは、
  見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、  
      『羊飼いたちの礼拝』
     
   神をあがめ、賛美しながら帰って行った。』

          ルカ福音書 2章15-20節

    
   ローマ帝国が地中海一帯を支配していた時代。

 その世界の片隅に起こった『救い主イエス』の誕生です。
       旧約のイザヤの預言が、
   740年ほどの時を経て、成就、実現したのです。
        神に感謝!  神に賛美!


『主の降誕早朝のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
  『すべてを超える神に栄光。み心にかなう人に平和。』アレルヤ、アレルヤ。


『祈願』

       『命の源である父よ、
     御子の降誕を心を込めて祝います。
    子の神秘の中に示されるあなたの慈しみを讃え、
     そのうちに留まることができますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
クリスマスイブをいかがお過ごしでしたか?
   愛の満ちあふれる聖夜でありましたように。 お元気で!                  


クリスマスプレゼント・・・『主の降誕二日前』・・・『神と人とを一つに合わせるいしずえの石、イエス降誕』

2019-12-23 17:38:18 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

12月23日。月曜日。主の降誕二日前。


 孫たちの楽しみ・・・  『クリスマスプレゼント』                       

      世界中の子どもたちを喜ばすサンタさん。
 24日の夜中に世界中の子どもたちの家を回るなんて驚きですよね。 


そして。

 世界中の人の楽しみ・・・ 『救い主の誕生』         

 『ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれる。
権威が彼の肩にあり、その名は『力ある神』と呼ばれる。
  国々の民は皆、彼によって祝福を受ける。』
       イザヤ書9章5節 詩編72章17節


『今日の集会祈願』

   『光の源である主よ、
  御ひとり子の降誕の祝いを前にして祈ります。
おとめマリアによって人となり、わたしたちのうちに住まわれたみことばが、
   豊かないつくしみを注いでくださいますように。』


  すべての人の救いを願い、主の到来を待ち望んだ待降節 
        4週のロウソクが灯され
     今日と明日ののこりニ日間となりました。
      心静かに、大切に過ごしましょう。

   
『今日の詩編』

  『主よ、すべての人の救いを願い、あなたに依り頼みます。
    あなたの道を示し、あなたに従う道を教えてください。
      あなたの真理のうちに私を導いてください。』
             詩編 25章4&5節


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
『諸国民の待望の主、神と人とを一つに合わせるいしずえの石、
  あなたが土から造られた人を救いに来て下さい。』アレルヤ、アレルヤ。
   

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
さまざまことがあったこの一年です。わたしたちのありようを悔い改めて、
  クリスマスの賛歌に加わり歌いましょう。  お元気で!


『天よ、露をしたたらせよ。雲よ、正義を注げ。地よ、開けよ。』・・・『待降節第四主日』・・・『神が預言者を通して約束された神の子の到来』

2019-12-22 09:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

12月22日。日曜日。

          『待降節第四主日』 

   待降節も最終節。4本に灯され、主の降誕三日前、となりました。


先ずは。

第一に。

『今日の入祭唱』

    『天よ、露を滴せよ。雲よ、正義を注げ。
      天よ、開いて救い主を生み出せ。

     わたしは主、恵みの御業を創造する。』
                      詩編 45章8節

祈願。

『ともにいてくださる神よ、
あなたはひとり子イエスを、世の救い主として遣わしてくださいます。
待降祭を間近にひかえたわたしたちが、
御子イエスのうちに、愛と希望の光を見いだすことができますように。』


次に。
旧約聖書から。

『今日の第一朗読 イザヤの預言』


   『その日、イザヤは言った。

     「ダビデの家よ聞け。
わたしの主が御自らあなたたちにしるしを与えられる。
   見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み
 
    その名をインマヌエルと呼ぶ。」』
         イザヤ書 10章14節

祈願。

       『いつくしみ深い父よ、
   主・キリストが神の輝きのうちに来られる時、
   永遠の幸せを味わうことができますように。』

 

次に。
新約聖書から。

『今日の第二朗読 使徒パウロの言葉

  『兄弟の皆さんへ。
この福音は、神が既に聖書の中で預言者を通して約束されたもので、
      
御子に関するものです。

御子は、
  肉によれば・・・ダビデの子孫から生まれ、
  聖なる霊によれば・・・
   死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。

                  『死者の中から復活されたイエス』

   この方が、わたしたちの主イエス・キリストです。

わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、
     あなたがたにあるように。』
      ローマの信徒への手紙 1章1-7節

祈願。

『恵み豊かな父よ、
わたしたちの心にいつくしみを注いでください。
御言葉が人となられたことを信仰によって知った私たちが、
御子の苦しみと死を通して復活の栄光にあずかることができますように。』

 

最後に。
福音書から。

『今日の福音 イエス誕生の次第

『イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。

母マリアは
       ヨセフと婚約していたが、

    二人が一緒になる前に、
 聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。


夫ヨセフは正しい人であったので、
マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。
 このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。

   

「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。
  マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。
マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。

  この子は自分の民を罪から救うからである。」

   このすべてのことが起こったのは、
主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。

ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れた。』
           マタイ福音書 1章18-24節

祈願。

『恵み豊かな神よ、
ヨセフと同様に、私たち自身をあなたにゆだねます。
私たちが、ひとり子を遣わしてくださるあなたの愛を深く味わうことができますように。』


今日の結び。

 神は、人間を救うために、一人で実行なさらず、人間を使うのです。
  人間を通して『人間の救済』の実現を望まれるのです。

   神はヨセフ様を使いました。
  ヨセフはマリアが身ごもっていることに気づくと、
    神が婚約者マリアに不思議なことをなさったと信じました。
  すると、神は、ヨセフに『使命』を与えました。
    父親の重要な仕事である 『子の命名』です。
      命名はその子の使命・役割を表す重要なものです。 
    又、『父親』としてイエスを育てる使命です。

 神はわたしたちの協力をも願っておいでなのです。
神を信じ、イエスを信じるとき、神は私たちにも『使命』をお与えになります。
私たちを通して、お人に『希望』『救い』を与えることを期待なさるのです。


祈願。

『すべての人に愛を注がれる神よ、
神から派遣されていく私たちを聖霊で満たしてください。
主の降誕を祝う私たちが、多くの人と喜びを分かち合うことができますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
主の御降誕三日前。クリスマスプレゼント四日前。嬉しいですね。 お元気で!


小中学校のイエス・キリストの誕生・・・『聖劇』 そして 『主の御使いがサムソンの誕生を知らせた・』

2019-12-19 11:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

12月19日。主の御降誕六日前。


  小中学校校門前・・・  『馬小屋』
 
 19日の今日。皆が待つ・・・
       イエス様はまだお生まれでない。
       大きな星が東の方に現われた。


『今日の入祭唱』

『来るべき方はすぐに来られ、
  わたしたちのまわりから恐れは取り除かれる。
    その方はわたしたちの救い主。』
      ヘブライ人への手紙 10章37節

 今日は・・・ 孫たちの学校の『クリスマスの集い』 です。

先ずは。

      小中学生による『福音劇』

                     

   『とてもとても静かな夜 聖なる夜
 わたしたちの救い主 イエス様がお生まれになりました。
  小さな町の 小さな貧しい馬小屋で
   そっとお生まれになりました。』

 『神様からすべての人に送られた最高のおくりもの。
神様が 私たち一人ひとりを愛してくださっている証しとなる幼子イエスさま。
    世界で最初のクリスマス。
そこへ お祝いにかけつけたのは たくさんの人々ではなく
 貧しい羊飼いたちと 星を追いかけていた博士たちだけでした。』


ここで。

校長先生・司祭様のお説教。一部です。

「皆さん、聖書の終わりに『ヨハネの黙示録』が書かれています。
  その中に、こんな『言葉』があります。

  『見よ。わたしは戸の外に立ってたたいている。
  
             『あなたの心の扉をたたくイエス様』
 
   だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、
   わたしはその中にはいって彼と食事を共にし、
   彼もわたしと食事をともにするであろう。』
       ヨハネの黙示録 3章20節

   
 皆さん、
    福音の『戸』は何を意味しているのでしょう?
    それは、皆さんの 『心の扉』 なのです。

イエス様は、皆さんの『心の扉』を、毎日、たたいているのです。
   皆さんは、イエス様に『心の扉』を開くのです。

  
   その『戸」は、 特別仕立ての『戸』なのです。


その『戸』は・・・
戸をたたくイエス様の側には、戸を開ける『取っ手』がついていないのです。
戸を開く家の人の側にだけ『取っ手』がついていて、家の人の気持ちだけで戸が開くのです。

皆さんは・・・
どんな時に、何のために、イエス様に『心の扉』を開きますか?
どんな時に、イエス様を招き入れて、共に『お食事』をしようと思いますか?
 
 (心身ともに貧しい人たちに心の扉を開くために、私はイエス様を心に迎え入れるのです。
ドイツ人の食卓はいつもイエス様の代わりの貧しい人のために一つの席を準備しているそうですね。 私もそうありたいと願っています。 )


 今は待降節です。
   イエス様をお迎えするための、心の準備の時です。
皆さんは、心の扉をイエス様のために開くために、
     どんな準備をしますか? どんな準備をしていますか?
皆さんは、イエスと共に食事をするために、どなたを招きますか?


   校長先生の、小中学生に向かっての『お説教』は、
 私たち・父兄おばあちゃんの心にも、深く問いかけるものでした。
        すばらしいお説教に感謝!感謝!


次に。

 皆で 『賛美歌:わたしをお使いください』 を歌いました。

   『主よ 今日一日、お望みでしたら・・・
貧しい人病んでいる人々を助けるために、この手をお使いください。
友を求める小さな人々を訪れるために、この足をお使いください。
優しい言葉に飢えている人々と語り合うために、この声をお使いください。
人というだけでどんな人々も愛するために、この心をお遣いください。』
           『マザーテレサの祈り』

  
  イエス様は、『インマヌエル』、『共にいてくださる方』 です。
 私たちは、イエス様の手や足や言葉や心をとなって、
        『お人と共にいる』ことで、
  キリスト者としての『証し』の人生を全うしたいものですね。
      
クリスマスは、貧しい人や苦しむ人と共に交わって、喜ぶ季節ですね。


そして。

『今日の第一朗読 士師記

   『そのころ、その名をマノアという一人の男がいた。
    彼はダンの氏族に属し、ツォルアの出身であった。
    彼の妻は不妊の女で、子を産んだことがなかった。

主の御使いが彼女に現れて言った。

  「あなたは不妊の女で、子を産んだことがない。
   だが、身ごもって男の子を産むであろう。
    
あなたは身ごもって男の子を産む。

     その子は胎内にいるときから、
   ナジル人として神にささげられているので、
わたしにぶどう酒や強い飲み物を飲まず、汚れた物も一切食べないように。

   その子の頭にかみそりを当ててはならない。
 彼は、ペリシテ人の手からイスラエルを解き放つ救いの先駆者となろう。」

  この女は男の子を産み、その名をサムソンと名付けた。
    子は成長し、主はその子を祝福された。』
 
        士師記 13章2-7&24-25節


  その当時。
  イスラエルの民がペリシテ人に支配され、苦しめられていました。
  その頃。
    ダン族の男マノアの妻に主の使いがあらわれる。
   彼女は不妊であったが、子供が生まれることが告げられ、
     その子が誕生する以前からすでに
   『神に捧げられたもの:ナジル人』であるため
     次のことを守るよう告げられた。

  ぶどう酒や強い飲み物を飲まないこと。
  汚れたものを食べないこと。
  ③生まれる子の頭にかみそりをあてないこと。
 
    こうして生まれた男の子がサムソンでした。
     
      驢馬のあごの骨をふるって
    ペリシテ人1000人を打ち殺したサムソン』

  
     
イエス様が、
   全世界の民をお救いになるためにこの世においで下さるように・・・

サムソンも、   
     苦しむイスラエルの民を、

 ペリシテ人の圧政から救うためにこの世にお生まれ下さったのです。
     すべては、『神の計らい』によることです。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
   『民の旗印として立ったエッサイの切り株、
  
あなたによって諸国の王は鳴りをひそめ、民はあなたに願い求める。
 時を早め、わたしたちを救いに来てください。』アレルヤ、アレルヤ。
        ルカ福音書 1章5-25節


ここで。

『教皇フランシスコのメッセージ』

   『貧しい人の希望は決して失われない』
        詩編 9章19節

  詩編のこの一節は、極めて時宜にかなっています。
  信仰はもっとも貧しい人の心にとりわけ刻まれ、
      不正義や生活上の苦しみ、
不安定さによって失われた希望を取り戻してくれるという
根本的な真理
    を、この一節は示しているのです。』

      2019年11月17日 教皇メッセージ

『今日の祈願』

『全能の神よ、
  主の降誕を待ち望むわたしたちが、近づく救いの日を、
    清い心で迎えることができますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
師走の頃、走り回っていますか?
私は一週間前の東京に再訪問で走り回っています。 お元気で!


水仙と駅ピアノ・・・『降誕八日前』・・・『全部合わせると、アブラハムからイエス・キリストまで四十二代である。』

2019-12-17 13:42:31 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

12月17日。火曜日。一日中霧雨。

   
     庭の片隅で・・・  『水仙』
 

   優しい姿に、素朴な風情、ほのかに香るようで・・・。
         
     亡き母が愛した『水仙』が今年も咲いた。
  私にとっては貴重な花・水仙を、私は受け継いでいます。


  最寄り駅で・・・  『駅ピアノ My Sweet Kobe』
 

  高校生だろうか? 美しい女性が『アベマリア』を奏でていた。

   『ご自由にお弾きください Please feel free to play』
「名谷あおぞら幼稚園子どもたちと一緒に大切に奏でられたピアノが
   また皆さんに奏でていただくためにやってきました」


    幼稚園児たちが愛した『ピアノ』が駅にきた。
     貴重な宝・ピアノは受け継がれていきます。

 

そして。

今日は12月17日。主の降誕八日前。

『今日の入祭唱』

  『天よ、喜び歌え、地よ、喜び躍れ。山々よ、歓声をあげよ。
  わたしたちの主は来られ、貧しい人々を憐れんでくださる。』
               詩編 49章13節

そして。

『今日の福音 イエス・キリストの系図

 『アブラハムの子ダビデの子、イエス・キリストの系図。

  アブラハムはイサクをもうけ、イサクはヤコブを、
     ヤコブはユダとその兄弟たちを、
    ユダはタマルによってペレツとゼラを、

      
    (ペレツ~エッサイまでの7代の名前を省略しました)

    エッサイはダビデ王をもうけた。

ダビデはウリヤの妻によってソロモンをもうけ、
   ソロモンはレハブアムを、

  (レハブアム~ヨシヤまでの10代の名前を省略しました)

   ヨシヤは、バビロンへ移住させられたころ、
    エコンヤとその兄弟たちをもうけた。

バビロンへ移住させられた後、
    エコンヤはシャルティエルをもうけ、
     シャルティエルはゼルバベルを、

    (ゼルバベル~ヤコブまでの9代の名前を省略しました)

    ヤコブはマリアの夫ヨセフをもうけた。
このマリアからメシアと呼ばれるイエスがお生まれになった。

こうして、全部合わせると、
   アブラハムからダビデまで十四代、
   ダビデからバビロンへの移住まで十四代、
   バビロンへ移されてからキリストまでが十四代である。』
          マタイ福音書 1章1-17節


 ユダヤ人は、旧約で約束された、ダビデ家の救い主を待っていました。

   『ダビデ家の救い主 イエス・キリストの系図』

                            ネットから拝借

 イエスが、ダビデの子孫で、本当のメシアであることが分かります。

   『系図』は、14代、十四人、名前が三回続きます。
    『14』の数字は、『ダビデの名前』にあたる。
三回、十四人の名前を書くと、ダビデを指していることになるのだそうです。

  
   『系図』には、『女性4人』が入っています。

  4人の中には、異邦人も罪人と言われる人もいます。
4人は、特別な事情によって、神の計画に従って、『系図』に入ったのです。
イエスは、ご自分の先祖の中に罪人がいるのを恥ずかしくは思わなかったでしょう。
 4人は、神に従って、自分の『使命』を理解していったのです。
   4人は、『マリアの使命』 を準備していったのです。

   
  神は、全てにおいて、人間の歴史を導かれるお方なのです。
神は、人間の歴史において、人間をご自分の協力者となさる方です。
  神の独り子イエス様は、人間となってこの世においでになり、
  
罪人も異邦人もお見捨てにならず、全ての人をお救いになるお方なのです。

  
      貴重な『イエス・キリストの系図』は、
  私たちキリスト者がそこに繋がり、受け継いでいくのです。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
    『全てを超える神から出た英知よ、
   あなたは果てまで、すべてを力強くやさしく整えられる。
    賢明の道を教えに来てください。』アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
師走も中盤となり、何かと慌ただしくなってまいりましたね。 お元気で!