10月31日。日曜日。雨降ったり止んだり。
今日は、
娘夫婦新居建設予定地の『起工式の祝別』です。
『灌水式』
建築予定地に、ヒソプの枝で『聖水』を降り注ぐ神父様
今日は、カトリック信者の娘家族の新居建設開始前の
『起工式の祝別』
日本元来の『地鎮祭』です。
まずは、
家を建てる土地で、出席者全員で円になり、
『お祈り』
司祭様が、その土地におられる神様に工事に入る前のご挨拶、
家庭の繁栄、工事の安全など、
聖書の言葉も踏まえながら、
お祈りをしてくださいました。
出席者皆で、司祭様の祈りの度に、応唱しました。
”主よ、私たちの祈りを聞き入れてください。”
次に、
司祭様が聖水の祝別を行い、
『潅水式』
ヒソプの枝で潅水器に入った聖水を、建設地に降り注ぎ、
その土地が聖なるものとなるように、
土地の祝別をしてくださいました。
『ヒソプの枝でわたしの罪を払って、わたしを清めてください。
わたしを洗ってください 、わたしが雪よりも白くなるように。 』
詩編 51章7節
転勤も多く、居住地の引っ越しも15回以上と多く、
三度目の『我が家の建設』の娘夫婦です。
今回も、設計士さんと共に、家の設計を考え続けて半年。
設計に満足して、今日の『善き日』を迎えました。
おめでとうございました。
式を執り行って下さった神父様は、孫息子の代父様で、
娘家族との深いご縁も有り難いことです。
感謝でした。
今日は、母の私も、式に出席して、娘家族の健康と繁栄を祈りました。
神様に、そして 娘家族を支えて下さる皆様に、感謝致しました。
ありがとうございます。
感謝!感謝!
そして。
今日は10月31日。年間第三十一主日。
『今日の入祭唱』
『主よ、わたしを見捨てないで下さい。 わが神よ、わたしに遠ざからないでください。
主、わが神よ、すみやかに私を顧み、助けて下さい。』
詩編 38章22&23節
『今日の福音』イエスの御言葉』
『そのとき、 一人の律法学者が進み出て、イエスに尋ねた。
「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」
イエスはお答えになった。
「第一の掟は、これである。
『イスラエルよ、聞け、わたしたちの神である主は、唯一の主である。
心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、
あなたの神である主を愛しなさい。』
第二の掟は、これである。
『隣人を自分のように愛しなさい。』
この二つにまさる掟はほかにない。」
律法学者はイエスに言った。
「先生、おっしゃるとおりです。
『神は唯一である。ほかに神はない』 とおっしゃったのは、本当です。
そして、
『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして神を愛し、また隣人を自分のように愛する』
ということは、どんな焼き尽くす献げ物やいけにえよりも優れています。」
イエスは律法学者が適切な答えをしたのを見て、
「あなたは、神の国から遠くない」と言われた。
もはや、あえて質問する者はなかった。』
マルコによる福音書 12章28-34節
今日のイエス様は、
『愛神』と『愛隣』は、『掟』の中で最も大切な『二つ』である。
と、おっしゃいました。
神を愛すること。 そして 隣人を愛すること。
『この2つの掟に、律法全体と預言者が基づいている』 マタイ22 : 40、
神への愛と、人への愛に、 神の掟・神の戒めの全てがかかっている。
と言われたのです。
同様に、
使徒パウロは、
『人を愛する者は、律法を全うする』ローマ人への手紙12章10節
と、言いました。
『他のどんな掟よりも、『隣人を自分のように愛しなさい』という言葉に要約されます。』
と、言ってます。
このパウロの言葉は、
神への愛を前提にして、隣人への愛を語っているのです。
私たちは、至らぬ者で、弱い者です。
それでも、
神は、ありのままの私たちを愛し、悔い改めるすべての者を赦されるのです。
そんな『神の愛』に気づいた私たちは、
何とかして、その『神の愛』に答えたいと思うものです。
わたしたち自身も、人への関わり方が変わってくるものです。
神様が大切になさるすべての人を、私も大切にしたい。
神様は、ご自分に変わって、私たちに、人を愛することを望んでおられる。
そのことに気づくのです。
神から頂いた恵みを知って、神に感謝し愛し、お人を自分のように愛する。
それが、『律法』で一番大切なことであり、
『愛神愛隣』が、すべての『律法』を全うすることになるのです。
私たちは、神から頂いたすべてを感謝し、
神の愛に応えられると良いですね。
祈ってまいりましょう。
『今日のアレルヤ唱』
アレルヤ、アレルヤ。
『わたしを愛する人はわたしの言葉を守る。
そして、わたしの父はその人を愛し、私たちはその人のもとに行き、一緒に住む。』
ヨハネによる福音書 14章23節 アレルヤ、アレルヤ。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
明日から11月が始まります。残り2ヶ月となった今年です。
『ウイズコロナ』で、残り2ヶ月の2021年を楽しくお過ごし下さい。 お元気で!