女三代(産まれて10分後のベービーと娘と私の 「出来たてほやほやの三代」)
28日の娘の出産に付き添い、貴重な経験をしました。
4月23日(月)午後7時 娘は破水で29日の出産予定日6日前に緊急入院
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午後5時頃スーパーへ買い物に娘と出かける。買い物の途中、娘が「破水だ!」と立ち止まる。「おしっこなら、おしっこしたい気持ちがあるけど、突然のお漏らしだ!これはおしっこではない!破水だ!」との判断で二人急いで帰宅する。
様子を見ようということになるが、しばらくして「絶対破水だ。病院に行く」との娘の判断で病院に電話をする。「直ぐに来て下さい。」と病院の判断。 娘が自分で運転して(!)私と病院へ。 「分娩室」への入院となる。 痛がる娘の腰をさすりながら、最後の陣痛の来るのを待つ。 「破水したのに、何故か本格的陣痛になる様子もないので、お母さんいったんお帰りいただきましょうか。変化があったら直ぐに連絡します」との病院の言葉で、私はいったん10時半過ぎに病院を出る。
4月24日(火)朝6時 眠れぬままに朝を迎え病院へ
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破水をしたというのに、最後の陣痛が来ぬ状態が続く。 陣痛が起こる度に、強い腰の痛みがあり、娘の腰を指すっているうちに、午前、午後、夜と時が過ぎていく。 陣痛の合間を見て「スクワットをするのが良いのよ」との看護婦さんの言葉に、娘はまじめに「うんうん」とうなりながらスクワットを一日100回もする。 ここに至っても娘の超まじめな性格が現れて驚きました。
4月25日(水)スクワットを続ける娘
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昼間に、本格的陣痛が来ないということで、分娩室から産婦病室に移される。 又スクワット100回! 夜に陣痛が来て、自分の身体の感覚で子宮が開いて来てるのではないかと感じていたが、看護婦さんは「そんなことはないでしょう」と。
4月26日(木) 夜中に本格的陣痛到来
夜中に、激しい陣痛が来たようだが、同室の人は産後の妊婦のみだから、うるさく声を出しては申し訳ないと娘は思い、廊下の手すりを持って一人苦しんだとのこと。 我が娘ながら、彼女の辛抱強さには、もう頭の下がる思いがする。
4月27日(金)朝 娘の気持ちが少し落ち込む
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昨夜の陣痛の様子から、再び陣痛室へ移る。 昨夜の陣痛が嘘のように、又陣痛の間隔が開く。 「痛いと云って声を出してももいいの?」「声を出したからって、痛みが変わる訳でもないし、回りに迷惑だしね」と痛みの中でも、娘の性格から我慢を続けるので、身体が「参った」の信号を出したのでしょう・・又長い戦いの疲れもでたのでしょう・・娘の精神状態が少し落ち着かなくなったように感じる。 「痛ければ痛いと云わなくては。むしろそうしてやっと看護婦さんもあなたの様子がどの辺まで来てるのかと分かるのではないのかしら?」と慰める。 「じゃあ痛いと声を出してもいいのね。」と娘の安心した様子に私も一安心する。 涙が出る。
4月28日(土)午後12時 陣痛促進剤の投与が始まる
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23日の緊急入院以来,一般の常識とおり「破水したら即促進剤」ではないかしらとの私の気持ちがあった。 病院側は[最後の最後まで普通分娩で行きます」との言葉どおり、今まで,促進剤の投与無し。 12時少し前に診察があり、「もう10cm以上子宮が開いているので促進剤を投与しますか」とやっとの病院側の言葉。 促進剤投与の承諾書に迷わず、一時も早くと、娘と婿さんがサイン!
28日午後2時 本格的陣痛の始まり
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間隔が1分程に縮まって来る。 「無事に出産が出来ますように!」「母子共に元気にこの痛みを乗り越えられますように!」等と私は祈りながら、最後の痛みの苦しみの娘をさする。
4月28日 午後4時 分娩台に移動
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ストレチャーにベットから乗り換えて移動するのかと思ったが、「歩いて下さい」と。
出産に立ち会うのを、娘婿さんは辞退。 出産に立ち会ってみたい私だったが、立ち会いは夫のみとのことで、私は断念。大学病院なので、産科の実習生二人の初めての出産見学を依頼される。娘は快諾。将来の良い産婦人科の先生の卵である。
廊下で、娘婿さんと私は、安産を祈りつつ、じっと待つ。
4月28日 午後4時18分 女児出産
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1.8Lの大量の出血があったようだが、母子共に元気な出産となる。破水して以来五日間、赤ちゃんも狭い産道を出ようと戦い、娘も陣痛と闘い、二人力を合わせて出産の大事を無事やってくれました。 二人とも本当にお疲れさまでした!!
無事の出産を神に心より感謝する。 本当に嬉しいことである。
一人の生命がこの世に産まれて来ることは、何と神秘であり、奇跡であり、大変なことであるかを、娘の出産に付き添い実感させてもらいました。
私の娘が子供を産んで、私はいよいよ「おばあちゃんデビュー」を果たしました。
赤ちゃん!!産まれてくれて有難う!!
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おばあちゃんとして愛しい孫娘と、豊で素敵な交わりを重ねて行きたいと思います。 皆さん、おばあちゃんの私も宜しくお願い致します。 私のブログは孫ちゃんのことも書かれて行くことでしょう。改めて宜しくお願い致します。