マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

ご用心!

2013-05-30 05:30:00 | 日々のこと。 世界のこと。
高齢者(一般に満65歳以上の者であると定義されている。そうです。)をねらって・・

振込み詐欺犯罪が、益々増えているそうです。
「母さん! おれおれ!」の手口です。
母親は息子に弱い。メロメロ。 と敵側もご存知での手口です。
そして・・・
宅配詐欺犯罪が、最近は急増しているそうです。
「ピンポ~ン! 着払い宅急便で~す!」との手口です。
"あら!家族のだれかが頼んだのね?” と受け取ってしまう。 という手口です。

私は、詐欺にはひっからない。と自負しているのです。

が・・

「ピンポ~ン! 宅急便で~す。」
高齢者の夫さんが受け取ってしまった。 私の留守中。 ”ああ。 又、妻はネット販売を買ったのだな。”と。

   大箱での、大量の、水が届いた   
私が、帰宅すると・・玄関に、大箱が、鎮座している。

夫が、箱を開けて、水を飲んでいなくて・・よかった!よかった!
夫が、着払いでなくて、代金を払ってなくて・・よかった!よかった!

箱を開けて水を飲めば・・大金の請求ということになったらしい。 恐ろしい。恐ろしい。

発送主と発送業者住所が、記載されていた。
早速電話をするが・・らちがあがらない。

  私も、『着払い』で、
送り先は、『水の発送業者住所』宛。 送り主も、『水の発送業者』発。 で。着払い宅急便発送をして送り返しました。
発送品内容に、『水。注文もしない品を送られて迷惑千万。同じことなきように。云々・・・。』 と。したためました。


  「ピンポ~ン。 宅急便で~す!」

「母さん! おれおれ!」

息子です。                         最高においしい!
   高知・四万十旅行の土産を届けてくれた、正真正銘のMy息子でした。
こんな息子は大歓迎です!                 詐欺息子ではなかった!

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 巧妙な手口の詐欺に引っかからないようにご用心!


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記録 
今日・5月30日のラン距離:14km 

ラン途中で飲む、『水道水』
特殊な水ではなく、水道の水。 最高においしい!

  5月走行距離合計:140km  トライアスロンまで後23日。








自立 そして 自律

2013-05-29 05:30:00 | 日々のこと。 世界のこと。
デジタル大辞泉の解説によれば・・・

自立とは: 他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。「精神的に―する」
自律とは: ① 他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること。「―の精神を養う」
     ② カントの道徳哲学で、感性の自然的欲望などに拘束されず、自らの意志によって普遍的道徳法則を立て、これに従うこと。

私たち夫婦。
夫も自立して…。 友人3人と、昨日から1泊2日、ゴルフ三昧
妻も自立して…。 夫の留守は、寝食忘れて?読書三昧。 食事は、夫の好みではない、私好み。    

ゴルフ土産・その一。     私の好きな  『赤福もち』   



孫たちも。
『自立』に向って、Next Stageに、一歩前進

子供部屋に並んでいた二人のベットを・・・  『二段ベット』。        『秘密基地』?

                                   おさな子の仕草って可愛いですよね。邪心なく天使です。
今までは・・
お利口な二人は、原則を守って、9時就寝。 9時になると子供部屋のベットにもぐりこむ 
   お利口な二人も、ベットに入った後しばらく、ママの読書やトントンが楽しみ
これからは・・
お利口な二人は、9時就寝の原則は守ります。 更に、ママのトントンなしで 寝んねです 
   教育ママは考えました。 ”『自立』させる時期が来た!!”


当の孫たち。
「秘密基地冒険は楽しいね」 「冒険はのどがかわくね

「『自立』は、楽しみの中で、獲得するんだね!」 ばあちゃんの感想です。

じいさんの自立土産・その二。     私の好きな  『のり2種』 

白ご飯が進みます       おいしい。大好きです
自立した私たち夫婦。
食事だけは、朝昼夜、必ず一緒が原則。 暗黙のルールです。
   日中の、互いの『自立生活』の、報告連絡相談。 重要な「ほうれん草集会」です

 
自立度の高い人は、
独自の世界を持つ人。 ということでしょうか?
そして
本物の自立度の高い人は、
自分の世界と同様に相手の世界も認めて、思いやりにあふれ、全てのものを限りなく認められる包容力にあふれた人。 でありますよね!


皆様!
ご訪問に感謝します。 昨日から関西方面は入梅です。体調管理に気をつけましょう!


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記録 
今日・5月29日のラン距離:14km 

朝4時半・起床。
「まだ早いでしょ?」 「お布団の中は気持ちいいいですよ!」
誘惑の声が聞こえます。負けてはいられません。 本を読んで心を起して・・。水を飲んで体を起して・・。
朝5時半・朝ラン開始。
朝ランは、『自立』ではありません。 『自律』です。 
   『感性の自然的欲望などに拘束されず、自らの意志によって普遍的道徳法則を立てこれに従うこと。』 カントの言葉でした。

    5月走行距離合計:126km  トライアスロンまで後25日。



完全さ

2013-05-28 05:30:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
今年も
私の小さな庭をやさしい色彩で飾ってくれる   『サツキ』

人間にはとうていかなわないすべて、『完全さ』、を持つサツキ。
     黙して語らず…。 あでやかに鮮烈に輝き…。 天に地にへ微笑みかける…。


先週金曜日の聖書講座。
『天の父が完全であるように、あなたがたも完全な者となりなさい。』
                      マタイ福音書 5章48節

『完全』:
原語は、ヘブライ語の「ターミーム」。 その意味は、神の前において、「全き者」。「申し分のない者」。

私の質問への講師の答。
その意味は・・・
『神とのかかわりにおいて完全であること』。 『神を信頼することにおいて完全であれという神の要求』。 『神に対する完全な信頼』。
  ・・・「道徳的に完全な者であれということではなく、律法的なものでもなく、信仰においてのみ、私たちは『完全な者』となれる。」 と。


『サツキ』は、黙して、我が身を神の働きに任せて、咲く。  『完全さ』 を全身で表している。 美しい
私は、しゃべりながら、神が与えた『自由』 を自由自在に使って、在る。  『不完全さ』 を全身で表している。 見苦しい


       今朝も、『サツキ』に教えられる私です。

皆様!
ご訪問に感謝します。 いよいよ梅雨入り間近です。 ご自愛の日々でお元気でお過ごし下さい!



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記録 
今日・5月28日のラン距離:14km 

      『今朝6時29分50秒』
黒の上下姿で美しく、練習中の、野口みずきさん に、今朝もお会いしました。
いつものコースを走る私は、角を曲がった所で、野口みずきさんに出くわしました。

角を曲がった時の出会いでしたので・・・
   私が”みずきさんだ!”と気づいた瞬間に、みずきさんは私の横を、通りすぎました。 早い!早い!
   私は振り向いて、みずきさんの後ろ姿に、心の中で、”頑張って下さい! 応援しています!” と。 目礼しました

犬の散歩中のおば様。  走る私に・・・”さっきのはみずきさんですよね?”と。 私は笑顔でうなずきました。
ビシッ!とワイシャツ姿の男性。  今朝は小雨模様でしたので、傘をステッキのようにお持ちになってのウォーク。 益々紳士です。 何者? 謎です?
マジックペン・アドバイスのお嫁ちゃんへ。  とてもとてもサインは無理な感じです。 高貴すぎて…お声賭けはできないみずきさんです。 

    5月走行距離合計:112km  トライアスロンまで後26日。







登山月例会

2013-05-26 08:30:00 | 登山・ハイキング
5月26日・日曜日。
登山仲間5人の月例会。 私を除いて、仕事バリバリの現役の4人。 全員集合可能日は日曜日のみ。 月一回の『日』を決めるのすら、難しい。
今日も暑い
8時半。
登山開始。

昔ながらの街・六甲。 『神戸八景』の町並みから…。  目指すは・・まずは  『柏母野山の碑』
  
男性2人と私は、40L大の縦走用大型リックで…。  かつぎあげます。

リーダーのSさん:
「今日は、変化に富んだ岩場道を数箇所。 よろしくお願いします。」

わが街。    『神戸』        眼下に美しい。


岩場の始まり。

『人はなんのために山に登るのか?』

『私は、何のために山に登り続けているのだろうか?』
小学校時代父に連れて行かれて以来・・・高校の山岳部。学生時代のワンダーホーゲル部。結婚してからも・・・今まで。
誰にも頼まれない。 しんどくあほらしい作業です。


山場には今でも残る・・・  『山つつじ』
  
生い茂る木々の中に咲く一輪の花。  美しい  
       『山中の花々に出会うために、山に登るのだろうか?』

登りはじめて3時間。    『穂高湖』

「ここにしよう!!!」                       湖に突き出した乗船のための突堤。

サラサラと風が流れる。 『屋形船』のつもりで!!!    と。   まずは   カンパイ!カンパイ!
    
5人の担当で…。 ビール。つまみ5~6種。 「昨晩作りました」と巻きずし。   言葉なしのおいしさ!
                          担ぎ上げてきた水で、昼食つくりも始まります
今日は…    『長崎ちゃんぽん麺』

野菜たっぷり。 手作り焼豚。 もちも入れて。           おいしい


2時間。
今日は短いコースだからと…。 ゆっくり。 話がはずみます
長年の山仲間。 分かり合い、励まし合い、喜び合い、共に悲しみ。。。  
                   『共通の至福の時間をシェアーするために、山に登るのだろうか?』
デザートも立派なんです

                            F女史。 〇一個のスイカをかつぎあげました
担ぎ上げた六甲の水で点てるコーヒー   最高です! 
 ロールケーキ。チーズケーキ。柏餅。     そんじょそこらのレストランより、ず~とおいしい『ランチ』です

昼食後:

いよいよ・・・。  穂高と言えば・・・『槍ヶ岳』。    神戸の『穂高湖』には・・・『シェール槍』   険しい。
  

頂上:
『槍ヶ岳』と同じく…『やっと座れる岩場の頂上』   眼下には、先ほどの『屋形船』ではなく…『穂高湖』
  


急な…『水の流れる岩場・徳川道』   『スリルと達成感を味わうために、山に登るのだろうか?』     咲き始めた『山紫陽花』
  
仲間の近況報告に、『勇気を頂くために、山に登るような…。』
「子供たちの許可をもらわなくてはならないのでしょうが・・・新しい人生を始めたの!」 と。爆弾発言。  仲間の応援は決定です
「一ト月10冊は本を読むと決めて・・・一年経過したわ!」 帰路…三宮のBookOffで10冊の本を仕入れる仲間に、付き合いました
BookOff値段=文庫本1冊105円×10冊=1050円×0,9(今日は日曜日・全品10%Off)=945円ー300円(本日10冊以上お買い上げで300円引き)=文庫本10冊で645円也

   険しい山を黙々と登りながら… 一人、考え。思索し。。。
   仲間と話しながら… 自分の人生を見つめなおし。。。     
                   『自分と向き合うためにも、山に登ります!』
4時半。
下山。
上り始めて8時間経過。

いつもの・・・ 六甲・源泉かけ湯:『灘温泉』 420円   そして     『打ち上げ』 
                                          『下山後の美味いビールのために、山に登るのだろうか?!!』
  
5月登山月例会は、毎夏・7月の、『夏山登山の打ち合わせ会』 でもあります。  
    ・・・・皆で資料を持ち合わせて  あれやこれやと。
今年の夏は、『大峰山系八ヶ岳』。2泊3日。
    ・・・・私は、夫の手術でドタキャンの昨年の富士山にリベンジ登山で、不参加。 残念無念!。 息子夫婦と富士山登山。楽しみです

「6月はマラソンシーズンなので、月例会はお休みです。 次回の月例会は8月です! 」 
    ・・・・仲間の一人は、6月には100kmウルトラを、2回の出場です

           では!では!では!

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 新緑を楽しんで、心身共にリフレッシュいたしましょう!



新島襄邸宅

2013-05-25 15:32:57 | 私のこと
     『ハンサムウーマン・新島八重』   
NHK大河ドラマ『八重の桜』。 ご覧になっていますか? 私は大河ドラマが大好きです。 歴史を掘り返すのが面白い。
今回のドラマ主人公は八重。女性です。女性である八重の視点で、世の中を見る。時代を語る。それが今回は面白い。

今日・22日・水曜日。
ドラマ『八重の桜』京都場面。 友人と訪問です。 9時~6時まで。9時間。歩いて歩いて歩きました


まずは・・・
八重の第二の夫・『新島襄の邸宅』 訪問です。

八重と襄が結婚生活を始めた家。 寺町通りに面した  『木戸』

白に茶。 『2色の家』の印象。               
シンプルが、心の清さ、潔さ、高潔、孤高、・・・等。 象徴と見ました。   美しい

    『木戸』    くぐれば・・・ 

2人の終生の住まいです。

お家拝見前に・・・
[新島襄邸宅』。  お2人夫婦の経歴を知らずして拝見するは、もったいない。
ちょいと
新島夫妻の経歴。 (邸宅訪問前に本とネットで調べました)


初めに・・・
新島 襄
1843年(天保14年): 江戸・神田にあった上州安中藩江戸屋敷で、安中藩士・新島民治の子として誕生。 - 1890年(明治23年)。 46年間の人生。
宗教家、教育者。同志社英学校(後の同志社大学)設立。  福澤諭吉らとならび、明治六大教育家の1人。

幕府の軍艦操練所で洋学を学ぶ。
ある日、アメリカ人宣教師が訳した漢訳聖書と出会う。 「福音が自由に教えられている国・米国に行く」と決意。  当時は禁止されていた海外渡航を思い立つ。

1864年(元治元年): アメリカ合衆国への渡航を画策。 「快風丸」に乗って開港地の箱館へ。 21歳。
  箱館に潜伏中、当時ロシア領事館付の司祭:ニコライ・カサートキンと出会う。 カサートキンに日本語と日本の書物(古事記)などを教え、聖書を学ぶ。
  自分の弟子になるよう勧めたが、アメリカ行きの意思は変わらず、カサートキンは折れ、坂本龍馬の従兄弟である沢辺琢磨や福士卯之吉と共の密航に協力した。
7月17日: 箱館港から米船ベルリン号で脱国。 上海でワイルド・ローヴァー号に乗り換え、船中で、船長ホレイス・S・テイラーと交流を持つ。  21歳。
1865年(慶応元年): 7月21日:ボストン着。 ワイルド・ローヴァー号の船主・A.ハーディー夫妻の援助をうけ、フィリップス・アカデミーに入学。 22歳。
       (Coffee break。フィリップス・アカデミー卒業生。 1942年:第41代アメリカ合衆国大統領(ジョージ・ブッシュ)。 1964年:第43代アメリカ合衆国大統領(ジョージ・W・ブッシュ)。)

1866年(慶応2年)12月: アンドーヴァー神学校教会で洗礼を受け、キリスト教徒となる。 23歳。
1867年(慶応3年)6月: フィリップス・アカデミーを卒業。  9月:アマースト大学へ進学。 24歳
   
1870年(明治3年): アマースト大学を卒業(理学士)。  日本人初の学士の学位取得。  9月:アンドーヴァー神学校に入学。 27歳。 
1974年(明治7年): 4月4日: アメリカン・ボード日本ミッションの準宣教師に任命される。 31歳。
          7月2日: アンドーヴァー神学校卒業。 
         10月31日:サンフランシスコ出港。  11月26日:横浜帰国。 11月29日:両親と、安中(群馬県)で、10年ぶりの再会。

   日本に戻り・・・
1975年(明治8年):11月29日:高松保実邸を仮教室として『官許同志社英学校』 開設。 生徒8名。  32歳。
1876年(明治9年):1月3日:J.D.デイヴィス宅で、八重と結婚。 32歳。

2人の新婚生活の始まった    『新島襄邸宅』
 
京都初の日本人同士のキリスト教式の結婚式でした。    お2人の心を表す、美しい家でした。


   以後・・・
新島は、キリスト教伝道に励む一方で、同志社女学校の発展や同志社大学設立運動などに、病躯をおして奔走した。
   又・・・
『新島襄邸宅』にくっつけて建設・・・『附属屋』

両親の隠居所。                    両親と若夫婦。助け合って…
江戸藩邸にあった住居に準じて 建てました    幸せな4人の生活が見えるようでした。

1890年(明治23年):1月23日:大磯にて永眠。  46歳。

   以上・・・。
     『新島襄の人生』の振り返りでした。

新島は、46年の人生を、「福音を自由に教える決意」を全うして、帰天しました。

『主は、彼らの心に、御自への畏れを飢え付けられた。
彼らに、御業の偉大さを示すためであった。彼らは、御業の偉大さを宣べ伝え、主なる御名をほめたたえる。』
                                           シラ書 17章8&9節
新島は、若き時に聖書に出会い、聖書を愛し、聖書の御言葉を宣え、聖書に忠実な生涯を全うされました。
  

1907年(明治40年): 八重夫人、『新島襄邸』を同志社に寄付。 以後永眠するまで、42年間、『新島襄邸』に住む。 八重62歳。
1932年(昭和7年): 6月。  八重夫人永眠。  八重87歳。


そして・・・
新島 八重:   『八重は自分で自分の人生を変えた』

     少女時代:『ならぬことはならぬ』

1845年(弘化2年):会津藩の砲術師範であった山本権八の子として誕生。 - 1932年(昭和7年)。87年間の人生。 
     会津の指針:「ならぬことはならぬもの」という強い教えのもと、八重は会津の女として育っていきます。
1865年(慶応元年):但馬出石藩出身で藩校日新館の教授をつとめていた 川崎尚之助と結婚。 尚之助27歳。八重20歳。


ここでも…(Coffee break。  
     八重の最初の夫:川崎尚之助の生涯。 興味ありますよね

川崎尚之助の生涯:
1836年(天保7年)11月 : 父・出石藩の医師・川崎才兵衛の長男として誕生。
長じて後:  江戸に出て、坪井為春らに蘭学、舎密術(化学)を学ぶ。 神田孝平、加藤弘之らと並ぶ屈指の洋学者として知られた。
江戸において: 会津藩の山本覚馬と知己になり、その縁から、会津藩藩校・日新館の蘭学所において蘭学を教授し、鉄砲・弾薬の製造も指導した。
1865年(慶応元年): 山本覚馬の妹・八重と結婚。 尚之助27歳。八重20歳。 
1868年(慶応4年/明治元年): 会津戦争。  八重と共に鶴ヶ城籠城戦に参加。 捕虜となる。
1871年(明治4年):6年間の結婚生活後、離婚。
離婚後の尚之助: 会津松平家の家名存続が許され下北半島に3万石で立藩された斗南藩に移住。 外国商人と米の取引を行うが、訴訟を起こされ・・・
1875年( 明治8年):3月20日: 裁判中の東京で肺炎のため死去。 といわれる。 39歳。 


新島夫人・八重の生涯に戻りまして・・・

     青年時代:『幕末のジャンヌダルク』

会津戦争で自ら銃を持ち最後まで奮戦した八重だが、敗北。多くの仲間と共に故郷を失う。
1868年(慶応4年/明治元年):会津戦争。 断髪・男装し、家芸であった砲術を以て奉仕し、若松城籠城戦で自らもスペンサー銃と刀を持って奮戦。川崎尚之助と一緒に戦う。
         ・・・・会津戦争敗戦後:捕虜となった夫と離ればなれとなり、以降二度と再会しなかった。
1871年(明治4年):6年間の結婚生活後、離婚。  26歳。


    京都時代:『ハンサムウーマン』
:1876年(明治9年): 1月3日。 新島襄と再婚。 31歳。
    封建的風潮の残る中、男女平等を望む八重の生きざまを、夫・新島襄は『ハンサムウーマン』と称し、2人は、文字どうりの二人三脚の人生を歩みます。




1871年(明治4年):離婚。 京都府顧問となっていた実兄・山本覚馬を頼って、上洛。 26歳。
1872年(明治5年):兄の推薦により京都女紅場(後の府立第一高女)の権舎長・教道試補となる。 27歳。
   ・・・  その頃。 兄の元に出入りしていた新島襄と知り合う

1875年(明治8年): 10月。 2人は婚約。  襄32歳。八重30歳。

   新島襄の妻の条件
「亭主が『東を向け』と命令すれば三年でも東を向いている東洋風の夫人はご免です。」

  ・・・当時、
新島のキリスト教主義の学校建設を阻止しようと町の僧侶・神官たちが連日のように抗議集会を開き、京都府知事・文部省に嘆願書を提出するなどし圧力をかけていた。
      婚約直後・・・京都府は、突如、八重を 女紅場から解雇。
1876年(明治9年): 1月3日に再婚。  31歳。   


     一人時代:『日本のナイテンゲール』

1890年(明治23年) 新島上永眠。 八重45歳。 八重は日本赤十字社の正会員となる。
1894年(明治27年): 日清戦争。 広島の陸軍予備病院で4ヵ月間篤志看護婦として従軍。
1896年(明治29年): 日清戦争時の功績が認められ、勲七等宝冠章が授与された。 
1904年(明治37年): 日露戦争時には、大阪の陸軍予備病院で、2ヶ月間篤志看護婦として従軍。
   同     : 日露戦争時の功績によって、勲六等宝冠章が授与された。 日本初の女性受賞者。
1928年(昭和3年):  これらの功績により、昭和天皇の即位大礼の際に、銀杯を下賜される。
1932年(昭和7年): 『新島襄邸宅』にて永眠。 86歳。 葬儀は「同志社社葬」として4,000人もの参列者があった。


そこで・・・
ご案内申し上げます   
     『新島襄邸宅』  和に洋を取り入れた作りです。

外観: コロニアル様式を取り入れながらも、すべて真壁作り。
セントラルヒーティング: 冬暖かく。 夏快適に過ごすために…床を高くして風通し良く、屋根の庇を深く設計。
フローリング: 全室板敷き。 今は拝観者で痛むとのことで茣蓙が引いてありました
洋風趣内部: 当初和室なし。 椅子やテーブルの並ぶ居間や応接間。 土間のないダイニングキッチンは特色です。
和風手法:  窓の上の障子欄間。 部屋の間仕切りの襖、箱階段。 等。



『邸宅』を拝見しながら、私…思い出していました。

     『居は気を移す』
孟子・『尽心上』の言葉。  その意味はこんなことかと…『住む場所や環境は人の心に大きな感化を与える』
洋風屋敷の生活は、会津武家女の八重が、全く新しい人生を生きる活路を見い出す 手助けをしたことでしょう。


寺町通に面した、邸の『木戸』をくぐり・・
小道を行くと・・・  『玄関』

正に・・・
新島襄が作った『邸宅』に迎えられた八重。 
    『邸宅』に住む年月が、更に、八重の心を育て、八重の人生を変えていった。 はずです。




玄関を入って右側に・・・    『客間』                        18畳       

多目的にお客を迎えます。           写真右手は、いろいろのソファ。 客を迎える家です。
教室。職員室。会議室。大学設置募金事務室。教会集会室。。。。。


客間の隅は・・
2人の趣味コーナー。   『八重愛用のオルガン』      と        『新島襄収集の石コレクター』
  
オルガンの上には・・『賛美歌』                  米国の石も有り、学術的にも価値あるそうです。
   客間に集まる方がたと。  『賛美の歌を~~』


    緑に囲まれた部屋部屋            客を迎える暖かさに癒されます。
 1,2階の東西南の三面にめぐらせたバルコニー     ゆとりが心を作ります。

壁一面が書棚。8割が洋書の・・     『書斎』

同志社の学生は図書室のように利用していたとのことです。      師の姿からも学ぶ弟子です。

家。調度。家具。 京都市有形文化財に指定されています。  簡素。美しい。

"すてきだな~”
”私も、模様替えを!”  ”今年の夏休みにDIYで頑張ろう!” て。 ね。 私もいろいろ学びます。


居間の隣・・・書斎の隣・・・   『食堂』           
  
むこうに見える客間の会議が終わり・・「お食事をご一緒にいかがですか?」 な~んて。
         八重婦人のお誘いが…聞こえてくるようでした。



夫・新島襄の永眠後・・・・
八重は1階洋間を改造して茶室を作ります。  『寂中庵』


     仲睦まじかった二人
夫亡き後・・・

八重の歌。
  『帰えらさることしれともいくたひか おもひいたしてぬるる袖かな』 八重子

同志社を支えた襄の門人たちとも性格的にそりが合わず、同志社とも次第に疎遠になっていったといいます。

この孤独な状況を支えたのが、女紅場時代に知りあった円能斎。 その後、円能斎直門の茶道家として茶道教授の資格を取得。茶名「新島宗竹」を授かる。
以後は京都に女性向けの『茶道教室』を開いて自活し、裏千家流を広めることに貢献しました。


はばかりながら・・・
最後に・・・    『洋風トイレ』

板張りの腰掛式トイレ。           日本では初期のものです。
簡素に。しかし 良いものは取り入れて…。         物も心も。


以上:
今日の『八重の桜一日旅』の始まりは、『新島襄邸宅』見学。
新島襄夫妻のお宅をこの目で拝見し、生活ぶりを想像し、2人の生きた道を振り返りまして…。

新島夫妻の生涯は、新島襄の口癖に現れます 『神の宣教』 の生涯でした。 と知りました。
 襄の口癖:『同志社は神の御手にあります。 そのすべては神に任せております。』

旅の終わりに私の心に浮かんだ言葉。
 『居を正す』。 人生の振り返り、そしてこれからの人生を問う 有意義な旅の時間となりました。


皆様!
ご訪問に感謝いたします。長々とお付き合いありがとうございました。 百聞は一見にしかず。旅はいいものですね!




不思議四つ

2013-05-23 22:18:50 | 娘と娘家族
今日・5月23日は娘の『41歳誕生日』
元気でいてくれることが、何より嬉しい。 41歳も元気で幸せでと、祈ります。

嬉しかった娘の誕生。    『2才誕生日』

娘から計り知れない愛情をもらう私
   
今日の不思議一つ目:
   私の娘に生まれてくれてありがとう。 嬉しい嬉しい 『娘の誕生の不思議』 です。


今日・木曜日は私の『通学日』

校門から長い坂道を、守衛さんと挨拶を交わし、上り始めます。
  

学校への電車の中。  私と同じ最寄り駅から、美しい女性が私の斜め前に座った。

今日も気温がどんどん昇りました。  木陰が気持ちよい
  
”美しい人だな~!” 眺めていたその人が、道を左に折れて、音楽部館に入られました
                                ピアノ?チェロ?バイオリン?それとも・・・? 想像が楽しい


今日の不思議二つ目:
通学に3本の電車を乗り換えます。一つ目の乗換えで分かれた 『美しいその人が校庭で私の前を歩いていた不思議』。 不思議!不思議!です


まだまだ坂が続きます。                  この階段を上ぼって・・
  


左に曲がれば  娘の勉強した文学部館
  
左に曲がらず、更にまっすぐ進む。 そして右に曲がって・・・  Myクラス館です。


今日の不思議三つ目:
  娘が10年間通った学校。娘の卒業後17年目に親の私が通います。 『娘が習った先生が私の担任である不思議』。 有難い御縁です。


日々・・・
”不思議だな~!” と思うことが重なって、深みある日々となっていきますよね。 『不思議』を大切にしたいものです。


今日の授業。

今日の不思議四つ目:
偶像禁止の、見ることもできない表彰することもできない神と、この世に棲む『人はどこでその神と出会えるのか』 どこで?どのように? 『神の不思議』。

   ・・・作曲家・シェーンベルグの生涯を考察しながら、検証です。 検証結果は後ほど書きますね。 お楽しみに。


皆様!
ご訪問に感謝いたします。 当たり前よ!偶然よ! と。 見過ごす『不思議』を楽しんでくださいね!



 

解団式

2013-05-23 09:55:58 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
  月曜日は、バリ島巡礼団の解団式。 でした。
楽しかった日々の映像を見て、持ち寄りポトラックを食べて、しゃべってしゃべって。。。。5時間。
        そして最後は、いつものように、巡礼団団長の話と分かち合い。


我が食卓を飾る    『団員の庭の花々』

                     美しい。見事です。  ご主人様の傑作です

いよいよ
解団にあたり、団長(司祭)の御挨拶。

「自分の先の未来をわずらうことなく、未来のすべては神におまかせして、『自由な心』で日々過ごして下さい。」
          「信仰は、心を自由にします」 と。

       『明日のことまで悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。』
                          マタイ福音書6章34節

「自分の今までの過去の恵みを思い出して、神への感謝の内に、『平安な心』で日々過ごして下さい。」
          「楽しかった、有難かった過去の日々の振り返りは、心を平安にします」 と。

       『神は、わたしたちをキリストにおいて、あらゆる祝福で満たしてくださいました。』
                          エフェソの信徒への手紙 1章3節


団員全員は、
  団長のお言葉に、すなおです。 素直さは純真の現れです
解団式は、
  楽しかった巡礼を思い出して、日々一日一日を大切に!と…。 
「次はどこへ行きましょうか・・・?」  「明日の希望」へとつながりました。

   
皆様!
ご訪問に感謝いたします。 明日を悩むことなく、今日を精一杯に楽しくお過ごし下さい。


 

愛情

2013-05-22 07:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
   『愛情』って・・・
小さな小さな声かけだと思いません?
  心と心の響きあい。 


花にも・・   「おはよう! 今日もきれいに咲いてくれてありがと!」

バケツにくんだ水をかけてあげながら・・
    「今日は京都に行ってきます。八重の桜の京都取材にね。」 な~んて具合です。

バックヤードの花には、水をあげる時間がない。
   「おはよう! 今日もきれいに咲いてくれてありがとう!」
「今朝は、お水をあげる時間がなくて ごめんなさいね。」
     ・・・一つ一つの花々と木々に、ご挨拶です。

     花々は、私の愛情の小さな声かけに、必ず反応してくれます。
「行ってらっしゃい! 楽しんでらしてね。お土産話を楽しみにしています。」
        ・・・ 私には、花の声が聞こえます


皆様!
御訪問に感謝いたします。 今日も、周りの人に小さなお声賭けをしながら、愛情豊かな一日をお過ごし下さい!




3度目の挑戦

2013-05-21 05:30:00 | スポーツ・ランニング・自転車・水泳・ゴルフ・散歩・・・
   『グリーンピア三木トライアスロンフェスティバル2013』
                3度目の挑戦です。

エントリーしました。
迷いに迷って・・2ヶ月。 そして今日決めました。 エントリーしました。
   どうして、迷いに迷ったか?  "To be or not to be, that is the question."  人生! シェークスピアすらも迷いました。私も迷います。
迷いに迷った原因は私の子供たちにあり。です。

 まずは息子夫婦。
「マラソンで走るだけではなく…トライアスロンにも挑戦してみては!」 と。 初めてのトライアスロン挑戦に誘ってくれた。 
1回目は息子と。2回目はお嫁さんと3人での挑戦でした。 それはそれは! 楽しい挑戦でした
「今年から一緒には出られないね。」と息子夫婦。 今年4月に名古屋転勤で、神戸の地を離れていってしまいました
"一人ぽっちで、トライアスロンをやる????”  モチベーションが下がります

 そして娘夫婦。
「6月末に、国際英語学会でカナダに行くよ。 懐かしいバンフに久しぶりに一緒に行きましょうよ?」 「おいしいアイスワインの産地ですよ!」
”カナディアン・ロッキー山脈登山とその後のアイスワイン!!”  学会とトライアスロンは重なります。 6月23日。
”『カナダの次回』はないかもしれない!!!” ”『トライアスロンの次回』もないかもね!!!』  私には、どちらが価値がある?
     


今朝から・・  『夏バージョン』 

半袖半ズボン。
昨年の『Greenpia Miki TRAIATHRON FESTIVAL 2012』Tシャツ。
日焼け対策。 長手袋と長スパッツ。


”それでいいの?”
”カナダ? トライアスロン? どちらの『今回』 にするの?”
3度目の挑戦にエントリー後も、迷いは消えません。  あほかいな!
  
     『To be or not to be, that is the question.』

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 新緑美しい爽やかな季節到来です! 老いも若きも。男も女も。体を動かして、健康の元の筋肉を増やして、心身共に明るくお過ごし下さい!


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記録 
今日・5月21日のラン距離:14km 

お嫁ちゃんのアドバイス:「早朝ランの時には忘れずに、サイン用マジックペンを、ポケットに入れておいて下さいね!」
お嫁ちゃんのアドバスに忠実な私:「今朝は、先日出会った『野口みずきさん』にお会いできませんでしたよ!」  残念です。
でも・・・
ビシッ!と背広姿を決めてのウォーク紳士には、お会いしました。 紳士も『夏バージョン』。 それにしてもなぜ? なぜにアイロンビシッ!の白Yシャツ姿でウォーク?  謎です。

    5月走行距離合計:98km


 

ロボットか? 奇跡か?

2013-05-19 07:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
「私はロボットならよかったのに。」
度重なるけがに苦しみ、リハビリに明け暮れる日々の、野口みずきさんは思った。
「機械のような壊れない体だったら、機械のように黙々とメニューをこなせたら。」と。
                      

『自分を信じて…。黙々とトレーニングに励む野口みずき』

『神戸市西区で』

今日は
19日・日曜日朝刊一面と二面の特集。 『金メダルから9年』  記事と写真のご紹介です。


「完治の見込みは皆無だった左足損傷。
それが…完治。
長く苦しいリハビリを経てつかんだ勝利です。」


「奇跡は自分で起こすもの。人間は奇跡を起こせる。今はそう信じている。」
苦しくつらい日々の野口さんは、「信じてやっていけば奇跡は起こる」と思っていた。
そして今、断言する野口さんです。「奇跡は、起こるのではなく、起こすもの。」と。

       
先週の日曜日・12日。
私は、朝ラン中に、私と同じコースを走る野口さんと出会い…その驚きをブログに書きました。
そして
1週間後の今日・19日。
先週と同じ私の朝ランコースを、黙々と走る野口さんの記事が…毎日新聞の1面と2面に書かれていました。。


新聞記事は続きます。
2000年シドニーオリンピック金メダリストの高橋直子:
「みずきさんには若い選手に刺激を与えて欲しい。走ることで伝えられることがある」
毎日新聞記者:
「格好よく終わりたい」という理想のエンディングを迎えるまで、野口は走り続ける」

私も記事を読んで・・
感動でした。
”ロボットになりたいほどに、頑張らるみずきさん! その努力に、神様は、左足損傷完治の奇跡を起こされたのですね! おめでとうございます!”
”ロボットより、つらくてしんどいでしょうが…傷みも苦しみも感じる肉体で、奇跡を起こし続けてください!”
嬉しかったです。
"今朝も、みずきさんも、私と同じランコースを走っておられるのだ! ”と。
大いなる勇気を頂きました。 感謝!感謝!


2004年アテネオリンピック金メダリスト・34歳の野口みずきさん:
最後に語りました。
「再び世界と戦える姿をみなさんにおとどけしたい」
「走り続ける理由は、好きだから。本当に好きだから。それ以外、何か言うことはない。それしかない。」



私も 
黙々と描きました。昨日の絵画教室。

先日のバリ島巡礼を思い出して…   『バリダンス』

先生の人形。


皆様!
御訪問に感謝いたします。 好きなことにまい進する人生を、苦しみと孤独を乗り越えながら、全うしたいですね!