マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

旅の終わり・・その② 『アイラ島紀行』

2013-04-28 21:49:11 | 私のこと
     『アイラ島紀行ブログ』


「アイラ島に行く人は、機会があったらぜひ生牡蠣を食べてみるといい。」

                         私がアイラ島で食べた生牡蠣。                 
「ほかの土地で食べる牡蠣とは、ずいぶん味わいが違う。
生臭さがなく、こぶりで、潮っぽいのだ。つるりんとしているが、ふやけたところはない。」
「味はストレートで塩辛い。ちょうどスッコットランド人の気性のようにね。」
               村上春樹:「もし僕らのことばがウイスキーであったなら」より。

更に・・・。

村上の言葉は続きます。
「そこにシングル・モルトをかけて食べるとうまいんだ。
それがアイラ島の独特の食べ方なんだ。一回やると、忘れられない。」
「僕はそれを実行してみた。」


尊敬してやまない & 長年の私の片思いの村上氏の 『もし僕らの言葉がウイスキーであったなら』
   ・・・アイラ島紀行文。 出版されたのが1999年。14年前。
そして
村上氏の『アイラ島紀行文』に魅了された私。 『村上氏紀行文の追体験の旅』に行ってまいりました。
   

   『村上氏・アイラ島紀行文の追体験紀行のMyブログ』
  村上氏と私の対談形式で綴ってみます。  お楽しみ下さい


村上:
「レストランで生牡蠣の皿といっしょにダブルのシングル・モルトを注文し、
殻の中の牡蠣にとくとくと垂らし、そのまま口に運ぶ。 う~ん。いや、これがたまらなくうまい。
牡蠣の潮くささと、アイラ・ウィスキーのあの個性的な、海霧のような煙っぽさが、口の中でとろりと和合するのだ。
それから僕は、牡蠣の中に残った汁とウィスキーの混じったものを、ぐいと飲む。
これを儀式のように、六回繰り返す。 至福である。」

  『人生とはかくも単純なことで、かくも美しく輝くものなのだ。』


私:
追体験を重ねてまいります 


 私も、村上が語る通りに、六回、実行してみました。  繰り返しました。 

『THE HARBOUR INN』にて。          
牡蠣ににシングル・モルトをかける食べ方。             至福の時間              
牡蠣の中に残った汁とウィスキーの混じったものを、ぐいと飲む。 グイ! そして グイグイ!
牡蠣の潮っぽさ。 と アイラ・モルトのスモーキーさ。 のコラボ
                     おいしい。 「これなのね!」と。 体験で…納得!ガッテン!
                          

  『人間にとって最も幸福なのは、喜び楽しんで一生を送ることだ。』
                             コヘレトの手紙3章12節


3月16日~4月16日まで。 1ヶ月ちょいの、私の旅行三昧の日々。
寒い雪のイギリス。から 常夏のバリ島へ。そして 日本の春を愛でる旅。 と。三所の旅。 
それぞれの旅には、必ず、『誕生会』がありました。 皆で祝う誕生会。至福の時間がありました。

まずは
バリ島巡礼の旅では…『2人の神父様の誕生会』。 surpriseの時間でした。
そして
夫との旅の終わりでは…『孫娘の6歳の誕生会』。 家族である喜びの時間でした。


そして三つ目。
娘家族とF氏とのイギリス旅行の終わりには…娘家族が計画し、祝ってくれました。
 

     『アイラ島でアイラ・シングル・モルト・ウイスキーを飲みながら祝う母親・私の誕生会』
   
『THE HARBOUR INN』にて。  シャンパン       &     アイラ島・シングル・モルト・ウイスキー
            いくつになった?                            子供を持つ幸せの実感の時間でした。
                                     孫息子も ”おめでとう!” てね
 前菜とシャンパンは…『シャンパン&アペタイザーの間』 で。   食事とシングル・モルトは…『食事の間』 に移動して。
      ・・・・ スコットランド風もてなしに、酔いしれます。 とろけます。

村上:
「今回のスコットランドの旅のテーマはウィスキーだった。
スコットランドのアイラ島に行って、その名高いシングル・モルト・ウィスキーを心ゆくまで賞味する。」
私:
私は、シングル・モルト・ウィスキーが大好き。 娘夫婦から習った。 開眼にThanks!
今回の旅のテーマは、シングル・モルト・ウィスキーをその生地で味わう。& シングル・モルト・ウィスキー聖地で私の誕生日を祝う。  娘夫婦の計画です。 Thanks!
   ・・・ 負うた子から…惜しみない愛を頂く。 親の幸せです。
 

村上:
「アイラ島を目指す観光客の数は、それほど多くいない。
島には「観光名所」と呼べるようなものはひとつもないし、
気候はお世辞にも魅力的とはいいがたいものだ。
風は強く、なにしろ寒い。海は気がふれたように荒れる」


私も…。 アイラ島にやってきました。            海を乗り越えて! 

                                     私の宿舎前の海。
  ”アイラ島にとうとう来た!!”  喜びで…絶句です


「メキシコから遠路はるばる流れてくる海流のせいで、雪は降りません。」 が・・・
寒い。長時間外に居られません。 海は荒れ、風が強い。 立っていられません。
  ・・・・ この厳しい自然こそが、アイラ島です。       嬉しくて…涙です



私たちの宿舎。        『B&B』                            
  
                     Bed Roomから…「窓から波や風の音に耳を澄ませます」
                   
Breakfastは…『北欧名産ニシンのソテー』

とろけるやわらかさ。世界の人が北欧に食べに集まる『ニシン』。北欧名物。
私も頂きました  脂がのって、文句なしの、おいしさ。 幸せです


村上は続けて綴ります。
「しかしながら、わざわざこの辺鄙な島に足を運んでくる人々は少なからず存在する。
彼らはひとりで島にやってきて、何週間か小さなコテージを借り、誰に邪魔されることなくしずかに本を読む。
上等なウィスキーグラスをひとつテーブルの上に載せ、電話の線を抜いてしまう。
文字を追うのに疲れると、ときおり本を閉じて膝に置き、顔をあげて、暗い窓の外の、波や雨や風の音に耳を済ませる。
つまり悪い季節をそのまま受け入れて楽しんでしまう。
こういうのはいかにも英国人的な人生の楽しみ方なのかもしれない。」

私:
人生の楽しみ方は、人の数だけ、人それぞれの楽しみ方がある。
私の人生の楽しみ方は、私の心に大きく語りかけ私の心を楽しませる、『私らしい楽しみ方』でありたい。
   ・・・・ 積極的に、前向きに、頑固に、自分を信じて・・・。

村上は更に・・・
「実を言えば、僕がこの隅っこにある島まで、はるばるとやってきたのも、
やはりその高名なるシングル・モルト・ウィスキーを味わうためであった。
おおげさに言えば、まあその、聖地巡礼とでもいうべきか。」

私も・・・
村上紀行の追体験です。 

はるばるとやってきました…   『ボウモアの街』      シングル・モルト・ウィスキーの聖地です。     

ボウモアの円形教会(中央奥)と街並み
  この風景。大好きです。暖かさの感じられる街並。 厳しい自然が人々をまとめる。 こんな街に住んでみたい。

村上は語る。そしてそれは 私の心の叫び。   同じです。
「アイラは美しい島だ。
家並みはこぎれいで、どの家の壁も見事に鮮やかな色に塗られている。
きっと暇さえあればペンキを塗りなおしているのだろう。
あてもなく通りを抜けて、ぶらぶらと散歩をしているだけで、こちらの心が少しずつ鎮まっていくのが感じられる。
 通りには人影はほとんどない。
たまにすれ違うと、人々はにっこり微笑んで挨拶する。子供も、老人も。ほんとうに小さな町なのだ。
通りを歩くと風向きによって、発酵した麦芽を煮詰めるときのあの独特の匂いが、醸造所のほうから漂ってくる。」


私も・・・
街を歩きながら、各所で話す時に…優しさあふれる笑顔に出会いました。 優しさに、お人の人格が表れます。 すてきです。
確かに・・発酵した麦芽を煮詰めるときのあの独特の匂いを。街中で、かぐことができました。


私も
 とうとう来ました。 北国海の…  『ボウモア蒸留所』  

村上:
「ボウモアは非常に「古式豊かな」作り方をしている。
頑固というか、いくら時代が移ってもやり方を変えない。
手動の「すきかえし」を行なう自然のフロア・モルティングから、
昔ながらの木製の樽をつかった発酵槽、
けっしてフォークリフトを使わずに人の手だけを使ってそっと優しく樽をころがして移動する熟成倉庫。」

「働いている人々の多くは年寄りだ。
彼らは、アイラで生まれ、アイラで育ち、アイラで生涯を終えることになるのだろう。
彼らは誇りと喜びをもってここで仕事をしている。 それは顔つきでわかる。」 

私も…
私の人生を、誰の賞賛を頂けなくとも、『誇りと喜びをもって全う』したいものです。 私の顔つきに表れる程に!


私、 実際に飲んでみました。    『ボウモア・ウィスキーの2種類』

                                ボウモア・ウィスキー試飲部屋。
「実際に飲んでみると、ボウモアのウィスキーにはやはり人の手のぬくもりが感じられる。」と村上。
優しい味。心暖まる味。
     言葉を失いました。  只只…感謝!感謝!              涙涙の試飲。
私のスコットランド旅行のテーマは…
     『アイラ・シングルモルト・ウィスキーを現地で飲む!』
                      実現しました! 感動の涙涙

そのお味。 
「暖炉の火の前で、古く懐かしい手紙を読んでいるときのような静かな優しさ、懐かしさが潜んでいる。」

「にぎやかなところで飲むよりは、
馴染んだ部屋で、馴染んだグラスで、一人で穏やかにのみたい酒だ。
その方が味がずっと生きてくる。
シューベルトの長い室内音楽を聴くときのように、目を閉じて息を長くとって味わったほうが、
味の底が一枚も二枚も深くなる。 ほんとうです。」  と村上。


  幻の…     『1957年物ボウモアウィスキー』

私。 ボウモアウィスキー飲むための、ボウモア・グラスを、二つ買いました
   『Myボウモア・グラス』に馴染んで…一人目を閉じて、ボウモアウィスキー味わっていきます
   『Ourボウモア・グラス』に馴染んで…あの方と目を閉じて…  一人も良し!2人も良し!


『ボウモア蒸留所』の前です。
       『私の誕生会会場』          『THE HARBOUR INN』 
  

『シャンパン&アペタイザーの間』で
  シャンパンが終わった頃
        『食事の間』におこし下さい。 美人のご案内です。

アイラの海の色。      『ブルーの食事の間』

六人で。   幸福で幸せな時間。          母である喜びの時間です


アイラ島の食事。

いかがでしょうか?    正に… 『アイラ島の文化』 です
  
村上氏は語ります。
「旅行はとても楽しく、物事はすべてうまく運んだ。
問題は二つ。
六月なのにひどく寒くて、持ってきた服ではとても防寒が間に合わなかったことと、
二週間ではとても日にちが足りなかったことだった。
もっとあちこちをまわって、いつまでも黒ビールとウィスキーを飲んでいたかった。
それが僕と妻との共通の意見だった。」


私も同感です。
   小さな島のアイラ島。
    小さな島でも、その魅力は、2週間でも味わい尽くせないほどに満ち溢れた島です。


繊細な味。   表す言葉を選べない。      世の中で一番おいしいのではないかしら?  『パテ』
  
製造地で飲む『アイラ・シングル・モルト』 & 『アイラの食材料理』   非常に寒く波荒い海だからこそ、おいしい両者です。                         
                                  おいしいです


娘夫婦とF氏から…   『BOURGOGNE  Pinot Noir』     独り占めです
  
長年…尊敬してやまない村上春樹さん。
      『もし僕らの言葉がウイスキーであったなら』・・・
「例外的に、ほんのわずかな幸福な瞬間に、ぼくらの言葉はウィスキーになることがある。
そして僕らは、いつもそのような瞬間を夢見て生きているのだ。」 と。

  私:
   『そのような瞬間』とは? 頭でめぐらします。 村上文学の魅力です。ちりばめられた『輝く言葉』です。


今回…『本』の追体験を、『本』を抱えて歩きながら、体験してまいりました。 
            

村上氏の2週間ではなく…短い2日間。
     旅行はとても楽しく、天国にいるような幸せな2日間でした。

  「又来ましょうね!」 「必ずね!」
    娘と私で…指きりげんま!


以上。
長い旅の最後でした。 アイラ島を、私同様に、お好きになって頂けましたでしょうか?
長々とお付き合いくださり、最後までお読みくださり、有難うございました。 

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 皆様も素敵なゴールデンウイークをお過ごし下さい!




旅の終わり・・その①

2013-04-26 23:09:11 | 私のこと
3月16日~4月16日まで。 
1ヶ月ちょいの、私の旅行三昧の日々でした。
寒い雪のイギリス。から 常夏のバリ島へ。そして 日本の春を愛でる旅。 と。三所の旅。 
それぞれの経験と発見があり、それぞれの幸せがありました。

私のブログをお読みくださいます皆様!
私の旅にお付き合い下さり有難うございます。 ご訪問と応援に心より感謝申し上げます。


三所の旅も終盤でございます。
それぞれの旅には、必ず、『誕生会』がありました。 皆で祝う誕生会。至福の時間がありました。

まずは、
バリ島巡礼の旅では…『2人の神父様の誕生会』。 surpriseの時間でした。

そして、
夫との旅の終わりは…    『孫娘の6歳の誕生会』

喜ぶ姉。歌う弟。     誕生日おめでとう         4本飲んだ父母と祖父母。

   『ビストロフィガロ』で。  誕生日晩餐会でした。

誕生日といえば・・

前日からの手作り。
シェフ自らの、心のこめられた    『誕生日ケーキ』  


「すてきね!ありがとう!」 孫娘。
「おめでとう! 元気に可愛くなってね」 全員で。

息の合ったシェフとメグ     「メグちゃんのためにカットしましょうね!」 

                              シェフを信頼しきった孫娘の目!

おじいちゃんからの、『お祝いディナー』
おばあちゃんからは、 『フラフープ』


  お見事な     『誕生日ケーキ』

6歳です。                       大きくなりました。

思い出します。娘の6歳時代。
ロスアンジェルス住まい。 
フラフープ大会で、6歳の娘が優勝  
ロスアンジェルス地方紙第一面に…『娘の大型写真入りフラフープ姿』。 
6歳の娘は、『地方の名士』になりました。
 ・・・”6歳になった孫娘よ! 母親を倣い…成長し…母親を乗り越えてね!”

じじばばは、
メグちゃんが、孫たちが、存在してくれるだけで、嬉しい
神の無償の愛と同じです。 
メグちゃんが、じじばばの愛から、神の愛を知ってくれたら…思い残すこと無しです! えぇ  詮索しない!しない!



シェフの腕・・・
ケーキにも、料理にも、冴えます。

とりあえず…
  シャンパンで…  『前菜』


とろけちゃいます    『ファアグラ』


続いて・・・何種類もの料理。そして開けられるワイン

子供の成長を願って。
食べて飲むのは周りの大人です。

最後に、”もうちょっと!”…。で。  『ステーキ』

食欲健啖。健康振りを発揮する大人たち。
                        元気でいたいものです。
「メグちゃんの大学入学式に出席する!私の夢です。 
        健康を保って…私の夢を現実にしなくちゃなりません!  頑張ります!


以上。
二つの旅の終わりの誕生会のブログでした。
もう一つ。 イギリスの旅の終わりの誕生会の紹介をさせて下さい。 お楽しみに。 それで旅も終わりです。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。皆様も、お幸せな歳を重ねて下さい!


夫との旅・・その③

2013-04-25 21:15:52 | 私のこと
ところ変われば・・・。郷土料理。  『麺処』 2軒。


郷土料理
地域色が、色濃く強く出ますよね。 それが何とも魅力です。

今回の夫との旅行。
桜見物でもありますが…。 郷土料理を頂く楽しみも大きいです。大好きです

息子の名古屋。
    
なんと言っても…   『煮込みうどん』

『山本屋 総本家』 で。         色はカレーうどんのような…
大正14年開業。88年の歴史です。       
   私の食べた『鶏肉入り煮込み』(名古屋コーチン入り)  1501円←この値段てすごくないですか?1円です
  ちなみに・・
   夫の食べた『普通煮込み』 (ねぎのみ)            976円←どこからこの値段が出るの??
   お嫁ちゃんは『卵入り煮込み』                  1029円なり。  おお~!  でしょ?
   息子は、1、5倍の大盛り、『1半親子煮込み』        1842円←こうなりゃ! 笑ちゃいますよね!
                       ・・・・・この値段は、名古屋風駄洒落? なんですかね??


夫の名古屋転勤時代:
家族全員が、『名古屋味噌味』 になじめませんでした。 ごめんなさい 未熟でした私たちです。
そして今回:
「おいしいじゃない!!」と。 だし汁のお味もしっかりでして…郷土の味を楽しむまでに、私たちも成長しました。 
   息子と私は、一滴の汁も残さずの、完食です

      太めうどんが、固くておいしい
「名古屋の名物」にまで育て上げた山本屋総本家の『煮込うどん』は、太くてコシのある「生うどん」

『煮込みうどん』 の定義:
「生うどん」を直に煮るのが『煮込うどん』。 (ゆでてから煮るのは「鍋やきうどん」)
「生きたうどん」だからこそ、煮込うどんの味が生きる。
「山本屋のうどん」は粉と水だけ。 固く練って太い角に切ったもの。 塩を入れて打ったうどんは生のまま直に煮ることはできない。


『煮込みうどん以外のメニューは、一つだけ。   『おでん』

こんにゃく。卵。練り物。            こげ茶色
   おでんを食べているのか??? 
赤味噌味の「何か」を食べているのか???          
          赤味噌が食材の味をかくしてしまいます

88年続く『名古屋郷土料理』
名古屋の人は、
よそに行っていて帰宅すれば、食べたくなるのでしょうね。 
   これだけ個性的な郷土料理ですから…。 「やっと名古屋に帰って来た~!」と。 食べて、ほっ! なのでしょうね! 分かります。
よそ者の私は、
名古屋に滞在中に二回目はない。 ごめんなさい。 お味のおいしさは分かるまでに成長はしてはいると思うのですが…。
次回の名古屋訪問の時には、又、食べることでしょう。
   これだけ個性的な郷土料理ですから…。 「名古屋に又来た!」 の実感を 味わうこと出来ますことでしょう。 
   

客層:
満席でした。
明らかに…。 「帰宅組」 と 「訪問組」の違いが分かります。 注文の仕方が、板についているか否か。 迷いのない「煮込み一つ!」てな具合。 玄人と素人の分かれ目です。

幸いに・・・
私は、夫の度重なる転勤で、アメリカの各所。日本の各所。と。 多くの地に住む幸せを味わいました。 
 それは、沢山の、私だけの『郷土料理』がある。 ということでもあります。幸せ者の私です。



そして・・・

娘の松本。

なんと言っても…   『蕎麦』
『手打ちそば あるぷす』 で頂きました。 娘と夫と私の3人。


   見事な     『そば豆ふ』

胡麻豆ふの色合い。 繊細です。 お見事!            280円。

こんなのご存知ですか? 味わったことのなかった  『そばさしみ』

蕎麦そのもののお味です。                 390円。
食材を生のままで薄く切って、醤油などをつけて頂くのが「さしみ」。
   「薄く延ばしたそば粉を、細切にせず、太めに切りました。」 そうです。  おいしい


    松本の郷土料理は『蕎麦』です。
『蕎麦』は、私の郷土料理でもあります。
私の父母は長野出身者。 若い母は、何かにつけ、そば粉を打って伸ばして、おいしい『蕎麦』を作ってくれました。
『蕎麦』は、私の母の味です。 懐かしく涙さそう味です。

    自分の『郷土料理』を持つ人は幸せです。
社会が近代化し他国の文化も入り、食文化が大きく変化して行く中で、郷土料理の原型が見えにくくなっています。
それでも…。日本の文化を残すためにも、日本の心を残すためにも、『郷土料理』を大切にしていたいものです。 よね


ちょっとの焦げ目。 ねぎの香りと。   『そばうす焼』

    おいしい   これぞ日本!          280円。
母が懐かしい。 母が恋しい。
    私は、子どもに、「母の味」を作ってあげただろうか? 「お袋の味」。 大切ですよね。


揚げた姿が岩石に見える…    『そばがきの岩石揚げ』

こちらも始めてのお味。 そばがきとは一味違って。   幸せです!     
                                    890円。

そして本命。   『やまびこセット』

『水そば。十割そば。二八そば。三種盛り合わせ。』              1290円。 

『水そば』
最高級・玄そば のみ。 上品な味わいのそばです。
半分を水につけて、そのままの味をいただきます。 半分は塩味で。
『十割そば』
そば粉100%。 そば本来の味を楽しみます。  そばつゆで。
『二八そば』
つなぎに小麦粉を使用した、万人に愛される食べ飽きないそば。

  「それぞれ異なった特徴があります。皆さんのお好みの『味』を見つけてください。」ですって。
    ・・・私は。10割蕎麦派。 でも、水そばもOK!です。


最後の〆は、なんてったって…    『一口そばぜんざい』

      大好き!    揚げそばがき団子。        (小)340円。
娘はあんこがダメ。 
   なぜに? こんなにおいしいものを!

  『郷土料理』は、ふるさとの味。 母の味。父の味。 お人の存在のルーツの味です。
   心を暖める味。 心を生き返らせる味。 人を人たらしめる味です。


皆様!
ご訪問に感謝します。皆様の『郷土料理』は何ですか? 思うだけで…心ホッコリ! 今日もお幸せでいらしてください!



夫との旅・・その②

2013-04-24 21:56:45 | 私のこと
『らしさ』

あの人らしいわね。 あなたらしいわね。 よく言いますよね。
揺るぎない個性の持ち主に与えられる、『ほめ言葉』ですよね。

今回の夫との旅行。
今年の桜見物です。 私が留守を重ねていて、今年の桜見物が終わっていない。 
桜を求めて…北へ。北へと 

まずは、夫の転勤で4年間を過ごした、息子の新天地の名古屋方面へ。 
そして、道中の桜を楽しみながら…娘の住む松本方面へ。   Go!Go!

私の産んだ2人の子供たち。
個性の塊です。
二人の揺るぎない個性は、度を越すほどで、『らしさ』の塊でもあります。

私の育てた2人の子供たち。
二人の『らしさ・・』は大いに違う。 姉弟であってもまるで違う。
自分らしい人生を送って欲しいと願い…揺るぎなく個性的に育って欲しい。と。 子へ願った私の希望は、成功のようです



息子の新居マンション。      『息子夫婦らしい・・・』

ともかく物が少ない息子夫婦。ベージュが基本色の室内。         シンプルクッキリ。
   『緑に囲まれた…マンションがいい。』と。     
           息子はベランダで野菜や花をいっぱい栽培マンション派。

新居。 『自転車用ベランダ』がある。      『息子夫婦らしい』      

息子夫婦の       朝食に『オープンサンドイッチ』
                          料理好きの『息子夫婦らしく…』手作り。 

娘夫婦宅。        
彫金の葡萄が飾る階段。      『娘夫婦らしい…』                        

夕食に。              『婿さんらしい…』
取って置きの『NAPA VALLEY Cabernet Sauvignon 』 Open!!
そして
私たち夫婦の好物。  デリカテッセンの『ローストビーフ』等等。          感謝!感謝!

赤色が基本色の娘宅。 物が多い。趣味も多彩。         ホッコリ暖かい。
   『緑に囲まれた…大きい屋敷がいい。』と。    庭には野菜や花がいっぱい 


『らしさ』は、生きている喜びの実感、があります。
『らしさ』は、やりたいことがはっきりしているので、強い。孤独にも自分自身にも強い。ぶれない。 と思いませんか。

この度の旅。 息子宅訪問 & 娘宅訪問。
  2つの『らしさ…』との出会いで。。2倍の楽しい旅です 


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 『らしく…』皆様ならではの人生の花を咲かせて下さい! 私も


   


夫との旅・・その①

2013-04-23 21:35:21 | 私のこと
旅の楽しみ

旅の楽しみは、『自分の存在 そして 自分の戻るべき所の再確認』が出来ること。 なのかもしれません。
私の一生はやはりこの生き方を貫くことなのね!” とか。  "私がいるべき所はやはりここなのね!” とか。 "

歳を重ねるほどに、
旅の後に自分の居場所に戻ると…自分の居場所の美しさと安定感に、驚き感動させられます。

そして
旅の楽しみは、歴史が育む『御当地グルメ』のごちそう。 でもあります。
歴史が好きです。 脈々と重ねる年月が築く歴史は、御当地グルメにも、御当地の人の生き方にも 現れます。


  今回の夫との旅も、『御当地グルメ三昧』。
歴史が育んだ『御当地グルメ』。  ご一緒にお楽しみ下さい


まずは・・・
名古屋。

名古屋と言えば、
『あつた蓬莱軒』
  日本料理店。 うなぎ処として有名です。

   『うなぎ料理』

まず始まりは…   『鰻肝煮』

                     絶句! おいしい     950円
素朴な疑問
「あの細い体の鰻からこんなに沢山の肝が取れるの?」
    「何本かの鰻の肝を集めて料理するのね。きっと!」 
その通りでした。
『肝は無くなり次第売り切れとなります』 ←お品書きのお知らせでした。


うなぎ処が、なぜに? 
中華料理屋風の『蓬莱軒』の名前? と思いませんか?
答は
『熱田は昔、蓬莱島とか蓬莱という名前でも呼ばれていました。 その蓬莱に因んだ名前です。』
その歴史は
旧東海道の宿場町:宮宿の陣屋跡地に、1873年(明治6年)に、日本料理店として創業。140年の歴史です。  歴史物が大好きです私!


次に…     『うまき』                 鰻入り卵焼き

   ”これぞ! 日本料理!”      とろけます      950円

『あつた蓬莱軒』
本店は、熱田神宮の直ぐ隣。 近所に3支店有。
以前。
「蓬莱軒の鰻を食べに行こう!」と。 青春18切符旅行の相棒と。 来ました。食べました。帰路に熱田神宮に参拝しました。 一日丸まる使った大満足の旅でした
今回。
「順次、名古屋を発見していこう!」と。 息子が名古屋転勤で息子夫婦と私たち夫婦で。 来ました。食べました。熱田神宮は今日はパス。 大満足


そして…    『白焼』

これぞ鰻!  鰻本来の味。                4切れ。 2300円。
「日本酒が欲しいよ~ン!」          日本料理の粋をいく!

次には・・・


これぞ蓬莱軒!…       『ひつまぶし』

焼きたての鰻を熱々のごはんで                   3100円
お客様の顔を見てから鰻を火床にかける。
      頂き方は、『4段階の方法』で。 鰻の味を満喫します。
当初は、
日本料理店であったが、
明治末期に、
現在のひつまぶしに相当する料理を出したところ、それが客の好評を受けた。
以来、
『ひつまぶし』は、看板料理となって、有名となった。 110年ほど続く『ひつまぶし』です。
  

      『ひつまぶしの食べ方』

一膳目…   『そのまま鰻の味を…』

     おひつから、1/4のうな重を茶碗についで、そのまま食べる!


二膳目…   『薬味を加えて…』

          おひつから、1/4のうな重を茶碗についで、
    ねぎと海苔とわさびをたっぷりのせて、食べる!


三膳目…   『お茶漬けに…』

          おひつから、1/4のうな重を茶碗についで、
    ねぎと海苔とわさびをたっぷりのせて、お茶漬けで食べる!

四膳目…   最後は『お好みの召し上がり方でどうぞ…』

140年。110年。と…。続く蓬莱軒の歴史。
物事が本物であるか否か? 『本物は続く。偽者は消える。』と云われますよね。
歳を重ね。旅をして。
学びます。 生き残る『毅然たる老人の見本』 になりたいものです。


鰻のすべてを食べ尽くすには・・・


これを忘れては終了しない…    『特上うな丼』

普通は『お重』に入る。  『丼』が蓬莱軒風。             6切れ。3300円。
焼きたて。
「お客様の顔を見てから鰻を火床にかける。 焼きたて鰻を熱々のごはんで提供する。」
          ・・・これが蓬莱軒の調理場の合言葉です。 客への愛情が長続きの秘訣です!
私も
愛情込めて調理場に立つ! 愛する家族のために  決心です!

   食べて、勉強して、あっという間の2時間。
     幸せな時間です。

息子夫婦の名古屋新居訪問
台所の壁面一杯に、食器棚とカウンターの手作りです。
設計図を描いて…白木と工具を買ってきて…
1cm。2cm。5mm。と。 木を図って切り、棚の場所に合わせて…ピッタリクッキリ。 完成!

細かく計画して作り上げていく。手仕事が大好きな私たち夫婦。 私は親から受け継いだ、『楽しみ』です。 
   庭造りも家の改造も、『DIY』。 この楽しみを、お金を払ってまで、業者に捧げる馬鹿は無し! てことです!
手作りの楽しさを受け継いだ娘と息子。  
   忙しい日々の、『息抜き』になっています。 『DIY』の精神は、手作りにも、人生の生き方にも、反映して欲しいものです!
  

鰻でお腹いっぱい。

夕食は…   
 『Pinot Noir・ブルゴーニュ』 と 『Cabernet Sauvignon・チリ』

おまけは…   『シングルモルト・スコットランド』

以上。
夫との旅の一日目。 幸せな一日でした。


   『月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり』
                     松尾芭蕉


人生の始まりは誕生です。人生の旅路の始まりです。 どんな人生の旅になるのかは誰も分からない。
そして
人生の旅路の途中で、大切な方と『旅』をする。
旅は楽しい。 すばらしい景色に見とれたり、美味しい食べ物や、よき出会いがあったり…。

旅は帰る所があるから楽しい。
人生の途中の旅で家に帰る。 そして  人生の旅路の終着点では天国に帰る。人生の終わりです。


皆様!
ご訪問に感謝します。 素敵な旅を重ねて、素敵な悔のない人生にしましょう!




自動車ナンバープレート

2013-04-22 17:36:49 | 
自動車ナンバープレート。
ご自分の車のプレートの色をご存知ですか?


私は、今日の今日まで意識したこともなく、知りませんでした。 ”何年車に乗っちょるんだ!”と言われそう! その通りです

ネットで調べてみました。

      『自動車 自家用』        そして      『軽自動車 自家用』  
    
       白地に緑文字。        と            黄色地に黒文字。

ブルー地に、『外』付、白色文字は…大使館関係車でした。

〇付『外』は…『外交団大公使館の長の車両』大使用。  〇無し『外』は…『外交団用』  
  

これから・・・
ナンバープレートの色を見る楽しみが 増えました。 
『ピンク』は何の車用?” な~んてね  そもそもピンクプレートなんてないですかね


一風変った、こちらの赤線配色のプレート。 
  『仮ナンバープレート』         どの車につけるのか? ご存知ですか?

実は・・・。 私の車につけられたナンバープレートなんです。


    イギリスへ。バリ島へ。と。 
遊びすぎて…車の車検が切れてしまっていたのに気づきませんでした。 もっと先の車検切れと勘違いしていました
    ”どうしよう?”
車検が切れていれば…車を動かすことができません。 
    車検更新のためには
MyCarを、My車庫Myディーラーへ、運び出さねばなりません。一大事です! かついでいく?? 無理な話です。ありえません


で・・・
娘が調べてくれました。

市役所(市役所出張所は駄目)に行って・・・
『仮ナンバープレート』 をもらう。 『車検が切れています宣言車マーク』です。 手数料750円。 有効期間5日間。
『仮ナンバープレート』着装で、公道を走れます  車を担いで自動車屋までは免除です。 一安心

夫と私の会話。
「自分の馬鹿さ加減をブログに書くの?」 「書きますよ。ひょっとして、車検切れの方のお役に立てるかもしれませんしね。」
「車検更新時期を忘れるドライバーはいないでしょ?」 「う~ん! そおですよね。」

ともかく
夫とのドライブ旅行前に・・私のMyCarの車検更新です。  お粗末なお話でございました


 『アメリカ合衆国大統領が乗る駐日同国大使館の車』

  〇付『外』。 日本と米国の国旗付。
        こんな車を赤坂辺りで見ますよね。
それって…??      オバマ大統領のおしのび日本訪問中


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 皆様は、間抜けな私のように、『赤線付白プレート』で走ることはありませんように!





十割そば

2013-04-22 11:50:40 | 私のこと
      『道産、十割そば』

正に、日本の味です。                 おいしいぃ 大好き!
『一本挽き』
玄そばの、殻とうす皮をとりのぞき、丸抜きの状態で、石臼によって挽いたもの。
上品な味です。
そば本来の風味。弾力のあるもちもちとしたコシ。甘味。淡いグリーン色。 


娘家族とのイギリスの旅から帰国。 
そして
イギリス土産の風邪を治して…聖書通読会仲間とバリ島巡礼に出発。
そして今日
バリ島巡礼より帰国いたしまして・・・。

そして・・・
今度は
「国内旅行に出ようよ!」 と。 夫からのお誘いです! 
 

”おお!”   ”どうなっているの??
旅行づいた私。 先月の4月13日から…出っ放しです

バリ島から帰国しました私を、家の最寄り駅まで迎えに来てくれた夫。
「お疲れ様! 
昼飯は、疲れているだろうから、このまま『蕎麦屋』に行こう!」 と。

大好きな『蕎麦屋』で
『道産、十割そば』 をすすりながら・・・
「分かりました。お供させていただきます!」 素直な私。でも…大嬉しの私です


”ああ~! どうしよう?”
私の部屋は、すさまじい姿になっています
イギリスで着た洋服や土産やパンフレット類の一塊の山。 バリ島で着た洋服や土産やパンフレット類の一塊の山。 
大学院も新学期早々3回もの休講で、先生からのメールが入っています。 返事をしなくちゃならないメールの山。

        

   ”え~い!”
すべて放り投げて…明日からは夫との国内ドライブ旅行です


『何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
求める時、失う時。 保つ時、放つ時。 黙する時、語る時。 愛する時、憎むとき。』
                     コヘレトへの手紙 3章1~8節
娘と、友人と そして 夫と。
共に喜ぶチャンスを、素直に。 …今は『喜ぶ時』。 


何事にも時がある。 素直に『時』を受けとめて、人生を歩みたい。
 

  それにしても…
インドネシアのお料理が懐かしいなぁ!


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 お読み下さる皆様の中にも、私の不在で、ご迷惑をおかけしている方が多くおいででしょうか? ひたすら謝ります。 ごめんなさい お許し下さい



バリ島巡礼…その⑦

2013-04-20 22:40:26 | 私のこと
バリ島巡礼も、今日をもちまして、終わりでございます。
最後のお付き合いのほどを、お願い申し上げます

私たち巡礼グループは、
一神教・カトリック教の聖典の聖書の、聖書通読会グループです。
巡礼訪問先のバリ島は、
一神教のイスラム教の、人工の88%がイスラム教信者の、でもイスラームは国教ではないためイスラーム国家ではない、世界最大のイスラム国インドネシアでした。


インドネシアは、
1万個以上の統治制度のいきわたる島々で成り立つ、多くの神々の住む、多宗教が共存する、宗教を大事にする、多宗教の共存する国でした。

数日間で・・・
沢山を学び。 沢山を見て。 沢山考えて黙想して。 信仰を深め。 豊かな経験をしました。

巡礼地の最後の訪問となった今日・・・

観光地ともなっている   『ヒンズー教の聖地』

聖なる参門をくぐれば…
 
聖なる地に向かう、どこの国でも同じ。   『参道』

聖なる日。 聖なるささげ物を頭にのせて、聖地に向う人人人であふれています。

  どこの国も同じ参道風景。  
いろいろの土産物屋が参道を埋めます。          
    私も、あれも欲しいこれも欲しい、キョロキョロ
迷って迷って…私の買い物。 10本一束の飾りつき鉛筆。 鳥や果物や花々の飾りがついています。
     孫たちへのお土産。 バリらしく、カラフルで、可愛いぃ!

幼稚園や小学校生が、門前で、一生懸命に販売です。
 孫たちの姿と重なって…買わずには通り過ぎることはできません。 「頑張ってね!」と。
可愛い子供たちと私。 「Thank you!」「 Thank you!」と。 ハイタッチです! 


参道を通り過ぎれば・・・  『聖地の入り口』

沢山の、ヒンズー教信者 と 観光客。 一緒に、聖地に向います。
      お人の信仰心を拝見することは…私の信仰生活の励みになります。

そこは・・・

海を目の前にした沼地。ドロドロです  信者の皆様は、沼地に座り込んで…  『礼拝』

多くの男女の信者。 多くの見守る観光客。

祈る先。  目をやれば…小山。   『聖なる聖地』

何が奉ってあるのかしら?  どんなお姿かしら?
他宗教の聖地にも拝礼したい私。 聖地参拝です。 
    ”しんどい!”と躊躇する相棒と仲間と分かれて、登り始めた私。

   「No! No!」
参拝を、ヒンズー教の幹部のような方に、差し止められました。 
ヒンズー教信者の方のみに許された 参拝でした。 失礼申し上げました。 
             ヒンズー教信者か否か? 着ているもので明白です

     『インドネシア』 
そこは・・・。多宗教の共存する、信仰熱心なお国柄の、豊かで暖かい人々の住む国でした。
     『人は』
多くの宗教 や 多くの考え方が 共存してこそ、豊かで暖かい人生である。
   以上。 バリ島巡礼の旅から学んだ、結論でした。


で・・・   『最後の晩餐』
    
多くの神々が住む国。 インドネシア産、地ワイン。 
     『Wine of  The  Gods』

White Classic。 神々の住むバリ島。  
      『神々のワイン』 最後の晩餐にぴったりです。                     
バリワインらしく…。 あっさり。フルーティー。 とてもおいしい
                    Rp.327,000。約3270円。

  最後に
バリ巡礼初日のブログでもお見せしましたように・・・
  最後のバリ島での夕食のご紹介です

    『肉』

                        大好き。とろけちゃいます
聖書通読会のお仲間。
前指導司祭と卒業生や現役生・計9人。そして 案内役・ロベルト司祭。 計10人の『巡礼の旅』でございました。

お仲間と6日間。
いろいろの宗教の聖地を巡り…『信仰の喜び』の再確認。 と バリ島の高級ホテルで友人たちとのんびりゆっくりの『癒しの日々』 
    ・・・両者を味わう、豊かな旅でございました。


 海産物のアラカルト。   『春巻き』 『肝』 『烏賊』


青い海。エステ。海産物。等々。
巡礼といえどもバリです。 楽しみました!


 熱帯の太陽一杯の     『サラダとモッツァレラとアンズ』

バリ教区の司祭様は、2年前に司祭叙階なさった、30歳。 日本での宣教に力を注ぐインドネシア司祭様は42歳。
   五日間の、巡礼団の 同行。案内役。 そして 指導。
お陰様の、すばらしい巡礼になりました。 感謝! 感謝!です


常夏の海に泳ぐ     『大きな海老』

お味は繊細。         大好き!   おいしい!

インドネシア料理は、とても美味しいです
想像していた濃いめの味とは全く違って…あっさり。上品味でした。  大好きです!


そして最後は・・・

バリ風味付け。イスラム教国らしく。中東の…  『クスクス焼き飯』

                        只只。 ニコニコ
給仕下さった男性。
オバマ首相にそっくり。瓜二つです。

   バリ巡礼団全員 & ロベルト神父様 & オバマ首相。 
       声を揃えて・・・ 
巡礼の結論です。  『YES! We Can!』
     
 信仰さえあれば…。 できないことはない!!


以上。
バリ島滞在、『最後の晩餐』 ご報告でした。



最後の晩餐から戻り、空港へ。
デンバサール空港。夜中・12時45分発。 往路より1時間短く、復路は6時間飛行です。 

往路。
関西空港。 11時発。 7時間飛行
機内昼食: 『インドネシアン焼き飯』 & 『赤ワイン』。 心をインドネシアに向けて…。 "Hello!"
  
                復路。機内朝食:『洋風オムレツ』&『白ワイン』。 心をインドネシアに残して…。 " Good bye!"
    両機内食共においしかったです。  
ワインが大きなボトルからプラスティックコップにと。グラスワインサービスだったのが、銘柄の不明でムードもなくて、ちょっぴりさびしかったです


以上。
バリ巡礼の御報告でした。 長々の巡礼の旅のお付き合いありがとうございました。 感謝申し上げます


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 旅は道連れ世は情け。旅も世渡りも大切なあのお方と。心強く仲良く!!



バリ島巡礼…その⑥

2013-04-20 11:41:25 | 私のこと
今日も、『御言葉』を 思い出していました。

『何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時。
・・・・
神のなさる業を始めから終わりまで極めることは許されていない。
わたしは知った。 人間にとって最も幸福なのは喜び楽しんで一生を送ることだ、と。
・・・・
すべての出来事、すべての行為には、定められた時がある。』
                コヘレトの手紙 3章1&12&17節


     バリ島巡礼も、佳境に入ってきました。
巡礼の意味を理解し、巡礼の恵みも豊かに受け…巡礼団一人一人が幸福を感じる毎日を過ごしています。


今宵は・・・
バリ島舞踊の鑑賞です。 バリ島文化を理解します。

Dinner Cultual Show      『Classical Legong Dance』

1911年、サカワティ村で、初上演。   バリ島伝統『レゴンダンス』
   宮殿の中庭で王に対するエンターテイメントとして上演される古典舞踊。
ホテルの庭の舞台で、エキゾティックに上演。 
                 バイキング夕食付。 Rp.3500、000. 約3500円。 
      楽しみに、夜の更けるのを待ちました。
 

聖書のコヘレトは、いろいろの苦労と葛藤の後に、語ります。
『わたしは知った
人間にとって最も幸福なのは喜び楽しんで一生を送ることだ、と』

裸で生まれ、裸で神の元に帰る 我が身。
この世で生を受けている間は、人には苦労と悲しみはついて回るもの、それでも、喜び楽しんでこの世の生を楽しまなければ、命を与えてくれた神に失礼である。 てことでしょう。

待ちに待ったムードあふれるでしょう、星の下でのShowは、バリ名物の雨でお流れ。 
    屋内でのDinner Show となりました。


天女の舞いをイメージした宮廷舞踊。 愛の物語     『レゴンダンス』

華やかな衣装を身にまとった3人の少女によって演じられます。
                   手と目と体の動きで感情を表現。特徴です
  
物語は・・・
ラッサム王に関する古典を脚色したものです。
ラッサム王が、隣国のランケサリ王女に恋をしますが、他に好きな人がいるランケサリ王女は求愛を断わります。そのために、両国が戦争になるという愛の物語。
ラッサム王は強引にランケサリ姫に求愛しますが、姫が拒んだ為、姫の父を殺める計画を立てます。ラッサム王自身は戦の中で殺されてしまいます。

  美しく、一生懸命に踊る、踊り子さんたちの姿に、感動です


もう一つ。

         『オレッグタンブリリンガン(花蜂の踊り)』

伝統的なバリの恋物語を表現しています。
美しくロマンティックな花園で恋に落ちた若い男女の蜂に扮した2人の踊り手によって踊られます。
2人の恋する若いバリ人の求愛の儀式を象徴した舞踊です。
                      

 『生まれる時 死ぬ時』 があり・・・
   この世の生を楽しみます。 
『喜び楽しんで』 歳を重ねます。  素敵な誕生日を重ねていきたいものです。


巡礼団団長の      『誕生日祝』

   Happy Birthday to You! Happy Birthday to You!
先ほどの舞台の踊り子さんたち全員で合唱・・・。     
             サプライズの誕生日プレゼント です
     驚き!喜ぶ!神父様。

そして・・・

驚くなかれ!!  
巡礼団団長神父様 と 案内役神父様。  同じ日の誕生日でした。

案内役神父様も      『誕生日祝』

   Happy Birthday to You! Happy Birthday to You!
同様に、
先ほどの舞台の踊り子さんたち全員で合唱・・・。     
       ロベルと神父様は、男性ダンサーからの、サプライズの誕生日プレゼント です
     驚き!喜ぶ!神父様。


    おめでとう! おめでとう! おめでとう!
        他の客の皆様も一緒に!
      

会場全員で大合唱となりまして・・
   Happy Birthday to You! Happy Birthday to You!

          Gerry神父様:42歳                   Robert神父様:30歳


喜んで、ロベルト神父様    『ケーキカット』



つくづく…御言葉に同意します。
『何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。』
つくづく・・・心を込めてお祈りさせて頂きました
お二人の神父様の前途の豊かであることを、お二人の神父様が『喜び楽しんで一生を送ること』ができますように。と。


以上。
バリ島舞踊鑑賞の報告でした。 最後までお読みくださり感謝申し上げます


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。お読み下さいます皆様が『喜び楽しんで一生を送ること』ができますようにと、お祈りさせていただきます。






バリ島巡礼…その⑤

2013-04-18 10:51:13 | 私のこと
巡礼の旅。
それは、旅する日々で、信仰を強め深める旅です。

信仰とは。  お人を信頼するとは。
それは、相手の日々日常の言動から、信頼を増すものです。
「どんな時にも変わらないあの方って、素敵ね!」 なんてことから始まりますよね。

神への信仰も そして お人への信頼も、 同じです。 
相手を深く知っていくことで…信仰も信頼も始まります。 ですよね!


今日の訪問先は・・・

中学と高校生の寄宿舎。   『神学校』

この門の先は…『神聖なる場所』   
        男子中学生高校生・150人ほどの共同生活の場所です。

校内を案内下さるのは先生。

1960年代の中国文化大革命後…
「中国で宣教活動をしていた神父様たちは、中国から追放されて、アジアの各国へ散らばりました。」
そんな時代に、バリ島に移り、神学校を建設した   
      『神言会』 アメリカ人司祭

私たちの『聖書通読会』を長年に渡り指導して下さった、『淳心会』司祭様。
 ・・・同様に。中国から追放されて日本へ渡った・ベルギー人神父です。 100歳の今もお元気です。

案内下さる先生の言葉が続きます。


「12歳で、自ら司祭になることを志願して…親元を離れます」
      『中学生たちの寝室』

中学生たち…まだまだ親元で甘えたい年齢です。   
        親御さんの愛情を感じます。それぞれのベットカバーのかわいらしさ  
そして
親御様たち…まだまだ幼いわが子を手放すには、悲しみを乗り越えなければなりません。


甘えも悲しみも乗り越える、親子の信仰。

親子の心情を想い涙が出ます
   高い志を支える足。  『中学生の靴靴』

”頑張って下さい!”   只々、頭が下がります


 寝室が並ぶ廊下から…   『外の景色』

外に住む母を想い父を想い・・・。    目をやれば…美しい海。
                  楽しかった父母との日々を思い出すことでしょう!

「規則正しく、勉学に励みます。」 と先生。

正に聖地です。    『神学校教室』

150人の生徒は、6学年なのでしょうか?   聞き忘れました。

「年間で、卒業する生徒の中で、司祭になる生徒は10人ほどです。」と。 立派です。

努力と研鑽の日々を重ねて卒業。

それでも
「司祭への希望があっても…司祭に向かないと判断した生徒さんには、学年途中で、他の学校に移っていただくのです。」 厳しいです。


少しでも高い場所は涼しいからでしょうか?  『3階の体育館』

                    爽やかな風が通り抜けます。
私たちの信仰は・・・
中学生の頃から…「神のために。お人のために。」と我が身を捧げる青年たちの信仰に、支えられています。


12時45分。
各教室から・・・
中学生 そして 高校生。 聖堂に集まってきます。

低学年生徒の赤い服と白の半ズボン。 高学年生徒は自由服。 体もだんだんと大きくなって…。
   静寂。沈黙。        順次…ひざまづき、祈っておられます。
聖堂に先生も生徒も全員集合。        私は写真。不謹慎極まりなく
全員で・・・    『昼の祈り』
唱和が美しい。              感動です。


私たち巡礼団長司祭の   『説教・お話』

「今日…皆さんの学校を訪問させて頂け、感謝します・・・・。」等等。現地語でのお説教です。

神父様の報告。「皆様に、お土産を持ってきました。」と。
    10個のサッカーボールの土産。大喜びして頂けました  良かった!嬉しい!
巡礼団員8名。 最後席で、『昼の祈り』 に参加です。


御招待を受けました。
    「生徒たちと、昼食をご一緒に!」 
高学年生用食堂。 着ている洋服で分かります。


生徒さん全員の声がそろって美しい。   『食前の祈り』

一人の先唱の生徒に続き…全生徒の唱和
                  若い青年たちの声は素敵です。


成長盛りの中高生。 栄養たっぷりの
     『野菜料理 と 揚げ魚のあんかけ』


ご飯もたっぷり。
    「いただきます!」  

     本当においしいです。          おかわりをした私です
成長期の青年の体と心を支える大切な食事。
    作るのは…若く美しく笑顔の絶えない 修道女でした。  
  只々。 ここでも、「よろしくお願いしますね!」と。 頭を下げました

食後・・・

生徒全員で…。    『歓迎の歌です!』

「日本の歌を練習しました。」 生徒さん全員で歌ってくださる 『五輪真弓の歌』。 
他に2曲。 1曲は、独唱で、マリア様の歌でした。
聞きながら・・
『聖句』を、思い出していました。

『信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。』
                ヘブライ人への手紙 11章1節
信仰 とか お人を信頼する とか。
それは、相手の日々日常の言動から、信頼を増すものです。
「どんな時にも変わらないあの方って、素敵ね!」 なんてことから始まりますよね。

そして今日。
若い、神学校に学ぶ生徒さんたちの信仰深いお姿を見せて頂きまして…
私は、『望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認。』。  信仰を深めることができました。


以上。
神学校訪問のご報告でした。 一部です。

「若き青年たちの健康が守られ、若き青年たちの高い志が実を結びますように!」 
    心からお祈り申し上げました。  心より感謝申し上げました


皆様!
ご訪問に感謝いたします。 世界は、世の中は、平和は、若い人たちの高い志で支えられています。 若い青年たちの志を応援していきましょう!