3月21日。春分の日。
夜七時。
マリナーズⅩアスレチックスとの開幕2戦目。
2試合連続の先発出場・・・ 『イチロー外野手(45)』
私には、イチロー選手との忘れられない思い出があるのです。
その昔。10年ほど前。
アメリカから帰国中のイチロー選手 と イチロー・ファンの私。
両者ともにランニング練習中で、繁華街の交差点、すれ違いました。
すれ違い際・・・『がんばってください!』 、互いに声を掛け合いました。
”優しい人だな~!” 感動の思い出です。
今日の・・・ 『東京ドーム』
満席です。 夫と私は『特別指定席』。 テレビ前での観戦。
夫と二人で、『シアトル・マリーナ』のシアトルまで、
イチローの追っかけをしたのは何年前でしたっけ?
『シアトル土産』
夫は『イチローのTシャツ』も買いました。
東京ドーム・・・ 『イチロー・コール』
今日は、『9番・右翼』
いつもの 『イチロー・フォーム』 です。
7回戦あたりで・・・
試合後に『イチロー・記者会見』があると、放送された。
「いよいよ時がきたのかな?」 と夫と二人で・・・。
マリナーズのイチロー外野手。
アスレチックスとの開幕2戦目終了後。『現役引退』を表明されました。
私の目から涙が流れた。
「日本で9年、アメリカで19年目に突入したところでしたが、
現役生活に終止符を打ち、引退することにしました。」
45歳での引退。
「最低50歳まで現役と本当に思っていた。
有言不実行の男になってしまったが、それを言っていたからこそここまでできたのかなと。」
「結果を残すために、自分なりに頑張ってきたと言えるので・・・。」
現役生活で今、思い出せるシーン。
「今日が一番真っ先に浮かぶことは間違いない。
それを除くとすれば、いろいろな記録に立ち向かってきたが、自分にとって目指してやってきたが、それは小さなことにすぎない。」
「去年の5月以降、ゲームに出られない状況になったが、それ以降もチームで練習してきた。
それがなかったら、今日という日を迎えられなかったと思う。誰にもできないことかもしれない。
それはささやかな自分の誇りになった。ほんの少しだけ誇りを持てたかもしれないです。」
長年に渡って現役生活を支えた弓子夫人に対し
「感謝の思いしかない」と、
家族の支えに最大限の感謝を表したイチロー選手。
オリックス時代には球場に出向き、シアトルに出向き、アメリカ戦を応援し、
ラン中に出会い・・・
『イチローと私との共有の楽しい時間』が終わった。 感謝!感謝!
そして。
今日は3月21日。四旬節第二木曜日。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『イエスはファリサイ派の人々に言われた。
「ある金持ちの門前に、ラザロというできものだらけの貧しい人が横たわり、
その食卓から落ちる物で腹を満たしたいものだと思っていた。
やがて、
この貧しい人は死んで、天使たちによって宴席にいるアブラハムのすぐそばに連れて行かれた。
金持ちも死んで葬られた。
金持ちは陰府でさいなまれながら目を上げると、
宴席でアブラハムとそのすぐそばにいるラザロとが、はるかかなたに見えた。
アブラハムは言った。
『子よ、思い出してみるがよい。お前は生きている間に良いものをもらっていたが、ラザロは反対に悪いものをもらっていた。
今は、ここでラザロは慰められ、お前はもだえ苦しむのだ。
そればかりか、
わたしたちとお前たちの間には大きな淵があって、
ここからお前たちの方へ渡ろうとしてもできないし、そこからわたしたちの方に越えて来ることもできない。』
ルカ福音書 16章19-31節
この世で生活しているとき・・・お金持ちは、贅沢な生活を送っていて、門前に貧しい人がいることに気づきませんでした。
自分のことしか考えていませんでした。 貧しいラザロは、金持ちの食卓から残った物でも、何でも食べたいと思いました。
誰からも援助を受けられない苦しみの中にいました。
神様だけが慰めでした。
死んでからは・・・お金持ちは、自分のこの世での報いを受け、陰府でもだえ苦しむ生活になりました。
そこは、神様の憐れみのない、慰めのない世界です。
貧しいラザロは、死によって苦しみから解放されて、神の宴会に連なりました。
そこは、神様の憐れみと慰めに包まれる世界です。
この世は、見渡せば・・・
お人の助けを求める人たちがいっぱいいます。神様に助けを求める人たちがいっぱいいます。
私たちは、この世で、周りの人たちと共に・・・
出来ることは小さくても、神様の愛を配って、互いに配慮しあって、生きていきたいものです。
皆様!
御報恩に感謝申し上げます。
イチローさんは、御自分の実力で、日本人の素晴らしさを世界に示してくださいました。
私たちも、何かの得意分野で、お人の役位たちたいものですね。 お元気で!