マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

帰省その⑥・・・『聖地巡礼』・・・『あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。』

2022-05-28 08:00:00 | 旅行。海外旅行。
5月28日。土曜日。快晴。夏日。

今日は、
帰郷の旅の最終です。
明日は
在所・神戸に帰るので、
『帰郷の旅』の最後を飾る一日です。

では・・・
どこを訪問する?
何をする?

我が娘が、
”早朝サイクリングをしましょうよ!”
と、誘ってくれました。

まずは、
朝8時半。

       宣教研究所 東京カトリック神学校』
  
  入り口近くに張り紙・・・  「一般の方の入場をお断りします」     このコロナ禍ゆえの張り紙でしょうか。

      神学校で教鞭をとっている、知り合いの神父様にお目にかかれるかと、
      門から中に入ってみました。
      どなたもいないかのような静けさで・・・
      知り合いの神父様にはお目にかかれませんでした。残念でした。


何十年も前。
洗礼を授かったばかりの大学生の私は、
何の知識もないままに、
この神学校を訪問しました。
信仰生活の始まりだったかもしれません。
今思えば・・・
有難い、感謝いっぱいの、
『神様の導き』だったのでしょう。

    人けもないほどに静かで、
    どこもかも鍵が閉まって、

 自転車を降りて・・・   『神学院』
 チリ一つない。                      お玄関で深々と頭を下げました。

その昔、
東京カトリック神学院の始まりは、
ドイツの片田舎のご婦人たちの
『宣教への意欲』と、御好意の『寄付金』とで設立された
               と聞いています。
それは・・・
『1871年明治4年廃藩置県と身分制廃止で平民皆平等とする解放令発布の年)
 東京にて伝道学校(ラテン語学校)が設立される 。』
 と書かれている『神学院概要』の年のことでしょうか?
 ドイツのご婦人たちの『心・信仰心』の実った年でしょうか。
     心からの感謝です。


   鍵のかかった・・・    『聖堂』
  
   娘と二人で・・・     『朝の祈り』         聖堂の祭壇側です。 
 
  東京カトリック神学校の
  ※『神学院養成方針』は、
   『普遍教会が求める司祭像をベースに置きながら、
    東京・大阪教会管区の現状を見据えて日本の社会に福音をもたらすべく、
    時のしるしを読み取り、苦しむ人々と連帯する、
    新しい福音宣教者を生み出すことを心に留めながら司祭養成を目指します。』

  ※その『養成内容』は、
     『3つのステップ 予科ー哲学ー神学』です。
  ①予科期間:始めの1年~2年間
    人間的な成長とイエス・キリストに近づくための態度の養成、
    そして、共同体を形作る体験をします。
  その後、
  ②哲学過程:2年間
    一般の思想的な幅を身につけ、論理性を育む哲学の過程です。
  予科と哲学の基礎の下に、
  ③神学期間:4年間
    イエスキリストをより深く知るための神学期間、です。
  最後に、
  ④実習期間:1~2年間
    司祭への実習期間、です。


      合計10年間の『司祭への道』である『養成期間』を経て、
         新しい司祭様が誕生するのです。

      司祭様になるのは、
      第一に、神様からの『召し出し』があって、始まることでしょう。
      第二に、本人様の『決意』はどんなに苦しいのか?
          本人様の神様への『応答』として、完成していくのでしょう。

       『キリストに倣って、万民のために尽くす』
       『司祭の道』は『苦しい道』であるほどに、
        神と一体となって、初めて成し遂げられる、
        神に愛される『道』なのでしょう。


     イエス様はおっしゃいました。
     『あなたがたがわたしを選んだのではない。
        わたしがあなたがたを選んだ。
      あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、
      また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、
        わたしがあなたがたを任命したのである。』
          ヨハネによる福音書 15章16-17 節

                 現在は、何人の神学生が在籍なのでしょう。
         その『道』は、
         山のように高く、
         又、いつまでも続く山々の縦走登山のように、終わりなく続く、
             険しい道でしょう。


私の所属教会の
主任司祭様は、
今年は、『司祭叙階25周年』、記念年です。
有難く、感謝です。
今朝、神学校でも、
主任司祭様のご健康をお祈りさせていただきました。

          若き神学生の、志の貫徹をさせる健康を、
          娘と共に、心よりお祈りさせていただき、
             神学校を後にいたしました。


次に、
朝9時半。

           『三宝寺』
 
             『御成門』

       朝のサイクリング、
       娘と二人で、”気持ちがいいわね!” と、
         本当に『幸せな時間』です。

私の娘は
今日、『50歳の誕生日』を迎えました。
「人生100年」と云われる昨今です。
ちょうど半分の『50年』を迎えました。
自分の時は、”50歳だわ” と、
毎年のように、50歳誕生日を迎えた私です。
娘の50歳誕生日は、特別な感じです。


         『手水舎』
  
  コロな感染予防で、 
  手を近づけると・・・  『自動的散水』です。

      
      50歳を迎えた娘と、その母親の私。
      早朝サイクリングをしながら迎えた『50歳誕生日の朝』。
      こんな幸せで、充実した、『娘の誕生日』の朝。
      優しく育ってくれた娘に、
        感謝、感謝、で涙があふれました。


 空海がはじめられた『三宝寺』

          『本堂』
  

     カトリック信者の我が娘と私。
     「今までの娘の幸せな50年を感謝申し上げます。
      これから続く、娘のこれからの50年も幸せでありますように。」
       と、私は、空海様にもひたすらお祈り申し上げました。

        「今朝のサイクリングへの娘からの誘いは、
          神様の心のままに娘が応える
            娘の優しさです。』
         

         空海様にも、
         娘の今までの50年の成長を感謝し、
         娘のこれからの50年の健康を願って、
            頭を垂れた私です。


最後の巡礼地。
10時半。


娘と別れて、私一人で、
小田急線沿線で、神父様と待ち合わせです。
私が迷ってはいけないと、駅で待っていてくださった。
あちこちと、全国の転任地を回った後、
この度、定年退職なさって、
司祭生活を始めた東京・渋谷に、再び戻っていらした神父様を
お訪ねしました。     


     『レデンプトール修道会本部 カトリック初台教会』
  
  修道会の壁面に・・・☝ 『絶えざる御助けの聖母』・・・『聖画』が掲げられています。

  レデンプトール会の歴史。
  1948年(昭和23年)。カナダ・レデンプトール修道会の3名の司祭が鎌倉に来日。
  1951年(昭和26年)。初台にあった戦火から焼け残った蔵を改造して、
         レデンプトール修道院  初台教会、を設立しました。


     新宿の高層ビルを背景に、聖堂の温もりあるレンガ造りの佇まいは、
        都会の喧噪の中、神聖な空間を提供し、
     安らぎと静かな『祈りの場所』として訪れる人々を温かく迎えます。


   私の尊敬する司祭様。
   レデンプトール修道会の司祭となられて、50数年、
   お人のために尽くしてこられた司祭様です。
   20日ほど前に、
      現役を離れて、修道会本部に移るようにとの、
        『新転地』を与えられました。
   司祭生活を始めたレデンプトール修道会本部に、再び戻った司祭様です。
  
      神父様の50数年の司祭生活の中で、
      京都で、私は神父様にお出会いしました。
      この度、帰郷旅行をしながら、私が泊っている場所は、
      神父様の新居・修道会に近いので、
       10数年ぶりでしょうか? 
      渋谷に、私はお目にかかりに訪問しました。
        

      『カトリック初台教会』
  
                             ここにも・・・絶えざる御助けの聖母』☝

        久しぶりの再会を喜び合い、
        長年の『司祭現役生活』に感謝し、
        これからの『新地』での『新しい人生・道』を祝福しながら、
        共に祈り、共に『道行』を見て回りました。

           「まるで巡礼だね」
        東京カトリック神学校にも行ったことをお話しすると、
           神父様が私に言いました。
           なるほどね。その通りです。
     

         『絶えざる御助けの聖母』
    
    レデンプトール会の修道司祭らは、
    この『イコン』の管理・保護、および、聖母マリアに関連する美術作品に関する
    広報活動を委託されているそうです。
    レデンプトール会の修道司祭らは、
    どの地に派遣されようとも、
    その地に、この『 イコン・聖画』を
    持っていくのだそうです。


         長年、お人のためにお働きくださった神父様。
         これからも、喜びのうちに、健康で、
          新しい『道』を歩まれますようにと、
         『絶えざる御助けの聖母』にお願いしました。

           神父様との再会を感謝して、
           又の再会がありますようにと願って、
          神父様と聖母様にさようならをしました。

          
12時半。
      今日の、三か所の、ありがたい『聖地巡礼』を終えました。

        神聖な場所(聖地)を訪れた『聖地巡礼』は、
        自分の信仰生活を見直す良い機会となりました。
        又、
        娘の50歳の誕生日の今日の『聖地巡礼』は、
        娘のこれからの人生を祝福する良い機会となりました。

          有難い、今日の『巡礼』でした。
             感謝!感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
大事な場所を訪ねる、恩師を訪ねる、聖地を訪ねる、等々、
自分の原点に戻り、今までの人生に感謝し、
これからの人生に感謝するのも良いものですね。 お元気で!

帰郷その④・・・『吉祥寺界隈』 そして 『あなたがたは悲しむが、その悲しみは喜びに変わる。』

2022-05-26 10:30:00 | 旅行。海外旅行。
5月27日。木曜日。晴れ④


今日は、
帰郷四日目、
吉祥寺あたりの散策です。

ショッピング・モールです。

まずは
花屋。
色毎に、おしゃれに、
花がまとめられています。


           『赤色系 花々』
美しい花々。

     馴染みの『ブティック』を、
       ”今年の流行の傾向は?” と、ぶらぶら見て歩きます。
                  年を重ねるほどに、花々のようにカラフルに、
         美しくありたいものです。

      
    学生時代からの『吉祥寺ウインドー・ショッピング』
     
       結婚後の住まい・神戸 と 結婚前から馴染みの東京。
       そのファッションには大きな違いがあります。
       どちらが良いか悪いかではなく、
        『馴染みファッション』
       に安心感を持つのは、私に進歩がないと云うことでしょうかね。


        『黄色系 花々』
  
  美しい花々。

     黄色で思い出すのは二つ。

     🌻ニューヨークのマンションの『共同洗濯場』での出来事です。
        乾燥機に入れておいた我が家家族全員の多くの洗濯物の中から
         私のお気に入りの『黄色花模様のスカート』
          一品だけが盗まれました。
        ニューヨークの怖さを、肌で感じた瞬間でした。
     もう一つ、
     🌻ロスアンゲルスの『刺繍教室』での出来事です。
        その日は黄色スカートをはいて出席した私。
        受講者の奥様方の一人が言った。
          「American lady neve wear Yellow」
        まだまだパールハーバーの日本との戦いを覚えておられる世代の方々の、
        「日本へのつらい想い」、を痛感させていただいた瞬間でした。


        人間には、まして世界レベルでの人々、の考え方は
              多種多様です。
        どちらが良し、どちらこそ正義だ、というのではなく、
         互いを認め合う世界まで、成長したいものです。



       『紫色系 花々』


       紫色だけでなく、貴色も混じった、
         『花々のディスプレイ』
  
       紫色のイメージは、高貴。成熟。
       年を重ねて、『紫いろの私』まで、成長したいものです。



吉祥寺界隈の散策を終えて・・・

 ひとり『至福の時間』 
            
          『おひとり様 美容Day』
 

     マンションの一室で、お一人様に対応の、美容院。
         『Beauty Salon』
     美容師さんが自力で、マンションの一室を『Salon]にリフォームなさったのです。


     とても素敵な、落ち着く、『空間と時間』なのです。


     なじみの、ベテラン美容師さんにお任せで、
     数か月に一回、東京で、『美容』に身を任せる私です。
     座るだけで、今の私に向いた『美容』を提案してくれます。
     穏やかな時間と空間に、数時間身を任せて、心を満たしていく私です。


          故郷は良いなあ!♡♡
     
       なじみの故郷 遠きみやこに 帰り来て
      ひとり都の ゆうぐれに ふるさとなつかしく 涙ぐむ


        今日も、
        ひとりで、懐かしい故郷の地の散策♡♡
        遠く懐かしい日々を思い出しながら・・・。
             感謝!感謝!


そして。

今日は5月26日。復活節第六木曜日。

『今日の入祭唱』

  『主の霊がわたしの上におられる。
  貧しい人によいおとづれを伝え、捕らわれ人に釈放を、
  盲人に視力の回復を告げ、抑えつけられている人々に自由を与えるために、
    主は私に油をさそがれたからである。
        ルカによる福音書 4章18節         アレルヤ。』

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『わたしは、あなたたちを、孤児にはしておかない。
   もう少しすると、この世はわたしを見なくなるが、
    わたしはあなたたちのところへ戻ってくる。』
        ヨハネによる福音書 14章18節   アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

    『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
  
    「最後の晩餐」       レオナルド・ダ・ヴィンチ作
 
  「しばらくすると、あなたがたはもうわたしを見なくなるが、
    またしばらくすると、わたしを見るようになる。」

     そこで、弟子たちのある者は互いに言った。
  「『しばらくすると、あなたがたはわたしを見なくなるが、
    またしばらくすると、わたしを見るようになる』とか、
   『父のもとに行く』とか言っておられるのは、
        何のことだろう。」

  また、言った。
  「『しばらくすると』と言っておられるのは、何のことだろう。
      何を話しておられるのか分からない。」

   イエスは、彼らが尋ねたがっているのを知って言われた。
  「『しばらくすると、あなたがたはわたしを見なくなるが、
    またしばらくすると、わたしを見るようになる』
     と、わたしが言ったことについて、
       論じ合っているのか。

       はっきり言っておく。
    あなたがたは泣いて悲嘆に暮れるが、 世は喜ぶ。
    あなたがたは悲しむが、 その悲しみは喜びに変わる。」』
          ヨハネによる福音書 16章16-20節


   今日のイエス様は、
   『最後の晩餐』の席で、泣いて悲嘆にくれる弟子たちを、
       『遺言』を与えて、励まします。
   『はっきり言っておく。
    あなたがたは泣いて悲嘆に暮れるが、 世は喜ぶ。
    あなたがたは悲しむが、 その悲しみは喜びに変わる。』と。


    弟子たちは、
    3年間、イエスと一緒に生活して、
    イエスの『言動』を、見聞きしていました。
    ところが、その『イエスの言動』において、
    神を見出すことは、簡単なことではなかったのです。

        とことが・・・
        イエスの『受難』の時には、
          失望に悲嘆にくれていた弟子たちが、
        イエスの『復活』後には、
          イエスと出会い、イエスが生きておられることを確認し、
          また、イエスが弟子たちと一緒におられることがわかったのです。


    弟子たちは、
    『信仰』の目で、又 『聖霊』の働きによって、
     そのお姿は見えなくても、イエスを見ることになったのです。


        イエス様は、いつも、私たちと、
        一緒にいてくださることがわかります。
        聖霊は、いつも、私たちを、
        導き、神がわかるようにしてくださいます。
        その『喜び』:『信仰』は、誰も取り去ることはできない。
        と、イエス様ははっきりおっしゃるのです。


   私たちも、
   聖霊の時代の今、聖霊に信仰を深めていただきたいものです。
            祈りましょう。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
皆様は、どんな『至福の時間』をお持ちでしょうか?
至福の時間に『明日への希望』をもらって、毎日を穏やかにお過ごしください。 お元気で!

帰郷その③・・・『夜明けのランニング』 そして 『聖霊・真理の霊はあなたがたを導いて、真理をことごとく悟らせる。』

2022-05-25 06:00:00 | 旅行。海外旅行。
5月26日。水曜日。晴れ。


今日は、
都心の真ん中で
早朝ウォーキング&ランニング。


 朝5時。  
              『夜明け』

           すでに陽は高い。
         今朝の夜明けは、4時33分。 
       この時期、夜明けが早くなったものです。


早朝ウォーキングの開始です。
神戸の早朝ウォーキングの景色とちがいます。
それが、楽しいのです。


           『河川敷』
  

      太陽に向かって・・・ラン!ラン!ラン!

      水面に太陽が映って・・・
      ラン仲間とご挨拶を交わして・・・。


      若かりし頃の、懐かしい景色。
      過去を懐かしむのって・・・年を重ねた証拠でしょうかね!
  


住宅街を曲がれば、
そこは・・・ 
都心の真ん中に残る
農場です。

           『区内産新鮮野菜 農場』
   都心に残る農園の景色、何よりもの都会の景色、私は大好きなのです。


      早朝から・・・
      農作業に励むお若いご夫婦の農場主、素敵です。
      お買い物に来るご近所の主婦たちも、素敵です。
      ラン姿で立ち寄る私も、素敵なはずです♡♡

  
       『今日のお野菜』
       『無人野菜売り場』

      一品ずつ袋入りした、今朝のとれとれ野菜。

   私も買いました。
   大根。インゲン。ほうれん草、ミニトマト。二十日大根。ルッコラ。

     
        故郷・東京での三日目の朝。
         故郷って良いなぁ♡♡

     今日も、
     故郷で、共に過ごした頃の懐かしい父母の思い出に後押しされて・・・
     故郷で、昔の自分を取りもどして・・・
     人生の後半に向けて、再出発の覚悟ができました。
             感謝!感謝!


そして。

今日は5月25日。復活節第六水曜日。

『今日の入祭唱』

  『神よ、わたしは諸国の民の中であなたをたたえ、
     あなたの名を兄弟に告げる。
      詩編 18章50節&22章23節   アレルヤ』

『今日のアレルヤ唱』

  アレルヤ、アレルヤ。
   『わたしも父にお願いしよう。
    そうすれば、別の弁護者を遣わして、
    いつまでもあなたたちと一緒にいるようにしてくださる。
       ヨハネによる福音書 14章16節     アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

       『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
  
   『最後の晩餐』    イスカリオテのユダだけが、ことら側の椅子に座ります。 Andrea_del_Castagno作品
         
      「言っておきたいことは、まだたくさんあるが、
         今、あなたがたには理解できない。

      しかし、
        その方、すなわち、真理の霊が来ると、
      あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。

        その方は、
          自分から語るのではなく、
           聞いたことを語り、
    また、これから起こることをあなたがたに告げるからである。

         その方はわたしに栄光を与える。
     わたしのものを受けて、あなたがたに告げるからである。

     父が持っておられるものはすべて、わたしのものである。
      だから、わたしは、
      『その方がわたしのものを受けて、あなたがたに告げる』
              と言ったのである。」』
            ヨハネによる福音書 16章12-15節


   今日のイエス様は、
    愛する弟子たちに『遺言』を贈ります。
    『私の昇天後、聖霊をあなたたちに送ります。
     聖霊は真理の霊であり、
     あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせます。』


  イエスは、 
  生前に、弟子たちに、伝えなくてはならないことをすべて教えました。
  
しかし

  弟子たちは、
   3年間、『イエスの言葉』を聞いても、十分に分かりませんでした。
   良く分からないことがたくさんありました。
   イエス様が去っていかれた後はどうなるかを、考えていませんでした。

ところが、

  イエス様は、
  最初から、
  御自分が去っていった後に、
  ※弟子たちが途方に暮れるであろうことを、分かっていました。
  ※御父・神のところに行き、そこから『聖霊』を送ることを、考えていました。

そこで、

  聖霊が、
  弟子たちを導き、
  ※弟子たちはもっと深く、詳しく、
      『イエスの御言葉』が、分かるようになるでしょう。
  ※弟子たちは、イエスが生前に話しておられた『言葉』を
      思い出すことでしょう。
  ※これから起こる、将来のことを教えられることでしょう。


       イエスが去っていかれることは、
       弟子たちにとっても、私たち信者にとっても、
       ためになることでもあったのです。


  私たちも、
  今も聖霊は私たちを導き、
  イエスの言葉を悟らせて、『信仰』を与え、
  又、私たちの生活に起こるさまざまな出来事の意味を、悟らせてくださいます。
  私たちも聖霊の働きを信じ、信頼することができるといいですね。
         祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
残り少なくなった5月の美しい日々を、しっかりと堪能いたしましょう。 お元気で!
   

帰郷その②・・・『石神井界隈』 そして 『わたしが去って行かなければ、 弁護者はあなたがたのところに来ない。』

2022-05-24 10:00:00 | 旅行。海外旅行。
5月24日。火曜日。晴れ。

今日は、
故郷近くの
石神井界隈を散策。


  石神井公園・・・   『スケッチ』
  
 
     自転車に画材を積んで・・・
            一時の『至福の時間』

     5月の美しい『景色』を、お一人で『スケッチ』する御婦人。
     御婦人の充実した『お姿』に、こちらまでみたされる私です。



 石神井公園・・・    『スケッチ その②』
 

     こちらはグループで・・・
           『至福の時間』


     五月の美しい公園のスケッチではなく、
     自動車道路に向かって?
     朝の『街並』を、スケッチかしら?


     近づいてみると・・・
     三人の御婦人たちの『画題』は、
        新築?の『おしゃれな家』のようです。
     
     
        絵を描く三人の御婦人たちは、
            夢中で、『画題』に向かいます。
        婦人たちのお姿を拝見する私は、
        帰宅したら、素敵な『画題』を見つけて・・・
           と、スケッチへの熱を燃やすのでした。

 
 散策を終えて・・・

 ひとり『至福の時間』 
            
          『ひとりランチ』

   
  
       冷えた スペイン産『スパークリングワイン』

 

       なかなかおしゃれな『タイ料理店』

  

         『ワンプレート・タイ料理』

     久しぶりの『トムヤムフォー』の、大好きな味付けが、心を満たします。


       『ふるさとは 遠きにありて思うもの
     ひとり都の ゆうぐれに ふるさとおもい 涙ぐむ
      そのこころもて 遠きみやこに かへらばや』

          故郷は良いなあ!♡♡
     
     ひとり神戸の ゆうぐれに ふるさとおもい 涙ぐむ
      そのこころもて 遠きみやこに 帰り来て


        今日は、
        ひとりで、懐かしい故郷の地の散策♡♡
        遠く懐かしい日々を思い出しながら・・・。
             感謝!感謝!


そして。

今日は5月24日。復活節第六火曜日。

『今日の入祭唱』

   『万物の支配者である我らの神なる主は、王座につかれた。
     喜び踊り、神に栄光をささげよう。
       ヨハネの黙示録 19章6-7節    アレルヤ。』

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『すべての真理を教えてくださる真理の霊を遣わそう。』
       ヨハネによる福音書 16章7-9節参照   アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

      『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
 
  『最後の晩餐』    『金袋』を持つイスカリオテのユダが・・・。 シモン・フョードコフ作品  
                
 「今わたしは、わたしをお遣わしになった方のもとに行こうとしているが、
     あなたがたはだれも、『どこへ行くのか』と尋ねない。

       むしろ、わたしがこれらのことを話したので、
       あなたがたの心は悲しみで満たされている。

      しかし、実を言うと、わたしが去って行くのは、
         あなたがたのためになる。

         わたしが去って行かなければ、
      弁護者はあなたがたのところに来ないからである。

            わたしが行けば、
         弁護者をあなたがたのところに送る。

             その方が来れば、
       について、について、また、裁きについて、
           世の誤りを明らかにする。

       についてとは、
         彼らがわたしを信じないこと、
       についてとは、
         わたしが父のもとに行き、
         あなたがたがもはやわたしを見なくなること、
       また、
       裁きについてとは、
         この世の支配者が断罪されることである。」』
           ヨハネによる福音書 16章3-11節


        今日のイエス様は、
        御自分が去った後には、『聖霊』を送る。
         と、弟子たちに約束なさいました。


         イエスが去って、見えなくなった後は、
         『聖霊』が到来してくださるのです。

     
       『聖霊』は、
        去ったとのイエス様 や 神様、同様に、
        私たちの目には見えませんが、
        神とイエス・キリストと、一緒に働いてくださる御方です。


        風は、私たちには見えません。
        でも、風を感じることもあり、
        風が去った後に、その『結果』を見ることがあります。


       『聖霊』も、
        風同様に、私たちの目には見えなくて、
        確実に、私たちの利益のために、働いておられる御方です。
        私たちは、聖霊の働きの『結果』を、後になって知るのです。

        聖霊の働きによって、
        ※私たちは『信仰』ができるのです。
        ※私たちは『新しい考え方』、『新しい生き方』が、
          できるようになるのです。


    私たちも、
    自分の毎日の生活の中で、聖霊の働きの『結果』を
        見ることができるといいですね。
            祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様の故郷はどちらでしょうか? 
きっとたくさんの思い出、嬉しかったことも悲しかったことも、がいっぱいでしょうね。
故郷は良いものですね。 お元気で!



帰郷その①・・・『ピンクのアジサイ』 そして 『真理の霊がわたしについて証しをなさるはずである。』

2022-05-23 14:00:00 | 旅行。海外旅行。
5月23日。月曜日。晴れ。

今日は、
いろいろの雑事をこなそうと、
故郷・東京へ帰郷です。

まずは、
  
   お見舞い・・・   『ピンクのアジサイ』
  

         『アナベル・ピンクアナベル2』

      ピンクアナベルの、第2世代改良品種です。
      ピンクアナベルより、葉の色が濃く、茎もより硬く、花の色も濃いそうです。
      また樹高もかなり低く、茎も丈夫になったことから、
      雨にもわりと強い品種になりました。

      開花後は、咲き進むにつれて、緑色に変化していきます。
      開花後に、花を剪定すれば再び花芽をつけ、秋まで開花が楽しめます。
      また、
      ハイドランジア(西洋アジサイ)、の中でも耐寒性が高く、
      今年伸びた枝の先に花を咲かせ、
      誰でも上手に栽培できる『新枝咲き』のタイプです。

  
          
     初めてお目にかかる『ピンク色アジサイ』です。

     お見舞いに上がったのに、
     ご当人様がすっかりお元気になっておられ、一安心でした。
     新種アジサイについての話に花が咲かせながら、
      神戸・東京間の距離を感じていた私です。


     その昔・・・
     スマホもない時代、
     アメリカに留学中の娘からの『手紙』の内容に心配して、
     すぐに飛んで行けない、又 手助けできない、そんな歯がゆさを覚える最中に、
       次は ”解決済み!” の手紙を受け取り、
       神戸・アメリカ間の距離を感じた
          のを思い出しました。


   出来上がる『花の新種』・・・
     何年もの『地味な努力』を重ねた結果です。
   連絡に時間のかかる手紙の時代・・・
     相手を思いやる『慈愛』がより大きかったのではないでしょうか?


       便利を追い求める今の時代に
       あえて『不便』を実行することで、
       『徳』が生まれることもあるのではないだろうか?

       そんなことを考えながら・・・
       病気回復の友人の姿に喜んだ、今日の私です。
              感謝!感謝!
     
       
そして。

今日は5月23日。復活節第六月曜日。

『今日の入祭唱』

   『死者の中から復活させられたキリストは、
       もはや死ぬことがない。
    死はもはやキリストを支配していません。』
     ローマの信徒への手紙 6章9節    アレルヤ。』

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『真理の霊はわたしについて証しする。あなたがたもわたしを証しする。』
     ヨハネによる福音書 15章26節  アレルヤ、アレルヤ。

『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
  
      「最後の晩餐」         サリバドール・ダリ作品
     
  「わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、
   すなわち、
       父のもとから出る真理の霊が来るとき、
      その方がわたしについて証しをなさるはずである。

     あなたがたも、初めからわたしと一緒にいたのだから、
          証しをするのである。

         これらのことを話したのは、
        あなたがたをつまずかせないためである。

       人々はあなたがたを会堂から追放するだろう。
       しかも、
          あなたがたを殺す者が皆、
       自分は神に奉仕していると考える時が来る。

         彼らがこういうことをするのは、
        父をもわたしをも知らないからである。
        しかし、
        これらのことを話したのは、
          その時が来たときに、
   わたしが語ったということをあなたがたに思い出させるためである。」』
           ヨハネによる福音書 15章26節ー16節


   今日のイエス様は、
   『私が父の元に帰った後・・・
    ※私が父のもとから弟子たちに送る『聖霊』が、私を証しします。
    同様に、
    ※わたしと一緒にいた弟子たちも、私を証しします。』
         と、弟子たちに話されました。


   イエスは、
   生前、弟子たちに、三回も、『受難』について話しました。
   ※『私は、反対され、捨てられ、苦しみを受け、殺される。』 と。
   ※『弟子たちも、私と同じように、反対され、捨てられでしょう。』 と。
   ※『人々は、私において神の働きを見ることができなかったように、
     弟子たちにおいても、同様に、神の働きを見いだすことができないので、
       又、神を信じることができないので、
        そのようにするのです。』 と。


      聖霊も、
      イエス様同様に、
      弟子たちが、イエスを証しすることができるように、
      弟子たちを強めてくださる御方です。


      イエス様は、
      更に、弟子たちに話したのです。
      『事前にこれらのことを、あなた方に話すのは、
      その『時』が来たときに、
      あなた方が、イエスが語ったことを思い出すためです。』 と。


   弟子たちは、
   その時が来たときに、
   自分たちの『苦しみ』は、イエス様同様に、
   『神の救いの計画』の実現に、なくてはならないことであると、
       悟るのです。
   そして、生涯、イエス・キリストを証しする人生を全うしたのです。


  私たちも、
  どんな苦しみがあっても、
  それを乗り越える『力』を聖霊がくださると信じたいですね。
        祈りましょう。



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
便利さ追求だけでなく、地道に、丁寧に、は花や野菜を育てる時の原則ですね。
そんな生き方が、一番強い生き方なのかもしれません。 お元気で!

三連休・・・東京へ  そして 『主の洗礼 祝日』・・・『イエスが洗礼を受けて祈っておられると、 天が開けた。』

2022-01-09 09:10:14 | 旅行。海外旅行。
1月9日。日曜日。晴れ。

三連休の中日。
私は東京へ。

 新幹線車窓から・・・    『富士山』 
 

           「一富士二鷹三茄子」

      初夢で、「富士山」を見ることはかなわなかった私。
      初旅で、美しく輝く「富士山」を見ることがかないました。

         ”今年は縁起良くありますように!”
         それには、
           怪我をせず、健康に、
       そして、身も心も軽快になる必要がありそうです。


           ”一年の計は元旦にあり!”
           一年の始まりの1月に、
       体も持ち物も、無駄を省く完全断捨離してみましょうかしら!
       無駄のない美しい富士を眺めつつ、ひらめいた私です。
       
 そして。
      
 新幹線車中で・・・    『聖書通読会 予習』 
 
    今週の金曜日に、今年最初の『聖書100週間クラス』
     その予習です。静かな車中ではかどります。


    三連休の中日。
    中日に移動する人は、さすがに少なかった。
    1車両に5グループ、10人のみでした。 

    2週間ぶりに自宅に帰る孫娘。
    「おじいちゃんおばあちゃんの所にいたら、
       楽しいけど、頭が馬鹿になっちゃったよ」
         ・・・と、
    まるで刺激のない年寄りの世代の家から、
    刺激の塊、時代の最先端の話題が飛び交う家への帰宅で、
      水を得た魚のように、自分の世代に戻っていきました。
       

     
   それぞれ世代には、それぞれの香り、それぞれの良さがあります。
   「あんな時代もあったわね」と若い世代を見守りつつ・・・
   「先を行く先人たちに見倣って・・」と若い世代に言われるように・・・
       今年も心して生きていきたいものです。
            感謝!感謝!

     

そして。

今日は1月9日。

        『主の洗礼 祝日』
      
      キリストの洗礼』エル・グレコ作品


『今日の入祭唱』

 『イエスは洗礼を受けられた。 そのとき、天がイエスに向かって開いた。
  イエスは、神の霊が鳩のように御自分の上に降ってくるのを御覧になった。
       そのとき、 声が天から聞こえた。
     「これはわたしの愛する子、私の心にかなう者」』
           マタイによる福音書 3章16&17節


『今日の福音 イエスの洗礼』

    『そのとき、民衆はメシアを待ち望んでいて、
  ヨハネについて、もしかしたら彼がメシアではないかと、
       心の中で考えていた。
  そこで、
       ヨハネは皆に向かって言った。

   「わたしはあなたたちに水で洗礼を授けるが、
     わたしよりも優れた方が来られる。
  わたしは、その方の履物のひもを解く値打ちもない。
 その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。」

        民衆が皆洗礼を受け、
    イエスも洗礼を受けて祈っておられると、
   
     『キリストの洗礼』   ダビンチ作品

         天が開け、
  聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。
  すると、
  「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」
             という声が、天から聞こえた。』
              ルカによる福音書 3章15-16&21-22


   イエスが洗礼を受けたとき、
   聖霊がくだり、「私の愛する子」という声が聞こえました。


   洗礼者ヨハネは、
   メシア・イエスの『道』を準備するために、神から派遣された預言者でした。
   皆に改心を勧め、
   救い主・メシアを迎えるため、心を清め、洗礼を勧めていました。

   イエス様は、
   罪がないので悔い改めの必要はないのですが、
   肉を持ってこの世に生まれたすべての人々と同様に、
   皆に洗礼を勧めていたヨハネから、洗礼をお受けになりました。
   イエス様は、どこまでも、人間の生活を共にすることをお考えになったのです。
   貧しい人、罪人の味方となり、人間に仕える『使命』を決心したのです。


    そんな時、
    御父からの、イエスの決意への同意、イエスへの励ましの『御言葉』が聞こえたのです。
     「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」と。
    又、
    聖霊がイエスに下りました。
      これからは、聖霊も、イエスを導いてくださるのです。


    私たちも、
    イエス様から学びながら・・・
    聖霊に導いて頂きながら・・・
    隣人の幸せも不幸も共にしたいものですね。
       祈りましょう。      


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『わたしより力ある方が来られ、聖霊と火によって洗礼を行われる。』
      ルカによる福音書3章16節 参照   アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
新年の始動はスムーズに始まりましたか?
それぞれの世代で、魅力ある一年を描いてまいりましょう。 お元気で!

『professional traveller』・・・『イギリス20日間 3080km 鉄道の旅』 そして 『あなたたち偽善者は、神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守っている。』

2021-08-29 15:23:13 | 旅行。海外旅行。
8月29日。日曜日。晴れ。

思い出す『イギリスの旅』です。

    大英帝国・・・  『グラスゴー中央駅』 
 

   産業革命(18世紀半ば~19世紀にかけて起こった一連の産業の変革) の時に建てられた、
      スコットランドの町の繁栄を象徴する建物の一つ。
     
          1879年(142年前)に開業。
    年間3400万人もの人が利用する、スコットランドで最大の駅。


      娘家族とこの駅を訪れたのは数年前のこと。
     そのの巨大さと重厚さと、その構内の美しさに、
   そして 隣接する『CORDOR ST COFFEE』のケーキのおいしさに、
          感動したのでした。
 
 
       『関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅』
       この番組が大好きでいつも観ています。

     数日前の再放送は
     『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
     ( United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)
       イギリス4国 20日間 3080km 鉄道の旅』 でした。
 
   通称イギリスは、
   グレートブリテン島、アイルランド島北東部その他多くの島々からなり、
    イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド、
       の歴史的経緯に基づく4つの地方(国)が、
       連合型『単一主権連合国家』を形成している。

        日本と同じ島国でありながら・・・
        異文化が入り交じりあって、発展し、
        ヨーロッパの国々を牽引しながら、
        『大英帝国』を作り上げてきた。
         興味の尽きない、偉大な国です。


      今回の関口知宏氏の『イギリスの4国』を巡る旅は、
        『グラスゴー中央駅』から始まりました。
      4国の雄大な自然と歴史が際立つ『旅』の始まりです。

   
    思い出すのは・・・
       関口氏は、今までイタリア等を旅しているときは、
     電車で同席する方々の「あなたは何をする方?」との質問に、
      「私は音楽家、ミュージシャンです」と答えていらした。
        関口氏ファンの私は、”やはりそう答えるのね!”
           と感心して聞いていました。

  ところが・・・

    今回の『イギリスの旅』の車中で、
    同席の御婦人が「あなたは何をする方?」と質問すると、
    関口氏は「I am professional traveller。」答えられた。
     字幕の日本語にはその「会話」はのせられなかったが、
     私が聞き取った英語では『私はプロの旅行者』と言われたのが、
      私の心に響きました。とても印象に残りました。

    そうだ!! 私だって!!
     「I am professional traveller。」なのだ!

      この度の関口氏の『イギリス4地方の旅』
   『イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド、』
    それらの4地方は、私が娘家族と何回かに分けて旅した町々です。

 
                             孫娘は小学生♡

    北アイルランドの・・・『世界自然遺産 ジャイアンツ・コーズウエー』
      ここは、
       北アイルランドとスコットランドの『対立の歴史』
       そして 長く伝えられた『伝説』がコラボします。

          身長15mの北アイルランドの巨人が、
      対岸の向こうのスコットランドに住む巨人と戦いたいと考えて、
      北アイルランドからスコットランドまで歩いて行けるように・・・
      海に石を埋めて『道』を作り初めたのです。
           いまだに未完成で、
          今も作り続けているそうです。

     関口氏の「本当!?」の質問に、
    「I really believe so!」と、ボランティアのガイドさんは、まじめ顔で語ります♡♡

     事実は『火山の爆発』の産物ではないかということです。

 
                     大遺跡の中の孫息子とママはちっちゃい♡♡
 
   旅はすばらしい。 
     その土地の『歴史』をつなぐ『人々』に出会えます。
      
     いつになったら、又旅が出来るのだろうか?
   今日は、関口氏と『思い出の場所』を巡って、満足しておきましょう。
                         感謝!感謝!


そして。

今日は8月29日。年間第二十二主日。

『今日の入祭唱』

  『主よ、憐れんでください、絶えることなくあなたを呼ぶわたしを。
   主よ、あなたは恵み深く、お赦しになる方。
      あなたを呼ぶ者に、豊かな慈しみをお与えになります。』
          詩編 86章3&5節

『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、ファリサイ派の人々と数人の律法学者たちが、
     
     エルサレムから来て、イエスのもとに集まった。

     そして、イエスの弟子たちの中に汚れた手、
    つまり洗わない手で食事をする者がいるのを見た。

     ファリサイ派の人々をはじめユダヤ人は皆、
        昔の人の言い伝えを固く守って、
     念入りに手を洗ってからでないと食事をせず、
       また、市場から帰ったときには、
      身を清めてからでないと食事をしない。

    そのほか、杯、鉢、銅の器や寝台を洗うことなど、
    昔から受け継いで固く守っていることがたくさんある。

    そこで、ファリサイ派の人々と律法学者たちが尋ねた。
     
   「なぜ、あなたの弟子たちは昔の人の言い伝えに従って歩まず、
       汚れた手で食事をするのですか。」

  イエスは言われた。
  「イザヤは、あなたたちのような偽善者のことを見事に預言したものだ。
     彼はこう書いている。
  
 『この民は口先ではわたしを敬うが、その心はわたしから遠く離れている。
   人間の戒めを教えとしておしえ、むなしくわたしをあがめている。』

  あなたたちは神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守っている。」


    それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた。
     
     「皆、わたしの言うことを聞いて悟りなさい。
  外から人の体に入るもので人を汚すことができるものは何もなく、
     人の中から出て来るものが、人を汚すのである。

  中から、つまり人間の心から、悪い思いが出て来るからである。
       みだらな行い、盗み、殺意、
   姦淫、貪欲、悪意、詐欺、好色、ねたみ、悪口、傲慢、無分別など、
    これらの悪はみな中から出て来て、人を汚すのである。」』
        マルコによる福音書 7章1-8&14-15&21-23節


    今日のイエス様は、
    エルサレムから来た律法学者たちの詰問に対して、
    『実際に人間を汚すもの』は何であるか を告げるのです。

    イスラエルの律法学者たちは、
    『神の十戒』の教えに加えて、自分たちの考えの説明を加えて、
     日常生活において、何が許されるか、何が許されないかを、
     細かく決めて、守らない場合は『罪』としたのです。

    イエスは、
    何がよいか悪いかを人間が決めて、それに従って人を裁くことは
      正しいことではない。  と告げたのです。

      勿論、
      私たちは、神が何をお望みかを考えて、
         反省する必要があります。
      それは、外面的なことだけでなく、
         それ以上に、内面的なことが大切なのです。

    私たちは、
    私たちを導いてくださる神様に心を開いて、
    『神のみ旨』に従って生活が出来るようにいたしたいものです。

    
『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『御父は、御心のままに、真理のことばによってわたしたちを生んでくださいました。
   それは、わたしたちを、いわば造られたものの初穂となさるためです。』
     ヤコブの手紙 1章18節    アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
コロナ感染が広がっています。自粛生活の実行で、くれぐれも気をつけましょう。
今を頑張って、コロナ終息を迎え、その時には思い切り旅行もいたしましょう。 お元気で!

さていかに?・・・『Go To Travel 』 そして 『聖コルネリオ教皇と聖チプリアノ司教殉教者 記念日』・・・『あなたがたは、もっと大きな賜物を受けるよう熱心に努めなさい。』

2020-09-16 06:00:00 | 旅行。海外旅行。
9月16日。水曜日。曇り。

 朝、ジョグか? 散歩か?
 秋風もさわやかに
 ずいぶんと楽になってきました。
 
              『お隣の垣根』
 
           ”行ってらっしゃい!”  と今朝も見送ってくれる。    お見事です。

           行くと云えば・・・『Go To Travel & Go To Eat 』
              10月から 東京発着もOK! らしい。

子供家族は皆東京住まい。
私から出向いてみるか?
久しぶりに・・・。
いやいや大丈夫だろうか?
コロナ禍以来・・・
旅行は勿論のこと
電車にすら乗っていない。
さてさてどうしましょうか?
  
     そんな時。
               ”久しぶりに旅行はいかが?
         長時間の新幹線ではなく、 短時間で移動の飛行機にしましょうよ。
      東京の子どもたち訪問でなく、 現地集合で、 遠く九州旅行でもいかが?”

              東京在住の娘からお誘いがかかった。
                いやいや大丈夫だろうか?
                さてさてどうしましょうか?   

      洋服でもなんでもお買い物で、 『迷ったときは買わない!』  を原則とする私。
         迷う私・・・我が『原則』を破るのは、いかがなものでしょうかね。        
             ”To be, or not to be、 that is the question!”
         10月までは間があります。 ”迷うのもいと楽し!” ですね。
             それまでは、迷いなく、電車に乗りませんよ。


そして。

今日は9月16日。年間第二十四水曜日。

          『聖コルネリオ教皇 と 聖チプリアノ司教殉教者 記念日』


       聖コルネリオ教皇               聖チプリアノ司教殉教者



 <聖コルネリオ>

        カルタゴ(現在のチュニジア共和国)に生まれた。
       キリスト教徒でない異教徒の家庭に生まれたが、成人してから洗礼を受け、司祭への道を志した。

  249年頃。 カルタゴの司教になる。
          謙遜で善良なコルネリオは、デキウス帝の迫害によって苦しむ信徒たちを心にかけ、
          司教として励ました。
  251年。  前年に教皇ファビアノが殉教し、14ヶ月後、ローマ教皇にコルネリオが教皇に選ばれた。
          在位:251-253年。2年間。

          対立教皇としてたったノヴァティアヌスの派閥に反対されたが
               チプリアノに支持されて地位を保つことができた。
                チプリアノ司教は、教皇コリネリオを、あらゆる面でよく助けた。

       在位中、「大罪のゆるし」「迫害のときに棄教した信徒の教会復帰」 が問題となった。
          コルネリオはカルタゴに司教たちを集め、 棄教者がゆるしの秘跡を受け、
            償いのわざを行えば教会に戻ることができることを確認した。
              カルタゴの司教チプリアノがこれを支持した。
      しかし、ノヴァティアヌスはコリネリオの主張に反対し、自らが教皇であると宣言した。

        デキウス帝の死後、ペストが流行し、民衆の不満は、キリスト教徒に向けられた。
        そのため、トレボニアヌス帝もキリスト教を弾圧し、コリネリオはらえられた。

  253年。 追放されたチェントゥリチェッレ(現在のイタリア中部・チヴィタヴェッキア)で 死亡
         その遺体はローマに移され、 カリストの墓地に埋葬された。

 <聖チプリアノ>
         初期キリスト教の重要な著述家であり、 ラテン教父に数えられる。

  210年頃。  北アフリカのカルタゴで、 異教徒の家庭に生まれた。
246年。36歳。  著名な修辞学者だったが、 クリスチャンに改宗する。

249年。39歳。  カルタゴの司教に選ばれた。
         司教就任時には、既に聖書とテルトゥリアヌスの著作について深く理解していた。
         その活動と著作によって、多くの困難のただ中にあった教会を見事に治めた。
         
         教会が一つであるために、使徒ペトロの後継者である教皇のもとに、
             司教、信徒たちが一致することの大切さを強調した。
         司教は、教皇コリネリオを、あらゆる面でよく助けた。

デキウス帝による迫害時。  身をしたが、手紙によって、教会の指導にあたった。

          この迫害の時に棄教したクリスチャンたちの教会への復帰問題が起きたが、
          最初は厳しい態度でこれに臨んだものの、 その態度をのちに軟化させ、

251年。41歳。     適当な改悛ののちに教会に復帰することをした。
          このことでノヴァティアヌスやローマ教皇ステファヌス1世と論争する。

    遠藤周作の『沈黙』を思い出します。 当時は世界共通の『テーマ』の一つだったのですね。

ヴァレリアヌス帝による迫害時。 まず追放される。
258年。48歳。             殉教。
                        『毎日の読書』より
 

『今日の入祭唱』

   『キリストを信じ、キリストの愛のために命を捧げた殉教者は、
      キリストと共に終わりなく喜び歌う。』



      『今日の第一朗読  使徒パウロの言葉』
  
  『皆さん、
あなたがたは、もっと大きな賜物を受けるよう熱心に努めなさい。
        そこで、わたしはあなたがたに最高の道を教えます。


たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、
      愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。
たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、
たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、
      愛がなければ、無に等しい。
全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、
      愛がなければ、 わたしに何の益もない。

         愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。
           愛は自慢せず、高ぶらない。
      礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。
           不義を喜ばず、真実を喜ぶ。
      すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
            愛は決して滅びない。


預言は廃れ、異言はやみ、知識は廃れよう、
わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。
完全なものが来たときには、部分的なものは廃れよう。

幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、
幼子のように思い、幼子のように考えていた。
成人した今、幼子のことを棄てた。

わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。
だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。
わたしは、今は一部しか知らなくとも、
そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。

それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。
      その中で最も大いなるものは、愛である。』

              コリントの教会への手紙Ⅰ 12章31節-13章13節

   50年~52年頃。 パウロは、コリントに、1年半ほど滞在して宣教し、
               コリントにもキリスト者の共同体ができました。
 
    56年頃。   パウロは、コリントの教会に起きている問題を聞いて、
               エフェソから、この手紙を書き送りました。

        『もっと大きな賜物を受けるよう熱心に努めなさい。
神なる霊から与えられる兄弟愛は、最大の賜物であり、いつまでも残るのです。』


       パウロは、新赴任先から、コリントの信徒たちを忘れることなく、手紙を送り、
             互いに愛し合うように、 と励ますのでした。

     私たち 私は、
     殉教者・・・コルネリオとチプリアノ、パウロの模範には
            とても倣えそうにはない。
     遠地からでも、 手紙を送って、 信徒を励ます先人たちです。

           それでも先人たちの勇気を学び、
    力強く、『愛なる神』 を証しできるといいなとは思っています。


『今日の祈願』

   『全能の神よ、 聖コルネリオと聖チプリアノは、
 牧者として献身的に尽くし、不屈の殉教者として命を捧げました。
   聖人の取り次ぎを求めるわたしたちの信仰と勇気を強め、
   教会の一致のためにたゆまず働く力をお与えください。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、に加えて・・・
旅行の秋、食欲の秋、もあったのですよね♡♡ お元気で!

ボケの花 そして 『まず本人から事情を聞くことです。』

2019-04-06 13:00:00 | 旅行。海外旅行。

4月6日。

  満開・・・   『ボケ』
 
  

    静かに咲いて、ご主人様(東京旅行の私)の帰宅を待つ。
          
      変わることなく、動じることなく、どっしりと。
  


     勝利の女神・・・  『西武戦』
    
    『森のHR』   『西武 16-3 日本ハム』   


 
女主人の帰宅を待つ、変わることなく、動じることなく、どっしりと、夫。

       一人で観るより二人が楽しいと、夫さん。
   スポーツ観戦で、変わらずに流れる熟年夫婦の夜の時間です。

       今日は、観戦二本立て。
    夜は負けでした、 『松本山雅FC 2-1 ヴィッセル神戸』

 

 

そして。

今日は4月6日。四旬節第四土曜日。

 今日も、イエスは誰何か? と議論が続きます。


『今日の福音 人々の議論

『そのとき、イエスの言葉を聞いて、

群衆の中には、
     「この人は、本当にあの預言者だ」と言う者や、
     「この人はメシアだ」と言う者がいたが、

このように言う者もいた。

    「メシアはガリラヤから出るだろうか。
メシアはダビデの子孫で、ダビデのいた村ベツレヘムから出ると、聖書に書いてあるではないか。」

    
     こうして、イエスのことで群衆の間に対立が生じた。


下役たち
は、

    「今まで、あの人のように話した人はいません」と答えた。

 
 『イエスの集団とファリサイ派の集団』         両者の間には越えられない壁が残る。


ファリサイ派の人々は言った。

      「お前たちまでも惑わされたのか。
   
議員やファリサイ派の人々の中に、あの男を信じた者がいるだろうか。
    
だが、律法を知らないこの群衆は、呪われている。

   よく調べてみなさい。ガリラヤからは預言者の出ないことが分かる。」


ニコデモが言った。

「我々の律法によれば、まず本人から事情を聞き、何をしたかを確かめたうえでなければ、
   判決を下してはならないことになっているではないか。」』
               ヨハネ福音書 7章40-53節

 

   旧約聖書では、
メシアがダビデの子孫として、ダビデの町・ベトレヘムで生まれる。と書いてあります。

   イエス様は、
ベトレヘムで生まれましたが、ガリラやの町・ナザレトに住んでいました。
公生活を始められたのも、布教活動も、ガリラヤのいろいろの町で行いました。

   ファリサイ派の人たちは、
公生活の活動範囲を見て、イエスは聖書と一致しない、イエスはメシアではない、と考えたのです。

   ニコデモは、
以前に、イエスの話を聞いて、感心していました。
それで、『法に定める通り…本人の意見を聞かなければ、裁いてはいけない』と、講義をしました。

   私たち・現代の人たちは、
どうしたら、『イエスは神から遣わされた、神の子、メシアである』と信じられるでしょうか?
   

       信じるには、
     ニコデモの勧め通りに、

 先入観を捨てること。イエスの話をよく聞くこと=聖書を読むこと。ですね。

 

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
戻る家があるから旅に出る。旅に出るから家の良さがわかる。両方が楽しいですね。 お元気で! 


My東京ーその4・・・『My宝物』 そして 『主は、しるしをつけられた。』

2019-02-19 13:29:56 | 旅行。海外旅行。

2月18日。月曜日。

五日間の東京でした。

 娘夫婦と・・・   『小金井』
 
                   赤ワイン

  「本当に仲がいいですね。
  親子というより、友達同士のようですね。うらやましいですね。」
                
オーナシェフが私たち三人を見て言われた。

 あれこれと話が進み、楽しい時間です。
  私にとって、娘夫婦は、友達同士でもあり、『My宝物』です。

 

そして。

  息子夫婦と・・・  『銀座』
 
                 シャンパン

「マラソンは、次はどこを走るの? トライアスロンは、次はどこまで遠征するの?」

 かつては私の弟子?であった息子夫婦は、今では『アイアンマン』の息子夫婦。
    師匠?の私をはるかに越えてしまった弟子たちです。

あれこれと話が進み、楽しい時間です。
  私にとって、息子夫婦は、アスリート同士でもあり、『My宝物』です。


更に。

 孫たちと・・・  『武蔵小金井』
 
                     冷水

 「今日は僕と寝ようよ。」 「今日は私と寝ましょうよ。」

眠る前の、お布団の中での『お祈りとおしゃべりタイム』を楽しむ孫たちと私です。

あれこれと話が進み、楽しい時間です。
   私にとって、孫たちは、スマホ先生でもあり、『My宝物』です。


  今日で、『My東京』の最終日です。

    『My東京』は、『My宝物=家族』の再確認の旅でした。 

 

そして。

今日は2月18日。年間第六月曜日。

   『しるし』 二つ。

『旧約のしるし』

『今日の第一朗読 兄カインの弟アベルの殺害

『カインが弟アべルに言葉をかけ、二人が野原に着いたとき、
 
  カインは弟アべルを襲って殺した。

主は言われた。
「何ということをしたのか。お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。
        今、お前は呪われる者となった」
カインは主に言った。
「わたしの罪は重すぎて負いきれません。わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺すでしょう。」

主はカインに言われた。

「いや、それゆえカインを殺す者は、だれであれ七倍の復讐を受けるであろう。」

主はカインに出会う者がだれも彼を撃つことのないように、カインにしるしを付けられた。』

           創世記 4章1-25節


カインは、人間が持つ嫉妬、羨望、怒り、傲慢、等に負け、弟アベルを殺してしまします。
    神は、カインに『主の判決・呪い』を宣言されました。
カインは、その『主の判決』に、”助けてほしい”と、泣き言を言います。
    神は、そんなカインに『しるし』を押され、
 次世代の人々が、この最初の殺人に対する復讐をしないようになさったのでした。


    『カインの印』は何を意味するのでしょうか?

人の目に見える『しるし』ではなかった。のではないでしょうか?
カインのみが、自覚し、忘れることがない、『しるし』であった。のではないでしょうか?

 生涯、『自分の罪』を自覚し、忘れることがない『悔い改め』を促される、『しるし』です。
   と同時に。
  『神の赦し』を希うために、心に刻まれた『しるし』です。

     すべては、神の愛から出る『しるし』ですね。


そして。

『新約のしるし』

『今日の福音 イエスの御言葉』

『イエスは、心の中で深く嘆いて言われた。
  「どうして、今の時代の者たちはしるしを欲しがるのだろう。
 はっきり言っておく。今の時代の者たちには、決してしるしは与えられない。」』
                   マルコ福音書 8章11-13節

 

更に、続けて、イエスは言われます。

『よこしまで神に背いた者たちはしるしを欲しがるが、預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。
つまり、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、大地の中にいることになる。
ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。

    ここに、ヨナにまさるものがある。」
      マタイによる福音書 12章40-42節

 

 キリストの言われる、
 『ヨナにまさるしるし』とは、『イエス・キリストの十字架』です。

 
『イエス・キリストの十字架のしるし』をつける司祭。      孫息子の洗礼式

     
   『十字架のしるし』を、額と心の刻まれた者に・・・

自分の罪を自覚させて、『悔い改めの心・回心』を呼び覚まし、
自分の弱さと無力さを自覚させて、『神の救い』を希う希望を持たせる、『しるし』です。


私のような、無力で弱い者でも、
『キリストの十字架のしるし』をつけていただき、日々反省ばかりで、それでも希望を捨てずに、日々喜んでいます。


 
旧約、そして 新約でも、
『神のしるし』は、『悔い改め・回心』と『神の救い・希望』を持たせてくれる、『しるし』ですね。 

     すべては、神の愛から出る『しるし』ですね。

            以上。私の『今日の御言葉』の感想でした。お粗末様でした。

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
私の5日間の『My東京』におつきあい下さり有難うございました。感謝申し上げます。
最後の日の私の東京ウォークは6859歩でした。 お元気で!