とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2016夢街道90キロ

2016-06-26 22:19:29 | マラソン
25、26日は、しんしんさんの「夢街道90キロ」のマラニックに参加した。初回から数えて6回目の参加になる。毎回、こんなキツイマラニックによく参加するよと思いながらも、何とか全て走り通している。

今回は、大分初参加者が増え30人近いメンバーが集まった。半数がほぼ初参加だという。いつもの通り、浜松駅南口まで行くともう20名近くも集まっていた。二日間とも天気予報は雨模様だ。スタートの10分前、集合写真を撮って午後9時ちょうどに浜松駅をスタートする。既に雨が降り始めていたので、雨具を着用して走る。


ザザシティの前を右折すると、あとはずっと152号線をまっすぐ北上だ。浜松市役所を通り過ぎ、浜北区に入る。22:54。第1CP(13キロ)のローソン浜北新原店に到着する。


日が変わって、26日の0:16。天竜区のサークルK天竜山東店に到着する。ここは、第2CP(23キロ)である。お腹がすいてきたので、ビールとオムライスを買って一休みする。


第2CPでゆっくりしているうちに、みんな前に行ってしまい、第3CP(40キロ)の秋葉ダムまでは一人旅となってしまった。一人ぼっちで、真っ暗な152号をひたすら北上する。ときおり車が通るが、ランナーは全く見かけない。トンネル内で初参加のランナーにやっと追いつき、秋葉ダムに到着したのは2:00くらいだった。

さて、秋葉ダムから大輪の分岐までが一番嫌な区間だ。約10キロの道のりだが、時間帯がまさに丑三つ時で、真っ暗な道を通過しなければならない。明かりが全くなく、車もまず通らない。昨年は、マムシにも遭遇した薄気味悪い道で、一人では走りたくない。幸い、顔見知りのNさんと秋葉ダムで出会うことができたので、以後ずっと一緒に走る。秋葉ダムを出発して、しばらくすると雨の降り方が、半端ではなくなってくる。まるで滝行をしているような激しい雨と稲光に襲われた。落雷があったら大変だと思いつつも、避ける場所もなくひたすら前に進む。大輪の分岐にたどり着いた時には、雨も小雨となり、やっと人心地つく。空も明るくなり、雨の峠は越えたようだ。

その後も、ポツポツと雨は降っており、カメラを出すのも面倒くさくなり、第4CP(53キロ)のIさんエイドを通り過ぎ、八丁坂を越え、水窪の街中まで来た。商店街の一角に「みさくぼ交流所」があり、ここもエイドであった。到着タイムを記入し、暖かいお茶を貰う。冷たい飲み物ばかりで飽きてしまい、暖かいお茶が嬉しい。これから、青崩峠を越えていくという話をすると、エイドの方からヒル避けにと塩をひと袋ずつ貰う。


水窪からは、最後の長い登り坂を進む。途中にあった生ビール付きの丸太小屋エイドでは、生ニンニクも頂き、パワーをつけて先に進む。ほどなく、第5CP(75キロ)の「はくりや」も通りすぎ、兵越峠と青崩峠の分岐では、青崩峠へと進む。その後も、ずっとキツイ登りが続き、青崩峠への登山口についたのは、11:54だった。


登山口からは、本格的なトレイルコースとなる。秋葉ダム後の大雨で靴がびしょびしょになり、右の足裏にはマメができて山道を歩くのが辛かった。登山道の端に落ちていた枝を拾って杖がわりにして歩き、青崩峠に到着したのは12:11。


青崩峠からは、今回のクライマックスである廃道になった旧152号線のヒル街道である。日がほとんど差し込まないアスファルトの道の上に湿った枯葉が積り、吸血ヒルが数多く潜んでいる魔の街道だ。乾いた道路に着くまでは、常にヒルの存在を意識しないではいられない。数分毎に靴周りをチェックしながら先に進む。私が先頭を走り、Nさんが後に付いてきたが、やはり後ろの人間が襲われるというセオリーは当たっていた。私の靴には、一度もヒルがくっついていなかったが、Nさんの靴には全部で4匹もくっついていたそうだ。幸い事前に排除できたので、被害はなかったという。

やっと車道に出ると、ゴールの「かくらの湯」まで6キロの看板があった。ちょうど、かわいさん、Oさん、Hさんにも追いつき、最後の下りを頑張って走った。上りの区間は、ほとんど歩いていたので、まともに走ったのは、最後の6キロくらいだっただろう。14時すぎ、ゴールの「かぐらの湯」に到着。約90キロの長いマラニックが終わってホッとした。毎年参加していたものの、今回もキツかった。


帰りはgakuさんや山草人さんなどと共に、エイドサポートで駆けつけてくれたM子さんの車で我が家まで送ってもらい、楽をさせてもらった。今回も、主催者のしんしんさん、遠山郷観光協会のKさん、M子さんなど多くのサポートに助けられ、夢街道を走ることができて感謝でいっぱいだ。また、大会初参加ながら顔見知りの多くのランナーたちに出会えたことも嬉しかった。

参考1.今回のコースマップ(YAMAPで記録)


参考2.今回の高低図(YAMAPで記録)

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6 コメント

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青崩峠 (神戸のイノさん)
2016-06-27 02:46:28
豪快な雷雨の中、みなさんよく走るなあ~と感心しました。
西渡からスタートして歩くつもりでしたが水窪までスルー「丸太小屋」で生ビールと黒ニンニク+親父さんの話でゆっくり、青崩峠を目指しハイキング
時間的に早すぎたのでゴールまでとっちーさんには会えず残念でした。
でも、ヒルには久しぶりに会えましたよ。私の経験からは一番前の人が被害に遭う確率が高かったですね。
今回も前を行くH田さんには7~8匹がとりつきましたが、私は2匹のみでした。
相手はヒルですからその行動は良く分かりませんね。
被害者は少なかったようでなによりでした、
次回は途中で会えるよう距離を伸ばしたいと思いますのでよろしく。
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お疲れさまでした。 (gaku)
2016-06-27 08:10:07
雨と雷はすごかったですね! ちょっと前を
kさんyさんたちの5名?位の集団で常に行動していました。今年の夢街道はあちこちでのビール(5本かな?)が美味しかった。またぜひよろしくお願いします。
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ワープ (かわい)
2016-06-27 08:40:53
実力不足の私は最初から赤電で西鹿島へ。
やはり豪雨と雷に大輪のトイレで避難。
西渡でエイドをいただき、小降りになってから再スタートで途中簡易カッパを着たり脱いだりしながら青崩れへ、ここで念入りにヒル避けをスプレーして通過。
国道出会いでOさん、Hさんを待っていたらとっちーさんに出会えましたが足が冷えてしまいはしれなくなりとっちーさんたちにはおいつけなかった。
話もそこそこに分かれてしまいましたが宿では10周年パーティーもありでラン以外でもしっかり楽しめました!
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神戸のイノさんへ (とっちー)
2016-06-27 19:18:33
イノさんとどっかで会えるかなと思ってましたが、早い段階で青崩峠を越えていたのですね。
丸太小屋では、生ビール、黒ニンニク及びその他のツマミもあり、H田さんやイノさんは離れ難かったのでは。

私の聞いた話では、ヒルは先頭の人の動きを察知してから動き始めるので、2番目か3番目辺りの人が被害に遭いやすいと聞いていました。
H田さんは、毎回被害にあっていたようですが、今回はとりついただけで、被害に遭う前に除去できたのですね。
イノさんもご無事でよかったですね。
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gakuさんへ (とっちー)
2016-06-27 19:25:57
秋葉ダムに着いたとき、数分前にgakuさんたちが出発したと聞き、追いつけるかなと思いましたが、一人で追いかけるのはイヤだったので、後続のランナーが来るまで待っていて、ついに最後まで追いつけなかったですね。
ビールは5本も飲んだのですか!
私も、3箇所くらいで飲みましたが、飲み過ぎると走れなくなりそうなので、コップ1杯ずつくらいにとどめました。
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かわいさんへ (とっちー)
2016-06-27 19:34:47
かわいさんたちが、すぐにいなくなったのでどうしたかと思ってました。
赤電で西鹿島まで移動ということは、20キロくらいワープしたのかな。
浜松駅から西鹿島までは、市街地なので面白みがなく、ワープするのもいいですね。
かわいさんは、足が冷えたとのことですが、私も豪雨のせいで、足裏にマメができて最後は、痛みを押しながら走りました。
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