とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「山の日」が決まりそう

2014-02-14 22:07:38 | ニュース
山を愛する日本の山岳団体から国民祝日として「山の日」制定が提案されていた。提案理由は、日々の生活と文化に結びついた山の恵みに感謝するとともに、美しく豊かな自然を守り、育て、次世代に引き継ぐことを国民のすべてが銘記する日にする。この運動を通じて登山者の安全と健康に寄与し、登山の楽しみを広く伝える。すでに祝日となっている「海の日」と対をなして、日本に住むすべての人々が、山という自然を見つめなおし、深いかかわりを考える日にするなどの理由が挙げられている。

この話は、かなり前から出ていたのだが、今日のニュースで、自民党内閣部会が、8月11日を「山の日」に制定する祝日法改正案を了承したそうだ。超党派の国会議員でつくる「山の日」制定議員連盟(会長・衛藤征士郎前衆院副議長)が議員立法で提出し、今国会中の成立を目指し、山の日の意義について「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」と定め、施行を2016年としている。各党とも、反対する動きはなくそのまま決まりそうである。

たしかに「海の日」があって「山の日」がないのはおかしい。日本は、国土の70%を山と森が占める山の国であり、山から涌き出る水は、生命のみなもとであり、その水が田畑を潤してきた。 また、山をおおう森は、水をたくわえ、新鮮な大気をつくりだしている。日本人は、昔から高く険しい山に畏敬の念を抱き、神が存在する場所として崇めてきた。山なくして、この美しい国日本は存在しないのである。日本人は、みんな「山の民」だといってもいい。我々は、山のありがたさを忘れないためにも、もっとゆっくり山や森と向き合い、山の大切さを思い起こすことが必要である。そんな訳で、「山の日」制定により、山の事を考える機会が増えるのは嬉しい事だ。

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