今日は、みなみ旅館を午前6時半に出発する。この時点では、薄曇りでまだ雨は降っていなかった。
那佐湾では、漁が行われていた。この辺りは那佐というのだが、ところどころにNASAという文字があり、最初はあのNASAと関係があるのかと思ってしまった。多分、漢字よりアルファベットのほうがインパクトが大きいのでわざとそんな表記にしていたのだろう。
今のところ海も穏やかだ。
道の駅「宍喰温泉」前を通過する。
8時頃の海岸の様子。少し波が大きくなってきたような気がする。
8:40。水床トンネルを出ると、ついに高知県だ。距離は4県中最長の約470kmあり、寺は最少の16寺。札所によっては3日以上歩かなければ次の札所までたどり着けないというまさに「修行の道場」である。この辺りから雨が酷くなり、上下とも雨具にする。
10時。番外札所の東洋大師前に来た。晴れていれば、礼拝に寄ったが雨が酷いのでそのまま通過する。
その後は、ひたすら雨の国道55号線を歩く。晴れだったら美しい海岸線を楽しむ余裕もあっただろうが、海をゆっくり見る気力もなく前へ前へと進んだ。海岸の波しぶきも大きくなり、雨も大粒になっていた。
この辺りから、約10キロは自動販売機もなければ、家も一軒もない。あるのは、海と山だけである。ときおり通る車の水飛沫を浴びながら歩いて行く。昔のお遍路さんは、現在の国道55号線もなく角がない漬物石みたいな石がそこらじゅうに転がっている海岸を歩いたという。岩が風で転がりゴロゴロ音を立てることから、ゴロゴロ海岸と呼ばれたそうだ。さすがに、今は海岸を歩く必要はないが、それでも気持ちが萎えそうな辛い道である。
午後3時過ぎ、やっと今日の宿「ロッジおざき」に到着した。今日は道を間違えることはなかったが、かなり疲れた。体も荷物も雨でびっしょりだ。部屋の前には、荒れた海が広がっている。今日もぐっすり眠って明日に備えよう。
今日の歩行距離:32.4キロ(通算227.0キロ)
明日の予定:26番札所まで
那佐湾では、漁が行われていた。この辺りは那佐というのだが、ところどころにNASAという文字があり、最初はあのNASAと関係があるのかと思ってしまった。多分、漢字よりアルファベットのほうがインパクトが大きいのでわざとそんな表記にしていたのだろう。
今のところ海も穏やかだ。
道の駅「宍喰温泉」前を通過する。
8時頃の海岸の様子。少し波が大きくなってきたような気がする。
8:40。水床トンネルを出ると、ついに高知県だ。距離は4県中最長の約470kmあり、寺は最少の16寺。札所によっては3日以上歩かなければ次の札所までたどり着けないというまさに「修行の道場」である。この辺りから雨が酷くなり、上下とも雨具にする。
10時。番外札所の東洋大師前に来た。晴れていれば、礼拝に寄ったが雨が酷いのでそのまま通過する。
その後は、ひたすら雨の国道55号線を歩く。晴れだったら美しい海岸線を楽しむ余裕もあっただろうが、海をゆっくり見る気力もなく前へ前へと進んだ。海岸の波しぶきも大きくなり、雨も大粒になっていた。
この辺りから、約10キロは自動販売機もなければ、家も一軒もない。あるのは、海と山だけである。ときおり通る車の水飛沫を浴びながら歩いて行く。昔のお遍路さんは、現在の国道55号線もなく角がない漬物石みたいな石がそこらじゅうに転がっている海岸を歩いたという。岩が風で転がりゴロゴロ音を立てることから、ゴロゴロ海岸と呼ばれたそうだ。さすがに、今は海岸を歩く必要はないが、それでも気持ちが萎えそうな辛い道である。
午後3時過ぎ、やっと今日の宿「ロッジおざき」に到着した。今日は道を間違えることはなかったが、かなり疲れた。体も荷物も雨でびっしょりだ。部屋の前には、荒れた海が広がっている。今日もぐっすり眠って明日に備えよう。
今日の歩行距離:32.4キロ(通算227.0キロ)
明日の予定:26番札所まで
明日は昔室戸といえば台風といわれた海岸線を歩くことになりますね、室戸岬に着くまでに前にヨウ壁がある家を見ることができます。探してみてくださいね。
室戸が台風のメッカだという事が擁壁を見る事で分かりますね。
石積み、コンクリート、*植木等いろいろありますよ。
じっくり見ていくようにします。
また、写真ではよくわからないと思いますが、かなりの雨でした。
御朱印帳を出したら、今まで貰ったページもビショビショになるところでした。
「ロッジ尾崎」は私も宿泊しました。
明日と明後日は寒波が来るらしい。真冬に戻るとか。太平洋からの吹きっさらしで、強風が吹くとの予報が出ています。くれぐれも飛ばされないように。しっかり「修行」に励んで下さい。
がんばって~がんばって~
ひみつのアッコちゃんより
室戸では、強風とアラレが降ってきました(少しの間)。
さすが台風のメッカですね。
当分修行が続きそうです。