とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015乾徳山:前半

2015-11-30 07:15:16 | 山登り
日本ニ百名山の一つであり、関東周辺では、カヤトの原、深い原生林、スリルある岩場、山頂からの大展望と、変化があって楽しく人気のある乾徳山に登ってきた。土曜日の夜、家を出て、道の駅「まきおか」で仮眠をする。このところの急な冷え込みで、車中泊も厳しそうな気温になっていた。明け方は、氷点下にもなっていたかもしれない。幸い私は、寝袋2枚に包まって眠っていたので寒くなかったが、1枚しか持ってこなかった仲間は、寒かったようだ。

午前6時に起床し、乾徳山登山口のある徳和の乾徳公園駐車場まで移動する。駐車場は、数十台は停められそうな広さだが、既に満車に近かった。僅かなスペースを見つけ、2台の車を停めるとほぼ満車になった。ギリギリで間に合ったようだ。7:45。6人のメンバーで、厚着をして登山開始だ。


ヤマメ・アユ養魚場の脇を上がっていく。


途中には、5~6台なら停めることのできる駐車場があったが、下山は道満尾根を使うことにしていたので、そこまで車で行かなくてよかった。ピストンで行く場合なら、乾徳公園駐車場より上まで車で行くことも可能だ。ただし、悪路となるので四駆のほうがいい。乾徳神社を過ぎてさらに上がっていく。


8:18。乾徳山登山口と書かれた大きな看板の横から登山道に入っていく。


小さな岩がゴロゴロした登山道を進んでいく。


雑木林の隙間から、白いところが見えてきた。どうやら、昨近の寒波でこのあたりの山々にも降雪があったようだ。乾徳山にも雪が積もっているかもしれないと気になった。


気温は低いが、空を見上げると吸い込まれていきそうなくらいの青空だ。


風がなく日差しがあるので、いつの間にか、みんな防寒具を脱ぎ身軽な服装になっていた。


9:40。最後の水場である錦晶水に到着する。冷たくておいしい水がトクトクと流れ落ちている。錦晶水に行く前にも、銀晶水という水場があったが、こちらは、ほとんど枯れかけていて地面が湿っている程度だった。


9:58。国師ヶ原に到着する。後方には、これから登る乾徳山のピークがはっきり見える。山頂周辺は岩場になっているのがよくわかる。


地面を見ると、立派な霜柱が出来ていた。今朝は、相当冷え込んでいたのだろう。


国師ヶ原の分岐を左に行くと、高原ヒュッテがある。きれいなトイレを完備し、薪ストーブもある広い避難小屋だ。トイレを使わせてもらい、分岐まで戻る。


空を見上げると、飛行機が飛んでいた。本当にいい登山日和だ。


分岐から、扇平方面に向かう。大きな岩の上には、役小角像があった。乾徳山にも役小角伝説が残っているのだろうか。


岩屑を敷いたような道をさらに上がっていく。




10:30。ふと後方を振り返ってみると、富士山がくっきりと見えていた。まさに感動ものだ。


もう少し上がって、見通しのいい場所で富士山を眺めてみる。手前には、甲府盆地の街並みが見え、煙がたなびき風のないのがよくわかる。


西側には、北岳、間ノ岳、農鳥岳の白根三山、塩見岳、聖岳、鳳凰三山など南アルプスの山並みが一望だ。


10:42。扇平に到着する。


後方の山々も、すっかり雪化粧だ。


手洗石。手を洗いたいけど、水が凍ってしまっている。


いよいよ乾徳山核心部の岩場に入ってくる。




岩場の上から、再び富士山を展望する。先程よりさらに大きく見えるような気がする。


11:10。髭剃岩に到着する。人一人分の隙間があり、どこまで入っているか試しに中に入ってみる。


二枚刃の鋭利な髭剃りをイメージしたネーミングだろうか。ワイワイ言いながら、中に入ってみた。


髭剃岩の先端まで行って、先を覗くと断崖絶壁だ。南アルプスを展望して、引き返す。


髭剃岩の後ろから富士山を展望する。


2015乾徳山:後半に続く

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