日曜日は、マラソン本番だ。ヘリコプターが旋回しており、澄み切った青空が広がっている。絶好のマラソン日和といえるが、11月としては気温がやや高い。
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午前8時45分。号砲とともに1万6320人が晩秋の岡山路へとスタートを切った。
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スタートラインで手を振っているのは、大会アンバサダーの山口衛里さんとゲストランナーの中村友梨香さんだ。
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ジップアリーナ岡山をスタートして、新幹線を見ながら、JRの高架下を進んでいく。
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コースの先を見ると、どこまでもどこまでもランナーで埋め尽くされている。これほどの凄い数の人波は壮観である。
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路面電車が行きかう岡山市内の中心部を進んでいく。
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岡山駅を正面に見ながら、左に曲がっていく。観光客も駅前で応援していてくれる。
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10キロ付近の笹ヶ瀬川の橋は登り坂だが、まだ元気で走っていける。
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倉敷川に架かる橋では、折り返してきたランナーとすれ違う。
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折り返し地点はどこだろうと思いながら進むが、なかなか折り返し地点は見えてこない。
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18キロくらいで折り返す。
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大きな太鼓の音に励まされる。
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30キロ過ぎにある岡南大橋。この大会では、一番標高が高い地点だ。後半に差し掛かり、わずかな標高差だが、みんな走る気力がなくなり歩いているランナーがほとんどだ。
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橋を渡り切ると、ぐるっと回って旭川の堤防道路へ向かう。
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橋の下にあるのは、今大会の一番の目玉であるラーメン広場だ。隠岐の島ラーメンや小豆島ラーメン等、数種類のラーメンと餃子のエイドがある。みんなラーメンを食べて一休み。汗を一杯かいていたので、しょっぱいラーメンの汁が美味しかった。
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そして、こちらは冷たい白桃ジュースだ。
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ラーメン広場からは、7キロほど旭川沿いを走る。
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こんな色っぽい応援もあって、元気が出た。
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38キロあたりに来ると、左手に岡山城が見える。
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後楽園も左手に見える。
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再び岡山市内の中心部に入る。新幹線の高架下を潜れば、ゴールはもう少しだ。
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残り1キロを切ると、シティライトスタジアムのゲートが見えてきた。
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ゲートを潜りスタジアムの中に入ると、大観衆の声援がどっと響いてくる。オリンピックのマラソンランナーたちも、こんな感じでスタジアムに入った時の声援が大きければ大きいほど感極まり、見に見えない力に押されて頑張れるものだろうと思ってしまう。市民マラソンレベルの大会でも、このコース設定は素晴らしいと思った。
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ゴールまであと300m地点で山口衛里さんとハイタッチ。
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重友梨佐さんともハイタッチ。その後ろでは、坂本直子さんともハイタッチ。たくさんのゲストランナーが、市民ランナーを暖かく迎えてくれていたのは、嬉しかった。
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14:22に無事ゴール。ネットタイムで5時間33分ほどだった。
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初めて参加した岡山マラソンは、天気に恵まれたこともあり楽しく走れた大会だった。7千人以上が参加する大会では、ランナーの満足度が全国で最も高いとされているのが岡山マラソンだというが、その噂は間違いないものだというのがよく分かった。にぎやかな声援と豊富なおもてなしは、10月末に行った金沢マラソンと比べても全く劣らない。特に良かったのが、会場が新幹線駅に近いことと、スタートとゴールが同じで荷物の引き取りも同じ場所で迷わないというのがいい。また、大観衆が待っているスタジアムにゴールというのが、心憎い設定だった。会場からは、歩いて岡山駅に向かい、そのまま新幹線に乗って気軽に帰ることができたことも好印象のポイントだった。
参考1.岡山マラソンのコースマップ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/33/63af633b11866e8e55c09a23d952a8af.jpg)
参考2.岡山マラソンの高低図
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午前8時45分。号砲とともに1万6320人が晩秋の岡山路へとスタートを切った。
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スタートラインで手を振っているのは、大会アンバサダーの山口衛里さんとゲストランナーの中村友梨香さんだ。
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ジップアリーナ岡山をスタートして、新幹線を見ながら、JRの高架下を進んでいく。
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コースの先を見ると、どこまでもどこまでもランナーで埋め尽くされている。これほどの凄い数の人波は壮観である。
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路面電車が行きかう岡山市内の中心部を進んでいく。
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岡山駅を正面に見ながら、左に曲がっていく。観光客も駅前で応援していてくれる。
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10キロ付近の笹ヶ瀬川の橋は登り坂だが、まだ元気で走っていける。
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倉敷川に架かる橋では、折り返してきたランナーとすれ違う。
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折り返し地点はどこだろうと思いながら進むが、なかなか折り返し地点は見えてこない。
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18キロくらいで折り返す。
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大きな太鼓の音に励まされる。
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30キロ過ぎにある岡南大橋。この大会では、一番標高が高い地点だ。後半に差し掛かり、わずかな標高差だが、みんな走る気力がなくなり歩いているランナーがほとんどだ。
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橋を渡り切ると、ぐるっと回って旭川の堤防道路へ向かう。
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橋の下にあるのは、今大会の一番の目玉であるラーメン広場だ。隠岐の島ラーメンや小豆島ラーメン等、数種類のラーメンと餃子のエイドがある。みんなラーメンを食べて一休み。汗を一杯かいていたので、しょっぱいラーメンの汁が美味しかった。
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そして、こちらは冷たい白桃ジュースだ。
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ラーメン広場からは、7キロほど旭川沿いを走る。
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こんな色っぽい応援もあって、元気が出た。
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38キロあたりに来ると、左手に岡山城が見える。
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後楽園も左手に見える。
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再び岡山市内の中心部に入る。新幹線の高架下を潜れば、ゴールはもう少しだ。
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残り1キロを切ると、シティライトスタジアムのゲートが見えてきた。
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ゲートを潜りスタジアムの中に入ると、大観衆の声援がどっと響いてくる。オリンピックのマラソンランナーたちも、こんな感じでスタジアムに入った時の声援が大きければ大きいほど感極まり、見に見えない力に押されて頑張れるものだろうと思ってしまう。市民マラソンレベルの大会でも、このコース設定は素晴らしいと思った。
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ゴールまであと300m地点で山口衛里さんとハイタッチ。
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重友梨佐さんともハイタッチ。その後ろでは、坂本直子さんともハイタッチ。たくさんのゲストランナーが、市民ランナーを暖かく迎えてくれていたのは、嬉しかった。
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14:22に無事ゴール。ネットタイムで5時間33分ほどだった。
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初めて参加した岡山マラソンは、天気に恵まれたこともあり楽しく走れた大会だった。7千人以上が参加する大会では、ランナーの満足度が全国で最も高いとされているのが岡山マラソンだというが、その噂は間違いないものだというのがよく分かった。にぎやかな声援と豊富なおもてなしは、10月末に行った金沢マラソンと比べても全く劣らない。特に良かったのが、会場が新幹線駅に近いことと、スタートとゴールが同じで荷物の引き取りも同じ場所で迷わないというのがいい。また、大観衆が待っているスタジアムにゴールというのが、心憎い設定だった。会場からは、歩いて岡山駅に向かい、そのまま新幹線に乗って気軽に帰ることができたことも好印象のポイントだった。
参考1.岡山マラソンのコースマップ
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参考2.岡山マラソンの高低図
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