前剱から先に進むと、5番目の鎖場だ。垂直に切り立った岩山を鎖を頼りに僅かな出っ張りに足を乗せて移動する。
鉄のブリッジから足を踏み外さないように慎重に渡る。
続いて6番目の鎖場。おしりを岩に載せながらゆっくりと下る。
前剱の門。狭い鞍部になっており、両側が巨岩に囲まれ、まるで門のようだ。
空を指し示すかのような尖った岩があった。
平蔵の頭の手前から渋滞だ。岩場に弱い人がてこずっているようだ。
7番目の鎖場を登りはじめる。岩には足を掛ける出っ張りが少なく、鉄棒が岩に打ち込まれている。鎖や鉄棒などを補助に、手足を駆使してクリアしていく。
難所を一つクリアして一安心。帰りの人達ともすれ違う。
続いて8番目の鎖場に入る。
8:33。有名な「カニのたてばい」が見えてきた。まさにカニが岩壁をはいずりあがっているように見える。
ここからが、9番目鎖場「カニのたてばい」の第1歩となる。
鉄棒に足を掛けてから、体を岩の上に持ち上げるのが大変だが、上がってしまえば何とかなる。
上から下を見ると、まさしく垂直の壁だ。
たてばいの上に来るまでは、絶対に気が抜けない。
ここまで来れば、剱の山頂はあと僅かだ。
9:15。剱岳2999m山頂に全員無事登頂する。みんな念願の剱岳に登頂できて一際嬉しそうだ。
山頂からは360°の大展望が広がっている。南東側には、雲海の上にぽこっと飛び出た富士山。そして、その右側は南アルプス。左側には八ヶ岳連峰が見える。
東側には、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳などの後立山連峰。
南側の谷には、剣沢小屋が見える。遠くの山々に目を転じると、槍ヶ岳、乗鞍岳、笠ヶ岳等も見える。
望遠で覗くと、別山の後方に槍の穂先がしっかり見えた。
西側には白山も見え、北西側の富山平野、日本海もくっきりだ。能登半島らしい形も判別できる。
山頂で十分景色を堪能して下山を始める。下りも厳しい鎖場が待っており、上りとは別に設けられた鎖場もあり、最後まで気が抜けない。
「2015剱岳登山:2日目剱岳~剱御前小屋」に続く。
鉄のブリッジから足を踏み外さないように慎重に渡る。
続いて6番目の鎖場。おしりを岩に載せながらゆっくりと下る。
前剱の門。狭い鞍部になっており、両側が巨岩に囲まれ、まるで門のようだ。
空を指し示すかのような尖った岩があった。
平蔵の頭の手前から渋滞だ。岩場に弱い人がてこずっているようだ。
7番目の鎖場を登りはじめる。岩には足を掛ける出っ張りが少なく、鉄棒が岩に打ち込まれている。鎖や鉄棒などを補助に、手足を駆使してクリアしていく。
難所を一つクリアして一安心。帰りの人達ともすれ違う。
続いて8番目の鎖場に入る。
8:33。有名な「カニのたてばい」が見えてきた。まさにカニが岩壁をはいずりあがっているように見える。
ここからが、9番目鎖場「カニのたてばい」の第1歩となる。
鉄棒に足を掛けてから、体を岩の上に持ち上げるのが大変だが、上がってしまえば何とかなる。
上から下を見ると、まさしく垂直の壁だ。
たてばいの上に来るまでは、絶対に気が抜けない。
ここまで来れば、剱の山頂はあと僅かだ。
9:15。剱岳2999m山頂に全員無事登頂する。みんな念願の剱岳に登頂できて一際嬉しそうだ。
山頂からは360°の大展望が広がっている。南東側には、雲海の上にぽこっと飛び出た富士山。そして、その右側は南アルプス。左側には八ヶ岳連峰が見える。
東側には、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳などの後立山連峰。
南側の谷には、剣沢小屋が見える。遠くの山々に目を転じると、槍ヶ岳、乗鞍岳、笠ヶ岳等も見える。
望遠で覗くと、別山の後方に槍の穂先がしっかり見えた。
西側には白山も見え、北西側の富山平野、日本海もくっきりだ。能登半島らしい形も判別できる。
山頂で十分景色を堪能して下山を始める。下りも厳しい鎖場が待っており、上りとは別に設けられた鎖場もあり、最後まで気が抜けない。
「2015剱岳登山:2日目剱岳~剱御前小屋」に続く。
達成感の方が強く、疲労感は無いのでは?
眺めも良く四方八方見渡せたようですね。
ところでヘルメットは何処かで貸してくれるのですか?
雨で岩が濡れていたりすると、恐ろしい場所ですが、好天に恵まれ、岩場を楽しめました。
”楽しい~!”なんて声が何度も上がっていましたよ。
何よりも、全員無事に下山できたことが一番良かったです。
ヘルメットは、剣山荘などでレンタルしてくれますが、我々のパーティは個人個人で用意しました。