とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2020秋・京都トレイル:1日目玉体杉~大原三千院~寂光院前

2020-11-25 22:31:27 | マラソン
玉体杉からしばらく行くと、いきなり急な上り坂になる。


木の根が縦横に張り出し、急で歩きにくい道だ。息を切らしながら頑張って登っていく。


15分ほどで横高山山頂767mに到着する。この辺りの縦走路は、滋賀県と京都府の県境沿いに続いている。


東側に目を転ずれば、琵琶湖がくっきりと見えている。


その後、一旦下って登り返すと水井山山頂794mだ。


14時。標高573mの仰木峠に到着する。大原から近江仰木に抜けるこの道は、古くから開け、歴史的にも名高い峠である。修行の道、信仰の道として、比叡山延暦寺から鞍馬寺を結ぶ仏教の道でもある。源義経も牛若丸の頃、この峠を越えて奥州へ旅立ったという。


急な下りも終わり、緩やかな下りとなり、走りやすくなってきた。


沢に架かる橋を渡る。


沢沿いの気持ち良い道だ。


鹿よけの防護柵を通り抜ける。


視界が開け、やっと里に下りてきたという気分だ。


国道を横断して、北山東部コースの24番標柱も通り過ぎ、さらに先に進む。


27番標柱の場所で、京都一周トレイルのコースから外れ、寂光院方面の道に進む。


いつの間にか、雲がなくなり快晴の好天になっていた。


大きな酒樽とその上を彩るモミジの紅葉がいい感じだ。


このまま寂光院方面に行けば、この日の宿に到着するのだが、まだ15時と時間がある。折角なので、大原三千院まで行こうと、三千院方面に曲がる。曲がって直ぐに広場があり、イチョウの木が見事に黄金色に色づいていた。


三千院入り口にある畑は、素晴らしいコスモス畑だった。


三千院山門に到着する。


三千院の庭は、紅葉の絨毯で覆われている。


庭を散策していると、たくさんの人が同じ方向にカメラを向けている場所があった。何だろうと思ってみてみると、苔の庭に中にお地蔵さんが置かれている。


よく見ると可愛い顔のお地蔵さんだ。周辺にも何体かのお地蔵さんがあり、庭の周りをよく探してみるのもいい。


陽がだいぶ傾き、西日が極楽院を照らす。


16時。西日に照らされた紅葉の木々が、そろそろ帰る時間だと教えてくれているようだ。


16:30。寂光院前の民宿「大原山荘」さんに到着する。やっと1日目の行程が終わった。


参考1.1日目のコースマップ


参考2.1日目の高低図&コースタイム


「2020秋・京都トレイル:2日目寂光院前~江文神社~鞍馬寺」に続く。