今回宿泊したホテル。大学のテニスサークルなどの団体をメインにした宿だそうだが、コロナの関係で大幅に宿泊客が減少して苦慮しているという。この日泊ったのは我々のみで、女将さんからは、おつまみや食事時に一品を追加でサービスしてくれるなど、大変良くして貰った。
出発前にホテル前で記念撮影。
この日の予定は、さんざん悩んだ挙句、天気が悪いし富士山も見えないだろうとの事で、登山はあきらめ、観光して帰ることになった。本物の富士山は見えないけど、富士山の事を勉強しようとの事で、山梨県の富士山世界遺産センターに寄っていく。
施設内に入ると、中央に富士山の大きな模型があり、時間や季節によって表情を変える富士山のイメージを照明の変化によって表していた。
富士山の歴史や自然などいろいろ見学した後、レストランでソフトクリームを食べていく。
次に向かったのは、タヌキをウサギが成敗する太宰治の民話「カチカチ山」の舞台になっている山梨県の天上山だ。川口湖畔の無料駐車場に車を置き、ロープウェイ乗り場の横からハイキングコースに入っていく。
整備されたハイキングコースで、周りにはアジサイがたくさん植えられており、7月上旬くらいになるとアジサイが見頃になるらしい。
太宰治記念碑のあるナカバ平からは、山頂は雲に隠れていたものの富士山が裾野をしっかり広げている様子がよく見えた。雨も思ったほど降られず、こんなことなら予定通り登山を決行していた方が良かったと内心後悔していた。
40分ほどで、ロープウェイ山頂駅のあるところに到着する。ロープウェイに乗ってきた観光客が何人も見られる。周辺には、カチカチ山伝説に因んでタヌキとウサギの像が設置されている。
カチカチ山伝説とはこんなお話だ。
眼下には、富士急ハイランドが良く見え、絶叫系のジェットコースターの音もよく聞こえる。
展望台にある「カチカチ山天上の鐘」は、富士山を仰ぎ見ながら家族やグループで鳴らすと「無病息災」、カップルで鳴らすと「恋愛成就」の御利益があるとされている。
展望台から、さらに数分歩くと「武田信玄の戦国広場 絶景やぐら」がある。昨年11月にオープンしたばかりの新しい観光スポットだ。
絶景やぐらは、標高1,110m地点の崖から迫り出す一本橋のようになっており、先端まで足を運べば、雄大な富士山の絶景パノラマを何も遮るもののない特等席で鑑賞できるようになっている。
風林火山の旗の下には、銅鑼が設置され、叩いてみると出陣の合図のような勇ましい音が響き渡る。
絶景やぐら下の広場には、武田信玄の陣屋をイメージしており、武田家の家紋である武田菱の陣幕や鎧具足を着込んだ武田信玄、家来、姫様の顔出しパネルがあり、我々も顔出しして戦国時代をイメージしてみる。
絶景やぐらからさらに10分ほどで天上山山頂1140mに到着する。
下山は、元来た道をたどりそのまま下る。ロープウェイもちょうど降りてきたところだ。天上山往復で1時間40分ほどのハイキングだった。
帰りは、朝霧高原経由で富士宮の人穴浅間神社に寄っていく。駐車場から整備された参道を進んで行く。
人穴浅間神社は静岡県富士宮市に鎮座し、「人穴富士講遺跡」は世界遺産の構成資産でもある。富士講の開祖といわれる藤原角行が修業・入滅したことや、角行以前からも富士山信仰とかかわりがあったと考えられている聖地だ。
そして、もっともミステリアスなスポットが、人穴と呼ばれる溶岩洞穴だ。江ノ島に通じるとの伝説もある不思議な洞穴で、入り口からは冷たい冷気が吹き出してくる。中に入ることもできるようだが、事前に許可を取らないといけないらしく、入り口を見て引き返す。
人穴からは、そのまま帰路につき、早々に帰宅した。高速道路に入るといつの間にか晴れていた。天気予報が大きく外れて、やや悔いが残るツアーになってしまった。
出発前にホテル前で記念撮影。
この日の予定は、さんざん悩んだ挙句、天気が悪いし富士山も見えないだろうとの事で、登山はあきらめ、観光して帰ることになった。本物の富士山は見えないけど、富士山の事を勉強しようとの事で、山梨県の富士山世界遺産センターに寄っていく。
施設内に入ると、中央に富士山の大きな模型があり、時間や季節によって表情を変える富士山のイメージを照明の変化によって表していた。
富士山の歴史や自然などいろいろ見学した後、レストランでソフトクリームを食べていく。
次に向かったのは、タヌキをウサギが成敗する太宰治の民話「カチカチ山」の舞台になっている山梨県の天上山だ。川口湖畔の無料駐車場に車を置き、ロープウェイ乗り場の横からハイキングコースに入っていく。
整備されたハイキングコースで、周りにはアジサイがたくさん植えられており、7月上旬くらいになるとアジサイが見頃になるらしい。
太宰治記念碑のあるナカバ平からは、山頂は雲に隠れていたものの富士山が裾野をしっかり広げている様子がよく見えた。雨も思ったほど降られず、こんなことなら予定通り登山を決行していた方が良かったと内心後悔していた。
40分ほどで、ロープウェイ山頂駅のあるところに到着する。ロープウェイに乗ってきた観光客が何人も見られる。周辺には、カチカチ山伝説に因んでタヌキとウサギの像が設置されている。
カチカチ山伝説とはこんなお話だ。
眼下には、富士急ハイランドが良く見え、絶叫系のジェットコースターの音もよく聞こえる。
展望台にある「カチカチ山天上の鐘」は、富士山を仰ぎ見ながら家族やグループで鳴らすと「無病息災」、カップルで鳴らすと「恋愛成就」の御利益があるとされている。
展望台から、さらに数分歩くと「武田信玄の戦国広場 絶景やぐら」がある。昨年11月にオープンしたばかりの新しい観光スポットだ。
絶景やぐらは、標高1,110m地点の崖から迫り出す一本橋のようになっており、先端まで足を運べば、雄大な富士山の絶景パノラマを何も遮るもののない特等席で鑑賞できるようになっている。
風林火山の旗の下には、銅鑼が設置され、叩いてみると出陣の合図のような勇ましい音が響き渡る。
絶景やぐら下の広場には、武田信玄の陣屋をイメージしており、武田家の家紋である武田菱の陣幕や鎧具足を着込んだ武田信玄、家来、姫様の顔出しパネルがあり、我々も顔出しして戦国時代をイメージしてみる。
絶景やぐらからさらに10分ほどで天上山山頂1140mに到着する。
下山は、元来た道をたどりそのまま下る。ロープウェイもちょうど降りてきたところだ。天上山往復で1時間40分ほどのハイキングだった。
帰りは、朝霧高原経由で富士宮の人穴浅間神社に寄っていく。駐車場から整備された参道を進んで行く。
人穴浅間神社は静岡県富士宮市に鎮座し、「人穴富士講遺跡」は世界遺産の構成資産でもある。富士講の開祖といわれる藤原角行が修業・入滅したことや、角行以前からも富士山信仰とかかわりがあったと考えられている聖地だ。
そして、もっともミステリアスなスポットが、人穴と呼ばれる溶岩洞穴だ。江ノ島に通じるとの伝説もある不思議な洞穴で、入り口からは冷たい冷気が吹き出してくる。中に入ることもできるようだが、事前に許可を取らないといけないらしく、入り口を見て引き返す。
人穴からは、そのまま帰路につき、早々に帰宅した。高速道路に入るといつの間にか晴れていた。天気予報が大きく外れて、やや悔いが残るツアーになってしまった。