とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2020指宿菜の花マラソンツアー:3日目鹿児島市内&桜島観光

2020-01-16 19:16:28 | 観光
3日目は、朝早く宿を出発して、一路鹿児島市内に向かう。鹿児島市内で、まず最初に寄ったのは城山公園だ。城山は市街地の中心部に位置する標高108mの小高い山で、遊歩道での散策も楽しめ、市民の憩いの場ともなっている。


展望台からは桜島をはじめ錦江湾や鹿児島市街地を一望できる。


そして、山並みの上からちょこっと頭を出している円錐状の山は開聞岳だ。城山公園から開聞岳が見えるのはめったになく、いい日にくることが出来て良かった。


城山は西南戦争の最後の激戦地となったため、西郷洞窟や西郷終焉の地など、西南戦争にまつわる史跡が多く存在している。城山公園を下り、直ぐ近くにある西郷洞窟に立ち寄る。ここにも、“せごどん”の像が建っている。


洞窟内には、西南戦争始末記として資料が展示されている。


かごしま県民交流センターの駐車場に車を置き、周辺を歩いて回る。県民交流センターの敷地内にある建物は、かつて鹿児島県庁舎本館として建てられた建物の、正面玄関と階段部分だ。大正期におけるネオ・ルネサンス様式の典型で、玄関の柱は威厳のある正面をつくり上げている。現在は県政記念館として保存され、平成20年(2008年)、国の登録有形文化財となった。


ここは、鹿児島城のお堀周辺。別名「鶴丸城」と呼ばれている。別名の由来は、屋形の形状が、鶴が羽を広げたようであったことから。現在、御楼門(ごろうもん)の復元工事が行われていて御楼門には入ることが出来ない。今年の3月には完成予定だという。


御楼門より数百m先にあるのが、鹿児島では最も有名な西郷隆盛銅像だ。わが国初の陸軍大将の制服姿で、城山を背景に仁王立ちしている。道路を挟んで反対側に絶好の撮影スポットがあり。西郷さんが飼っていた犬と友に撮影ができる。ちょうど観光ボランティアの人が出てきて、しっかり写真を撮ってくれた。


西郷隆盛銅像 身長5.257メートル 5.7頭身。西郷隆盛銅像は、鹿児島市出身の彫刻家安藤照により、1937年(昭和12年)に建てられたが、太平洋戦争の空襲で亡くなったため正確な寸法がわからなかったそうだ。西郷隆盛生誕180年、没後130年、西郷銅像建立70年の節目の年にあたる平成19年の4月、県立鹿児島工業高等学校の女子生徒4名が、西郷銅像の実測に挑戦し、綿密な計算作業を経て、実測結果が算出されたという。


西郷隆盛銅像からさらに数百m先にあるのが、照国神社である。主祭神は、照国大明神(島津斉彬公)だ。


照国神社で一番印象的なのが「斉鶴」という翼を広げた大きな鳥の形の木だ。鳥居と主に、斉鶴がひときわ目立つ。


敷地内には、照国文庫資料館があり、無料で観覧ができる。中は、島津斉彬や島津氏にかんする資料が展示されている。


その後、鶴丸城内に入り天璋院(篤姫)像を見てから、車に戻る。


鹿児島港からはフェリーに乗って桜島に向かう。鹿児島市内・桜島間は24時間運航のフェリーで簡単に行きかうことが出来る。乗船時間は15分ほど。あっという間に桜島が大きくなってきた。


桜島に着くと、有名な桜島大根がお土産売り場に展示されていた。試しに持ってみると、ずっしりと重い。


一つ1500円前後で売られているが、買って帰ると荷物になるのでやめておいた。


桜島港近くにあるのは、月讀神社だ。和銅年間(708〜715年)には創設されたと伝わる由緒ある神社だ。


月讀神社は、「桜島」の名前の由来とされる「コノハナサクヤヒメ」もあわせて祀られている。 大正噴火で溶岩の下に埋没したが昭和15年現在の位置に移設された。パワースポットとしても人気の高い場所である。


月讀神社の展望台より桜島を臨む。


赤水展望広場にあるのは、桜島溶岩を使ったモニュメント「叫びの肖像」だ。2004年8月21日、桜島で長渕剛のオールナイトコンサートが開催されたのを記念して、制作されたという。


長渕剛の真似をして、叫びのポーズを取って記念写真を撮る。


まさに桜島に向かって叫んでいるかのようだ。


最後は、山道をグングン上った先にある湯之平展望所に寄っていく。標高373mのこの展望所は、4合目に位置し、桜島において一般の人が入ることの出来る最高地点だ。二百名山の桜島に足を踏んだという事にしていい場所だ。


鹿児島空港に戻り、最後に霧島連山の景色を眺め、鹿児島を後にする。


当初はあまり天気予報が良くない3日間だったが、実際行ってみたら雨には全く降られず、2日目を除けば快晴だったと言ってもいい。やはり晴れ男だと自負してもいいのかなあ。