とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2017八丈島トレッキングツアー:1日目八丈富士編

2017-01-10 22:22:06 | 山登り
6日から9日にかけて伊豆諸島の八丈島に行ってきた。目的は、島にある二つの山、八丈富士と三原山に登り、島にある多数の温泉を巡る山旅である。八丈島は、暖流である黒潮の影響を受け、海洋性気候となっており、年平均気温は17.8℃で高温多湿。年間を通して風が強く、雨が多いことから「常春の島」とも言われている。

今回の山旅は、総勢22名の大パーティとなった。6日の夜、東京竹芝桟橋に各地から集合し、22:30発の東海汽船「橘丸」で八丈島に向けて出航する。全員乗船したところで、船内の2等客室の一つに全員集まり、呼びかけ人のNさんからツアーの説明を受ける。


就寝するまで、各自持ち寄った酒やワイン、摘みなどで小宴会だ。


翌朝、8:30頃デッキに出ると、目の前に八丈富士、八丈小島がクッキリ見えてきた。


この日は、快晴となり1日いい天気が望めそうだ。しかも、暖かい。


9:00。底土港に到着し、「橘丸」から下船する。


宿からお迎えが有り、レンタカーの運転手以外は、一足先に宿に向かう。


10:05。宿に、レンタカーで到着したメンバーと、先着のメンバーが全員揃う。いよいよ、これから八丈富士登山に向けて出発だ。


10:25。八丈富士の登山口から歩き出す。


動物よけの柵を開けて、登山口に入っていく。


お鉢めぐりの分岐点までは、溶岩で作られた1280段の階段を登っていく。


中間点あたりまで来ると、底土港、八丈空港、三原山などの展望が素晴らしい。


11:04。お鉢めぐりの分岐点に到着する。大きなお鉢をバックに記念撮影。


八丈富士山頂目指してさらに登っていく。


お鉢の中央には、小さな池も見える。


途中には、ところどころに亀裂が有り、慎重に足を運ぶ。


11:24。八丈富士山頂854mに到着する。伊豆諸島では、最高峰となる。


山頂は、お鉢めぐりでは、まだ1/3くらいだ。さらに、お鉢を回っていく。分岐のあたりには、登山者の姿も見える。


半分位回ったところで、八丈小島がよく見えてきた。周辺は崖に囲まれており、海岸線の大半が急斜面のピラミッド状の島である。尖った山は標高616.6 m の太平山である。かつては人が住んでいたが、現在は、無人島となっているそうだ。


お鉢の内側は、切り立った断崖となっており、滑り落ちたらひとたまりもない。




お鉢の中央は、なだらかな中央火口丘が見える。


半分位回ると、先端に白い大越鼻灯台が見える。


大海原を見ながらの登山は快感だ。


飛び出た溶岩の突先の上に、怖々立ってみる。


溶岩の上で遊んでいるうちに、先頭グループとだいぶ離れてしまった。




もう少しで分岐点に着きそうだ。


分岐点から火口内に30mほど下り10分程で、浅間神社に着く。八丈島にも昔から富士山信仰が根付いていたのだ。


浅間神社でお参りしたあと、再び分岐点に戻る。12:45。分岐点から1280段の階段を下って登山口に戻る。コースタイム3時間ほどのコースを、2時間10分ほどで下りてしまったので、まだまだ時間がある。翌日の天気予報が、良くないことから、もう一つの山、三原山も登ってしまうことにして先を急ぐ。

参考1.八丈富士のコースマップ(SからEまでの区間は、車で移動)


参考2.八丈富士の高低図(歩きだしたのは、2.3キロあたりから)


「2017八丈島トレッキングツアー:1日目三原山編」に続く。