とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2017扇山

2017-01-04 23:14:45 | 山登り
新年早々の登山は、秀麗富嶽十二景の一つで六番山頂に当たる扇山だ。このところ、冬場は富士山が綺麗に見える山をめぐっているのだが、この秀麗富嶽十二景の山々は、どこも富士山の眺望が素晴らしい。

早朝家を出発し、9時頃中央本線の大月駅前の駐車場に到着する。車を駐車場に止め、大月駅から二駅先の鳥沢駅まで移動する。9:40。鳥沢駅から扇山目指して歩き出す。今回は、総勢6名のパーティだ。


しばらくは住宅地の間を縫う舗装道路を歩いていく。10:40。舗装道路の脇から扇山への登山道の分岐に出た。


10:48。梨の木平に到着する。近くには、ゴルフ場が有り、ここまでは車で来ることもできる。トイレやベンチもあり、お腹がすいたので少し休憩をする。


11:20。水場に出る。


水場からすぐ先に、山ノ神神社の奥宮祠があった。


11:38。扇山とつつじ群生地との分岐に到着する。山頂までは40分との表示があった。


尾根筋までの最後の急坂を登っていく。


11:57。尾根筋に出た。左に進むと秀麗富嶽十二景の七番山頂にあたる百蔵山だ。百蔵山は既に登っているので、今回は右側に進む。


12:00。扇山1138mの山頂に到着する。つつじ群生地との分岐から40分となっていたが、実際は22分ほどで到着した。


これが、秀麗富嶽十二景の六番山頂である扇山からの富士山の眺望だ。やや逆光気味のため、富士山が白っぽくなってしまったが、雪を被った富士山がしっかり見えている。山頂は広く、南西方向に大きな富士山が見えるほか、手前に杓子山、西から南にかけて御正体山、遠くに丹沢山系が連なり、東南東には、上野原の町並みや、新宿副都心の高層ビル群も見える。


山頂は、見通しがいいが風もあってゆっくりするには寒いので、少し下って風が当たらない場所で昼食休憩とする。今回は、正月らしくお餅をたくさん持ってきたので、お汁粉を作る。また、鹿児島名物のさつま揚げをたくさんもらったので、網で焼いておかずとする。




1時間ほど昼食休憩をしたあと、下山を開始する。下りもけっこう傾斜がきつい。


13:30。つつじ群生地を通過する。日当たりがいい場所では、早くもつつじの花が咲いていた。暖かすぎて開花時期を間違えたのだろうか。


14:05。登山道が終わり、里に降りてきた。民家の庭先には、立派な柚が生っていた。物欲しそうに見ていたら、家の人が出てきて“柚欲しいかい”とハサミでたくさん枝から切り取ってくれた。


あとは、ひたすら鳥沢駅まで舗装道路を歩く。


14:18。「大月エコの里」まで来た。ここでは、いろんな農業体験ができるそうだ。


「大月エコの里」から扇山を仰ぎ見る。扇を開いたような形に見えることから「扇山」という名前が付いたそうだ。


里まで降りると日差しが暖かく、とても1月とは思えない。


14:47。甲州街道をしばらく歩き、鳥沢駅に到着する。下りの大月駅行の電車が来るまで20分ほど待ち、15:06の電車に乗って大月駅まで戻った。大月駅の先には、八番山頂の岩殿山も見える。


大月駅からは車で帰宅。朝霧高原あたりでは、赤富士が見えた。朝から晩まで、富士山がずっとよく見えた一日だった。




参考1.今回のコースマップ


参考2.今回の高低図