
2月末には、映画の本場ハリウッドで第84回アカデミー賞の発表があったが、昨日は日本アカデミー賞の発表があった。今年は、テレビでの生放送だったので、つい気になって最後まで見てしまったが、驚くことに「八日目の蝉」が、最優秀作品賞、最優秀主演女優賞(井上真央)、最優秀助演女優賞(永作博美)のW受賞、最優秀監督賞など最多10部門を受賞していた。
受賞一覧は、下記のとおりだ。
最優秀作品賞:「八日目の蝉」
最優秀監督賞:成島出(八日目の蝉)
最優秀主演男優賞:故 原田芳雄(大鹿村騒動記)
最優秀主演女優賞:井上真央(八日目の蝉)
最優秀助演男優賞:でんでん(冷たい熱帯魚)
最優秀助演女優賞:永作博美(八日目の蝉)
最優秀脚本賞:奥寺佐渡子(八日目の蝉)
最優秀音楽賞:安川午朗(八日目の蝉)
最優秀撮影賞:藤澤順一(八日目の蝉)
最優秀照明賞:金沢正夫(八日目の蝉)
最優秀美術賞:西岡善信・原田哲男(最後の忠臣蔵)
最優秀録音賞:藤本賢一(八日目の蝉)
最優秀編集長:三條知生(八日目の蝉)
最優秀外国作品賞:「英国王のスピーチ」
最優秀アニメーション作品賞:「コクリコ坂から」
上の一覧のとおり、まさに「八日目の蝉」関係でほとんどの賞を独占してしまっている。これほどの結果が出るとは思いもよらなかったが、如何にこの作品が素晴らしかったという証明だろう。因みに、最優秀外国作品賞:「英国王のスピーチ」も先日見たばかりだが、これもいい作品だった。
「八日目の蝉」の原作本も、前から気になっていたがまだ読んでなかったし、映画もまだ見てなかった。主演が「おひさま」でブレイクした井上真央ということもあり、共演は永作博美、小池栄子と私の好きな女優さんが出ていたので機会があれば見たかった映画だ。しかし、まさか、日本アカデミー賞でこれほど注目を浴びていたとは知らなかった。私としては、不覚だった。そして、この映画のメインの舞台は、小豆島だという。
小豆島といえば、来週ウルトラマラソンがあり、それに参加する予定でいる。映画では、小豆島の美しい自然や風景が随所に盛り込まれているらしい。これは、現地に行く前に映画を見ておくべきだと思い、いそいでDVDをレンタルしてきた。来週までにDVDで映画をじっくり見て、小豆島に思いを馳せておきたいと思っている。