新しく買った家に移り住んだ一家が、そこに出没する怨霊に祟られて次々と死んでいくという展開はありがちだが、中盤からのぶっとんだ展開には度肝を抜かれて笑ってしまった。
「ロッキー」が入ってくるとは思わなかったぞ。
中央が吹き抜けになった三階建てという七人家族が住むにせよムダの多い作りの家なのを、吹き抜けを活かして二階三階を見通せるようにした装置の工夫がいい。
原作マンガとはかなり違っていて、マンガだと絵柄そのものが禍々しいのに対して映画では生身の人間の生命力自体が写っているのに合わせて調整している。
サユリのキャラクターも原作にかなり書き加えてある。