新宿ピカデリーは「バーフバリ」「RRR」などインド映画の封切が多いのでインド映画かと思ったら、ロンドンが舞台で、監督脚本のニダ・マンズール はパキスタン系のイギリス人、主演の姉妹役はインド系イギリス人、ほかニュージーランド出身など、イギリス中心で組み合わせができた感じのスタッフキャスト。
姉妹という設定のふたりだけでなく、仲間の女の子たちの人種も黒人白人インド系と取り揃えてあり、狭義でも広義でもシスターフッドものということになる。
マザコンの息子と猛女の母親が仇役で、彼らの目的が明かされるところでインドが代理母大国で、実際に産む女性には報酬はほとんど払われず夫があらかた持って行ってしまうという内容のドキュメンタリーを思い出した。
後味すっきりに仕上げてはあるが。