prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」

2024年08月16日 | 映画
学校新聞の記者が何人かの友人の助けを借りて学校の理事長の専横な権力に支配された不正を暴くという、記者「ごっこ」遊びともとれる描き方だが、正義感の描き方に関しては画面の感覚がライトで肩肘はっていないが、大マジメ。

どんでん返しが上手くいくであろうことをあらかじめ予感されるのでハラハラする一方ある程度安心して見ていられる。

高嶋政広の理事長が、大きな身体とくっきりした顔立ちを生かした誇張気味の演技で敵役として魅力的。