prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「BLAME!」

2017年06月12日 | 映画
背景・メカデザイン、音響設計は素晴らしくスクリーンで見た価値があったというもの。あいにく(特に音は)最上の環境ではなかったようだが。

ただしひとつの世界を体験すること自体が目的になっていて、そこでキャラクターが変容していくいわゆる一般のドラマの作り方とは違うのだな、と思いながら見ていた。どこかパイロット版みたいで世界観を提示して「マッドマックス2」みたいに一種神話的なタッチで締めくくる。

だいたい、冒頭しばらくはキャラクター全員ヘルメットをかぶっていて見分けがつかず、ヒロイン(というより語り手)だけがわずかに顔が出てくるといった調子なのだから。

アクションシーンで画面が暗くて動きが早すぎて、獲物を仕留めた手ごたえが薄いのがやや薄い。
絵が動くアニメというより手書きの絵に近づけたCGといった方がよさそう。

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6月11日(日)のつぶやき

2017年06月12日 | Weblog