「フリー・ファイヤー」

銃の取引で廃工場に集まった十人余りの悪党たちの感情の行き違いが重なったあげく、ちょっとしたことで火がつき後は全編えんえんたる銃撃戦になる、という趣向。

本当に撃ち合いが始まったら止まらず、着弾も単純ではなく跳弾したりコンクリートなどの破片が飛び散ったりといったディテールを入れているのはいい。

音楽がマカロニ・ウェスタン調だったり、車のテープで再生されるジョン・デンバーだったりといった画面とずらしたところにセンスを見せようとしている。
舞台設定といい、ブラックな笑いが至るところに散りばめられているところといい、かなり「レザボア・ドッグス」の頃のタランティーノばりで、だからスコセッシが製作総指揮を買って出たのだろう。

ただ十人もの人間の位置関係がわかるように描くのは至難の業で、実際誰がどこにいてどっちに撃っているのかよくわからず、わからないままえんえんと撃ち合っているとだんだん単調になってくる。
(☆☆☆★)

フリー・ファイヤー 公式ホームページ

映画『フリー・ファイヤー』 - シネマトゥデイ

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6月2日(金)のつぶやき

「スプリット」　#eiga #映画　 goo.gl/Xf0nkv

— 家畜人六号【小暮 宏】 (@yapoono6) 2017年6月2日 - 07:47

霧の旗 #1日1本オススメ映画 山田洋次×倍賞千恵子のコンビで最も暗い異色作。健全タイプの女性に清張原作らしい僻みからくる筋違いの復讐をやらせるコントラスト。高羽哲夫撮影が大いに陰影に凝っている(三浦賞受賞)のも珍しい。滝沢修が貫… twitter.com/i/web/status/8…

— 家畜人六号【小暮 宏】 (@yapoono6) 2017年6月2日 - 08:20

#これを見た人は最高に銃が似合うキャラを貼れ pic.twitter.com/jndVwqKigL

— 家畜人六号【小暮 宏】 (@yapoono6) 2017年6月2日 - 08:44

「腹に据えかねたことがなにかあったのだと分かるほど、何度か講演時間が過ぎているというメモを係員が机に置きに来たのも無視し、淀川さんは70分間かけて『フェリーニのアマルコルド』を再現した。映画に酔い続けた人間の迫力が会場を支配した」
imagica-bs.com/nowshowing/?p=…

— シネフィルＤＶＤ (@cinefilDVD) 2017年6月2日 - 16:28

「ユキの太陽」パイロットフィルム②
ちばてつやが1963年に『少女フレンド』に連載した少女漫画のTVアニメ化検討用パイロットフィルム(1972年)。宮崎駿が初めて監督した短篇だがTV化には至らなかった。2013年『かぐや姫の物語』… twitter.com/i/web/status/8…

— ヒロミ・ファンファニー (@_fanfanny__) 2017年6月2日 - 20:57

たまたま世界卓球の中継を見て、カット割りの酷さにびっくり。アップの絵は日本の女子高生ペアばかりで、相手の顔をほとんど映さない。日本の番組だから日本人に肩入れするのは仕方がないけど、ここまで映さないのは非倫理的だと思う。これじゃ単なる日本万歳プロパガンダですよ。

— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2017年6月2日 - 21:15