prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「シロメ」

2013年10月13日 | 映画
廃墟に入っていってその奥の部屋にいるシロメさまに願い事をすると、それが本当の願い事だったらかなえられる、という伝説が軸なのだが、筋だけみるとまるっきりタルコフスキーの「ストーカー」だ。

シロメさまと「ゾーン」の奥の「部屋」を置き換え、口先の願いではない心の奥底に飼っている本当の願いだけがかなえられる、という話にしたら、まるで同じ。怪異現象が起きそうでなかなか起きないのも一緒。作者が意識したのかどうか知らないし、良くも悪くもだからどうということはない。この手の話というのは原型に近づくということだろう。ただし見るのに忍耐力がいるところまで似たのは余計。

廃墟から戻ってきたももクロに何が起きるかというのも、擬似ドキュメンタリー式の作り方にしては作り物っぼさが強すぎてしらけます。
廃墟の奥の部屋でももクロたちが歌って踊るというシーンがあまりに場違いで、違う意味で怖い。
(☆☆★)

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10月12日(土)のつぶやき

2013年10月13日 | Weblog

【本棚登録】『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森 達也 booklog.jp/item/1/4041101…


井筒俊彦と「西洋」の思想 慶応大学言語文化研究所 東京大学大学院 市川裕教授 「井筒俊彦とユダヤ思想 哲学者マイモニデスをめぐって」 なんと三田キャンパス東館ホールがほぼ満席。来週はギリシャとスコラ哲学。これでもほんの一面づつに過ぎないのだから、とんでもない。

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文教堂で2000円分の買い物したら、電子書籍用のクーポン200円分2枚をもらった。割はいいのだが、ちょっと使い方が難しい。 pic.twitter.com/AxHpCGYhGH


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