辛うじて連続殺人鬼から逃れた女性が、娼婦だから犠牲になっても仕方がないような扱いを警察からも周囲からも受けるため抱いてしまった人間不信と、それをなんとか解かそうとする刑事の苦心が大きな比重を占める。
ニコラス・ケイジとジョン・キューザックが刑事役と犯人役をそれぞれ演じるわけだが、「フェイス・オフ」ではないが交換しても成立しそう。
アラスカの荒涼とした冬景色は見もの。いまひとつスケール感がないのは惜しい。
かなり社会派的な要素が強いせいもあって、良くも悪くもテレビ的。
(☆☆☆)
本ホームページ
公式サイト
フローズン・グラウンド@ぴあ映画生活
フローズン・グラウンド - シネマトゥデイ