Go The Distance!

地球が、自然が、人が、好き
走ること(Swim, Bike, Run)が大好き
ウッドキャビンの部屋にようこそ!

苦痛

2012-02-05 23:08:05 | Weblog
苦しみって何だろう?


苦痛の意味を考えた

肉体的な苦しみは普段のトレーニングでも十分味わっている

それでも
自分の心がソレを”苦痛”だと思わない
イヤなら
スポーツなんてとっくの昔に止めていたのだろう

苦痛は…
少なくとも自分にとって苦痛は
トレーニングのソレとは違うような気がする

月曜日



朝から咳が止まらない…

何というか空咳じゃなくてちょっとヤバイ感じ

何とか勤務を終えるが、どうも身体がフワフワする…

 さすがにヤバイかな

退勤後に総合病院で診察を受けることにした

人とかかわる仕事なので一番困るのはインフルエンザだ
鼻に綿棒のようなものを突っ込み粘膜?をとって検査する

とりあえず
インフルエンザではなかった

熱あり風邪…ということだ

その晩
11時過ぎ

熱が下がらず8度5分からさらに上昇…



さすがにしんどくなってきたので、夜間救急へ
筋肉注射と点滴で何とか落ち着いて帰宅

火曜日

出勤間際までぐったり

9時過ぎに悪寒と怠さが

 まずいなぁこれ

熱が上がり解熱剤で何とか乗り切る…

その晩、
8時過ぎ熱が8度5分と上がってきた

このままでは、また夜中に夜間救急行きだろうと思い、タクシーで早めに病院へ



筋肉注射&点滴コースで3時間

11時頃には、熱も下がり自宅へ

やたらと腹が減ったので、出前を取って遅めの夕食
それらを平らげてそのままベッドへ

水曜日

夜中2時過ぎ、
あまりの寒気と全身の痛みで目が覚める

再び熱が上がっている感じ

タクシーで夜間救急へ



一日に2度も行くとは(正確には日付は変わっているが)

熱が9度2分あった

筋肉注射で熱を下げる

インフルエンザの疑いあり
…で、点滴は打たず昼間に診察を受けるように言われる

朝7時過ぎに一度自宅へ戻る

髭を剃り、髪を洗い、身なりだけは何とか整え出勤
…同僚に助けてもらいながら何とか仕事を終える

退勤後、すぐに病院へ

夜間救急ではなく、昼間の診断ではないと専門医がいないためだ

ところが4時の予約なのに担当医は外出中ということで1時間ほど待ちぼうけ

その後、ようやく医者の診察
…というころにはかなり熱が上がっていた

そのまま、あちこちの部屋にまわわれ、あれよあれよという間に入院が決まっていた



かの地初入院

リンゲル1リットル&食塩水の点滴を2回戦
解熱のための筋肉注射をお尻に打たれたことは言うまでもないが…



翌朝7時半には出勤するので、それまでという約束だった
この時は、自分が出たい時にいつでも退院出来ると思っていたし
それほど自分の症状が重いとは思っていなかった

 甘かった

木曜日



目覚めは病院のベッドだった
3人部屋だが、かの地のお方はここでも互いに好き放題

夜中までテレビを見てる人
※病室に一台でなぜか一番近くの人がリモコンを占領している

一日中ノートパソコンでK-popを周り中に聞かせる人

就寝時間も何もない

我々にとって唯一のメリットは
面会時間など関係なく病室に居られることだ
身内だろうが何だろうがあまり関係ないようだ



検温のため、ナースが6時45分頃やってきた
さすがに熱はさがっていたようだ

ただ、夜中に取り替えた点滴がまだ終わっていないので、
それが終わってから検診して外出(出勤)してもいいとのことだった
ただし、退院は認めないとのこと

身体はもう元気(だと思うので)すぐにでも外に出たいところだが、
X線やら身長体重の測定やらでなかなか出してもらえない

7時半には外出のはずが…病室で9時を過ぎまで待っても動きがない

結局10時頃に受付のナースに直接話を聞きに行き、何とか点滴を外してもらい出勤

同僚にまたまた助けてもらい何とかその日の仕事を終えて、再び病院へ

今度は、超音波の検査ということで、妊婦の診断のような?おなかにクリームを塗り、機械を当てられる

熱も下がっているし、これで帰れるかと思ったら…再び入院?との話あり

とりあえず点滴を受けろという

入院は嫌だと伝えるが、
先ほどの超音波の検査結果が出るまではいてほしいということで病室へ戻される



自分の身体のためにはあらゆる可能性を試して検査したほうがいいのかもしれない
頭では分かっている
だが、何もせず病室にいるのだけは絶対イヤだった

 苦痛だ
 何か出来そうなのに、自分からは何も出来ない
 
自分には病院側が何とかして病室に縛り付けておきたいと
あの手この手で罠をしかけているようで
何だかとてもイライラしてきた

 イヤだ
 早くココから出たい

点滴を受けしばし待つ

どうやら超音波検査の結果が良くなかったらしい
今夜も一晩泊まるように言われる

 こんなところに居たらおかしくなりそう
 早く返せ



2日間も夜中に高熱を出していた男の台詞とは思えないが
ここに居るだけで、飲み込まれそうな気がした
巨大な真っ黒い腹の中へ

 金曜日



また、ここで朝を迎えた
昨晩、2人部屋に移されたが
ここの男がテレビのコメディを夜中まで見ている
しかも3人部屋のヤツよりもデカイ音で…
室内の設定温度も身体が蒸れるような暑さだ

 最悪だ


病院食にもキムチが出るらしい
いいのか

YOMEと二人病室を出ると
他にも同じように境遇の方がいるらしく廊下のベンチで寝ている人を数人見かけた

それでもナースは何も言わない
これがかの地流ということか



静脈注射
ナースが「痛いですよ」と言いながら針を刺す
そこは嘘でも「痛くないですよ」と言ってほしい

点滴用の針も刺され
検査もいよいよ最終段階…らしい

どうやら、今回の高熱で病院側は
インフルエンザという線と
血液検査の結果から腎臓の線と
2つの検査を平行して行っていたらしい

インフルの方は
かかっていたかもしれないし、そうでなかったかもしれないと
何とも曖昧な診断
どちらにしろ
熱は下がった…ということらしい
インフルの検査だけでも3回もしたのに見逃していたのか?



同時に毎日行っていたのが
血液、尿、たんの検査
そこで血液の検査のみ引っかかる項目が
腎臓だ

どうやら数機が3桁と以上に高いらしい

自分も臓器について詳しいことは分からないが
左右2つあること
血液からの老廃物や余分な水分の濾過及び排出、体液の恒常性の維持を主な役割(byWiki)らしい
ということは今回の診察で何度も名前があがっているので調べてわかったことだ

超音波の検査の結果
腎臓の左側が肥大化?(右よりも1.5倍ぐらい)していることが分かった
それがそもそもの原因だったらしい

静脈に刺した針を刺して、そこから点滴と一緒に特殊な液体(X線で反応する)を入れた
これで腎臓をどのように通っていくのかを確認するのが最後の作業だ

レントゲン室に横たわり、
5分後、15分後、10分後…と時間を置いて写真を撮る

なかなか思うように液体が下に落ちないので、途中20分ほど廊下を歩くように言われる



再度、レントゲンを撮り確認

医師が今回の液体は体内に摂取されると
目眩や吐き気がする
と言っていた

これが半端なかった
すぐにでもバケツをかかえて胃の中のモノをぶちまけたいところだったが
これが最後の検査だと言われると
何だか素直に身体の言うことを聞いてやるのがイヤになってきた

 戦ってやる

医師は楽しいことを考えろ
と言った

俺は精一杯楽しいことを考えた

 ゴールに向かって心臓が口から飛び出しそうになりがら駆け込む自分
 向かい風に抗いペダルを回す自分
 ビルドアップ走でラストのダッシュをしている自分
 荒波の中を呼吸するたびに海水を飲んでいる自分
 激坂を止まりそうなくらい低速であえぎながらペダルを回す自分

 これ???
 これが楽しいのか?

思い出すのは"苦しい”ことばかりだ

 でもこれが俺の喜び
 苦痛って何だ?
 肉体的なことなのか?

 違う!

 何も出来ず…戦うことも出来ず…自分の進むべき方向さえ見えない
 今のこの状況が苦痛だ

俺は、戦いたい!
でも、それはココじゃない



 あの道はココとはつながっていない

気がつくと、レントゲン室で横たわって最後の一枚を取っていた

朦朧とした頭で、検査結果を待つ
10分だったのか、1時間だったのか

医者に呼ばれた
自分の腎臓をマジマジと見た

投与された液体は多少の遅れはあるものの左側の肥大化した腎臓にもいきわたり
そのまま下へと落ちていった

つまり正常に機能している
ということだ

現在のところ
手術の必要なし
処置の必要なし

そして



退院の許可が下りた

2泊3日の入院はとても長く感じまた

職場のみんなに本気で心配された
YOMEには本気で怒られた…

レース以外で、
自分から他人とかかわることはあまりない

しかし、今回だけは
入院という現実を通して、たくさんの方が本気で私とかかわってくれていたのだということを実感
いや、痛感した

1人で生きているつもりはなかったのですが、自分というちっぽけな波紋がこんなにも回りにひろがるのだということ
思い知らされた

申し訳ないやら、情けないやら、ちょっぴりの驚きやら…

とりあえず、
週末は、放りっぱなしだった仕事を片付けないとな

歪み

2012-02-05 20:08:08 | Weblog
ゆがみを無視し
いつしかゆがみは、ひずみへ

どちらも同じ漢字

 歪み と 歪み

自らゆがみを広げ、ひずみへと落ちていく

日曜日


今朝は、7時起きで8時に出発できるようにパンなどつまみながら少しずつライド準備

気温が-2℃と出発するには気温が低すぎる
ただ、今日一日を有効に使うのなら遅くとも8時には出ないとマズイ

それまで、エアを入れたり、ウェアを用意したりと準備をしつつ天気予報をにらめっこ

8時になっても気温が変わらず

今日は8℃まで上がるらしいので、途中で脱ぐことも覚悟で氷点下に備えて、服装は極寒装備

ジャージ、ベストの上にウィンドブレーカー、手袋は薄手のものの上に、ロブスターグローブ
靴下には張るカイロ、防水性のシューズカバーetc…
温かくなってきたときの為に、ゴアのグローブとインナーグローブも用意

結局、ちょっと遅めの8時半に出発

風がかなり強い&寒い…

出来れば今日は、古都往復の180㎞走りたかったが気温と体調次第で距離は変えるつもりだった

往路は、向かい風が強すぎて、前に進めない

こんなに苦しいのは久しぶりじゃないか…というくらい風が強い…

ふと、島一周ライドの時の強風を思い出した

 あの時も風が強かった
 
 あの時は鶴見さんがずっと前を牽いてくれた

 頼もしい背中

今は、誰もいない
1人だ

自分でペダルを回すしかない

朝から出始めていた咳が酷くなってきた
鼻水が止まらない

鼻も口も苦しい上に、風が身体を押してくる…三重苦か

とてもじゃないが、180㎞は無理だ

75㎞…で折り返そう

そう決めてペダルを回す

残り20㎞

 苦しい…

とんでもない顔をしながら走っていたと思う

声…というか嗚咽が漏れていたような気がする

ドリンクはシャーベット並の冷たさ

これだけ風に苦しめられながら、気温はどんどん上がってくる

体感温度はあまり変わっていないと思うが、
途中で
ブレーカー、ベスト、ネックウォーマー、超厚手袋etc…
何枚脱いだことか…
気温の変化が激しすぎて咳が止まらず(喘息持ち)

後で分かったが、
出発時は-2℃なのに、帰ってきたら7℃になっていた

 3月にレースがなかったら、この時期に無理して自転車乗ったりしないよなぁ…

体調が急降下するとともに、ネガティブな思考が入ってくる

何とか75㎞古都市内入り口に到着

その先の信号で折り返し

帰りは今までの苦労を忘れてしまうくらいの追い風
レースでもこんな展開があるのだろうか

自宅にもどり、風呂に入り、
甘いものをバカスカ食べて一休み

今度は、ランだ

LSDで20㎞

ハーフサイズ大きい(27)新しいNewtonシューズ(Gravitas&Distances)を
10㎞ごとに履き替えて試し履きしつつ走ってみました
思ったよりも、以外と普通に走れた

…ような気がした
実は走りながら身体が宙に浮くような
変な高揚感があった
身体がすでに自分のコントロール化にはないような

翌日

咳が止まらない
視点が定まらない

熱が上がってきた

自分で広げた歪みにどんどん吸い込まれていった

耳を塞いで

2012-02-05 19:47:04 | Weblog
本質が見えなくなることがある


Newtonシューズが2足到着


GravitasとDistances

いつも使っているモノは26.5
こちらはハーフサイズ大きい27



現在は左足の人差し指の爪のみ真っ黒だが
以前は、右足の人差し指の爪が黒くなってはがれた



もし靴のサイズが原因なら変えてみるのも手だ



ちょうどソールがすり減っていたこともあり
少しずつ試し履きして様子をみていこう

本当は、
足の指だけでなく身体からも信号が出ていたはずだ
目先のことで満足し自分という本質を見失っていた

金曜日

二度寝しようかと思ったぐらい、何だか怠かった…
分かっている

多分…寝不足…だろう

これで走ると仕事にも響くかもしれない

それでも身体は自分の意に反して
ムクリと起き上がると
ルーティーンワークのランウェアに着替えて外にいく準備をしている

 俺は、走りたくないのか?走りたいのか?

何だかそんな感覚すら麻痺したようか感じだ

案の上、
仕事はこなせたが、上の空だった

 マズイな

夕方

一瞬、休もうか
とも思ったが、脚は自然とプールへ

スイムも4000全然泳げる気がしなかった

 とりあえず泳いでみるか…

かなり後ろ向きな感じだ

800で左足の裏をつる
そういえば今日昼間の仕事中も何度か攣りそうだった

そこから少しフォームが崩れがち

2000ぐらいからフォームが、ガタガタになりもう止めようかと思った

 ただでさえ苦手なスイムで何やってるんだ!

と自分に言い聞かせ、再び4000目指してペースを上げる

途中何度か攣りそうになりその都度、立ってストレッチ
3000ぐらいになるとかえって楽に泳げるようになった

そして
3900を終えてあと往復1本で4000というところで
職員の方に「時間だから上がってくれ」と言われる
ちょっと、かなり…悔しいが本日はこれにて終了

だが、どこかでホッとしている自分も

 俺は止めて欲しかったのか?

土曜日


Distancesベースなのでサイズは26.5でも問題なしだった

たっぷり寝たはずなのに
朝から酷く気分が悪い

 絶不調…

 疲れが抜けない…

走りたくなくて2時間近くウダウダしていた

…外は晴れ、気温1℃…

久しぶりに氷点下を脱してトレーニング日和

今日ばかりは身体も言うことをきかない

 考えな
 身体だけを動かせ

そう決めて無理矢理ランスタート

最初の10㎞は身体が固かったけど
後半若干楽に…それでも力押しだったかな

結局
23㎞を1時間32分
4分04秒ペース

 何だ…自分の身体ぐらい自分で支配できるんじゃないか

それは、とんでもない思い上がりだった