『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

楽譜

2016-01-26 07:59:00 | 風景
昨日はオフ日だったので、
リサイタルのデュオでやる
『魔女宅』組曲のソロパート譜を
手書きで4曲分仕上げた。

スコア譜だと
十数頁になり、
譜めくりが大変なのと
本番では演奏不可能なので、
どうしてもパート譜が必要になる。



朝からやり始めて
途中、昼寝したり
ギターレッスンがあったので、
完成したのが夜10時頃であった。

根をつめて書き上げたので、
また首筋が痛くなってしまい、
サロンパスを貼って寝た。

パート譜でも6頁になったが、
2曲ずつ分けたので
譜めくりの必要がなくなった。

あとは、暗譜するほどに
弾き込むだけである。




デュオ曲の『アヴェ・マリア』は
初合わせなので、
アナリーゼの一貫として
日本語の歌詞を3番まで
色違いで書き込んだ。

これから通勤車内で
それを唄いながら歌詞を
覚えたいと思う。

歌曲を器楽でやるときの
鉄則でもある。

去年、新しくした
楽譜収納ファイルには
20曲分およそ50頁ほどが
パンパンに入っており、
常に出勤鞄に携行している。

外食時の待ち時間や、
赤信号や踏み切りでの停車時間にも
寸暇を惜しんで楽譜を読んでいる。

音楽と向き合うということは、
楽譜と向き合い、
同時に作曲者の思いに
触れることでもある。




ユーチューブで
中国人ギタリストの
鋭い演奏を聴いて感心したが、
名前が読めずにいる。

CDはあるものの
ネットで調べても
どこにもカタカナ表記がない。

たぶん
「ジンジェ・リ」
と発音するのかもしれないが、
親しかった大学院時の先輩留学生
李さんとは20年来、
音信がないので残念である。




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雪の朝

2016-01-25 08:31:00 | 風景
未明ころから
チラチラと雪が降りだし
今も天から舞い落ちてきている。

積雪2cmといった
ところだろうか。



幸い今日は
学校オフ日で
自宅でのギターレッスンのみだが、
夕飯当番の買い物に出るのが
少々億劫ではある。

**

プジョーのエンブレムを
電動研磨機で磨いてから、
クリア(透明)スプレイで
何層か塗膜をつくり、
両面テープ部分をデザイン・ナイフで
くり貫いてボンネットに貼り付けた。

『和風総本家』を
常々視ているので、
こういう職人めいた修復作業は
楽しく感じられる。



昨晩は
カミさんと久しぶりに
夕飯を摂りに駅前に出かけた。

コムコムや駅前のイルミが
キレイに輝いていたが、
戸外の温度計は
「-0.0℃」という
不思議な表示になっていた。



一昨年、買ったばかりの
プリンターが、既に
規定の1万枚に達したようで、
「インク吸収体が一杯になりましたので、
メンテナンスに出して下さい」
というエラーメッセージが表示された。

ネット情報によれば、
この表示に従ってメーカーに連絡すると
1万近い修理費の見積もりをされ、
買い替えを奨められるという。

なんだか、プリンターにセットされた
時限装置のような気がしないでもない。

これまで、
十数台のプリンターを廃棄しているが、
以前にも一度、同じメッセージが出たので
自己責任で分解清掃しようと試み
「インク吸収体」なるものを水洗いして
元通りに組み立てたものの、
プログラムのリセット法が解らず
結局、エラーメッセージは消えぬまま
動作しなかったので、
廃棄したことがあった。

それ以来、
1万枚に達したら、
賞味期限が切れたと諦念の境地で
さっさと買い換えることにした。

印字ヘッドやメカの動作という
ハード面ではまだまだ正常なのに
プログラムミングが停止してしまうので
パソコンと同じで
「ソフトなければタダの箱」
に成り下がってしまう。

今回は、
現行モデルなので
また同機種をアマゾンから購入した。

ストックしてある
予備のインクタンクも使えるし、
ドライバもインストール済みだから
電源を入れたら即稼動できる。

年間、何十冊という冊子と
リサタルの何百枚という
フライヤー(ちらし/flyer)を刷るので
ハードユースなのは間違いない。

だから、
ホーム印刷機もまた
消耗品と考えなければならない。

どの家電も
修理代が高くつくので
「買い替えろ」というのは、
“もったいない”の精神や
リサイクル精神、
エコロジカル精神にも
反する愚挙だと思うのだが・・・。

家電メーカーも
新製品が売れないと
生き残れないゆえの
市場主義の欠陥流通システムなのだろう。








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ニューイヤーコンサート

2016-01-24 10:29:00 | 音楽
ちょいと街中に出かけると
どうしても所々で
踏み切りに
つかまることがある。

その間、
2~3分の待ちぼうけを
喰らわされるが、
仕方なくいつも、
カメラを構えて列車のやってくる
瞬間の撮影に挑んでいる。

撮りテツではないが、
そうすることによって、
(くるか、くるか・・・)
という緊張感で退屈感が吹っ飛び、
一瞬に意識を集中させる
というトレーニングにもなっている。

スマホはなくとも
10年来のブロガーなので
デジカメは常に携行している。



近所のパチンコ店の駐車場に
除雪して一箇所に寄せ集められた雪が
うず高く山を為しており、
小学生の頃に覚えた
「フルヘッヘンド」という
『ターヘル・アナトミア』
に出てくる言葉を想い出した。

杉田玄白、前野良沢らが、
「鼻」の説明として書かれた
そのオランダ語を
「うずたかく盛り上がっている」
という解読をしたと、
小学校の国語の教科書に出てきた。

***

例年、元日に鑑賞している
『ニューイヤーコンサート』を
今年は、元日に映画を観たためか
観はぐってしまったので、
今頃、録画を観ている。

今年は、3度目の登場の
マリス・ヤンソンが
変わらぬ好々爺ぶりで
ハートウォーミングな
演奏を聴かせてくれた。

上唇の薄いマリス氏、
笑うといささか出っ歯気味になり、
それを見るにつけ、
『おそ松くん』のイヤミを
連想してしまう。



自分が頂いた花束を
最前列の女性ヴァイオリニストに
差し上げるという
心憎い演出があったり、
『ラデッキー』では
コンマスと握手して指揮台を降りて
袖に引っ込んでしまうなどという
お茶目なこともしてみせた。

今年は、久しぶりに
2曲でウィーン少年合唱団が
ウィーンフィルに合わせて
“天使の歌声”を黄金ホールに
響かせた。

その黄金に輝くホールが、
映画版の『のだめ』でも
千秋が演奏するのに登場した。

マーラーも指揮したという、
伝統的かつウィーンの象徴のような
名ホールを、惜しげもなく、
異国のエンタメ映画に提供するなんて
ヨーロッパの懐の深さを
感じずにはいられない。

もっとも、『ニューイヤー』を
全世界にテレビ配信するくらいだから、
ウィーンの観光客誘致の
好材料になる、という目算も
あったのかもしれない。



それにしても、
黄金ホールも
バレエで使われたシェーンブルン宮殿も
まさしく「ヨーロッパ建築美術の粋」
と言っていいだろう。

宮殿は、
ローマ皇帝マティアス
(1612年 - 1619年)が
狩猟時に、美しい(schön)泉(Brunn)を
発見して命名されたという。

その頃、
日本は江戸時代であるから
さまざまな築城はしていたが、
同時に、茶の湯の「侘・寂」的美感によって
土壁・煤竹・障子紙・畳などによる
「茶室」に美を見出していた。

洋の東西で
こうも美への方向性が違うものだが、
唯一人、秀吉だけが
金ピカの「黄金の茶室」を
利休に作らせた。






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アミオタ

2016-01-23 08:12:00 | 映画
自称「アミオタ」
(アーミーオタク)なので、
プラモデルも作り、
WWⅡ関連映画もすべて観ている。

これというのも、
幼少時に父親にしょっちゅう
戦争映画に連れて行かれた為である。

おかけで、
小学生の高学年頃には
すでに映画の優劣すら
判るようになり、
いっぱしに批評していた気がする。

兄が戦車や戦闘機などの
プラモをよく作っていたのも
インプリンティング(刷り込まれる)
環境だったのだろう。


久しぶりに
WWⅡものが観たくなり
近所のツタヤにブラウジングに
出かけたら、未視聴のものが
2本あったので借りてきた。



『エアポート』シリーズは
ほぼ全作観ているが、
最新版の『エアポート2015』は、
WWⅡの戦場にタイムスリップする
という定番の仕掛けだったが、
メッサーシュミットのジェットと
併走するシーンはなかなかの見物であった。

『エアポート』数寄とWWⅡ数寄の
両方の心理をいっぺんに満足させてくれる
コラボになっていた。

30秒もない空中戦シーンでは
スピットファイアらしき姿も
チラリと登場する。

無名役者による低予算B級ながら、
地上戦も1,2分差し込まれており
なんともオタッキーな演出である。

ただ、CGが見えみえで
実機感がないのが
痛いところだが、
アニメと実写の中間映像と思えば
我慢もできた。





最近、
ロシアやポーランドといった国々でも
対ナチ戦のWWⅡものが
作られるようになり、
レンタル店にも並ぶようになったが、
どうも旧東欧諸国のものは
面白味に欠けるので食指が動かない。

『ソルジャーズ』は2014年の
イギリス製作とあって
いささか期待して観たのだが、
登場する戦車やハーフトラックが
いかにもハリボテで、アップに耐えない
ひどい代物だった。

アミオタのモデラーからしてみれば、
(そうとう手ぇ抜いてんなぁ・・・。
 馬鹿じゃねーの。
 日本のオタクをなめんなッ!)
と憤りを感じるようだった。

殊に、史実にないような
ただのトラックにいい加減な
迷彩塗装をして
機関銃を乗っけただけのものには
呆れ果てて、物も言う気が起こらない。

現代のISの機銃トラックを
モデルにしたのかもしれないが、
そのセンスのなさには
(こんなんだったら、はじめっから作んなッ!)
と情けなくなった。

物語も陳腐で
WWⅡものでは
駄作C級映画だった。
 




先日、
アークエコの
300円コーナーで買った
国防色シャツにヤフオクで仕入れた
肩章を縫い付けてみた。

同じく、300円コーナーで見つけた
3Lのジャーマン・グレイのシャツに
色あせたネクタイを〆てみたら
なかなか仮想国軍らしき
コスプレになった。

3.11の時に
学校への支援物資で頂いた
ジャンパーに続いて
2着目のアーミー・フッァションが出来た。



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五代はん

2016-01-22 07:54:00 | TV・ドラマ
連ドラの『あさが来た』を
毎日視ている。

初回から
キーパースンの一人であり、
あさの導き手の五代はんが
過労死してしまい、
あさが泣くシーンで
つい、もらい泣きしてしまった。



役者のディーン・フジオカ(35)は、
なんと、須賀川市の生まれだという。

中国人の父と
福島県人の母との
間に生まれたそうだ。

長年、アメリカに留学し
インドネシア人と結婚し
英語、中国語、インドネシア語が
ネイティヴ並に話せるという。

この連ドラが弾みになって
今後、ブレイクする俳優かもしれない。




日曜夜の『刑事フォイル』は
第二次大戦下のイギリスのドラマなので、
しょっちゅうスピットファイアの実機が登場する。

今週もプロペラのアップが映し出され、
そこに、いろいろと文字が刻まれていたのには
モデラーとして心が動かされた。

ハイビジョンでも
さすがに読み取れるほど
鮮明ではなかったのが
いささか残念であった。




ドラマ自体は地味で、
さほどに面白くはないのだが、
英国戦時下の古色蒼然とした空気感が
何となく味わいがあり、
戦闘機の整備格納庫などが
リアルでマニアの心をくすぐる。



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