『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

牡丹雪

2017-03-27 06:17:00 | 季節
寒の戻りか、
今朝は大きな大きな牡丹雪が
ファサファサと
天から降りてくるような
すさまじいほどの降りである。

子どもの頃は、
耳に“ボタ雪”と聞こえ、
“ボサボサ降る”と
形容していた。

ほんとうに
綿を千切って
降らしているかのようで、
見ていて飽きないような
降雪である。

落語の『雑俳』に

 初雪や
  これが塩なら
   大儲け

という戯れ句があるが、
それを捩って

 ボタ雪や
  これが砂糖なら
   大儲け

とでも詠みたいような
大雪である。



空に向かって
シャッターを切り
雪が撮れるほどに
大ぶりで勢いがある。

時はもう早春であるが
晩冬の名残りを楽しみ、
春休みをいいことに
昼間っから熱燗でも
つけよかな。

茶人は
名残りの風情、
情趣に動かされるものである。

「牡丹雪酒」というのも
洒落ている。




婆さんの
ホームから月々、
イベント写真などを載せた
通信が届く。

月に何度かは
訪ねてはいるが、
腰を据えて
ゆっくり話すことは
ほとんどない。

***

先月の始めにもらった
花籠が未だ萎えずに
シャンとしているので
驚いている。

寒い玄関にあって
こまめに水を替え
霧吹きをしているから
花も生気を
保っていられるのかもしれない。

この間にも、
カミさんの定年祝いや、
自分の勤続20年校の離任で
花籠が新たに二つも増えた。






4月からの新年度の
システムノートの余白に
ツタヤの月報を切り抜いて
コラージュ療法をやってみた。

やっぱり目下の関心事は
5月のビッグ・イベントである
『第4回 復興支援リサイタル』に
あるようだ。

昨日までで、
例年通りの広報活動を
一通りして、300枚ほどの
チラシを設置してもらった。

今年は、ラジオ福島でも
イベントを取り上げてくれるという。

毎年のアンケートに
「この素晴らしいコンサートを
もっと、多くの人に知ってもらいたいです」
とか
「聴衆が少ないのが
ほんとうに残念です」
という
有り難いコメントが
寄せられている。

でも、自分ひとりの足とコネで
広報できる範囲で
十分だと思っている。

お客さんは
多いに越したことはないが、
もう4回目ともなると、
常連さんが200人ほどは
固定してきているので
ありがたい。

そして、
それらの方々の醸しだす
暖かな雰囲気を
舞台の上で感じられるので
演奏家としては
やり甲斐も頂いている。

コラージュを作って、
今年も
「面白いトーク」と
「胸キュンの演奏」を・・・
という思いを新たにした。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゲンブリがやってきた! | トップ | やってみました雪見酒 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

季節」カテゴリの最新記事