『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

「かはいい(可哀想)といふ心が神心」

2024-02-15 11:08:23 | 社会問題

オフ日のきのう。

午前中に
自宅カウンセリングを一件済まし、
午後から近所の
小倉寺観音まで
フキノトがでてないか
見に出かけた。

予報どおり、
20℃ちかくになる
暖かさで、
南向きの斜面には
福寿草が満開だったが、
フキノトはまだだった。

去年のシステムノートを見たら、
やはり、三月中旬頃が
最盛期だったようだ。

 



*

近所のツタヤへ
散歩がてら
来年のシステムノートを
買いに出かけた。

この『博文館』の
「A4デスクブロック」を
30年来愛用している。

いつもは「4月始まり」を
買っているが、あいにくと
それがなく、仕方なく、
「10月始まり」になってしまった。

それだと、
後ろのブランク頁が少なく、
いろいろと雑記するのに
事足りなくなるので
使い勝手がよくないのである。

去年と同じく、
佳本の『ものがたりの家』に
付いてきたシールを貼って
カスタマイズしてみた。

いよいよ、
勤務校の生徒たちも
高校受験や卒業式シーズンになる。

まだ、来年度の
配置校の連絡が
教育委員会からこないが、
願わくば、今年度同様の
配置校であって欲しいものである。

これまで30年間ちかく
神様にお任せしていて
決して悪いようにはならなかったので、
神棚に名簿登録通知を供えたまま、
毎日、御祈念させて頂いている。

賜はりし大切なわが役柄に
こころつつしみて
仕へさせ給へ

        碧水歌

 



***

4歳の女の子に
エチレングリコール(不凍液)を
飲ませて、殺したという
両親が逮捕された。

TVニュースで視たら、
ふてぶてしい顔をした父親で、
どう見ても賢そうには
見えなかった。

藤原弘達っつぁんの造語に
「低脳犯罪」という
言い得て妙なるものがあるが、
そう言いたくもなるような
凄惨な犯罪である。

母親は逮捕時に
顔を覆っていたが、
その程度の恥か見栄は
あるようだった。

チャイルド・アビュース
(児童虐待)が
世に知られ始めたのは、
80年代初期だが、
その頃、京都の大書店では
イギリスで発刊されたものが
1冊のみしかなかった。

それを見て、
いささかショックだったが、
『ネイチャー』に掲載された
「親マウスが子マウスを食べる」
ショッキングな論文も
たまたま読んだばかりなので、
「暴力の起源」や「子殺し」について
書かれた生物学の関連書を
いくつか読んだ記憶がある。

ゴリラが
前のボスの子ども達を殺すのは、
ドーキンスの「セルフィッシュ・ジーン
(利己的遺伝子)」説で説明がつくが、
実子の殺害となると
そのセオリーと矛盾が生じる。

ひと口に「子殺し」と言っても、
その現象は様々で、
日本の貧困農村であった
「間引き」や「堕胎」もそれにあたる。

また、グリム童話に
しばしば登場する
子どもを殺そうと画策する継母は、
実際にグリム兄弟が採集した時は
実母だったという。

それでは、あまりにも
理不尽で悲惨だというので、
グリム兄弟は「継母」に
改変したのである。

子どもの頃は、
猫が産んだ赤ちゃんを
母親が食べる事がある、
と聞いてショックを受けたことがあった。

先のマウスの観察では、
性的に未成熟な「母親」が
育児行動を放棄したり
「子食」が行われると、
対象実験や性ホルモン分析により
結論がだされた。

ヒトに置き換えると
初潮が来た段階で
妊娠は可能だが、
さりとて、小6で出産した女児は
十分に成熟しておらず、
最適な育児行動が出来るかは
はなはだ疑問である。

小学生の妊娠が
多く見られたアメリカでの
レポートがあったが、
その後の追跡調査や
縦断的研究がどうなったかは
定かではない。

試しに、チャットGPT先生(笑)に、
お伺いを立ててみた。

「小学生が妊娠して出産した場合、
正常な育児が可能であるか。
また、育てられた子は
健常に育つものだろうか」

お答えの要諦はこうである。

出産は可能ですが、
その身体はまだ発育途中であり、
妊娠・出産には
大きな負担がかかります。

これにより、
母体や胎児の健康への悪影響が
起こる可能性が高まります。

また、精神的・社会的な
成熟度も十分ではなく、
育児に必要な知識や経験、
サポートを提供すること
が難しい場合があります。

育てられた子が
健常に育つかどうかは
個々のケースに依存しますが、
母親の未成熟さや育児能力の不足が
子どもの健康や発達に
影響を与える可能性が高いため、
健常な成長が困難になる
可能性があります。

 



*

先の「低脳犯罪」には、
『ケーキの切れない非行少年たち』
で紹介されたような
グレーゾーン(境界知能)の問題が
関係しているだろうが、
加えて、自身が健全な家庭環境での
「愛着形成」が出来なかったものと
推察できる。

診断マニュアルの『DSM-5』では
「愛着障害」は
小児期を中心にした疾患概念だが、
近年では「大人の愛着障害」タイプ
という様々な問題も注目されている。

その特徴は、3側面ある。

対人関係の困難。
情緒面の不安定。
(自己肯定感が低く、
常時、安心感がない)
アイデンティティの問題
(自己像に対する不安定さ)

・・・これらの社会・心理的問題から
さまざまな非社会的・反社会的問題が
アクト・アウト(行動化)されるようだ。

 



****

なんだか、最近、
捨て仔猫を保護する
動画ばっかり視ている。

どんな無意識的な働きがあるのか、
今日あたり、自由連想法の
ウォッチワード・テストで
自己分析してみようかと思っている。

きのうは、
ぼんやりしてる時に
「かはいい(可哀想)といふ心が神心」
という金光教祖の言葉を
ふと思い出した。

・・・とすれば、
何らかの「神心」が
発動してるのかなぁ・・・
とも思った。







 


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