『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

筝曲合奏

2020-12-05 19:27:00 | 音楽
17日のY中勤務日に
5限目に音楽の時間を
『クリスマス・コンサート』に
あてて下さり、
筝曲合奏の伴奏として
出させて頂くことになった。

きのうは、
一年生ふたりと
教頭(音楽)・養護の先生との
クインテットの初合わせをした。




毎日、自編の
伴奏パートを
メトロノームに合わせて
猛練習したので、
付け爪を使わずにいるので、
薬指には血豆ができている。

きのうは、
合奏中にギター用の
補強爪が割れるほどだった。

それでも、
生徒の単音の主旋律に
4連符の伴奏を付けて
曲を華やかに彩るのは
楽しいものだった。

メンバーには内緒で
スマホの隠し録音をしてみた。

自分の楽器音が
大きく入ってはいるが、
全体的な雰囲気や、
生徒たちが音を
ロストするのが
ちゃんと録れていた。

最後の〆に
K君がやる予定だった
チャラ・チャラ・チャラという
華やかな全弦弾き下ろしを
弾かなかったので、
とっさに代わりに即興で入れたら、
しばし間があって、
K君が「ポン」と一音入れたので
みんなで大笑いしたのまで
録れていた。

生徒たちとの
合奏はほんとうに
楽しいものである。

17日の本番まで、
また血豆を作りながら、
完璧な伴奏を
暗譜していきたい。






職員室で
給食を5分で平らげたら、
養護のA先生に
「せんせい。
速いですねー!!」
と半ば呆れられてしまった。

なので、
「早くピアノの練習したいんで…」
と、いつものように
体育館の鍵をジャラジャラ言わせて
吹っ飛んで行った。

標高550mの高原にある
山の学校だから、
きのうは、館内も
ぐっと冷え込んでいて、
とうとう10℃を切るようになった。

でも、給食の汁物と
ご飯とオカズを
給湯室のレンジで熱々にして
体温を上げておいた(笑)。

ピアノ練習も
運動の一種なので
半時ほどでも集中すると
汗ばむほどになる。

ベートーヴェン・イヤーなので、
ここの処、ずっと、
『悲愴』と『テンペスト』の
三楽章を交互にやっている。

楽譜を深く読んで、
それを音で再現すると、
ベートーヴェンその人の
考えがよく解り、
その偉大さにも
あらためて感動する。

何人もの名演奏家のCDはあるが、
超一流はみな一様に速く、
なんだか、
パラパラ・チャーハンみたいで
シットリ感がないのが
いささか不満に思っている。

そりゃ、
それだけの腕がないから、
どうしたって、ゆっくりテンポで
ウエットになるのだが、
そうやって味わっても
いささかも曲の魅力は
色褪せるものではない。





コロナの第三波が
国内で猛威をふるっており、
学校でも初めて
セルロイド板が
全箇所に教育委員会から
備品として送られてきた。

カウンセリングの相対する
テーブル上にも一枚、
特大の透明版が設置された。

実際に、
それを隔てて互いに
マスクをし合ってやってみたが、
なんたかなぁ…であった(笑)。

こっち側は、
まるで、区役所の窓口の
オヤジになった気分である。

白衣着てるから、
院外薬局の薬剤師みたいでもある。

「おクスリ、三日分ですね…」
といった按排だ(笑)。

それでも、
さすがに中一の
トリックスターのJCは、
遮蔽版下の隙間から
紙を滑らしてこっちに送るのを
さっそく遊戯に仕立てて、
まるでエアホッケーみたいに
アクリル板をネット代わりに
しばし二人で
「キャーキャー」騒ぎながら
遊びに興じた。








先週から、
オシリ痛の養生にと
コーディネーターでもある
養護のA先生が
湯たんぽを用意して下さり、
痛みが和らいで助かっている。

そしたら、きのうは、
誕生日のプレゼントに
クリスマス模様のマスクを
プレゼントに届けてくれた。

一緒に筝曲合奏で出るので、
これをして、
モスグリーンのブレザーに
赤シャツでも着て
クリスマス・ファッションで
行こうかしらん…とも
思っている。

もっとも、
教頭先生は、
琴なので緋毛氈(ひもうせん)を
敷くと仰っていた。


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