『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ヤヤトト釣り

2016-07-19 06:36:00 | 釣り
先日、
郊外に出て
久しぶりに
我が家の〈秘密の釣り場〉に寄って、
稚魚の成育ぶりを見てきたら、
腕がムズムズしたので、
昨日、ワカサギ針を買って
釣りにでかけた。



この場所を見つけて以来、
アキやナツたちとも
何度、訪れたか分からない。

50cmはあろうかという
巨大なコイも数匹
悠々と泳いでいたが、
そういう巨大魚よりも
3cmほどのメダカのような
幼魚を釣る方が面白い。

台所でうどん粉を練って
ラップに包み、
ポリバケツを一つ持参して
赴いた。

数え切れぬほどの
稚魚が群れなして泳いでおり、
そこにエサを落としてやると
釣堀の魚のごとく
いっせいに喰らいついて来る。

その様は、まるで
アマゾンのピラニアの如きである。

だから、
ほとんど入れ食い状態で、
ものの20分ほどで
すぐに10匹も釣れてしまう。

いつも、
10匹釣れたら
ゲーム・オーバーという
自主ルールでやっている。

そして、
小さければ小さいほどイイ
というのもルールである。

5cmを超えるものが掛ると
チッと、舌打ちをする。

この日の最少値は、
3cmだった。



これはハヤの稚魚だが
成体になると十数cmにもなる。

こんな幼魚を針にかけて、
我ながら残酷だなぁ・・・と、
思いはするものの、
釣りも狩猟も養殖も
生き物の命を奪うことを
せざるを得ないのが
人の業でもあり、
ゲーム・フィッシングを
楽しむのもその業の肯定だと
自分に言い訳をした。



釣り上げた10匹は
久しぶりに水槽を掃除して
夏の間しばらく鑑賞することにした。

室内で観る
水草と若々しい幼魚の景色は
なかなか涼しげで
よき哉である。

これも一応はペットになるので、
当分は、毎日のエサやりも
しなくてはならない。

毎度のことながら、
魚たちが大きくなると
見飽き、飼い飽きてしまい、
近所の小川に放流してしまう。



釣り場には、
肉食のカジカの幼魚もいたので、
今度は、肉やら、ソーセージで
釣れないかトライしてみたいと
画策している。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 祇園祭り | トップ | ぐい呑 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

釣り」カテゴリの最新記事