『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

名器

2015-01-08 08:20:00 | ギター


七草も終わって、
正月も明けたので、
玄関を「節分飾り」にした。

京都で十年、
裏千家の茶道をやってきたので、
茶人として
常に時節を先取りして迎える
ということを実践している。

この赤鬼の面も
カミさんと嵯峨野を
散策していたときに、
偶然見つけて、爾来、
三十年近く飾られている。

裏庭の山茶花・南天と
朱塗りの半月盆とで
図らずも「アカ」の
取り合わせになった。




きのうは
学生時代からの
ギター仲間のIさんが
愛器持参で遊びに来てくださり、
試奏させて頂いた。

99年のスペインの楽器で、
名工ホセ・ラミレスの弟子、
マリアーノ・テサーノスの
息子の作品である。

音質も音量も申し分なく
すばらしい楽器だった。

よければ、
今度のリサイタルに貸して下さる
と言って頂いたが、
ギター3本にリュート2本を
搬入するので、
とてもお借りするわけには
いかなかった。

我が家にも、過去、
数々のコンサートで使用してきた
スペイン製の76年
「ソブリノス・サントス・エルナンデス」
という楽器があるが、
それすら今回は使用しない。





10月のコスキンにも
Iさんが聴きに来られて、
写真を撮ってくださったようで、
「ピンボケで申し訳ない」
と恐縮されていた。

なんだか、かえって
スモークがかっていて、
アンデスの街中で
頭上にコンドルが飛んでいる処で
弾いてるような
妙な味わいがあった。



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