「やまゆり園事件」への
識者のコメントがいくつか
今朝の朝刊に載っていた。
犯罪学者は、
「特定の属性の相手に
憎悪をぶつける
『ヘイト・クライム』と見られる」
と述べており、
なるほど、と思った。
また、ネットで情報が拡散し
模倣犯が続発する可能性がある、
とも指摘していて、
さもありなんと首肯した。
特に、今回は、
戦後初めての「単独犯・最多数殺人」という
エポック・メーキングな事件だっただけに、
「ポケモンGO」などに
現(うつつ)を抜かしてる
ゲーム世代の犯罪予備軍には、
功名心を刺激され、
そのスコアを上まってやる…と、
狂気の振る舞いを為すバカが
一人や二人、出てくるやもしれぬ。
「馬鹿は隣の火事より恐い」
とは、天才・落語家・立川談志の
名言である。
犯人の逮捕直後の護送映像では、
マスコミにフラッシュを炊かれて
嬉しそうに笑っている姿が、
劇場犯の主役に躍り出て
ご満悦といった
狂人の態そのものであった。
*
臨床心理学者の所見には、
「自分の介護能力の低さを省みず、
障害者が悪いと考え、偏見を募らせたのだろう」
とあり、
これも、なるほど、と思った。
また、
手紙の内容から、
自己愛が肥大しており、
自分には力があるので、
衆議院議長という社会的高位の人間が
考えを受け容れてくれる筈だ、
という思い込みがあって、
それが成就しなかった時に、
自尊心が傷ついて、怒りを爆発させ、
犯行の原動力になったのだろう、
という分析も、同感であった。
深層心理学では、
エゴ・インフレーション(自我肥大)に至ると、
現実検討識が失われる、という定式がある。
犯人の手紙の抜粋を読んでみたが、
そこここに「狂気」が滲み出ており、
明らかに、自我肥大、自己愛、妄想などに
まみれた状態と見て取れる。
「美容整形をする」「宇宙人のような顔」
「UFOを2回見た」「地球の奇跡が生んだ大麻」
・・・
「逮捕後の監禁は2年までとし、
その後は自由な人生を遅らせてください。
心身喪失による無罪。
金銭的支援5億円。
これらを確約して頂ければと考えております」
丸っきり狂人の言質である。
現法律では、
もし、精神鑑定でクロとなったら、
本人の言うとおり
心神耗弱により罪に問えない、
となり、無罪放免は在り得ないが、
長期医療措置入院となり
死刑は免れるだろう。
*
手紙の内容で
気になったのが、
「全人類が心の隅に隠した想い」
という箇所である。
資本主義のトドのつまりは
弱肉強食、適者生存の原理で、
弱者、貧者、病者、障害者、無能者は
生きるに値せず・・・という、
「こころの鬼」を
みんな隠し持ってるんですよ、
ということを、自分は体現して見せた、
と言いたげである。
これは、2001年の
「附属池田小・児童殺傷事件」犯の
宅間 守が、
その犯行動機として
「附属にくるような恵まれた家庭のやつらに、
世の中には不条理なことが在るんだということを
知らしめてやりたかった」
と嘯いたことを彷彿させた。
ちなみに、
植松 聖には、
般若(鬼)の刺青があるという。
「般若」本来の仏教的な意味は、
修行で得られた
「悟り」の智慧のことをいう。
その名前にある「聖(さとし)」は、
「悟り」にも通じ、「ひじり」としても
「聖なる」ものに通ずる多義性がある。
人の志向すべき「真善美聖」に対し、
忌むべきことは「偽悪醜邪」である。
犯人は、
障害者抹殺という
己れの内に沸いた
天啓にも似た妄念を
「真実で正しいこと、善いこと」
と確信している。
手紙には
「外見はとても大切なことに気づき、
容姿に自信が無い為、
美容整形を行ないます」
と「美」への執着ぶり
を示している。
彼自身の中では、
「真善美聖」が揃っていると確信し、
それに酔いしれているが、
実際の処は、
偽りの間違った妄念を抱き、
最悪、邪悪な振る舞いに至り、
その醜悪さは極まっている。
「偽悪醜邪」を体現するのは、
悪魔・鬼の所業なのである。
かの宅間 守の名前
「TAKUMA MAMORU」には、
「T」を取り除くと、
「悪魔 守る」と読める。
なんだか、それに気づいたとき、
背筋に寒気を感じたことがある。
IS問題から個人によるテロまで、
人類は「こころの鬼」という
パンドラの箱を
自ら開けてしまったのかもしれない。
我が身の「こころの鬼」にやられるな、
という心の師の御教えを
いま一度、身を引き締めて
自覚しなければならないと
思わされている。
この夏休みは、
息子三人が残していった
オモチャやら持ち物を
整理するのに忙殺されている。
賞状・通知表・ノート・作品や
思い出関連グッズ以外は、
この機会に「断捨離」対象にして、
毎日、ゴミ袋を3つほど作っている。
フミの遠征バッグからは、
砂のついたままの履き古しの
ソックスが出てきて往生した。
誰のものか判らん
エロ・グッズもあって、
玉石混交というより
ゴミと廃品の山である。
ちょっとした小物で
利用できそうなものは、
ラペルピンに仕立てたりして
廃物利用もしている。
H関連グッズは
トーチャン没収
ということで…(笑)。
ε= (•̀ .̫ •̀ )
電池切れで
停まったまんまの時計の
ネジ式裏蓋を外そうと
アマゾンから専用治具を
廉価で購入してみたが、
うまくフィットせずに
けっきょく断念した。
片付けの合間には、
日曜日の発表会と
ライヴの練習をすべく、
新たに古靴下の先っちょを
チョン切って
肘当てにした。
カカトの部分が
ちょうど肘の関節にきて
スムーズに動き、かつ、
夏の練習には
汗で楽器が汚れることもない。
演奏会用の物も売られているが、
同じ仕様で3.000円もするので、
トンデモナイと思っている。
さすがに、女性プロは
ステージで靴下切ったやつは
使えないのだろうが。
識者のコメントがいくつか
今朝の朝刊に載っていた。
犯罪学者は、
「特定の属性の相手に
憎悪をぶつける
『ヘイト・クライム』と見られる」
と述べており、
なるほど、と思った。
また、ネットで情報が拡散し
模倣犯が続発する可能性がある、
とも指摘していて、
さもありなんと首肯した。
特に、今回は、
戦後初めての「単独犯・最多数殺人」という
エポック・メーキングな事件だっただけに、
「ポケモンGO」などに
現(うつつ)を抜かしてる
ゲーム世代の犯罪予備軍には、
功名心を刺激され、
そのスコアを上まってやる…と、
狂気の振る舞いを為すバカが
一人や二人、出てくるやもしれぬ。
「馬鹿は隣の火事より恐い」
とは、天才・落語家・立川談志の
名言である。
犯人の逮捕直後の護送映像では、
マスコミにフラッシュを炊かれて
嬉しそうに笑っている姿が、
劇場犯の主役に躍り出て
ご満悦といった
狂人の態そのものであった。
*
臨床心理学者の所見には、
「自分の介護能力の低さを省みず、
障害者が悪いと考え、偏見を募らせたのだろう」
とあり、
これも、なるほど、と思った。
また、
手紙の内容から、
自己愛が肥大しており、
自分には力があるので、
衆議院議長という社会的高位の人間が
考えを受け容れてくれる筈だ、
という思い込みがあって、
それが成就しなかった時に、
自尊心が傷ついて、怒りを爆発させ、
犯行の原動力になったのだろう、
という分析も、同感であった。
深層心理学では、
エゴ・インフレーション(自我肥大)に至ると、
現実検討識が失われる、という定式がある。
犯人の手紙の抜粋を読んでみたが、
そこここに「狂気」が滲み出ており、
明らかに、自我肥大、自己愛、妄想などに
まみれた状態と見て取れる。
「美容整形をする」「宇宙人のような顔」
「UFOを2回見た」「地球の奇跡が生んだ大麻」
・・・
「逮捕後の監禁は2年までとし、
その後は自由な人生を遅らせてください。
心身喪失による無罪。
金銭的支援5億円。
これらを確約して頂ければと考えております」
丸っきり狂人の言質である。
現法律では、
もし、精神鑑定でクロとなったら、
本人の言うとおり
心神耗弱により罪に問えない、
となり、無罪放免は在り得ないが、
長期医療措置入院となり
死刑は免れるだろう。
*
手紙の内容で
気になったのが、
「全人類が心の隅に隠した想い」
という箇所である。
資本主義のトドのつまりは
弱肉強食、適者生存の原理で、
弱者、貧者、病者、障害者、無能者は
生きるに値せず・・・という、
「こころの鬼」を
みんな隠し持ってるんですよ、
ということを、自分は体現して見せた、
と言いたげである。
これは、2001年の
「附属池田小・児童殺傷事件」犯の
宅間 守が、
その犯行動機として
「附属にくるような恵まれた家庭のやつらに、
世の中には不条理なことが在るんだということを
知らしめてやりたかった」
と嘯いたことを彷彿させた。
ちなみに、
植松 聖には、
般若(鬼)の刺青があるという。
「般若」本来の仏教的な意味は、
修行で得られた
「悟り」の智慧のことをいう。
その名前にある「聖(さとし)」は、
「悟り」にも通じ、「ひじり」としても
「聖なる」ものに通ずる多義性がある。
人の志向すべき「真善美聖」に対し、
忌むべきことは「偽悪醜邪」である。
犯人は、
障害者抹殺という
己れの内に沸いた
天啓にも似た妄念を
「真実で正しいこと、善いこと」
と確信している。
手紙には
「外見はとても大切なことに気づき、
容姿に自信が無い為、
美容整形を行ないます」
と「美」への執着ぶり
を示している。
彼自身の中では、
「真善美聖」が揃っていると確信し、
それに酔いしれているが、
実際の処は、
偽りの間違った妄念を抱き、
最悪、邪悪な振る舞いに至り、
その醜悪さは極まっている。
「偽悪醜邪」を体現するのは、
悪魔・鬼の所業なのである。
かの宅間 守の名前
「TAKUMA MAMORU」には、
「T」を取り除くと、
「悪魔 守る」と読める。
なんだか、それに気づいたとき、
背筋に寒気を感じたことがある。
IS問題から個人によるテロまで、
人類は「こころの鬼」という
パンドラの箱を
自ら開けてしまったのかもしれない。
我が身の「こころの鬼」にやられるな、
という心の師の御教えを
いま一度、身を引き締めて
自覚しなければならないと
思わされている。
この夏休みは、
息子三人が残していった
オモチャやら持ち物を
整理するのに忙殺されている。
賞状・通知表・ノート・作品や
思い出関連グッズ以外は、
この機会に「断捨離」対象にして、
毎日、ゴミ袋を3つほど作っている。
フミの遠征バッグからは、
砂のついたままの履き古しの
ソックスが出てきて往生した。
誰のものか判らん
エロ・グッズもあって、
玉石混交というより
ゴミと廃品の山である。
ちょっとした小物で
利用できそうなものは、
ラペルピンに仕立てたりして
廃物利用もしている。
H関連グッズは
トーチャン没収
ということで…(笑)。
ε= (•̀ .̫ •̀ )
電池切れで
停まったまんまの時計の
ネジ式裏蓋を外そうと
アマゾンから専用治具を
廉価で購入してみたが、
うまくフィットせずに
けっきょく断念した。
片付けの合間には、
日曜日の発表会と
ライヴの練習をすべく、
新たに古靴下の先っちょを
チョン切って
肘当てにした。
カカトの部分が
ちょうど肘の関節にきて
スムーズに動き、かつ、
夏の練習には
汗で楽器が汚れることもない。
演奏会用の物も売られているが、
同じ仕様で3.000円もするので、
トンデモナイと思っている。
さすがに、女性プロは
ステージで靴下切ったやつは
使えないのだろうが。
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