『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

大阪大火

2021-12-18 07:33:00 | 家族
寒気がやってきて、
今朝はすっかり
雪景色となった。

まだ1㎝ほどの積雪だが、
今も降り続けているので、
数十㎝の予報である。

雪の日も出来るだけ
「不要不急」の外出は
控えた方が、交通事故に
遭うのを避けられる。






そんでも、
ずっと腕の痛みの治療で
接骨院に通ってるので、
どうしようか
迷っている。







きのうの
大阪の大火で、
フミ家族の事を心配したが、
火元が西梅田の
メンタルクリニックと聞いて、
ひとまず安心したものの、
24人も亡くなったというので
大惨事となった。

またもや、
京アニ事件のような
放火殺人のようである。

クリニックへの恨みが
動機なのかもしれないが、
正気の沙汰とは思えない。

朝刊で見た
ビルディングは
きちきちの処に建っており、
しかも出入り口が
一つだったという。

待合室が火元で
奥まった治療室で
グループセラピーをしていた
人たちが犠牲になったようだ。

どうして逃げ遅れたのか
疑問に思ったが、
高濃度の一酸化炭素中毒は
一息吸っただけで
意識を消失することがあるそうな。

毎朝、目を通している
『編集手帳』には、
カミュの真っ当ではなかった頃の
告白文が引用されており、
「人間の最も自然な性向は、
自分を破壊し他人をも
道連れにすることだ」
という
自傷他害の狂気を
語っている。

コロナ禍もあって、
どのクリニックも今、
鬱の患者が増えている。

中には、
職を失って
生活が成りたたず
自暴自棄に走る弱者もいよう。

かと言って、
罪のない他者を巻き込むのは、
テロ以外の何ものでもない。

最近、電車など
密室空間での放火や
刃物三昧の凶行が、
たて続けに起きている。

これは銃を持たない日本人の
「乱射事件」に
匹敵するものである。

カミュの言うように、
人は正常であるために
それほどに並外れた努力が
必要とするものだろうか・・・。

(ーωー).oO ウーン






インド哲学の世界的泰斗・
中村先生のお話を
毎日のように
録音テープで聞いたり、
ご著書を拝読させて頂いて
勉強している。

我が生涯で最も心酔し
私淑した師でもあられるので、
その御言葉には
謹聴する気持ちで接している。

最新の量子力学の
世界観にも通ずる
「空」の概念を
2世紀に説いた仏僧・
龍樹(ナーガールジュナ)の
『中論』を中村先生が
平易に詳述されている書を
Amazonに注文した。

慧眼の老賢者・中村先生が
文明批評をした一文には、
「このままでは、
人類は滅亡するであろう・・・」
とあって、
暗澹たる気分にさせられた。

その処方箋は、
仏教的な「慈悲の心」にある
という事も示して下さっているが、
強権国家や大国のリーダーたちが
果たしてそれに目覚め
人類を善導できるかは、
甚だ疑問でもあるので、
人民・国民が高い意識を持って
行動せねばならない
「無血革命の時」が
到来するやもしれぬ。






『ゴルゴ13』の
初期の頃の冊子が、
経年劣化で頁が剥離してきたので、
製本で用いる「木工ボンド」で
"背綴じ"をしている。

長年、超零細ながら
製本業をやっていると、
こういう修復にも
役立つものである。




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