『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ソーちゃん敗れる・・・

2022-11-27 09:32:27 | 社会問題

 

きのうの竜王戦「第五局」
ソーちゃんが初めて
タイトル戦で二敗を喫した。

中盤「70:30」と優位に立ち、
そのまんま「藤井曲線」を描いて
楽勝か・・・と、思いきや、
AIの候補手から外れた『疑問手』で
「50:50」になり、
以後、広瀬八段に逆転され
終盤まで押し切られた。

「ソータ押し」としては、
最終盤の「10:90」でも、
何度も劇的大逆転を見たので、
『ソータ・マジック』や
トラップの『毒饅頭』が出るか・・・と、
期待していたが、
「勝てない」と見切った時に見せる、
クビをガクリと落としたり、
斜め上をボーッと見るような仕草が
幾度も出たので、
(ダメだ、こりゃ・・・)
と判ってしまった。

そして、相手側に
『11手詰』が出た時には、
当然、自分も読み切っているから、
9手目にして、決然と明瞭に
「負けました」
と、投了した。

そのハッキリした
敗北宣言は、
清々しいほどであった。

防衛への王手の
「3-1」だったので、
まだ余裕を感じているのかもしれないが、
感想戦でも、終始、広瀬八段ともども
笑顔で楽しげに振り返っていた。

その姿は、
子ども時代の「将棋教室」の
恩師がいみじくも語ったように、
「子どもの頃は、世界一、
将棋の好きな子だった。
 今は、世界一、
将棋の好きな棋士になった」
という名言を
彷彿させられた。

次戦は、来月の2、3日にあり、
依然として「3-2」で、
初防衛に「王手」の大一番である。

今度は
勝率9割の「先手番」なので、
それで決めてくれると信じている。

また、今週の29日には、
先日、伊藤四段がコロナ罹患で
延期になった「棋王」戦の
敗者復活戦がある。

それも勝ち進み、
「六冠」目の挑戦権を
是非ゲットしてもらいたいものである。

*

 

棋戦の昼休中に、
スーパーに出かけようと
エンジンをかけたら、
プスン、プスン・・・となり、
(やべぇ!!  バッテリー上がりだぁ・・・)
と、愕然となった。

でも、
勤務日の朝でなかったのは、
幸いであった。

近所のスタンドに電話して、
交換に来てもらおうかとも思ったが、
(まてよ・・・。
 スタンドだと、割高で、しかも、
出張・交換料金まで3000円くらい
ふんだくられるなぁ・・・)
と銭勘定して、
歩いて10分ほどの『ダイユー8』に
買いに行くことにした。

途中にスーパーがあるので、
買い物を済ませてから
ホームセンターまで足を延ばした。

同タイプのものが幸いあったが、
11.800円もした。

それでも、スタンド料金より
何割かは安いはずである。

ただ、ズッシリ重いのなんの(笑)。

米袋と比較してみると
10㎏はありそうだった。

リュックを背負っての、いつもの、
「散歩&買い物」スタイルだったが、
その重みで、帰途の真ん中ほどで
汗をかきはじめた(笑)。

そしたら、なんだか、
映画『ビューティフル・ライフ』で、
あのトーチャンが強制収容所で
超重たいものを運ばされて
汗だくになっていたシーンが
脳裏に浮かんだ(笑)。

ただ、歩いてるだけでも、
10㎏もの負荷がかかると
汗だくになるが、
フーフー言いながらも
昔、看護学校で教えた事のある
「F=ma」や「W = F s」
という物理の運動方程式や
仕事量の公式なぞを思い出した。

バッテリー交換も
何度かDIYでやってるので、
手慣れたもので、10分ほどで出来、
苦労して背負ってきた分と
交換作業の手間賃は、
スタンドの割高品と手数料分の
5000円くらいは十分に稼いだ気がする(笑)。

*

 

寝室の大画面TVで
寝転がって将棋観戦していたら、
休日出勤から戻ったカミさんが、
新しいコーヒー店で
『エスプレッソ・シェイク』なるものを
買ってきてくれたが、
これが滅法界に美味かった!!

400円くらいするようだが、
これは、ハマリそうである(笑)。

*

深層心理学者のユングは
「内的現実は外的現実とシンクロする」
と言った。

なので、
目の前に座る
ひとりのクライエントだけでなく、
サイコ・セラピスト自らも
「社会の病理性」を背負っている、
と常に考えるのである。

そして、それは、
社会的現象や歴史的真実などを
横断的・縦断的に観て、
今現在、どのような深層心理的な
集合無意識的な動きが起こっているのか、
ということを絶えず分析している。

その不断の努力が
【現象から真実を引き出す】
訓練ともなり、さらには、
臨床でサイコセラピーとして
応用が可能になり、
公益に資することになる。

日々、起こる、目まぐるしい
事件・問題・災害などの
社会事象を俯瞰視していると、
ひとつのコンフィギュレーション
(布置)が見える事がある。

それは、さながら、
立体迷路で立ち往生した時に、
二次元平面の一次元上の
三次元上空からは
迷路の構造と出口が一目でわかる、
という事にも似ている。

現象の解釈には、
芥川の『藪の中』のように、
人によって観察がなされる以上、
さまざまな解釈が生じることがあり、
何が本当に起こったのか、
という「事実/ファクト」の限定は
容易でない場合もあり、
その多義性や重層性という事も
検討・考察を要する場合もある。

養老先生は、
【極端と極端の間に中庸が見つかる】
という箴言めいた
名言を言われた。

意識研究者のエハン氏は、
「+/-/ニュートラル」
という視点が
真実を理解するのに必須の
現象の見方であると言っている。

*

YouTubeはじめ
ネット内には、さまざまが
言説が混交して溢れかえっている。

その点、
テレビ・新聞・週刊誌も同様だが、
しかし、メディア媒体が
その報道内容をこぞって
一本化・大合唱化してくると、
どうしても『大本営発表』的な
怪訝さを呈してくる。

まして、今の「オカミ」は、
統一教会汚染をはじめ、
五輪汚染、経済破壊・・・と、
信用失墜も極めりである。

ネットには
「陰謀論」も「陰謀論もどき」も
混在して流布しているが、
その真偽を見極めるには、
まずは、発信者のプロフィールが
きちんと開示されており、
その信用性を点検することである。

そして、その論理の展開が
エビデンス・ベースト
(科学的データに基ずく)の
ファクトを重視して、
そのデータから妥当な結論を
導いているか・・・という、
論文を査読するような
プロセスが要る。

*

現社会の問題キーワードは
「感染症」「ウクライナ」
「政治・経済不安」
に絞れるかもしれない。

「ワールドカップ」「竜王戦」
「紅白出場メンバー」
・・・ではないはずだ(笑)。

「社会病理」の実際を理解するには、
やはり、現象を曇りなき眼で観察し、
歴史的観点、国家力学的観点、
地政学的観点、経済学的観点、
人間学的観点、・・・他、
諸々の学際的視点による
アプローチと分析を要する。

そして、それらから得られた、
ひとつの「見方」は、
作業仮説でもあるので、
定性的・定量的な検証を経て
論理の修正が行われる場合もある。

*

YouTubeにおいて
先のキーワードについて
論説されている、
さまざまなサイトを
「+/-/ニュートラル」
という視点から検証しているが、
どうも、一群の識者の信憑性や
それらの考察内容の一致度から、
「オカミ」のプロパガンダと
マスコミの報道には、
偏向性と操作性を感じるようになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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