玄関室礼の
クリスマス・オナメントの
飾り付けをしていて、
(そーいや・・・
こないだ、段ボールに詰めて
片付けたばっかりだと
思ってたのに・・・)
と感じる自分がいた。
事程左様に、
時の砂時計の
流れ落ちる速度の
速いことよ・・・と、
戦慄を覚えるようだった。
毎日を
味わい深く過ごそうと
意識して見聞き、読み、書き、
そして、仕事をしているが、
おまけに、オシリ痛まで伴う(笑)
充実した日々過ごしている事が、
却って"心理的時間の矢"を
速く感じさせているのかもしれない。
辛い事は長く感じ、
楽しい事はアッという間である、
という、あの原理である。
まさに、
痛し痒し・・・であるなぁ。
若い頃、
戯れに凝ったことのある
各種の占いに拠れば、
自分は「晩年運」とのことだった。
教え子だった
スピリチュアリストの
トヨミちゃんの見立ても
一致していたので、
逆説的に、楽しい日々、
充実した日々が訪れたと
実感しだしたら
そこが「晩年の入り口」なんだ
とボンヤリと思っていた。
・・・とすれば、
オシリ痛やらコロナやらの
災禍との共生は、まだまだ、
万々歳のエブリシングOK的な
状況じゃないから、
「最晩年」ではなさそうだ(笑)。
【メメントモリ・カルペディエム】
(死を忘れな・今を生きよ)
と、一日一回は唱えている。
週4日の通退勤の車中で、
中村先生の仏教学の講義を
拝聴して勉強させて頂いている。
先生は、
宗教学に関して
私淑している偉大な師の
お一人である。
その見識はもとより、
お人柄がたいへん素晴らしく、
好々爺然とした老賢者であられた。
原始仏教をはじめ
万巻の原書にあたられ、
それを世俗に通ずるように
平易な表記で記された功績は
「プロフェッサー・ナカムラ」として
今もって世界中の思想界から
リスペクトを受けている。
その先生の
貴重な生前のお姿が
YouTubeにもいくつか
アップされている。
『こころの時代』の
「忍性律師」の説明のくだりでは、
ハンセン氏病(らい病)の患者を
山の保養所から背負って
奈良の街に降りるという場面で、
感極まって涙声になられ、
それには驚き、また、
こちらの胸も熱くなるようだった。
その患者は感激して、
次に生まれてくる時も
律師のお弟子になりたいので、
ここに痣を持って生まれてくる、
と言って亡くなり、
何年かして言った通りの若者が
やってきたという噺だった。
それを
中村先生が泣きながら
淡々と話されたので
一生忘れることが出来ない気がした。
そしたら、
『忍性』というのが
映画化されていると知って、
これは是非見なければと思った。
⁂
近頃、
ベートーヴェンのピアノ曲や
宗教学の勉強をしていて、
【少年老い易く 学成り難し】
【一寸の光陰 軽んずべからず】
という諺を
しみじみと痛感している。
まさに、
【真理は永遠なり
人の命は一瞬なり】
である。
PNES
(Psychogenic Non-Epileptic Seizure/
心因性非てんかん発作)
を頻発していたJCが
発作が消退してきて、
やれ安心と思っていたら、
今週、単発的に一度起こったという。
揺り戻し的な症状は
よく観ることがあるので、
いつものように箱庭療法に誘ったら
「曼荼羅」相を創りだしたので、
症状のターミネーション(終結)を
象徴していると確認しながらも、
植物円相の周囲をトラの親子を先頭に
しんがりがアヒルとニワトリと、
動物が行進しながら
円相を描いているのを見て
合点がいくようだった。
タイトルを付けさせると
『運動会』だという。
なるほど・・・。
唯一の肉食動物である
大トラ公はまだ
運動会場からは
姿を消してはいなかったのだ。
それでも、
生前と草食動物を従えて、
あたかも退場門から
フィールドを去る前の
行進をしているかのようであった。
きのう、
仕事から帰宅すると、
ご無沙汰していた
Tちゃん先生から
手紙が来ていて、
ご紹介頂いたクライエントから
言付かられたメッセージも
同封されていた。
開けてみると
カウンセラーの
「やんちゃ坊主の頃」
というイメージ画があり
微笑ましく思わせて頂いた。
来年9月の
国試を目指しておられる
お弟子さんたちのために
「私塾」のような
グループ・サイトを立ち上げ、
『あつまれ国試の森』
として、日々、
いろんな「森の住人」に
キャラ変しては
過去問の解説をしている。
以前に、
フェイスアップという
アプリでさんざん遊んだ
「老人」や「女装」への
変換画像をまた使うことになり、
ひと様のお受験をネタに
遊ばせて頂いている。
SC仕事の隙間時間に
近年の過去問と向き合って
クイズのつもりで解いてると
けっこう間違ったりして
冷や汗ものである(笑)。
2年間、必死に受験勉強した事を
駄々忘れしているのである(笑)。
これは、神様が、
この機会に、
自主研修として、
もっぺん基本に返れ、
という御計らいなのかも
しれんなぁ・・・と、
思わせて頂いた。
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