『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

フキノトの季節

2021-02-21 08:35:00 | 趣味
スーパーの店頭に
蕗の薹(フキノトウ)が
出回るようになった。

それを見て、
そろそろ、
フキノト・ハンターの季節到来
かと思い立った。

今日あたり、
天気はイマイチだが、
"狩場"のビッキ沼に
いってみようかしらん・・・。

空振りになったら、
リュートでも持参して
ジョングルール(道化的大道芸人)ごっこ
でもしてくっか・・・。

いちどやってみたい
酔狂な遊びに、
十徳に宗匠頭巾をかぶって
茶道具を持ち出して
登山道や林間に出没する
「即興茶人」という
パフォーマンスがあるが、
なかなか、勇気と行動力がなく
未だに実現できずにいる(笑)。

ついでに、
真っ白な付け髭も
面白かろうと思う(笑)。

何度かやってりゃ、
そのうち、地元のテレビ局が
取材に来るかもである・・・(笑)。

女子アナに
「どうして、
こういう事しようと
思われたんですか?」
と問われたら、
「はい。
もう、世の中が嫌んなって・・・(笑)」
とでも
応えようかしらん。

それと、
駅前の地下道でも、
サングラスに
ロン毛の金髪ウィッグで
付け髭して(笑)、
「妖しいギタリスト」
やって、前に缶カラ置いて
幾ら投げ銭が集まるかも
やってみたい(笑)。

どーせ、
コロナに地震に
放射能汚染に・・・と、
ろくでもない事の連続なんだから、
誰かひとり、こういう
「馬鹿」をやってもいいのでは、
と思っちまうのは、
一休禅師の「風狂」に通ず
トリックスター性かもしれない。

良寛禅師だって、
日がな一日、
子どもと毬ついて
遊戯三昧の境地にあった。

その辞世は

 裏を見せ
  表を見せて
   散るもみじ

である。

この「裏」が、
彼のトリックスター性の
部分であったのだと思う。

一休・良寛ともに
名僧にして聖人である。



去年、めでたく
公認心理師の国試に合格された
S先生が、久しぶりに
カウンセリングに来られた。

院で修士号を取られ、
管理職になられてから
国試に挑戦されて
合格を果たしたのは
まことに天晴な快挙である。

かつて、
100時間もの夢分析に
通っておられたので、
「教育分析」も
ちゃんとされている方だから、
教員退職後には、是非とも
SCの仲間に加わって頂きたい
と期待している。

手土産に頂戴した
高級イチゴの「あまおう」を
ウェッジウッドのオーヴァルに
パーティー・デセールのように
ドレッセしてみた。

さすがに
逸品どうしのマリアージュは
眼にも見事で、
エレガントかつ
ゴージャスな食卓となった。





ブログネタもさることながら、
「美」の創作トレーニングの為にも、
街中の風景から
「素材」になりそうなアイテムを
集めてくる。

散歩コースにもなっている
近所の蓬莱橋の上には
ブロンズの『少女像』があり、
バックが緑の山並に映えて
なかなかのロケーションである。

そういや、最近、
皆川先生ご推薦で
外盤CDを購入して聴いた
モンテヴェルディの『オルフェオ』が
感動的な作品だったが、
その名をよくよく見れば
「モンテ=山」
「ヴェルディ=緑」
なので、日本名なら
さしずめ「緑山さん」なんだぁ・・・
と思ったら、ルネッサンス期の
大作曲家に対して親密感を覚えた。





フェイスブックでは、
自分だけ見れる過去ログが
日替わりでアップされるので、
時折、懐かしく
過ぎ去りし日々を
回顧している。

平成20年(2008)の
O高の勤務時代に
全校生を対象に
体育館でやった講演会は、
とうの昔に忘れていたが、
こんな話をしてたんだぁ・・・と、
他人事のようにも感じられた(笑)。

『性の生物心理学』なんていう
ややこしいテーマになっているが、
生物学と心理学の両方を
やってきた自分ならではの
セレクトだったのだろう。

講演は
会議用レコーダーで
全て手元で机上録音して
取ってあるので、
テープ収納用キャビネットを
探したらあるのだろう。

もっとも、
何百本もあるから
その手間を考えたら
このまま塩漬けになりそうだ(笑)。





同じく、
13年前の50歳頃の
自宅カウンセリング室での
一枚が出てきたが、
当たり前だが、
今、毎朝の洗顔後に、
鏡で見るよりも
ずいぶん若いなぁ・・・と、
驚きもした(笑)。

********

できるだけ、
自分の文章修行として
「やまと言葉」を
多様するように心がけているが、
なかなか、うまくピタリと
ハマる機会は少ない。

これまで、
使ったものと言えば・・・

あまた、あんのん、いささか、
うららか、うるむ、
おいとま、お月さま、お日さま、

おぼろげ、かすむ、
心残り、さすらう、ざわめく、
しがらみ、たおやか、たなびく、
つのる、ときめく、なごり、

なさけ、なじみ、なびく、
秀でる、控える、
久々、吹きさらし、ふくよか、

耽る、ふぶき、ぼんやり、
まぼろし、安らぎ、やむにやまれぬ、
夕暮れ、よしみ、わびしい、

・・・などがある。

なかでも、好きで
よく使うのは
「たおやか」である。

動作などが美しく、
しなやかなで
優しげなさまをいう。

こういう言い回しは、
今のJC/JKたちはおろか、
平成生まれの息子たち世代からも
とんと聞いた覚えがない。

もっとも、
彼らは、SNS世代でもあるので、
「意思の疎通」さえできれば
OKという「情」抜きが
日常なのかもしれない。

「情報」化時代といいながら、
肝心の「情」が脱落しているのは
いかにも皮肉な事だ。

これとて、やまと言葉なら
「なさけ」であり、
文字通り「なさけなし」である(笑)。

発達障害系のクライエントに
臨床場面で多く接する機会があるが、
中には、漢語由来の日本語が持つ
同音異義性が
前後のコンテクストの把握不良から
即断できずに、絶句に至る・・・
という場面もたびたび目撃する。

JC/JKたちであれば、
同世代の会話の輪に入れない、
と嘆き訴える子も少なくない。

例えば、
「しこう」という音からだと、
「思考、志向、指向、嗜好、
施行、試行、至高、歯垢・・・」
などがワープロ変換で
即座に出てくるが、
これを健常者は
会話の前後のコンテクストから
瞬時に脳内変換して
対応しているのである。

この言語能力に関しては、
日本人は外国人とは異なる
特殊な脳内領域を賦活させている、
と解剖学者の養老先生が
仰っていた。


+++++++++++++++++++


過去ログに、
『金光新聞』に掲載された、
教育相談の記事があった。



「高3の女子です。

人づきあいが苦手で、
クラスでも上手くいきません。

今も、友達だった3人の女の子から
シカトされています。

どちらかと言うと、
一人でいるほうが
気楽で好きなんですが、
こんなんで就職したら、
上手くやっていけるかどうか心配です…」

**************************************************

どんな職場でも、
人間関係のない所はありません。

あなたの場合、
きっと内向的な性格なのでしょうね。

でも、それには
その良さがあって、
絵や料理といった
芸術的・創造的活動には、
とても力が発揮できるものです。

そして、それを
トコトン極めることによって、
あなたは自分を深め、
魅力的な人になることができます。

すると、それが自信にもなり、
また、凹(くぼ)んだ所に
水が集まるように、
自ずと人もあなたの所へ
引き寄せられるように
なるかもしれません。

人づきあいが苦手で、
一人でいるのが好きなのであれば、
無理して他人とつきあわなくても
イイと思いますよ。

「誰とでも
上手くやっていかなくてはならない…」
という考えは、
間違った強迫観念です。

「人と上手くつきあえるのに
越したことはない…」
と思い変えることができれば、
ずいぶん楽になるのではないでしょうか。

「将来、職場でやっていけるか不安…」
という気持ちは分かりますが、
これから何がどう変化していくか、
という「先のこと」は
神様にしかわかりません。

今の3人の友達との関係も、
今後、どう変化するかも
わかりませんよ…。

「どうせダメだ…」
と“悪い方に決めつけないこと”
が大事です。

明日、激辛のカレーを食べるからって、
今日から水を飲む人は
いないでしょう・・・(笑)。



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