昨日から
チラチラと降っていた雪が
今朝はすっかり積もって
庭は真っ白になった。
降り始め頃の
茶庭の蹲(つくばい)やら
雪見灯篭なぞが
薄っすらと
綿帽子を被り始めるころが
いちばん頃合いが佳い。
何事も「ほど」が
大事なのかもしれない。
昨年は
ベートーヴェン生誕250年の
記念イヤーだったので、
『パセティック』や『テンペスト』の
3楽章を本気モードでさらってきた。
久しぶりに、
『パセティック』の
主題の合間にある
コラール風の部分を
ゆっくりとペダルを効かせて
フレージングを歌わせてみた。
プロの演奏家は、
主題の速さに合わせて、
この部分もサラリと
何事もなかったかのように
弾き通してしまい、
いささか味わいに欠ける。
この部分は
楽典でいう処の
「反進行」で書かれており、
それが、ずらした「掛け合い」風に
構成されていて、
「七度」の和音なぞもあって、
ゆっくりロング・トーンで演奏すると
聖堂に響き渡るコラールのような
宗教性が感じられるのである
変奏曲の名手でもあった
楽聖らしく、
長いスケール(音階)に
主題旋律を合わせた部分も
プロはあたかも腕の見せ所のように
早いパッセージとして
無機的に聴かせるが、
こことても二分音符と四分音符に
音階が巧みに当て嵌められており
見事に対応しているのである。
ゆっくり弾いて
味わい深いというのは、
楽聖の構築した建造物が
いかに揺るぎなく、
精緻に巧みに
創り上げられたものかが
伺い識れる。
こういうのを
まさに芸術作品と呼ぶに
相応しいのだろう。
今朝の朝刊に
東海林さだおの
新刊広告を見つけたので、
さっそく密林(アマゾン)を
ポチッた。
亡き父が
氏の漫画をこよなく愛してたので、
学生時代から
我が家にはその作品が
すべて揃っていた。
父亡き後は、
自分が後続エッセイ類を
すべて買い上げている。
もう、書棚の
ショージ君コーナーは
100冊を超えているだろう。
氏も齢(よわい)八十三を超え、
今尚、健筆を振るっているのは
頼もしい限りである。
前日の残った
『トルテ・ダニョー』
(仔羊のパイ包み焼き)を
温め直して
パイ生地をパリリと復活させ
自家製のレモン・オリーヴ油と
ミール(蜂蜜)でやってみた。
自宅カウンセリング後の
"ぼっちランチ"だったので、
白の甘口ワインの
「モスカート」を合わせてみた。
作り立て、焼き立てには
及ばないものの、
それでも、
ケフタ/キョフテのような
クミン香の仔羊挽肉の
オリエンタル・テイストと
フレンチ風のパイが
素敵にマリアージュしていた。
Facebookの過去記事が
自分のニュースフィードだけには
表示されるが、
何年か前に載せた
30代のテニス姿を
久しぶりに見て、
その精悍に引き締まった肉体に
(若いなぁ…)
と、なんだか羨望の念を
禁じ得なかった(笑)。
チラチラと降っていた雪が
今朝はすっかり積もって
庭は真っ白になった。
降り始め頃の
茶庭の蹲(つくばい)やら
雪見灯篭なぞが
薄っすらと
綿帽子を被り始めるころが
いちばん頃合いが佳い。
何事も「ほど」が
大事なのかもしれない。
昨年は
ベートーヴェン生誕250年の
記念イヤーだったので、
『パセティック』や『テンペスト』の
3楽章を本気モードでさらってきた。
久しぶりに、
『パセティック』の
主題の合間にある
コラール風の部分を
ゆっくりとペダルを効かせて
フレージングを歌わせてみた。
プロの演奏家は、
主題の速さに合わせて、
この部分もサラリと
何事もなかったかのように
弾き通してしまい、
いささか味わいに欠ける。
この部分は
楽典でいう処の
「反進行」で書かれており、
それが、ずらした「掛け合い」風に
構成されていて、
「七度」の和音なぞもあって、
ゆっくりロング・トーンで演奏すると
聖堂に響き渡るコラールのような
宗教性が感じられるのである
変奏曲の名手でもあった
楽聖らしく、
長いスケール(音階)に
主題旋律を合わせた部分も
プロはあたかも腕の見せ所のように
早いパッセージとして
無機的に聴かせるが、
こことても二分音符と四分音符に
音階が巧みに当て嵌められており
見事に対応しているのである。
ゆっくり弾いて
味わい深いというのは、
楽聖の構築した建造物が
いかに揺るぎなく、
精緻に巧みに
創り上げられたものかが
伺い識れる。
こういうのを
まさに芸術作品と呼ぶに
相応しいのだろう。
今朝の朝刊に
東海林さだおの
新刊広告を見つけたので、
さっそく密林(アマゾン)を
ポチッた。
亡き父が
氏の漫画をこよなく愛してたので、
学生時代から
我が家にはその作品が
すべて揃っていた。
父亡き後は、
自分が後続エッセイ類を
すべて買い上げている。
もう、書棚の
ショージ君コーナーは
100冊を超えているだろう。
氏も齢(よわい)八十三を超え、
今尚、健筆を振るっているのは
頼もしい限りである。
前日の残った
『トルテ・ダニョー』
(仔羊のパイ包み焼き)を
温め直して
パイ生地をパリリと復活させ
自家製のレモン・オリーヴ油と
ミール(蜂蜜)でやってみた。
自宅カウンセリング後の
"ぼっちランチ"だったので、
白の甘口ワインの
「モスカート」を合わせてみた。
作り立て、焼き立てには
及ばないものの、
それでも、
ケフタ/キョフテのような
クミン香の仔羊挽肉の
オリエンタル・テイストと
フレンチ風のパイが
素敵にマリアージュしていた。
Facebookの過去記事が
自分のニュースフィードだけには
表示されるが、
何年か前に載せた
30代のテニス姿を
久しぶりに見て、
その精悍に引き締まった肉体に
(若いなぁ…)
と、なんだか羨望の念を
禁じ得なかった(笑)。
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