きのうは
春分の日に行けなかった
墓参に赴いた。
信夫山墓地にあるため
急こう配の階段を
下りねばならない。
それでも、
ただの坂道だったのが、
ここ数年で、階段と手すりが出来て、
以前ほどは危険ではなくなったが、
それでも、最上段から見下ろすと
けっこうなものがある。
*
次男ながら
祖父母・長兄(亡父)の実家である
「本家」を継いだので、
カミさんの責任感なのか(笑)、
先導されては
彼岸のたびに墓参している。
自分は、
朝晩、ご神前・ご霊前(祖先)に
御祈念しているので、
それで十分だと思っているが、
カミさんは幼かったダンゴ三兄弟を
心から愛してくれた
亡父へのお礼参りのような気持ちが
あるのかもしれない。
*
墓所の眼下には
新卒の頃、初任についた
かつての「女子高」の
円形体育館のドームが目に入り、
ほんのちょっとだけ
当時の想い出が蘇った。
22歳で赴任したので、
高卒の看護専攻科の
19歳の女の子たちは
今は63歳にもなっている(笑)。
*
ロンバケをいいことに、
毎日、ダラダラと
マンガ読書三昧の日々である。
裕に2000冊を超える
自家漫画図書館から、
セットものを寝室に持ち込んでは、
ひがな一日読んでるという
駄々羅ぶりである。
きのうは、
『七人のシェィクスピア』
(第一部/全6巻)
を読了して、満足し、
今朝は、第二部/全16巻を
読み始めている。
史実どおりではなく
彼を素材としたファンタシアだが、
当時の雰囲気や
リュートなぞもリアルに描かれ、
“好み”の世界観に仕上がっている。
*
おとついは
散歩&ツタヤ・ブラウジングで
『艦隊シェフ』の新刊を
買ってきた。
WWⅡとグルメ物のコラボで
どちらも“好み”のカテゴリーなので
面白く読めている。
いずれ、完結したら、
また、忘れた頃に
初刊から通読するつもりである。
***
朝起きると、
カミさんが旅立ち姿で
玄関に荷物を運び出していた。
今日から
三泊四日で
孫のいる大阪と京都へ
「ひとり修学旅行」に行く。
担任としても、
ちょいちょい、
大阪・京都に引率しているが、
公務の時は、頑なに
孫に会うような公私混同は
しないので、カタイなぁ・・・と
揶揄している。
ほんとは
一緒に連れていきたそうだったが、
去年の春に、ハード・スケジュールで、
孫とも教え子たちや元同僚たちとも
沢山あって、濃厚な時間を過ごしたので、
その印象と味わい深さが
未だに強く残っていて
行かなくも結構だった。
懐かしの場所も
沢山巡り、
京料理も沢山堪能した。
これが、最初の最後という肚積もりと
一期一会という一回性の覚悟と
「人生深生き」の体験力で
インヴォルブメントしたので、
人も名所も料理も
一年経っても消化しきれず、
味わいきれていない。
・・・なので、
一読した漫画を再読、
再々読することで、
味わいつくすように
ブログを見返したりしている。
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