正しいさばき

 「もし、人がモーセの律法が破られないようにと、安息日にも割礼を受けるのなら、わたしが安息日に人の全身をすこやかにしたからといって、何でわたしに腹を立てるのですか。
 うわべによって人をさばかないで、正しいさばきをしなさい。」(ヨハネ7:23-24)

---

 この世に「正しい」さばきなど、存在しない。
 あるのは、強者や権力者に都合のいいさばきだ。

 イエスはこの世に来られて、「うわべによって人をさばかないで、正しいさばきをしなさい」と仰った。
 うわべによるさばきというのが、上に書いたこの世でのさばきのことだ。
 正しいさばきというのは、神の義によるさばきである。

 イエスはパリサイ人から、この世でのさばきを受けている。
 しかし、彼らパリサイ人の側こそ、そのようにキリストをさばくことによって、神のさばきを受けたのだ。
 「御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている」(ヨハネ3:18)とあるとおりである。

---

 よろしければクリック下さい。
にほんブログ村 哲学ブログ キリスト教・クリスチャンへ ブログランキングへ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« イエスを信じる 御神のもと »