神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

ブログへのご訪問ありがとうございます


千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

教室内容、お問い合わせはHPをご参照ください

Instagramにて教室風景やお茶のある風景を随時UPしています
よろしければフォローをお願いいたします!

★Facebookページ「中国茶・台湾茶ファンの集い」を作りました
Facebookのアカウントをお持ちの方、いいね!を押して、情報をシェアしてください♪

★サロンへのお問い合わせ、お申し込みのメールには一両日中に必ずお返事を差し上げています
こちらからの返信が届いていない場合は、お手数ですが再度メールをお送りくださいますようお願い申し上げます

★ブログランキングに参加しています
よろしければ、一日ワンクリックお願いいたします♪

『日日是好日』と『好日日記』

2018-11-04 | 茶にまつわる文化・芸術
人生の目標は、いつか「茶人」と呼ばれるようになること・・・と言うことにしている。
この先何年生きられるのかわからないけれど、目標はやはりあった方がいいと思うのだ。

どういう人を「茶人」というのだろうか。
私なりに自分の中で型となるものは存在する。
その型は最初から見えていたわけではない。
これまでの経験に基づいた気付きや、出会った人々からの影響、書物からのヒントなどによって徐々に形ができていった。

そのうちの一冊が森下典子著『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)』であった。

『日日是好日』は映画化され、10月13日に封切られた。
(初日に観賞。感想はブログにUPしました→
そして、公開に合わせて続編の『好日日記―季節のように生きる』が上梓された。

10月の終わりごろ、銀座蔦屋書店で森下先生の出版記念のトークイベントがあり、参加する機会を得た。
映画撮影でのエピソードや『好日日記』を書いた背景についてのお話は本当に楽しく、あっという間に時間が過ぎた。
質疑応答もとても盛り上がり、最後には先生とのツーショット撮影とサイン会があり、ファンにとっては嬉しいイベントであった。

(森下先生には3年前に「麗香茶課」で講座を持っていただいたことがあり、
 その講座の続編もお願いしているが、
 今はまさに引っ張りだこでお忙しくしていらっしゃるので、実現は少し先になりそうだ。)

『好日日記』は森下先生が50代の数年間につけていたお稽古日記がベースとなっており、
それを24節気の小タイトルにまとめたものである。
茶室を出発点として、自然を感じ、季節を味わいながら自分自身を見つめる旅の記録が美しい言葉で綴られている。

ここには私が理想とする「茶人」の姿がある、と思う。
季節の移り変わりを感じながら丁寧にその日を生きる。

「漁夫生涯竹一竿」
森下先生がお好きだとおっしゃった禅語の意味をかみしめている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする